2024年9月28日土曜日

GIXXER250のフォーク調整など

 GIXXER250は先日Fフォークのオーバーホールのついでにスラストベアリングを仕込んでプリロードが以前より2.5mm余計にかかる状態になっています。

たった2.5mmですが車高は上がっているし乗り味もかなり違います。

峠をキレッキレに走るにはトラクションをかけやすくていい感じですがテレッと流して走るときは落ち着かないセッティングです。

足つき性はGSR750ならともかくGIXXER250だと過去にスタンドを出し忘れて車体を傾けてしまっても腕力で戻せたくらい軽いのでそれほど問題にはならないですが、V-STROM250SXほど高くなるとスタンドがなかなか上げられないくらい不便になってきます。私の足の長さと体重では。

実際GSR750だとゼロストップ時に少しバランスを崩しただけで倒してしまいそうになりますがGIXXER250だと未だ転倒はゼロです(2.3万キロ走行)。あまり自慢にはならないですがGIXXER250だとスピードもそれほど出ない(出す気にならない)のでミスをしてもリカバリーしやすくてよほどのことがないと転倒はしないと思います。過去にイノシシと衝突したときもなんとか耐えました。

逆にGSR750はスピードで間違えると簡単に大惨事になっちゃうので「自制心」を肝に銘じておくのがなりより。安定感が抜群なので過去夜間の峠でコーナーでフルバンク中に缶コーヒーの空き缶を踏んでもなんとか耐えました。外壁に貼り付きそうにはなったけど。2度と体験したくないですね。

とまあそういうわけでGIXXER250はもう少しFフォークを動くようにしたいのでフォークの中にあるカラーを2mm切断することにしました。純正のカラーサイズはφ35×170mm。

職業柄、金属加工はある程度馴染みがあるのでそれほど抵抗はないです。家にあるサンダーで落としてヤスリで仕上げました。薄い鉄パイプなので加工は簡単でした。

もともとプロジェクターの上げ下ろしに使おうかと用意したチェーンブロックが役に立ちます。フォークの荷重を抜いてやる必要があるのでトップブリッジに縄をかけて吊ります。
カラーをもどしてお買い物に出かけてきましたが違和感のないセッティングになってご満悦です。(笑)

夏用のグローブが一夏もたずに穴が開きました。
左手のクラッチレバーがあたる部分です。夏用の薄いものとはいえバイク用のグローブは安くはない(4000円弱)のでこれではもう購入できない。

似たようなグローブをホームセンターで購入してきました。
これなら安い(400円弱)ので一夏しかもたなかったとしても問題ないです。

2024年9月21日土曜日

今期のTVアニメ2409

 今期楽しかった作品を記しておきます。


・転生したらスライムだった件3 BS11

・ハズレ枠の状態異常スキル BS11

・多数欠 BS日テレ

・精霊幻想記 BSフジ

・俺は全てをパリイする BS11

・ダンジョンの中のひと BS-TBS

・この世界は不完全すぎる BS-TBS



・ハズレ枠の状態異常スキル

高校のクラス全員異世界に召喚されたけど能力が一番低かった主人公は女神から「廃棄処分」されてしまう。彼が身につけた「状態異常スキル」は女神以外には必殺のスキルのように見えるがレベルが高い相手だと能力を発動するまでのわずかな時間でカウンターをもらう可能性があるよう。女神に対してどう対策を練るのかが見所かな。



・多数欠
これはややルールが難解なデスゲーム。一度見ただけでは展開がもうひとつ理解できませんでした。基本となるのは決まった時間に公開される2択の多数欠で多い方が死んでしまうというルール。つまり主催者は自分以外の人間は全て抹殺したがっている?というところ。それをどう阻止するかで「特権利」などのルールが複雑に絡み合ってくる。



・精霊幻想記
日本から異世界に転生した青年。少年となった彼は生きるのもおぼつかない最下層の暮らしから王族を助けた縁で抜け出す。しかし国を追われることになり旅にでる。旅の道中でいろいろな人と出会ったりしながら力を付けてまた国に戻ってくる。と書いていてシナリオ的には凡庸な気もするのですがキャラクターの魅力がある作品です。



・俺は全てをパリイする
パリイとはボクシングで相手パンチを手で受け流す防御テクニックだったと思う。主人公の青年は子供の時から並外れた忍耐力で冒険者になるための厳しい修行をするがほとんどスキルを身につけることができず、身についたのはパリイなどほんの少しの能力だけ。だけどどんな攻撃でもパリイできてしまうというのは実は無双だったりするというお話。



・ダンジョンの中のひと
公式には7階層までしか踏破されていないダンジョンで10階層に潜ったきり戻ってこない父親を探しに9階層まで潜ったクレイさん(女性のシーフ)。そこで壁の向こう側にダンジョン管理人が居ることを知り、彼女はスカウトされてダンジョンを管理する仕事に就くことになる。ダンジョン運営面白そうです。かわいい絵柄ですがなかなかシビアな作品です。



・この世界は不完全すぎる
ゲームの世界にダイブしデバッグを行う仕事に従事するするハガ。しかしゲームをログアウトできなくなりゲーム世界に閉じ込められている。他にもデバッガーは多数いるのだが真面目にデバッグ作業を続けているのはハガくらいで、他は好き勝手に動いている模様。「デバッグモード」を使わない縛りで戦ったりNPCが予想外の行動したりと面白いです。

2024年9月16日月曜日

GIXXER250のRタイヤ交換など

 たまっていたGIXXER250のメンテナンスをまとめてバイク屋さんで行ってもらいました。

メンテナンスは

・Rタイヤの交換

・ドライブとドリブンスプロケット、チェーンの交換

・FフォークOH+スラストベアリングの追加


GIXXER250は走行2年半で23000kmというところです。普段の足としてたいへん役に立っています。

価格が安い車体だけに使っている部品は当然最低限のクオリティという感じで私のバイクの車歴の中でも際だって安っぽいと感じるところが多いです。事故につながるような性能不足はないですが精度や耐久性が低いです。

フロントブレーキパッドなんて今まで消耗して交換した覚えがないくらいですがGIXXER250の純正は9000キロもたなかったです。交換したゴールデンパッドは今のところほとんど減ってません。

エンジンは最初インジェクションの調子なのかアイドリング回転が不安定(上がり気味)だったり、2速パーシャルで不安定だったりなどありましたが今は安定してます。

納車時にクラッチの切れが悪くてギヤが入りにくかったけどクラッチは構造的にややつながり感をつかみにくいようです。ここはSUZUKI車の伝統でもあるみたいですが。

まあしょぼいパーツがへたったらクオリティの高いパーツと交換していくのも違いを体感できて面白いかもしれません。


・Rタイヤの交換

今まで履いていたのは IRC RMC810。走行は12000キロ程。

右側は完全にスリップサインが出てますが比較的全体をバランス良く使えているようです。

このタイヤはバイクを倒して曲がるような使い方では全然面白くないので個人的にはNGだけどスリップサインが出たこの状態でも性能劣化をほぼ感じません。

新しいタイヤは ブリヂストン TS100H。

これでフロントとおそろいになりました。このタイヤはライフは短いけど純正のGPR300とそれほど性能は変わらなくて価格は安いのでこのバイクで使うにはバランスが良いと思ってます。

GIXXER250特に速くはないけどスポーツ的な走りはそれなりに楽しいですよ。ステップをすらないように対策は必要ですが。私は社外ステップ+車高上げてほとんど当たらなくなりました。


・ドライブとドリブンスプロケット、チェーンの交換

GIXXER250のチェーンはわかりやすくへたります。

走行中のノイズも大きくなるし、写真のようにコマがうねってきました。
まあSUZUKIの250ccのバイクはだいたいこんな感じみたいです。前後スプロケットと合わせて交換しました。
交換したのは 
チェーンは ダイドー 520VX3スチール スプロケットは純正  ついでにハブダンパーも新品に交換。


・FフォークOH+スラストベアリングの追加
Fフォークオイルは走行1万キロ交換と決めてます。前回は交換直後にスプリングもハイパープロに交換してました。オイルは真っ黒に変色していたそうです。スプリングがよく動く証拠かもしれません。オイルはお店の標準品ワコーズを使ってます。
スラストベアリングはフォークの感触が良くなるのを期待してついでなので私が用意して仕込んでもらいました。

純正ワッシャ1枚と比べるとワッシャ2枚とベアリングでプリロードが2.5mm余計にかかるので走行で悪影響が気になるなら後日カラーをカットしようと思います。

フォークのオーバーホールで一つ問題が発生。
新品のスライドブッシュとオイルシールを打ち込む際片側のフォークのみ固くて入らず、ガンガン打ち込んでいると打ち込み工具が壊れたそうです。パーツの精度が悪いようでフォークとブッシュのはめ合いが渋すぎるようです。仕方がないのでオイルシールを2重にいれて応急処置としています。後日またブッシュを抜いて作業のやり直しです。
こんな事例は長いバイク屋さん人生でも初めての経験だそうです。インドクオリティ?なのかな。

作業後にGIXXER250に乗ってみて驚きましたが前後サスを交換したのではないかと思うくらい違います。車高が上がっているし路面のギャップを拾わないし、チェーンは静かだしUターンなんかの安定感も抜群です。何がどう効いているのか正確には分かりませんが見違えました。

私がお世話になっているバイク屋さんは一人で切り盛りしているのと、そろそろサラリーマン的には完全リタイヤしてもいい年齢になってきたので最近仕事がなかなかさばけないようです。飛び込みで知らない相手からバイクの不調について問い合わせが入る機会も増えているようで特定のお店の客ではない「ショップ難民」なライダーも増えてるようです。

なので30年近い常連の私でも仕事を依頼するのが気の毒な気分になることがあります。これから先どうバイクと付き合っていくかいろいろ考えるところでもあります。


現金の持ち合わせが足りなくて夕方もう一度支払いのためにショップを訪れていたら、以前四国ツーリングで一緒したGSR750氏がやってきました。

彼は神奈川在住で宮崎まで足を伸ばした帰りで北九州の同ショップに立ち寄ったとのこと。

バイクがGSX-S1000GTに替わってました。

途中雨につかまったということでカッパを着ての登場で汗びっしょり状態。相変わらず豪快な方です。Tさんまたいつか一緒に走りましょう。

2024年9月14日土曜日

調整あれこれ2409

・BDプレーヤの電源ケーブル修繕

BDプレーヤーのUB9000でBDを読み込むときに失敗する症状が出てきました。使用4年くらい。故障かな?とも思いながらチェックしてみると電源ケーブルのインレットプラグが抜けかかっていました。なぜ抜けかかっているかというとプラグの把持力がなくてゆるゆるでケーブルの自重で勝手に抜けるのです。なぜゆるゆるなのかというと以前使っていたBDレコーダのBW970改のインレット部の寸法が大きすぎてプラグが入らないのを無理矢理ねじ込んでいたから。要はプラグのコネクタ部が塑性変形してちゃんとつかめなくなっているということ。

BW970改も電源ケーブルも同じショップで作られたものです。最初から不具合があるのですがまあパフォーマンス優先で問題があってもショップには文句を言わずに使ってました。こういう雑な仕事は他にもあって自分で手直しをする機会は多かったですね。


仕方がないのでインレットプラグを交換します。ついでにケーブルの綿被覆化も試してみようかとも思ったのですがそれなりに高価な完製品なのでつぶしてしまうのはやめておきます。将来、ACプラグと壁コンセントを使わなくする可能性もあるので最小限の変更にとどめておこうというのもあります。

取り寄せたのはフルテックの無メッキのプラグ。もともと付いてたのはマリンコベースのEauRougeの銀メッキ品ですね。線は銅線に半田処理?してあるのかな。
しかしプラグも値上がりが激しいですね数年前なら金メッキ品が買えた値段が無メッキ品になってます。パフォーマンスの違いは私の耳と目ではよく分かりません。ここに投資する必要は個人的には無さそう。
マニアックなこだわりより工業製品としてまともに作られていることの方がよっぽど大事です。


・共鳴管開口部の変更
リスニングポイント後ろ側の壁には7つ共鳴管タイプの吸音装置を施工してますがそのうちの一つがどうもあまり仕事してるようには見えないので手直しというところ。

床ぎりぎりのところにあった開口部を600mm上にずらしました。
吸音装置は定在波対策で大きな成果を上げてますが定在波がゼロになったわけではないです。
リスニングポイントで音楽を聴いていて音の流れに違和感があれば低域を吸う目的で調整しています。


・空き瓶の活用
空き瓶はこれも低域を吸う目的で以前から使ってましたが室内ではメリットが出ないので室外の音が通り抜ける箇所に設置してみようというところ。

スイープ音でチェックしていると以前設置した天井裏の竹束がびびることが分かってこれの対策にその近くに空き瓶が置けないかと吟味してみました。
ここは低域がたまるポイントらしくて以前からなかなか共振を完全に克服できないところ。
部屋の外に低域を逃がしても戻ってきたら意味がないですからね。
結果が良ければどんどん増やす予定。

コンサートホールや映画館のようなしんとしたスケール感を望むには空間容量が絶対的に足りないですが吸音の工夫はいくらでもできるのでこれからも取り組んでいくことになるでしょう。


・共鳴管の追加
空き瓶を追加すると部屋の癖がさらにはっきりと出るようになったので必要を感じて後ろ壁の共鳴管を追加で製作しました。音道8mタイプ。だんだんこいつの工作も慣れてきて完成度が上がってきました。
低域を吸うには吸える場所に吸えるものを設置する必要があります。低域を吸えば部屋の再生可能な最低域が拡張します。最低域が拡張されればスケール感が出るという寸法です。部屋の容積が足りないならこれしか方法はないんじゃないかな。狭い部屋でピアノのキーを順番にたたいていっても音が出ないキーがあるそうです(部屋の周波数特性ですね)。システムの能力にいくら頼っても無駄になるかもというわかりやすい例えです。空き瓶も含めて必要があれば今後も検討していきます。



・ハイトスピーカーのディレイ変更
某Auro-3D友の会サイトで提案されていたハイトスピーカーのディレイをなくしてしまうというのを試しにやってみました。
フロントLRやサラウンドLR真上にあるハイトスピーカーのディレイをそれぞれ真下のスピーカーと同じ距離設定にするだけです。
が結果は全然駄目ですぐに元にもどしました。「ただ鳴っている」だけの状態に近くなります。ディレイは正確に設定してやった方がフォーカスがきちんと合いますね。
ちなみに私のところではAuro-3Dではなくて5.1chベースのPLⅡz-Heightがメインですが。

2024年9月8日日曜日

ツーリング2409

 今日はGSR750でツーリングに行ってきました。

行き先は熊本県小国町。朝6:00に集合場所を出発し朝食を食べたら戻ってくるというシンプルなプランです。今回は下道オンリーで動物が出たりしそうな場所なのでスピードも控えめ。

目的地に着くまではフルメッシュとはいえジャケットの下に長袖Tシャツを余計に着てたのに寒いくらいでした。

だけど昼食後帰路に付くとみるみる暑くなってきて322号線にたどり着く前には暑さで頭がぼんやりしてきました。

帰着は13:45。

今日の走行距離は280km。

今日の走行メンバーは

・GSX8S

・V-STROM250(黒)

・V-STROM650(黒)

・TDM850

・XL750TRANSALP KATANAは手放したそうです。代わりにハーレーを手に入れたそうですがこのチームでのツーリングには荷が重いので乗ってこないそうです。(笑)

・CB1300SF(青)

・GSX-S1000(23)

・TRACER9GT+ 前回のナイトツーリングではKATANAの危機を救った功労者でした。二人とも運が良かったですね。

・GSR750(私) GIXXER250のメンテナンス依頼がたまっていてなかなか解消されないのが不満。GSRの方は快調そのものです。ただ今日みたいに暑い中車の後ろをとろとろ走るのは宝の持ち腐れ状態で勘弁という感じです。



目的地の小国町にある おぐに天然食ほこすぎ に8:30くらいに到着。ここは予約を受け付けないので寄り道せずまっしぐらにやってきたという感じ。100km以上休憩なしです。



メニューはモーニング1つだけ。あか牛のバーガーサンドセット(1500円)。とってもおいしかったです。隣に渓流があり景色を眺めながらの朝食は最高でした。ドリンクバーでコーヒー、オレンジジュース、ジャージー牛乳が自由に飲めます。



車の後ろについていると暑さと退屈さでとっても眠くなってくるので 道の駅 うきは で休憩。ここは人気スポットらしくて駐車場内は車が列を作って常に満車状態です。旬の果物なら道路沿いに出ているお店で買った方が楽に買い物ができると思う。

2024年8月24日土曜日

つながるメロディ サントラCD

 TVアニメ 響け!ユーフォニアム3 のサントラCDを取り寄せました。


アニメ本編は1クールにむりくり押し込めた感があってサウンドトラック特に吹奏楽パートは全く期待できないと思っていました。
中でもサンフェスでの演奏は過去「ライディーン」やライバル校の「ボレロ」など印象的な演奏があったので今回も期待値が高かっただけに完全にスルーされて残念を通り越して怒りを感じるくらいでした。

サウンドトラックの中身も客観的には物足りないものです。小さなライナーノーツを見ても分かるけど本編とは関係ない曲が入ってたり、今まで一度も収録されなかったアイキャッチのカットなどかき集めた感が強い。

だけど個人的には内容は充実していて良かったと思う。
アイキャッチの各パート音だしもキャラクターの顔が浮かぶようでいいですし、コンバスデュオは参考曲が入ってることで対比が面白いと思いました。

みぞれ先輩が入ってる大学で演奏する「ダッタン人の踊り」はユーフォ2のサントラと比べると随分ゴージャスで素晴らしいです。

物語のクライマックスでもあるユーフォニアムソリを決める目隠しオーディション。
私はCDの演奏を聴いてもやはりどちらが優れているか分かりませんでした。
しかし演奏の優劣も誰が演奏しているかも分かる人には分かるわけで、麗奈が号泣する気持ちも痛いほど分かる。

アニメのサウンドトラックとしては近年まれに見る傑作シリーズだったと思います。

夏休みの工作2024

 もう10日以上前の話ですが夏休みの課題として壁の漆喰塗りのやり直しをやってます。

昨年の秋に塗ったところですが、下地で使う寒冷紗が足りなくて下地処理をやらずに化粧ベニヤに直接漆喰を塗ったところが浮いてきてました。

まあ手抜きはやっぱ駄目だなということで浮いてる箇所は漆喰を剥がしてやり直しというところ。

下地は綿包帯を使ってます。ケーブルの被覆のために取り寄せたものですがたくさんあるので。
完璧とはいえないけどこんな下地でも漆喰の付きは全然違います。
それにしても今年の夏は暑すぎてこの手の作業をやる気にならないですね。

2024年8月12日月曜日

調整あれこれ2408

 ・アース線をほぐしてみる

線の被覆をはいで綿包帯を使う手法は分電盤の配線やUSBケーブルで試してとても良い結果を得たことから次の対象にアース線を選んでトライしてみたというところ。

アース線とはオーディオ用の大地アースで使っている線ですが、私の環境では1つの壁コンセント以降3つの線をつないで大地に持って行ってます。今回はそのうち2番目に使っている長さ4m程度の線です。線材は塩田電線の3芯線。

ちなみに1番目と3番目はそれぞれ壁コンにつながってる30cm程度の線、大地につながっている4mの線、でとりあえず手を出すことはしないつもりです。

長いので皮むきはそれなりに大変です。指にマメができました。
これに綿包帯を巻いてできあがり。
線をねじることにこだわりはないのでなるべく線の癖を取りながら包帯を巻いています。

音は情報量とスケール感アップという感じ。アースを制するものは。。。という格言があるみたいですが確かにパフォーマンスのベースアップには有力でしょう。



・QAAの追加と配置変更
前回追加した側面の壁に左右1個ずつ追加。1次反射面への配置は間違いのない場所。もう1セットくらいは置きたいかな。


センタースピーカーの下に配置していたものを上に配置変更した。ベルはスクリーン上、輪投げ棒は天井の梁に固定。こっちの方が効果が顕著でいい感じ。


・HFレヨネータとE-smogレヨネータを追加
これ増やそうと思えば無限に増やせるところが設計のうまいところ。シアター部屋は電気製品がたくさん置いてあるのでなんとなくこの二つが効果を期待するには一番大きそう。ルームアコースティックを長い時間かけて詰めてきたけどそれが整うのはオーディオではスタート地点に立ったのに過ぎないことを痛感している。機器やアクセサリーのパフォーマンスを享受するには最低限バランス良く鳴らすことができる環境がないとまともな判断も下せない。このシリーズは品位、深み、包容力といろいろな要素でブレークスルーする。モンスターアイテムですな。

ルームアコースティックは整っているけど映画館のようなスケール感を得るにはどうしても空間容量は足りないし、低周波や爆音を出すには共振や音像の飽和があるのは確かです。音量に関しては70dB近辺で満足できるので問題ないけど上を見ればいくらでも上はあるのでしょう。

2024年8月10日土曜日

ツーリング2408

 今日はGIXXER250でツーリングに行ってきました。

暑いので15:00集合場所を出発するセミナイト・ツーリング。15:00は最も暑い時間帯ですがここから山間部を走ってればどんどん涼しくなるのを楽しもうという感じ。

国道322号から英彦山を目指しコークスクリューをたっぷり堪能して大分県杵築市で温泉と食事を楽しんで来ようというコースです。歳のせいかこの季節に夕方の木漏れ日の中山中を走るのは目がよく見えなくてあまりよろしくないです。

帰着は21:45。

今日の走行距離は265km。

今日の走行メンバーは

・V-STROM250SX

・DR-Z400 初参戦。SMでないオフロードバイクのDR-Z。若い方ですがコークスクリューを割と普通にクリアしてました。20年ほど前に彼と同じ歯科関係者でGSX-R750乗りの若者が居たのを思い出しました。

・GSX1100S KATANA

・TRACER9GT+

・GIXXER250(私) 今日は午前中にエンジンオイル交換を済ましてツーリングに参加しました。


大分県杵築市の山香温泉 風の郷 で温泉(主にぬるま湯)に浸かったあと夕食。私は天ぷら定食(1100円)をいただきました。


豊前で高速に乗る前の最後の休憩。今日はペットボトルの飲料を2本休憩のたびに飲み干しました。

2024年8月5日月曜日

8耐を観て2024

 録画を見終わったので備忘録として記しておきます。

今年の優勝は TEAM HRC。HONDAのワークスチームです。3連覇ですね。

危なげなく最初のスティントから最後までトップを走ってました。勝因はやっぱ誰が乗っても早く走れそうなマシンに仕上げているのと速いのに燃費もよくて終盤は入る必要のないPITINも安全マージンを見て行っていました。最後のPITストップでペナルティ40秒をもらっても大丈夫だったのは運もあるかな。

MotoGPライダーのJ.ザルコ選手が参加してくれたのはうれしかった。暑くてとってもつらそうだったけど(笑)。ザルコ選手はバトルになるようなシーンがほぼなかったですね。
今年はペースカーが一度も入ることがなくてたんたんとレースが進みました。ラップ周回も最高記録の220周。コース改修前の219周が今までの最高でした。高橋巧選手が8耐最多勝(6回)を記録しました。宇川さんのように日本のトップライダーというわけではないので印象は薄いかもしれません。いずれにしてもメーカーの看板ライダーでないと達成が難しい記録です。第3ライダーは名越鉄平選手。

2位の YART YAMAHA は8耐表彰台は初めてというのは意外でした。EWCではディフェンディングチャンピオンで今年も現在1位。8耐の予選もポールをとりました。例年スタートでエンジンのかかりが悪くて失敗するのですが今年は大丈夫でした。序盤カネパ選手のスプリントレース的攻めが印象的でした。その後危なげなく2位を独走してました。

3位の YOSHIMURA SERT は4位の TEAM KAGAYAMA と常に競っていてどちらも応援したい自分としては終始ハラハラしてました。例年ならガツガツトップを狙うような走りですが今年は燃費を重視した安定感のある走り。1給油での周回もHRCより1周多い感じでした。YOSHIMURAにはMoto2ライダーのアレナスが参戦していて意外でした。彼のことは今まで興味なかったのですが見直しました。昨年までエスパルスで参戦していた渥美心選手の走りが激アツで感動しました。チームがペナルティでピットスルーをもらったのでKAGAYAMAとの勝負は終わったと思ったのですがシャリーンとのバトルを制して3位を決めたのは本当に素晴らしかったです。



4位の TEAM KAGAYAMA はSUZUKIのチームの印象が強かったのですが今年はDUCATIで参戦してきました。速いけど完走は無理だろうと思ってたのですがほぼノントラブルで走りきりました。本国からのサポートも手厚かったようでセミワークス的なチームのようでした。

5位の BMWワークス はスタート直後のホールショットを決めました。外国車がホールショットをとったのは初めてらしいです。5位までのバイクメーカーがすべてバラバラというのも珍事。それだけ相対的に外国車の力が上がってきているということでしょう。

その他気になったチームとしてはSUZUKIで オートレース宇部 は昨年初参戦で見事なレースを披露しましたが今年も終始7~9位あたりを走っていながら終盤転倒PITINで順位を大きく落としました。ベテランのA.ウエスト選手は暑い中お疲れ様でした。Moto2ライダーのバルタス選手が速かったですね。

それからSUZUKIはワークスチームで参戦してきましたが勝負するためというよりはサステナブルを意識したマシンでアピールしていました。しかしそれでも結果は8位なのでさすがのワークスチームです。これからのワークスチームは勝負だけではなくてこういう取り組みもありかもしれません。

HONDAの ハルクプロ は事前のアクシデントで2人ライダー体制で臨んだのにBMWと5位を争う位置を走ってました。しかし終盤ライダーが力尽きてPITIN時間が長くなり順位を落としました。何年か前にトップを争うライダーがダブルスティントをやったことがありましたが命に関わることなのでライダーファーストのレースをやるのは良いことだと思う。優勝したHRCは3人をきちんと使い切るような形で優勝しました。無理のないレース運びも耐久レースでは大切でしょう。

HONDAの有力チームは多いので明暗を分けるシーンも出がち。EWCを戦うTSRは何度か転倒してしまい残念な結果になってます。昨年は序盤の転倒から巻き返してたので対照的なレースでした。

最後にKAWASAKIはどこに行ってしまったのかな?台数も少ないようで前の方を走っているチームも皆無で残念。

直前まで分からなかったけどBS12さんが 放送してくれたのは助かりました。

放送はまだ不慣れな点が多くて特に北川さんのピットレポートは面白くないのでやらない方が良かったと思います。来年も放送期待してます。

2024年8月3日土曜日

国際会議場のフェア2024

 今日は福岡のオーディオイベントに行ってきました。

TIASが7月に開催された影響でこのイベントも8月ととっても暑い季節に開催。GSR750で行こうか迷ったけどシエラで行ってきました。行きも帰りも高速で渋滞が発生していてシエラで行って良かったと思います。

総じてステレオの音は日頃自分ちのシアター部屋で聴いている音と比べると2本のスピーカーからなかなか音が離れてくれない感じでああステレオの音だな(笑)と感じます。それでも最新のハイエンド機の音を聴くのは楽しいですね。

お昼ご飯を会場のレストランでとりましたが以前の業者とは変わってました。以前の業者はランチもメニューからなくなっていてしょぼくなってましたのでさもありなんというところ。先にお金を払うシステムは同じだけど注文してから30分くらい待たされました。しかもセルフサービス。ランチメニューが豊富なのはいいけどまだ12時台なのに次々にSOLD OUTしてました。AIMビルも何年か前にレストランが廃業になってしまったのでこういう場所での経営は難しいのでしょう。

今日体験してきたデモを記録しておきます。





N1(DELA) → CascadeDAC(MSB) → 1110(Boulder) → 1160 → PLURAL EVO(ZELLATON)

AXISSさんのデモ。CascadeDACとZELLATONのスピーカーはまだ未公開ということで貴重な音が聴けました。CascadeDACはデジタル・アナログ・電源の3筐体構成。ZELLATONのスピーカーはユニットが特殊な構造で3ユニットの平面バッフルなのに音のまとまりがすばらしい。Boulderのアンプは昔使っていたことがあるけど音の傾向は変わってなさそう。



WE-4700(SAEC)  →  EA550(Phasemation) →  L-509Z(Luxman) →  SuperHL5plusXD(Harbeth)

SAECさんのデモ。決して安価なシステムではないけど先のAXISSさんの時折「深淵」を覗くようなクオリティと比べるとトラディショナルななじみ深い音で安心する。HL5はいろいろ手を加えた現代版ということで低域の出方が良くなってるそうです。仮想アースの聴き比べなんかもやってたけどたいした違いには聞こえませんでした。
まあこれだけ大きな空間で鳴らせばシステムの素の音が聴けるのは間違いないと思う。


061(Burmester)  → 727(soulution)  → 711 → StradivariG2(Sonus faber)

本当はエステロンのスピーカーを鳴らす予定だったけどお客さんのリクエストでソナスを鳴らすことになった。某雑誌で高く評価されているそうで人気があるのかな?個人的には全く興味がないモデルでちょっと聴きでは音も特に魅力を感じない。スピーカー背面の壁に吸音材を置いてあって部屋をできるだけ響かせないようにしあるのとスピーカーの形状からもバッフル面に出音が集中して面白くないのです。ただ得意な音源とマッチすると魅力的な音場を展開するのと楽器個々の音色はいけてます。ややドライだけど。
アナログレコードを1枚だけこのタンテで再生してくれたけどレコードをクランプする機構が素晴らしいです。どういう機構なのか少し離れて見ただけでは分からなかった。



ARD-N30SA-S(Aurender)  → BRI-M21(Bricasti design)  → BRI-M20  → BRI-M15  → Coax811(Piega)

エミライさんのデモ。オーレンダーのネットワークトランスポートは興味があったのですが音を聴くのは初めてです。もうこのジャンルでは老舗になるしHDMI出力さえあればマルチチャンネル再生にも簡単に使えるけど残念ながらそっちには興味なさそう。再生機器は個人的にはクオリティよりも使い勝手の方を優先するのでPCのような面倒なのやハイエンドな高価なものには興味がないです。その点オーレンダーはシステムの安定度なども含めて使い勝手がよさそう。
2筐体構成なのはコントロール部とトランスポート部で別筐体ということです。

Bricastiは元マドリガルやレキシコンのスタッフがおこしたブランドということでデザインがレビンソン風味。DACはチップストレートの音とユニットの音を切り替えできるそうで比較試聴してました。私は断然チップストレートが好みでした。



映像のブースではソニーさんのデモを体験してきました。



相変わらずリビングでの明るい環境下で家族で楽しむシアターの提案をやってます。個人的には嗜好が全く逆なので興味ないですが3000ルーメンもあるプロジェクターの輝度は良いと思います。現状不満があるとすればサウンドスクリーンに投影する映像の暗さだけなので。

2024年7月28日日曜日

虎に翼

 私の母親は専業主婦でした。

私が子供の頃から家に帰れば家に居るのが当たり前で女性の生き方としては個人的には最もしっくりくる生き方と感じています。それが私の中では原風景となっているからです。

実際母親が父親が従事していた仕事の代わりをやったり、父親が家事をやったりなどは本人たちの能力的な意味で無理があります。

それは差別などではなく適材適所ということで本人たちがその能力を効率よく発揮させることができるポジションにつくということで自然なことだと思ってきました。

話は変わりますが、アメリカでは黒人奴隷の解放は余計なことで自分たちは黒人たちとうまくやっていたのだと今でも主張する白人がいるそうです。彼らにとっては黒人が白人の奴隷として生きることは適材適所であってなんの不自然もないということなのでしょう。

この考え方と先の家庭内分業の考え方はどこが違うのだろうと考えるとわからなくなってきます。

大事なことは本人たちに選択する機会が与えられているのか?自分たちで生き方を決めることができるのか?ということでしょう。

なので夫婦間で家事と仕事をフィフティ・フィフティでやらないといけないというふうに決めつけるのもおかしいけど、男女で役割の線引きをする必要もないということ。当然に彼らの能力や適性などでその役割を決めれば良いのでしょう。


前置きが長くなってしまいましたがNHKの連続テレビ小説「虎に翼」のテーマはまさにこのジェンダー差別について。

妻は「無能力者」で夫の庇護を受けなくてはならないというように法律で定められていた時代に女性初の弁護士を目指して奮闘する猪爪寅子(いのつめともこ)が主人公。名前の印象の通り猪突猛進タイプの女性で世の中の疑問に対して体当たりで突破しようとする。

司法試験では男子よりも高い点数をとらないとまず合格できないだろうし、足を引っ張られる要素は周りにゴロゴロしている。(今の時代でも医学部で女子受験生の合格点数のハンデはありましたよね)。

キャラクター的に面白いと思ったのはヨネさんですね。彼女の硬派っぷりは半端ない。打算とは全く無縁で気に入らなければ試験の教官相手でも反骨する。普通、目的のためには少しぐらい要領よくふるまうことも必要でしょうに。(笑)

司法試験突破を目指し奮闘する前半と比べると戦後の後半はややおとなしい展開。

仕事と家庭との両立のテーマは難しい問題だと思う。家政婦さんのように協力してくれる存在なしで、母子家庭で高度に仕事と家庭の両立は不可能だと思う。

現代でも子育てのための育休として休める仕事なんて入ったばかりの新入社員くらいなら可能かもしれないが中堅以上の社員だと代わりを務めて周りがサポートするにはいろいろ無理があると思う。日頃からそれだけ余裕のある人員体制の職場ってそうそうないでしょう。余裕のある体制を目指せばますます給料が上がらなくなりそうですね。

なんていろいろ考えるヒントを与えてくれるドラマです。