2005年11月27日日曜日

バイクの人と忘年会2005

昨晩はバイク仲間との忘年会でした。
80年代のバイクブーム時代の話題で盛り上がれる相手と飲むお酒は楽しく、久しぶりに二日酔い気味です。

熱く語っていろいろ思い出したのですが、今現在バイクに乗り始める若い人たちはかわいそうだなと思います。
それは選べる車種がものすごく少ないからです。
現在のバイクのラインナップの状況は中型(普通2輪免許)で乗れるバイクで所謂「スポーツモデル」のカテゴリーが薄すぎるのです。
80年代なら定価で40万円もしないクラスで、ストックで180km/hだせる250ccのモデルが存在したくらいなのに、今では大型免許をとって海外から輸入しないとメーカーが技術の粋を競って作ったモデルには乗れません。

しかしこれは4輪の状況でも同じようなものかもしれないですね。
ニーズが変わってしまったということなのかもしれないですが寂しい限りです。

それから久しぶり(10年ぶりくらい?)にカラオケに行ったのですが、スピーカーから出てくる音の悪さに閉口しました。
以前はそんなに気にならなかったのに自分のオーディオ的許容範囲がものすごく狭くなっているのを実感しました。
カラオケの音の悪さで悪酔い気味です。(笑

2005年11月22日火曜日

ネット通販

そんなに積極的に利用するわけではないのですが、インターネットをやっていて便利だと思うのは様々なアイテムを通信販売で手に入れることができる事。
地元のお店で手に入るものは出来るだけそこで済ませるようにしているのですが、私の住む町では行きつけの本屋やCDショップが次々になくなってしまった事もあり、本や音楽、映像ディスクを通販で購入する事が多くなりました。

一口に通販と言ってもお店によって、HPが分かりやすいとか細かいサービスが違うとかいろいろな形態があるのですが私がお店を選ぶ上で最も大事にしているのは、商品の発送がきちんと行われるかどうかということ。
単純なことのようですが、案外これがきちんと行われているお店は今のところ「amazon.co.jp」しか知りません。

例えばDVDを注文した時、支払い金額の合計とそれがいつ引き落とされるか、品物はいつ発送予定かがその時点で確定されます。
しかし品物の発送予定に関しては予定日を過ぎても何のアナウンスもされず、平気で1週間以上遅れて配送してくるようなショップがあります。
ひどいところでは限定予約生産品を告知時に予約しておいたにもかかわらず、発売日から数週間経っても配送されずこちらから問合せてみると忘れていたということもありました。

amazon.co.jpは複数品物を注文していて、発送日までに品物が揃わなかったら送料が余計にかかるにもかかわらず、その時点で揃っている品物を発送し、残りが入荷次第再び発送してくれます。

品物の購入契約において、少々おおげさかもしれませんが

  ・品物をいつ受け取るのか
  ・代金をいつ支払うのか

ということは履行されるべき基本的な約束事項ですのでこれを軽視する相手とは、正直取引したくないと思っています。
これはもちろん通販に限った事ではないですし、特に高額製品に関してはどうしても神経質になってしまう自分です。

2005年11月19日土曜日

クラシックロイヤルシート

毎週金曜日の夜にBS2で放送される番組「クラシックロイヤルシート」は結構楽しみにしている番組です。
 オーディオファイルたちの間では音楽を映像付きで鑑賞するのを否定される方も多いようですが、私はもちろん肯定派です。

 しかし実を言えばクラシック音楽の映像作品を楽しみだしたのは、3月にオーディオショップ ドルフィンを訪ねたときにかけて頂いたラトルのマーラーの映像作品の再生が大変素晴らしいものだったので、それをきっかけにして始まったというところです。

 当番組をケーブルTVのアナログ放送で見ている私の視聴環境ではDVDに比べると映像も音も質は比べるべくもないのですが、演奏の内容そのものが充実していたり奏者や指揮者へのインタビューなどがあったりして、クラシック音楽に対する造詣が浅い私でも楽しめますので音楽好きの方で楽しまれている方は多いのじゃないかと思います。

 音だけで楽しむのと大きく違うのは、視覚的な情報から臨場感が増すということもありますが奏者の熱気が感じられて音だけよりも緊張感を持って鑑賞する事ができる事です。

 11/11に放送されたのは小澤征爾氏とNHK交響楽団との10年ぶりの共演の模様で、ジャズのピアノトリオとオーケストラの共演があったり民謡曲のメドレーがあったりなど見所(聴き所?)の多いものでした。
 ソーラン節の発声の時は奏者の方からも笑みが漏れて愉快なものでした。(笑)


2005年11月13日日曜日

ツーリング0511

今年最後のツーリングにバイクで行ってきました。
目的地は佐賀県の伊万里~嬉野温泉といったところ。
ほぼ一日中曇天でしたが気温はさほど低くはなく、心配した雨も降らなかったのでまあ快適な旅でした。

ツーリングの良いところは少し大げさですが非日常体験ができる事。
日頃職場と家を行ったり来たりしてるだけの閉じられた行動パターンをひと時の間とはいえ抜け出せる事。

バイクでのツーリングは経験してみないと分かりにくいかもしれませんが、結構ワイルドで日頃眠ったままでいる野生のようなものを少し呼び覚ます事ができます。
バイクで走る場合もちろんあらゆる有料道路も使えますが、山の中の車では離合も出来ないようなルートを淡々と走ったり、車では駐車場などの問題で行きにくいようなところでも比較的容易に訪れることができます。

嬉野温泉で一風呂浴びた後に頂いた湯豆腐定食は絶品でした。(笑)


2005年11月5日土曜日

あずみ

小山ゆうさんの漫画作品「あずみ」は大好きな作品です。
「がんばれ元気」は少年サンデーでリアルタイムに読んでいましたし大好きな作品なのですが、その後は小山さんの作品にそれ程傾倒する事はなく「あずみ」で小山作品への熱が再燃したといってよいです。

徳川家康の治世を助ける為の刺客として、物心つかぬうちから山奥で鍛え育てられたあずみは一緒に育てられた中間達の中でも抜群の資質を持ち、一人ぼっちになっても己の才覚と剣の腕で生き抜いていく。

家康のブレーンであった天海僧正の下で難度の高い仕事を命じられ、それを苦労しながらも成功させていく。

彼女はまだ10代で、異人の血が混じっているらしく青みがかった瞳や栗色の髪を持つたいそうな美少女。
実際彼女に出会った男たちで彼女に心惹かれるものは後をたたないくらいです。
しかし、彼女が自らの剣で殺めた人の数は正確には数えていませんが3桁は確実に行っています。
刺客なのですから標的をだまし討ちする事もありますが、ほとんどは真剣に命のやりとりを行っての数字です。
まともに勝負をして生き残ったのは、宮本武蔵と、あずみが現在(37巻で)行動を共にしている千代蔵の二人くらいでしょうか。

あずみは決して好戦的な性格ではなく、むしろ人一倍やさしく寂しがりやの側面を持つ少女。
彼女が酒を飲んでいやな事を忘れようとしたり、殺しをためらって葛藤する姿を見るのはつらかったりいとおしかったりします。

小山氏が描くアクション、とりわけ達人の動作の表現は理にかなっていて、アクションシーンには物凄くうるさい私ですが文句なしに満点を付けられます。

あずみの面白さはそのアクションも含めて人間の可能性について深く考察できるところです。
まだ若年の彼女が人の生きる道や世の中の大義について心の中で悩み、覚悟を決めて行動していくさまを見ていると現代の日本人に最も欠けている資質はなんなのだろうとか考えてしまいます。

私にとってあずみは一緒にお酒を飲んでみたいと思う一番の相手だったりします。(笑)