・スクリーン取付の強化
現状使っている135インチのエリートスクリーンは重量が20kgほどで取付に特に難があるわけではないけれど、将来もっと重いスクリーンにも対応できるように取付を強化しました。
ゴールデンウイークに小倉昭和館に映画を観に行って映像の明るさの違いに結構ショックを受けたことで昭和館で使っているスクリーンを調べてみてるとスチュワート製ぽい。スチュワート製スクリーンは調べてみてもあまり有効な情報が得られなくて分かっていることは
・とても重い。140インチクラスだと40~50kgくらい
・とても高価。200万くらい
映像の良さに関しては間違いないけど価格がエリートスクリーンと比べて10倍くらいするのと図面などの資料が全く出てこないので検討が難しい。ホーム用とは違って劇場などのビルトインのみ想定しているのかオーナーが自宅にインストールすることは想定してないっぽい。スクリーン生地が厚いのは音響的に不利だし、織物と違って穴が開いているのは画質的に不利(近い距離の視聴だと)だし情報は少ないしでなんとも悩ましいブランドです。しかし将来的にはチャレンジしたいブランドではあります。
・ディレイの確認
マルチチャンネル各スピーカーはリスニングポイントから等距離設置が理想かもしれないけどうちではもちろんそんな設置はやってないので距離の差分はAVプリの距離設定できちんと合わせている。しかしSPの設置はまるっきりでたらめな設置ではなくて一層と二層はエンクロージャー面が合うようにまではこだわっている(それが正しいかどうかは別として)。この設置でディレイを入れなかったらどんな再生になるのか気になって試してみることにした。
前側はセンタースピーカの距離で統一し、後ろ側はサラウンドスピーカーの距離で統一してみた。
結果から書くとこれはNG。
音像が空間に浮かび上がる様が減退してしまって「ただ音が鳴ってるだけ」の状態になってしまう。ついでに後ろ側のSP距離を全部ゼロ(正確には0.06m)に設定し前側のSP距離をその差分に設定してみたけどほぼ感触は変わらなかった。
タイムアライメントを電気的に補正するのは好ましくないという意見もたまに見かけますが、頼りすぎるのは駄目かもしれないけど補正は入れた方が絶対に良いですね。マルチチャンネル特有の音像の彫刻のようなたたずまいを実現するには不可欠です。