2024年9月28日土曜日

GIXXER250のフォーク調整など

 GIXXER250は先日Fフォークのオーバーホールのついでにスラストベアリングを仕込んでプリロードが以前より2.5mm余計にかかる状態になっています。

たった2.5mmですが車高は上がっているし乗り味もかなり違います。

峠をキレッキレに走るにはトラクションをかけやすくていい感じですがテレッと流して走るときは落ち着かないセッティングです。

足つき性はGSR750ならともかくGIXXER250だと過去にスタンドを出し忘れて車体を傾けてしまっても腕力で戻せたくらい軽いのでそれほど問題にはならないですが、V-STROM250SXほど高くなるとスタンドがなかなか上げられないくらい不便になってきます。私の足の長さと体重では。

実際GSR750だとゼロストップ時に少しバランスを崩しただけで倒してしまいそうになりますがGIXXER250だと未だ転倒はゼロです(2.3万キロ走行)。あまり自慢にはならないですがGIXXER250だとスピードもそれほど出ない(出す気にならない)のでミスをしてもリカバリーしやすくてよほどのことがないと転倒はしないと思います。過去にイノシシと衝突したときもなんとか耐えました。

逆にGSR750はスピードで間違えると簡単に大惨事になっちゃうので「自制心」を肝に銘じておくのがなりより。安定感が抜群なので過去夜間の峠でコーナーでフルバンク中に缶コーヒーの空き缶を踏んでもなんとか耐えました。外壁に貼り付きそうにはなったけど。2度と体験したくないですね。

とまあそういうわけでGIXXER250はもう少しFフォークを動くようにしたいのでフォークの中にあるカラーを2mm切断することにしました。純正のカラーサイズはφ35×170mm。

職業柄、金属加工はある程度馴染みがあるのでそれほど抵抗はないです。家にあるサンダーで落としてヤスリで仕上げました。薄い鉄パイプなので加工は簡単でした。

もともとプロジェクターの上げ下ろしに使おうかと用意したチェーンブロックが役に立ちます。フォークの荷重を抜いてやる必要があるのでトップブリッジに縄をかけて吊ります。
カラーをもどしてお買い物に出かけてきましたが違和感のないセッティングになってご満悦です。(笑)

夏用のグローブが一夏もたずに穴が開きました。
左手のクラッチレバーがあたる部分です。夏用の薄いものとはいえバイク用のグローブは安くはない(4000円弱)のでこれではもう購入できない。

似たようなグローブをホームセンターで購入してきました。
これなら安い(400円弱)ので一夏しかもたなかったとしても問題ないです。

2024年9月21日土曜日

今期のTVアニメ2409

 今期楽しかった作品を記しておきます。


・転生したらスライムだった件3 BS11

・ハズレ枠の状態異常スキル BS11

・多数欠 BS日テレ

・精霊幻想記 BSフジ

・俺は全てをパリイする BS11

・ダンジョンの中のひと BS-TBS

・この世界は不完全すぎる BS-TBS



・ハズレ枠の状態異常スキル

高校のクラス全員異世界に召喚されたけど能力が一番低かった主人公は女神から「廃棄処分」されてしまう。彼が身につけた「状態異常スキル」は女神以外には必殺のスキルのように見えるがレベルが高い相手だと能力を発動するまでのわずかな時間でカウンターをもらう可能性があるよう。女神に対してどう対策を練るのかが見所かな。



・多数欠
これはややルールが難解なデスゲーム。一度見ただけでは展開がもうひとつ理解できませんでした。基本となるのは決まった時間に公開される2択の多数欠で多い方が死んでしまうというルール。つまり主催者は自分以外の人間は全て抹殺したがっている?というところ。それをどう阻止するかで「特権利」などのルールが複雑に絡み合ってくる。



・精霊幻想記
日本から異世界に転生した青年。少年となった彼は生きるのもおぼつかない最下層の暮らしから王族を助けた縁で抜け出す。しかし国を追われることになり旅にでる。旅の道中でいろいろな人と出会ったりしながら力を付けてまた国に戻ってくる。と書いていてシナリオ的には凡庸な気もするのですがキャラクターの魅力がある作品です。



・俺は全てをパリイする
パリイとはボクシングで相手パンチを手で受け流す防御テクニックだったと思う。主人公の青年は子供の時から並外れた忍耐力で冒険者になるための厳しい修行をするがほとんどスキルを身につけることができず、身についたのはパリイなどほんの少しの能力だけ。だけどどんな攻撃でもパリイできてしまうというのは実は無双だったりするというお話。



・ダンジョンの中のひと
公式には7階層までしか踏破されていないダンジョンで10階層に潜ったきり戻ってこない父親を探しに9階層まで潜ったクレイさん(女性のシーフ)。そこで壁の向こう側にダンジョン管理人が居ることを知り、彼女はスカウトされてダンジョンを管理する仕事に就くことになる。ダンジョン運営面白そうです。かわいい絵柄ですがなかなかシビアな作品です。



・この世界は不完全すぎる
ゲームの世界にダイブしデバッグを行う仕事に従事するするハガ。しかしゲームをログアウトできなくなりゲーム世界に閉じ込められている。他にもデバッガーは多数いるのだが真面目にデバッグ作業を続けているのはハガくらいで、他は好き勝手に動いている模様。「デバッグモード」を使わない縛りで戦ったりNPCが予想外の行動したりと面白いです。

2024年9月16日月曜日

GIXXER250のRタイヤ交換など

 たまっていたGIXXER250のメンテナンスをまとめてバイク屋さんで行ってもらいました。

メンテナンスは

・Rタイヤの交換

・ドライブとドリブンスプロケット、チェーンの交換

・FフォークOH+スラストベアリングの追加


GIXXER250は走行2年半で23000kmというところです。普段の足としてたいへん役に立っています。

価格が安い車体だけに使っている部品は当然最低限のクオリティという感じで私のバイクの車歴の中でも際だって安っぽいと感じるところが多いです。事故につながるような性能不足はないですが精度や耐久性が低いです。

フロントブレーキパッドなんて今まで消耗して交換した覚えがないくらいですがGIXXER250の純正は9000キロもたなかったです。交換したゴールデンパッドは今のところほとんど減ってません。

エンジンは最初インジェクションの調子なのかアイドリング回転が不安定(上がり気味)だったり、2速パーシャルで不安定だったりなどありましたが今は安定してます。

納車時にクラッチの切れが悪くてギヤが入りにくかったけどクラッチは構造的にややつながり感をつかみにくいようです。ここはSUZUKI車の伝統でもあるみたいですが。

まあしょぼいパーツがへたったらクオリティの高いパーツと交換していくのも違いを体感できて面白いかもしれません。


・Rタイヤの交換

今まで履いていたのは IRC RMC810。走行は12000キロ程。

右側は完全にスリップサインが出てますが比較的全体をバランス良く使えているようです。

このタイヤはバイクを倒して曲がるような使い方では全然面白くないので個人的にはNGだけどスリップサインが出たこの状態でも性能劣化をほぼ感じません。

新しいタイヤは ブリヂストン TS100H。

これでフロントとおそろいになりました。このタイヤはライフは短いけど純正のGPR300とそれほど性能は変わらなくて価格は安いのでこのバイクで使うにはバランスが良いと思ってます。

GIXXER250特に速くはないけどスポーツ的な走りはそれなりに楽しいですよ。ステップをすらないように対策は必要ですが。私は社外ステップ+車高上げてほとんど当たらなくなりました。


・ドライブとドリブンスプロケット、チェーンの交換

GIXXER250のチェーンはわかりやすくへたります。

走行中のノイズも大きくなるし、写真のようにコマがうねってきました。
まあSUZUKIの250ccのバイクはだいたいこんな感じみたいです。前後スプロケットと合わせて交換しました。
交換したのは 
チェーンは ダイドー 520VX3スチール スプロケットは純正  ついでにハブダンパーも新品に交換。


・FフォークOH+スラストベアリングの追加
Fフォークオイルは走行1万キロ交換と決めてます。前回は交換直後にスプリングもハイパープロに交換してました。オイルは真っ黒に変色していたそうです。スプリングがよく動く証拠かもしれません。オイルはお店の標準品ワコーズを使ってます。
スラストベアリングはフォークの感触が良くなるのを期待してついでなので私が用意して仕込んでもらいました。

純正ワッシャ1枚と比べるとワッシャ2枚とベアリングでプリロードが2.5mm余計にかかるので走行で悪影響が気になるなら後日カラーをカットしようと思います。

フォークのオーバーホールで一つ問題が発生。
新品のスライドブッシュとオイルシールを打ち込む際片側のフォークのみ固くて入らず、ガンガン打ち込んでいると打ち込み工具が壊れたそうです。パーツの精度が悪いようでフォークとブッシュのはめ合いが渋すぎるようです。仕方がないのでオイルシールを2重にいれて応急処置としています。後日またブッシュを抜いて作業のやり直しです。
こんな事例は長いバイク屋さん人生でも初めての経験だそうです。インドクオリティ?なのかな。

作業後にGIXXER250に乗ってみて驚きましたが前後サスを交換したのではないかと思うくらい違います。車高が上がっているし路面のギャップを拾わないし、チェーンは静かだしUターンなんかの安定感も抜群です。何がどう効いているのか正確には分かりませんが見違えました。

私がお世話になっているバイク屋さんは一人で切り盛りしているのと、そろそろサラリーマン的には完全リタイヤしてもいい年齢になってきたので最近仕事がなかなかさばけないようです。飛び込みで知らない相手からバイクの不調について問い合わせが入る機会も増えているようで特定のお店の客ではない「ショップ難民」なライダーも増えてるようです。

なので30年近い常連の私でも仕事を依頼するのが気の毒な気分になることがあります。これから先どうバイクと付き合っていくかいろいろ考えるところでもあります。


現金の持ち合わせが足りなくて夕方もう一度支払いのためにショップを訪れていたら、以前四国ツーリングで一緒したGSR750氏がやってきました。

彼は神奈川在住で宮崎まで足を伸ばした帰りで北九州の同ショップに立ち寄ったとのこと。

バイクがGSX-S1000GTに替わってました。

途中雨につかまったということでカッパを着ての登場で汗びっしょり状態。相変わらず豪快な方です。Tさんまたいつか一緒に走りましょう。

2024年9月14日土曜日

調整あれこれ2409

・BDプレーヤの電源ケーブル修繕

BDプレーヤーのUB9000でBDを読み込むときに失敗する症状が出てきました。使用4年くらい。故障かな?とも思いながらチェックしてみると電源ケーブルのインレットプラグが抜けかかっていました。なぜ抜けかかっているかというとプラグの把持力がなくてゆるゆるでケーブルの自重で勝手に抜けるのです。なぜゆるゆるなのかというと以前使っていたBDレコーダのBW970改のインレット部の寸法が大きすぎてプラグが入らないのを無理矢理ねじ込んでいたから。要はプラグのコネクタ部が塑性変形してちゃんとつかめなくなっているということ。

BW970改も電源ケーブルも同じショップで作られたものです。最初から不具合があるのですがまあパフォーマンス優先で問題があってもショップには文句を言わずに使ってました。こういう雑な仕事は他にもあって自分で手直しをする機会は多かったですね。


仕方がないのでインレットプラグを交換します。ついでにケーブルの綿被覆化も試してみようかとも思ったのですがそれなりに高価な完製品なのでつぶしてしまうのはやめておきます。将来、ACプラグと壁コンセントを使わなくする可能性もあるので最小限の変更にとどめておこうというのもあります。

取り寄せたのはフルテックの無メッキのプラグ。もともと付いてたのはマリンコベースのEauRougeの銀メッキ品ですね。線は銅線に半田処理?してあるのかな。
しかしプラグも値上がりが激しいですね数年前なら金メッキ品が買えた値段が無メッキ品になってます。パフォーマンスの違いは私の耳と目ではよく分かりません。ここに投資する必要は個人的には無さそう。
マニアックなこだわりより工業製品としてまともに作られていることの方がよっぽど大事です。


・共鳴管開口部の変更
リスニングポイント後ろ側の壁には7つ共鳴管タイプの吸音装置を施工してますがそのうちの一つがどうもあまり仕事してるようには見えないので手直しというところ。

床ぎりぎりのところにあった開口部を600mm上にずらしました。
吸音装置は定在波対策で大きな成果を上げてますが定在波がゼロになったわけではないです。
リスニングポイントで音楽を聴いていて音の流れに違和感があれば低域を吸う目的で調整しています。


・空き瓶の活用
空き瓶はこれも低域を吸う目的で以前から使ってましたが室内ではメリットが出ないので室外の音が通り抜ける箇所に設置してみようというところ。

スイープ音でチェックしていると以前設置した天井裏の竹束がびびることが分かってこれの対策にその近くに空き瓶が置けないかと吟味してみました。
ここは低域がたまるポイントらしくて以前からなかなか共振を完全に克服できないところ。
部屋の外に低域を逃がしても戻ってきたら意味がないですからね。
結果が良ければどんどん増やす予定。

コンサートホールや映画館のようなしんとしたスケール感を望むには空間容量が絶対的に足りないですが吸音の工夫はいくらでもできるのでこれからも取り組んでいくことになるでしょう。


・共鳴管の追加
空き瓶を追加すると部屋の癖がさらにはっきりと出るようになったので必要を感じて後ろ壁の共鳴管を追加で製作しました。音道8mタイプ。だんだんこいつの工作も慣れてきて完成度が上がってきました。
低域を吸うには吸える場所に吸えるものを設置する必要があります。低域を吸えば部屋の再生可能な最低域が拡張します。最低域が拡張されればスケール感が出るという寸法です。部屋の容積が足りないならこれしか方法はないんじゃないかな。狭い部屋でピアノのキーを順番にたたいていっても音が出ないキーがあるそうです(部屋の周波数特性ですね)。システムの能力にいくら頼っても無駄になるかもというわかりやすい例えです。空き瓶も含めて必要があれば今後も検討していきます。



・ハイトスピーカーのディレイ変更
某Auro-3D友の会サイトで提案されていたハイトスピーカーのディレイをなくしてしまうというのを試しにやってみました。
フロントLRやサラウンドLR真上にあるハイトスピーカーのディレイをそれぞれ真下のスピーカーと同じ距離設定にするだけです。
が結果は全然駄目ですぐに元にもどしました。「ただ鳴っている」だけの状態に近くなります。ディレイは正確に設定してやった方がフォーカスがきちんと合いますね。
ちなみに私のところではAuro-3Dではなくて5.1chベースのPLⅡz-Heightがメインですが。

2024年9月8日日曜日

ツーリング2409

 今日はGSR750でツーリングに行ってきました。

行き先は熊本県小国町。朝6:00に集合場所を出発し朝食を食べたら戻ってくるというシンプルなプランです。今回は下道オンリーで動物が出たりしそうな場所なのでスピードも控えめ。

目的地に着くまではフルメッシュとはいえジャケットの下に長袖Tシャツを余計に着てたのに寒いくらいでした。

だけど昼食後帰路に付くとみるみる暑くなってきて322号線にたどり着く前には暑さで頭がぼんやりしてきました。

帰着は13:45。

今日の走行距離は280km。

今日の走行メンバーは

・GSX8S

・V-STROM250(黒)

・V-STROM650(黒)

・TDM850

・XL750TRANSALP KATANAは手放したそうです。代わりにハーレーを手に入れたそうですがこのチームでのツーリングには荷が重いので乗ってこないそうです。(笑)

・CB1300SF(青)

・GSX-S1000(23)

・TRACER9GT+ 前回のナイトツーリングではKATANAの危機を救った功労者でした。二人とも運が良かったですね。

・GSR750(私) GIXXER250のメンテナンス依頼がたまっていてなかなか解消されないのが不満。GSRの方は快調そのものです。ただ今日みたいに暑い中車の後ろをとろとろ走るのは宝の持ち腐れ状態で勘弁という感じです。



目的地の小国町にある おぐに天然食ほこすぎ に8:30くらいに到着。ここは予約を受け付けないので寄り道せずまっしぐらにやってきたという感じ。100km以上休憩なしです。



メニューはモーニング1つだけ。あか牛のバーガーサンドセット(1500円)。とってもおいしかったです。隣に渓流があり景色を眺めながらの朝食は最高でした。ドリンクバーでコーヒー、オレンジジュース、ジャージー牛乳が自由に飲めます。



車の後ろについていると暑さと退屈さでとっても眠くなってくるので 道の駅 うきは で休憩。ここは人気スポットらしくて駐車場内は車が列を作って常に満車状態です。旬の果物なら道路沿いに出ているお店で買った方が楽に買い物ができると思う。