2012年3月18日日曜日

ステレオサウンド182


以前「もう季刊ステレオサウンド誌を買うのはやめる」と日記で宣言しましたが実はこっそり?買い続けています。
オーディオの読み物がないと寂しいからです。(笑)
それで今季号の182号ですが新連載として「ファインチューニングのすすめ」という記事が載っていますね。
藤本一夫さんという放送局に勤めていらして定年退職された方が執筆されています。
この記事が非常にためになる内容でいい連載だと思います。
オーディオを長くやっている人なら「そんなこととっくに知ってるよ」て言う人の方が多いかもしれませんが、ともすればオーディオ業界を否定することにも繋がりかねないこのような連載を始めたのはある意味勇気があるかなと思う。
内容を読み進めて自分のオーディオ環境と比べて考察してみました。
1.電源
  オーディオ電源を家庭電源から分離する・・・
これは私の環境では分電盤は一つなのですが漏電遮断機から後ろはオーディオ&ビジュアルとその他を端子台で分離してます。
外来ノイズは減衰が大きくマイ柱などほとんど意味がないという記述はその通りかもしれませんね。
近くに巨大な工場でもあれば別なんでしょうけど。。。
  Fケーブルは意外に音が良い・・・
これは試したことがある人は多いと思うのですが私個人の意見としてはFケーブルの音が良いとは思いません。なにをもって「良い」とするのかにも左右されるかもしれませんが。私のところでは屋内配線は撚り線を使っていますが特に線材にこだわっていないので将来的には他のものも試してみたいところ。

  壁コンセントの交換による音質向上・・・
これは言わずもがな。コンセントベースやダミープラグの使用まで言及されていますね。いずれも私の環境でもそれなりに手を加えています。

 デジタル機器とアナログ機器を分離給電・・・
これは私は全然気にしていません。面倒ということもありますがデジタル機器から遠ざけたアナログ機器は確かに影響を受けませんがデジタル機器同士の影響は気にしなくて良いのでしょうか?。
機器を完全にセパレート給電にするのが理想ですがグレードの高いケーブルを使いたいと恐ろしいことになりそうです。(笑)
 ノイズフィルターの有効な使い方・・・
オーディオでは使わずにその他家電でノイズフィルターをかますというのはもっともですね。
私の環境ではオーディオ&ビジュアル以外の電源系はフェライトコアだらけになってます。
特に分電盤内での使用は効果があります。
近いうちにノイズフィルター付タップを手に入れて冷蔵庫などに使おうと思っています。
 クリーン電源やノイズカットトランスのメリット・デメリット・・・
これも筆者と全く同意見です。過去クリーン電源を2機種ほど使用したことがありますが音質改善効果など微々たるもので重くて邪魔な箱を置いておくことの弊害の方が大きいと感じました。
壁コンセントの方が10倍コストパフォーマンスが高いです。
2.アース
  アースの落とし方・・・
アースはオーディオ&ビジュアル用に3系統2階から地面に落としています。
比較的長い経路ですが今のところアンテナになったりなどの弊害は確認されてないです。
アースループの問題もありアースを取れば必ずパフォーマンスがよくなるわけではなく悪くなることがあることも経験的に分かっています。
その辺がわかりやすく解説してあって勉強になります。
理想は1点アースとありますが、全ての機器から筐体アースを取った場合ラインケーブルを通じて他の機器にノイズが乗るよりも先にアースからノイズが吸い出せてしまえばそれがもっとも有効なのじゃないかと個人的には考えています。
どうしたらそれができるのかは試行錯誤してますが。。。

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