2023年3月12日日曜日

防蟻処理

 5年前にイタチ?対策を業者にお願いした時にシロアリ予防も一緒にやってもらっていたのですがその効果の保証が5年ということでまた新たにお願いすることにしました。

実は自分が耳鼻咽喉科でアレルギーの診断を受けてからいろいろ勉強しながらその対策をしてきたのでシロアリ予防で使う薬剤についても出来るなら使うのを避けたいという気持ちはありました。

今回業者の方に訪問してもらって点検などやってもらう傍らいろいろと教えてもらったのですが薬剤に関しては昔と違って現在のものは危険が少ないと言うことと、以前の施工時に自分自身が特に気になるような健康被害を感じなかったというのもあって5年後の今回もやってもらうことにしました。

5年で効果がなくなっていくというのは逆に言えばそれだけ効果が弱い薬剤を使うということでお客さんの中には逆に「もっと強い薬剤を使わんかい」という人も居るそうです。施工をしてからシロアリの再発まで今まで一番短かった時間は10年という事例があるそうです。羽アリが出現して気付いたわけですがシロアリが侵入し羽ばたくまで2~3年くらいの期間があるそうなので実質は最短で7年と考えて良さそうです。

彼はキャリアとしては500件以上の家の床下に潜っているそうですが我が家の床下は湿気対策としては完璧だそうです。インターネットで調べると情報が得られるので床下に調湿剤や炭を敷く人は案外多いそうですがじめじめした土の上に直接敷いても水分を吸って全く役に立たないのですが防湿シートを敷いてから上に炭を敷くやり方は業者がやるお高い炭シートと考え方は全く同じだそうです。床下換気扇が役に立たないことも私と全く意見が同じで彼は正直な人だなと(笑)逆に感心しました。

湿気対策が出来ていればシロアリは来ないのでは?と思いがちですがヤマトシロアリはその傾向があるのですがイエシロアリなんかは違うそうです。実際彼が持ってるデジカメで動画を見せてもらったのですがベタ基礎の乾燥している床下で蟻道が出来ている例がたくさん出てきました。最近は意外な地域で今まで居なかった種類の蟻が出るようになってるそうで昔の常識は通用しないかもしれません。

1年前に畳の上に置いた段ボールの箱を移動したら箱の下の畳がとんでもないことになっていたなんて動画はかなりおぞましいですね。

それから5年前にイタチの進入口を塞いでからネズミも入ってくることがなくなっていたのですが昨年末くらいからそれらしい気配がするようになったのでついでに相談してみました。

イタチに比べたらネズミ対策は簡単ではないかと思っていたのですがむしろネズミの方が難しいそうです。状況にもよるのですが例えば10匹のネズミを全て駆除するには期間が2~3ヶ月くらいかかる。駆除した後ネズミの進入口塞ぐのにそれを見つけるのはかなり難しい。素人でも粘着シートなどを駆使すれば10匹を1~2匹に減らすことはできるそうですが完璧でないとプロは保証できないし実際そのくらい時間をかけるそうです。

一般の家庭はまだましで神社やお寺さんなどからの動物被害の依頼も多いそうですが建物は大きいし隙間は多いしで莫大な費用がかかるようです。個人的には伝統的な工法の建物は好きなんですがまあ負の面もそれなりに多いようですね。

で我が家の場合は暖かくなった最近は気配がしないこともあってサービスで進入口らしいところを探してもらって自分でそれを塞ぐことにしました。自分では思いもしなかったところを見つけてもらって助かりました。

最近の建売住宅とかだとネズミが侵入するような隙間なんて無いそうですが後からリフォームしたりして配管の後始末が適切でなかったりするとネズミが入ってくるケースも結構あるようです。

アレルギーの症状ですが私の場合は、春や秋に鼻炎、せき、体のだるさ、発熱、目が腫れぼったくなる、顔が痛い、副鼻腔炎(それと関連してと思う歯茎痛)などがありましたが軽い鼻炎以外は克服できています。しかし家に居る間は良いのですが職場に居ると体のだるさや目が腫れぼったくなったりなどはまだありますね。電磁ストレスなんかも疑わしいので対策を考えてみようと思います。私は花粉には特に影響ないです。


2023/3/20追記

今回の防蟻処理では少々鼻や喉に刺激を感じました。特に体調が悪くなるというほどではないですが部屋の換気を2~3日くらいは行う必要がありそうです。

職場の健康診断のオプションでアレルギーの検査を受けることができたので依頼したのですが私の場合全ての対照で陰性でした。ハウスダストやカビなども検査対象にあるのですが不思議です。アレルギーが直ったのか検査に穴があるのか。まあ体調が良いなら全く問題ないのでOKですが。

0 件のコメント:

コメントを投稿