2005年10月30日日曜日

KMMビルのフェア2005

地元のMAXオーディオ主催のフェアがありましたので昨日と今日の2日間行って来ました。

私のシステムでは現在パワーアンプが不在で、MAXオーディオの御厚意でボルダーの102AEを貸してもらって使っています。

このアンプ一昔前の中級機ですが、自分のシステムとの相性は良いようでスピーカーからの音離れが良く、広がりなども優秀です。
ただ、音の質感や表現の細やかさなどはリアリティを感じられるレベルではなく、方向性はこのままでもっとレベルの高い表現力があればという感じです。
そういうこともありボルダーから新しく発売される850というモノラルアンプが気になっていてこの機種を中心に試聴させてもらいました。

代理店のアブサートロンの組合せではプリアンプはボルダー1010、スピーカーはWestlakeのニューモデルTS-6、プレイヤーはエレクトリ扱いのメトロノーム T1i signature。
この組み合わせは自分の中ではほぼイメージ通りの飾り気を感じないストレートな音で、アンプによる脚色を感じさせず音がスピーカーにまとわり着かずに音楽が立体的に表現され、なかなか良好な感触でした。

私のリクエストでスピーカーをルーメンホワイトのニューモデル シルバーフレイムに替えて試聴させてもらうと、のっぺりした表現になりルーメンの伸びやかで繊細な表現が殺されてしまう感じでした。
ルーメンホワイトはFMアコースティクスのパワーアンプではもちろん良く鳴りますが、その後に試したマッキントッシュでもその魅力を発揮させる事が出来ていましたのでボルダーとは相性が悪いのかもしれません。


2日間で10時間ほど会場にいてなるべくたくさんの機器を視聴しましたが、自分の聞きたくない音を聴き続けるのは健康に悪いようで結構疲れました。(笑)

特に強い魅力を感じるものはなかったのですが印象に残った組み合わせをあげると、(型式不明はごめんなさい)

  EIDOS19 → Cadenza → Forte → JMラボのニューモデル(型式不明)
  
  TRIGON ニューCDプレイヤー(型式不明) → SNOWWHITE → DWARF → アンソニーギャロ Reference



写真は2番目のシステムですが、見た目はおもちゃちっくで頼りないのですが音は立派なものでそのギャップが面白かったです。

映像編ではプロジェクターで、ビクターが今度発売するD-ILA機がソニー、富士通と比べて会場では映画の表現力でリードできていたと思います。
ビクター以外の2社さんのモデルはビデオ素材を高精彩に表現する方向でセッティングしているようで、私には馴染めませんでした。

2005年10月26日水曜日

新規プレーヤーの見送り

9/6に私が書いた到着を待っているオーディオ機器とはΩSACDのことでした。
 注文して品物が到着するまでは導入する気は十分だったのですが訳あって見送る事に決めました。

 ほんの一瞬だけ自分のものになった本機でしたが、今になって思えば自分にとっては分不相応な高級機材と言えるでしょう。
 いい夢を見させてもらいました。


2005年10月8日土曜日

SVの帰還

バイクの修理は完全ではないものの走ることが出来る状態までは回復し帰ってきました。
完全でないのは傷の入ったマフラーや新たに追加するパーツで走るのに支障はまったくありません。

修理後のバイクにまたがり走ってみてまず感じたのは転倒前の状態より明らかに乗りやすくなっていること。
転倒でダメージを受けたのは主にフロントの足回りで、この部分はまるまる交換になるほどの大手術だったのですが別に高性能なパーツに取替えたわけではありません。

バイクは工場で組み立てられ出荷されますが、組み立てる人間はパートレベルの作業者であることが多いようで、実際、親の仇のようにロックタイトがべっとりとつけられていたり、ろくにグリスも付けていないベアリングをがちがちに締め付けていたりしてます。

これを信頼できるプロの人間が組み直してレベルの高いセッティングを施せば同じパーツを組んだとはいえ乗り味が全然違ってくるのは当然なのかもしれません。

事故でマシンを壊して修理に少なからず費用がかかる今回のようなケースではネガティブな気持ちになりがちですが、事故前の状態よりずっと良い状態でマシンを受け取れるならそんなに悪い気もしないので不思議です。

今回の件に限らず私がお世話になっているショップの方には必要以上に気を使っていただける事が多く、今回のアクシデントでも様々なアイデアを出して頂いてよりバイクライフを楽しめるようになりそうです。

信頼できるショップとの付き合いは長い目で見て本当に得るものが多いと、改めて感じた次第です。