今日は地元小倉のオーディオ&ビジュアルフェアに行ってきました。
視聴したシステムを記しておきます。
・MCD600(McIntosh) → MA8950 → HL-Compact 7ES-3(Harbeth)
フルテックさんのデモ。
フルテックさんが単体でデモをやってるのは初めての経験です。今まで台湾のメーカーだと誤解していました。古河電工がルーツで製造が台湾という会社ですね。大まかには雑誌で受賞したモデルを中心に効果の程を確認する感じのデモでした。電源のインラインフィルターに関しては私に感想を求められたので率直な感想を述べてしまって失礼しました。仕事柄弱点や課題を探すのに慣れているので。悪いものではないですがこの手のアイテムにはどうしてもネガな部分を注視してしまいます。
興味深かったのは電源タップを価格順に3種類聴き比べが出来ました。
図抜けて高価な写真のタップはやっぱいいです。金額ほどの価値があるかと問われると私にはないですが。エミライさんのデモ。
送り出しはaurenderを使いたかったみたいですが別室の評論家の講演に取られたとかでネットワークプレーヤー兼プリメインアンプのブルメスター機を使ったシンプルなシステムです。昔PMCのIB1Sを使っていたので今のPMCの音には興味がありました。私のイメージするPMCの音とは違ってホームオーディオしてるなという感じです。シンプルなシステムですが音はかなりいいです。低域にやや窮屈さはありますが音離れが良くて空間に音像を浮かび上がらせる。
エレクトリさんのデモ。
初めて見るスピーカーですが元ディナウディオのエンジニアと台湾の経営者が4年ほど前に設立したメーカーだそうです。38cmウーファーを生かした豪快な表現が持ち味で200万弱の価格設定は今時では安いと思う。NADACは以前のメーカーがプロ機専門になってホーム用を作れなくなったのでカナダの別の会社が製造を引き継いだ模様。fidataを押し出し機として使っているせいかやや厚化粧な音に感じられて個人的には好みのパフォーマンスではないです。
アクシスさんのデモ。
MSBは価格的にも音的にも世界一のDACメーカーだと思うけどCascadeDACにはさらに上の機種(6.5k万)があるそうです。このDACを使えば再強かといえばそうではなくてスピーカーの能力を超えることはできない。やはりオーディオはスピーカーと部屋環境にもっとも影響されると断言できると思う。ファインオーディオのスピーカーはタンノイと同じく音離れが悪くて音像がスピーカーにへばりつく。表現力は十分だけどこの点は私の好みではない。アクシスさんは往年のクレルやティール、ルーメン、ウイルソンなどで図抜けたパフォーマンスを披露していたけど近年はスピーカーが不振かなと思う。ボルダーもカラーが違うような気がするし。
プロジェクターはDLA-Z7、V800R、V900R。AVアンプはCINEMA30。スピーカーはB&W700番の5.0.2ch。スクリーンは16:9 150インチ。
JVCの現行モデルのパフォーマンスは素晴らしいですね。レーザー光源のせいか映像がキリッと解像度が高くて1番下のランクのZ7でも個人的には十分満足できるクオリティ。
Z7とV800Rの間はそれなりに大きな差があるけどV900Rとの差はさほど無い。というかほとんど変わらない。
SWがないので低域は寂しいけどB&Wで揃えたスピーカーはまとまりが良くて違和感がない。
今回出展していたのはJVCとデノマラのみ。とうとうSONYもYAMAHAも来なくなった。ホームシアターは斜陽産業なのかな。特にAVプリアンプは次買い換えたらそれを一生使うことになるかもしれない。
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