2012年3月3日土曜日

プリアンプについて


オーディオとホームシアターをやっていてシステムを組むのにプリアンプとAVアンプの組み合わせに悩む人は多いと思う。
なぜなら2chオーディオを突き詰めていくと良質なプリアンプは必要ですし、ホームシアターを組むのにサラウンドプロセッサーを搭載したAVアンプが必要になるから。
ピュアオーディオとホームシアターを完全に別々のシステムで組むのなら問題ないですけどね。
私のホームシアター環境では
 BDレコーダ:DMR-BW970 → AVプリ:568.2 → 2chプリ:CP-65 → パワーアンプ:850
というようにフロント2ch信号はAVプリアンプ メリディアン 568.2の後に2chプリアンプ クラッセ CP-65 を通してパワーアンプ ボルダー 850 に繋がっています。
ホームシアターだけを構築するならCP-65を通す必要などないわけで一見むだに複雑なシステムになっているように思えます。
しかし試しにCP-65を使わずに568.2のフロントLR出力端子からXLRケーブルでダイレクトに850につないでみた音はCP-65を使った音より劣ってしまいます。
ピュア的な発想からは間に余計なモノを入れて鮮度を落とすように感じられますが、568.2ダイレクトの音はバランスがよく滑舌も良いのですが粘りのようなものが強くややくどいです。
対してCP-65を通してやると弱音の表現力が上がりさらっとした空気感のような表現が増します。
定価は568.2が86万でCP-65が85万とほぼ同価格ですが当然ながら純粋に音質だけを比較するとCP-65の方がずっと上です。
やはり将来的にもオーディオ用の2chプリアンプとAVアンプ(サラウンドプロセッサー)を組み合わせるというスタイルは崩せそうにないなと思う今日この頃です。

0 件のコメント:

コメントを投稿