2012年5月30日水曜日

新藤兼人監督


4月に日本映画専門チャンネルで放送された新藤兼人監督作品特集では「人間」、「裸の島」、「原爆の子」、「落葉樹」、「裸の十九才」を鑑賞しました。
最後まで観たのは裸の十九才だけなのですがどの作品も印象に残る作品でした。
・人間 お盆休みに軽い気持ちで小遣いかせぎに船で沖に出た人々が遭難し追い詰められていく姿を描く。
・裸の島 ある家族だけが本土から離れた小さな島で暮らしている。手こぎ船で子供達を学校に送ったり農業用水を毎朝運んだりして畑を作っている。
・原爆の子 日本の市井からの視点で原爆を描いた貴重な作品。乙羽信子さんが若々しく新鮮です。
・落葉樹 中年男が幼少の頃のお母さんとの甘〜い思い出を綴る。
・裸の十九才 映画鑑賞日記に記しました。
100才の最期まで現役を貫いた新藤監督は現在存命中のどの映画監督よりももっと注目されるべき監督だと思います。
ご冥福をお祈りします。

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