2011年7月31日日曜日

コンセントボックス3

パワーアンプ側のコンセントにもアルミ削りだしボックスを入れてみました。
音の調子はAV機器側が柔らかくまとまる感じでしたがこちらは金属の固まりを思わせるようなマッシブな調子です。
変化の度合いとしてはこちらの方が大きく、強力で広がりはなかなかですが粗いですね。

もともとパワーアンプ側のコンセントはCFRPプレートを介してラックに取り付けていたのと、アースが壁コン一個に対して一本の線で地面まで持っていってたのを壁コンを一つ増やしたので端子台を間に入れたのが大きく変わった要素でしょう。
使い勝手はこちらの方がずっと良いけど音は微妙かも。


2011年7月28日木曜日

コンセントボックス2

とりあえずAV機器のコンセントの方に削りだしベースボックスを入れてみました。
金属のコンセントベースやコンセントプレートを使っているせいもありこちらの方が安定感は抜群。

底面にはインシュレータの取付用にM8のねじ穴を空けてますが今回はクリアバンポンもどきのゴム足を貼り付けて使用。
AV機器コンセントまでの壁内配線はプラス・マイナス別々に専用線を使っていたりして実はオーディオ用の配線よりもゴージャスになっています。
そのこともありベースボックスに空けたφ20の穴では渡りの線を通したりしているとやや窮屈だったのが残念。


2011年7月25日月曜日

コンセントボックス1

製作を依頼していたコンセント取付用のベースボックスが2個届きました。
一個はサブウーファー導入に伴ってコンセントを増設するのに使い、一個はAV機器接続用に使っているショボいコンセントボックスをこれと入れ替えます。

材料はA7075。オーディオ界で「航空機グレード」とか呼んでいるアルミ合金です。
あっちの方はもしかしたらA2017かもしれませんが普通に手に入る材料としては最も固いアルミ合金です。
今回表面処理は行っていません。
見た目の美しさにこだわるならアルマイト処理をした方がいいですがボックスをアースに接続するかもしれないのでやめてます。
1個あたり4kg弱あります。

自分の職場にマシニングセンタなど切削に必要な設備はそろっていますがプライベートな品物を入れるわけにも行かずネットでこちらの加工やさんに依頼しました。
技術がありそうなので選びましたができあがりは上々で料金も飛び込みの個人相手としては妥当な線だと思います。


2011年7月24日日曜日

FLIGHT TWO の帰還

約6週間ぶりにプリメインアンプのAUDIA FLIGHT TWO が戻って来ました。
故障の内容はRchのバイアス電流が制御できずに温度が上がりプロテクトがかかっていたということです。
修理の内容はRchフィードバックモジュールとバイアス調整用のトリムポット交換となっています。
費用は約3万円ですが保証期間中なので無料です。

過去に経験した修理関係を思い出してみると
・トランスポート SR-DVD のドライブ交換 ステラヴォックスジャパン 2ヶ月 2万円
・パワーアンプ 14B-ST の修理 ヘビームーン 2回で各 2ヶ月、2週間 3万円

というところです。
今回の修理は原因の調査などを考えると難しいケースだと思いますのでオーディオリファレンスさんの対応は比較的スピーディだったと評価できるでしょう。

約20年間くらいホームシアターの音を2chでやって来ましたが今ではもうリヤチャンネルは必要不可欠な存在になっています。
マルチチャンネル音声を自分の要求するクオリティで手に入れることができたからですね。

暗くなって改めていろいろなソフトを再生してみました。
「耳をすませば」は過去LDやDVDで何十回と観ている作品ですがBDのクオリティには改めて感動させられます。
冒頭の「カントリーロード」がもう全然違うものを聴いているようなクオリティですし、画は「塗った感じ」が再現できてるし背景の美術の緻密さにはため息が出てしまう。
う~ん風評を聞いて興味を無くしていたけど「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」のBDも欲しくなってきました。


2011年7月23日土曜日

アースをどう落とす

オーディオやAV機器のアースを落とす正しい方法というのはどういう形なのだろうといつも頭を悩ませています。
理想的には機器一台ずつをそれぞれ専用の線で地面とつないでやるのがいいのではないかと素人ながらに考えるのですが物理的にはなかなか難しい。

直列でつなぐと各機器のノイズを拾いまくってパフォーマンスはかえって落ちてしまいます。
AV機器で使用しているコンセントは3つですがコンセントまで落としたアースのその後はネジで一つにまとめて落としていました。

それをネジで留めるのではなく間に端子台を入れて配線するように換えまてみました。
アースをたくさん接続できて便利ですし見た目もすっきりしてなかなかグッドです。


チューン後のBW970

修理に出しているリアチャンネル用プリメインアンプがない状態ではあまり真剣に映像作品を鑑賞したい気分にはなれない気持ちです。
性格の問題ですが一度高めたシステムのパフォーマンスが落ちた状態ではソフトを楽しむモチベーションが上がらないのです。

そんな心境ですが秘蔵?ディスクを使ってBW970のパフォーマンスチェックを行ってみました。
写真を見れば使ったディスクがなんなのか分かって少し恥ずかしいですが。

映像のクオリティも音声もまたまた一皮むけた感じで素晴らしいです。
例えば通常液晶TVで良くできたデジタルコンテンツを再生したらクリアできっちりした映像ですがどちらかといえばON/OFFのはっきりしたデジタル人形にしか見えない。
その一歩先を行く細かな光のニュアンスをきっちりと再現できる本物っぽい質感ですね。
手を伸ばしたら触れてしまいそうなクオリティというと少しイヤらしいかな。

音声も映像の印象とよく似ていてにじみがなく純度を高めて行く潔癖サウンドという感じ。
このクオリティなら演奏会場のサウンドを分解能では遙かに上回ります。
現実にはあり得ないホームシアター独自のパフォーマンス世界です。
NHKで放送されたオペラ作品でも声の伸びが素晴らしいです。

多分BW970単体で以前私が視聴したHR800をBDプレーヤーとして超えているのではないかと思います。
特に音声で感じていた開きが無くなったと感じます。
まだ普通に使い続ければエージングが進んでもっと空気感のような微妙な表現が向上すると思います。
まあソースのクオリティにもよりますけどね。

比較静止画を置いておきます。
以前のものからは分電盤やブレーカーも変わっています。
ちなみに私の環境では静止画比較では全く違いが分かりませんでしたが見る人が見れば違いが分かるようなので参考までに。
・①パフュームライブ WOWOW放送録画からキャプチャ
・②ガンダムUC WOWOW放送録画からキャプチャ
・③UFC110  WOWOW放送録画からキャプチャ これはノーマルBW970の絵です。

①と③の新しい方はBD-Rからのキャプチャです。古い方はHDDかBDか不明です。



BW970の帰還

BDレコーダーのDMR-BW970がチューンを終えて昨日帰ってきました。
手を加えたのは

・IECインレットの交換
・電源・信号ラインのハンダのやり換え

IECインレットはもともとメガネタイプの標準品から交換していたのですがさらにスペシャル品との交換になっています。
ハンダは何度か個人的に譲ってもらって使ってみた事がありますが、常にバージョンアップを繰り返しているようで今回使用したのは私の知らない最新バージョンのようです。

奈良岡さんが使うハンダは個人的に開発したもので接点で使うならケーブル本体をおごるより遙かにコストパフォーマンスが高いと思っています。
というか基板の場合はハンダのみで結線されているのでこういうケースでのチューンでは必要アイテムと言って良いでしょう。


2011年7月20日水曜日

耳をすませば BD

BD 「耳をすませば」 が2枚。

何ヶ月か前に予約していたのを忘れて2枚目を注文してしまいました。
好きな作品だから例え1万円くらいしても買いますが2枚あるのはエコじゃないなあ。
紙ジャケットってCDもそうですが嫌いなんですよね。
パッケージデザインは手抜きとしか思えないし徳間がジブリ作品を売っていたLDの時代が最高だったな。

ジブリ作品のBDを購入するのは 「崖の上のポニョ」 についで2作品目です。
将来出たら絶対購入するのは 「魔女の宅急便」 と 「もののけ姫」です。

「千と千尋の神隠し」 はその時の気分で決めます。
そういえばポニョはまだ一度も全編通してBDを観てないですね。


2011年7月16日土曜日

BW970のチューン2回目

BDレコーダーのDMR-BW970をドルフィンに発送しました。
さらなるバージョンアップの為です。
奈良岡さんの調子からはかなり期待出来そうな雰囲気です。

BW970がなくなったのでしまっておいたXW31を出してきて久しぶりにライブで放送を観てみました。
観れない絵ではないですが一度チューンしたBW970の絵と比べてしまうとやはり寂しい絵です。
全体的に暗く色が薄い感じ。音声もやや2次元的ですね。

2011年7月10日日曜日

クラシックコンサート1107

今日は地元北九州にある響ホールまでクラシックコンサートに行ってきました。
日頃オーディオのパフォーマンスをあれこれ評価するのに生の演奏と比べてどうかというようなことを考えていますが、生の演奏自体を滅多に聴いていない自分に気付いて約5年ぶりにコンサート会場に足を運んだというところです。

響ホールは一階席は12列しかなく私は真ん中よりもやや後方の席が好みなのですが今日はステージに向かって左の島の11列目に座りました。
真ん中の島は全て指定席になっていたので自由席でセンターラインから外れたのは不本意でした。

編成は弦楽器とチェンバロで10人と小規模なものです。
オーディオで聴く場合バロック音楽は好きなのですが前半に演奏されたバッハをアレンジした曲は70分あることもあり最初の15分で眠りの縁を行ったり来たりしてました。(笑)

生演奏の良いところは「オーディオ的な聴き方」をする必要がないところです。
つまり高域や低域がどうのとか楽器の位置がどうのとか気にすることがなく眼前のパフォーマンスをありのまま受け止めるだけで良いところ。

ただ久しぶりに聴いた生演奏は後方の席だったことも影響していると思いますが自分の中にある生演奏に対するイメージとオーディオのパフォーマンスとの垣根が一気に低くなったように感じました。

分解能に限ってしまえば明らかに自室のオーディオのパフォーマンスの方が生演奏より上です。
自分のシステムの弱点として中低域の華やかさというか潤いのようなものがもう少し欲しいなというところです。
このあたりはサブウーファーの導入でレベルアップできると期待しています。


2011年7月9日土曜日

TPS交換

SV650は前回のメンテナンスから走行1000kmほどですがやはりアイドリング回転数が落ちてきました。
以前と比べて症状の悪化サイクルが早くなってきているような気がします。

インジェクションのクリーニングとスロットルポジションセンサー(TPS)の調整程度ではその直後だけしか症状が改善しなかったので前回はTPS本体をばらして摺動部などの洗浄を行っていますがそれでも駄目でした。
経験的に小手先のメンテでは一時的な改善でしかなくインジェクション関係のパーツに根本的な問題があると思います。
今日はバイク屋さんに持ち込んであらかじめ注文していた新品のTPSと交換してもらいました。
センサーは4500円程度です。

TPS交換で良くならないようならもうインジェクションをアッシーで交換するしかないかもしれないですね。
良くなってくれることを期待してます。


攻殻機動隊S.A.C. サントラ CD

「攻殻機動隊S.A.C.」のサウンドトラックCD 3枚を取り寄せました。

菅野よう子さんは「ブレンパワード」のサントラから聴いています。
個人的にはサウンドトラックを手がける作曲家では今一番質量共に充実しているアーティストだと思います。
彼女の作品全てを聴いているわけではないですが攻殻機動隊S.A.C.のこの3枚は聴いた中では最もかっこいい作品に仕上がっています。

サントラを手がけた映像作品が良作ばかりとは限らないところが悩ましいところですがこのサントラはアニメ本編と合わせて両方素晴らしいできです。
3枚それぞれ60分以上の収録ですがどれも聴いているとあっという間に終わってしまいもっと聴きたいと思わせる貴重なCDです。


2011年7月8日金曜日

サブウーファーの導入

ムジーク・エレクトロニク・ガイザイン(MEG)のサブウーファー Basis13K を導入することにしました。
受注生産で納期は2ヶ月程かかるので納品はまだ先の話ですけどね。

以前よりサブウーファーの信頼できるブランドを探していたのでアクティブスピーカーをメインでやっていて素晴らしいパフォーマンスを発揮するMEGならばうってつけと言えます。
MEGのラインナップには他に2機種サブウーファーがありますがBasis13Kはグレードは真ん中のモデルで320mmコーンで重量が23.3kgと使い勝手の良さからこのモデルを選択しました。

サブウーファーを導入するに当たって準備することがそれなりにあります。

・メリディアンのプロセッサーと接続するため RCA → XLR ケーブルが必要。
 7mの長さで用意しようと思っています。

・コンセントが足りないので増設が必要。
 私はタップが嫌いなのでタップは使いません。
 アルミインゴットの削り出しでコンセントを2個搭載できるボックスを製作しようと考えています。

・サブウーファーを置く場所を確保する。
 狭い部屋の悲しさで置き場所に工夫が必要です。
 スピーカー間のセンターラインの空間を埋めるのはNGなので押し入れに入れようと思っています。
 押し入れの中身を整理する必要があります。

2011年7月2日土曜日

ムジーク・エレクトロニク・ガイザイン視聴

今週もMAXオーディオさんのイベントに参加してきました。
MAXオーディオさんは創立30周年ということでこの先2~3ヶ月の間連続してイベントを企画しているそうです。
今週はドイツのスピーカー ムジーク・エレクトロニク・ガイザイン(MEG)のデモです。

去年の秋に小倉で初めてこのブランドのスピーカーの音を聴いて魅了され個人的には今現在最もホットなスピーカーメーカーと言えます。
CMで坂本龍一さんを起用していますが、実際坂本龍一氏が自分の仕事で愛用しているブランドです。
海外でのコンサートツアーでも採算度外視で必ずMEGのスピーカーを空輸するそうです。
その他でもいわゆるプロの現場で使用される機会が多く、サントリーホールの調整室のメインスピーカーにもなっているそうです。

今回用意されていたのは
・ME803KS
・ME901KA
・ME100

の3機種です。
MEGのスピーカーは基本アンプを内蔵したアクティブスピーカーですがME100はパッシブタイプです。
送り出しはエソテリックのSACDプレーヤー K-03 で ME100のドライブアンプにはアキュフェーズのプリ・パワーアンプを用意していました。
価格は上からペアで 480万、300万、64万 だったと思います。

音質的には肉厚でウォームな音色ながら伸び伸びと気持ちよく鳴り、生の演奏の雰囲気にかなり近い雰囲気で鳴ります。
私の好みにもかなり近く条件が合えば導入したいくらいです。
今回商社の人間がセッティングしデモも行っていましたがややボリュームが低めでリアル音像で鳴らしてみたいと思わせるところもありました。

ME901KAは40cmウーファーにかぶせるようにスコーカーとツイーターを配していることもあり、ME803KSに比べると点音源に近い鳴り方になり私が使っている Incognito の鳴り方と少し似た感じになります。
(点音源がベストだとは思いませんが)

それからスピーカーの後方や側面に音が回り込まない構造になっていて周辺の壁などの影響を受けにくい点などは狭い住環境に悩む私の様な人間には高いアピールポイントと言えます。
アクティブタイプのモデルはイコライジング機能を内蔵しているそうで、もし導入した場合は商社の人間がユーザーの環境に適したバランスに調整してくれるサービスもあるそうです。