2026年4月12日日曜日

調整あれこれ2604

 ・引き込み線への銅線巻き

音が突然変わった。具体的には低域を中心に音圧があがり音が粗い。インシュの6ES改を入れてからは何も手を加えていないので原因を測りかねる。電源事情がなにか変わったのか、電波でも拾っているのか。近くで割と大きな建物の建設工事をやってるのでそのせいかも。試しにコンセントで電圧を測ってみると以前よりは低い(103→101V)。映像ソフトではそれ程でもないけど音楽ソフトでは音像がダンゴ状でオーディオ臭が鼻につき楽しめないので何か対策をすることにした。

電源対策として電力メータからの引き込み線に2mm銅線巻きをすることにした。電源線への銅線巻きは以前100Vのシアター部屋への引き込み線で実施しているがそれ程には効果がなくて綿被覆とのセットでないとダメなら安全上の理由でなしかなと思ってました。

とりあえず手持ちの材料が4m程あるのでこれを巻いてみた。巻くと1m分くらいにしかならないけど感触は良い。なので残りも何度かに分けて実施した。全長は6mくらいあり所々ケーブルインシュのCiSで「関所」ができているので屋根裏仕事というのもありなかなか面倒だけど(笑)。太くて固い線なので直接巻くことができるのは良いところ。結果音の違和感は消失した。


・びびりの対策

映画を観ているとときどき低周波で右後ろの天井あたりが共振してびびるようになった。

NORDOSTのCDを使ってスイープ音で調べてみると35Hz以下で共振している。場所は12mm厚の杉板をまばらにはわしてある部分なので杉板に角材を縫い付けて補強してみた。

しかし結果は全く変化なし。
もっと細かく調べてみると杉板の上に載せてある竹束が共振していることが分かった。竹束はほんの少し位置をずらしただけで共振は止まった。
お疲れ様でしたという感じ。(笑)
ここは低域だまりができることが分かっているので天井裏に音が抜けていくように開口部を設けています。天井裏には共鳴器を多数設置しています。



・反射板を追加
高域の残響をもう少し加えようと0.5×50×100mm金属板を追加しました。
今回はSUSと真鍮。場所は前回と同じような後方やや上両サイドの場所。後方からの広がりを意識してます。
結果は上々で響きよりも深みが増す感じ。
低域の調整も同じだけど同じ条件のものを単純に増やすのはNGです。最初の一発が良くても増やすといびつな特性になる。条件の違うものに振ってバランスをとるのがキモだけどこれは判断がなかなか難しい。



・CiSのセッティング変更
電力メータからの引き込み線では効果が高いのに100Vの引き込みで効果が低いのはなぜだろうと考えると接触面積が小さいからではないかと仮説を立ててみる。
100Vの線はフラットタイプの線でCiSで挟んでも密着せずに隙間が大きい。なので綿包帯を巻いて隙間を埋めてみた。
余分なものを挟むロスと比べてどうだろうと思ってたけど結果は良好。トランジェントの鋭さがいいのと春らしいゆったり感もいい。3カ所全て対応。

2026年4月4日土曜日

さようならつげ義春さん

つげ義春さんが3月に亡くなりました。

 つげさんの作品を初めて読んだのは社会人になってからなのですでにもう過去の人でした。

一応全集を揃えてはいますが新しい作品が登場することのない作家。

自分の価値観に大きな影響を与えた作家というわけではないですが存在感の大きな作家さんです。映画化された作品も少なくないですが楽しめた作品は一つもないのでやはり漫画作品の独特な魅力が大きいと思う。

日本の昭和の風景を低い視点から切り取ったという風にまとめられると思う。風景の描写にとどまらず登場する男の劣等感を強く感じさせる。

例えば石を売る話では男が一人で暮らしている風景ならばそれ程でもないが彼には妻子が居る。妻子を養う能力が低いからこその無能な人ぶりが際立つ。でもこの風景というのは男性ならだれでもが潜在的に秘めている恐怖感のような気がする。この恐怖が勝れば家庭を持ちたいとは思わなくなる。

毎日新聞の夕刊で連載している森下裕美さんが「紅い花」のオマージュ作品を載せていました。女性視点でこの作品をどう感じるのかなと思うと新鮮でした。

2026年3月28日土曜日

事後の処理について

母の死後の処理がようやく一段落しました。

事後処理はおおまかに3つ有ります。

 ・葬儀や火葬 ・役所関係の手続き ・財産の相続

葬儀や火葬、役所関係の手続きは2018年に亡くなった父親の時に経験しているので特に問題はないですが今回は財産の相続が初めての経験で時間もかかりました。

昨年から不動産の相続登記が義務化されたこともあってあらかじめ予習はしていたのでやることは大体分かっていました。

相続する財産は現金と私が暮らしている実家の家屋と土地になります。不動産は私が相続するとして現金からその価額を差し引いた分を私は受け取るとして遺産分割協議書の下書きまでをすでに作成していました。

兄弟達に集まってもらいその内容で合意を得、簡単には出ない不動産の価額の計算内容を説明し納得してもらいました。家屋は固定資産税の通知書に価額が記されていますが土地はそこに記載されている数字では足りないので路線価をしらべて条件にあう計算をする必要があります。

父の口座はそのまま手つかずだったので両親の財産を相続するという形で処理を行います。もし父の口座をクローズし母の口座にまとめてしまっていたら相続税の面で不利になっていました。

不動産の相続登記は手間や時間がかかるようなので司法書士さんを頼りました。最初は葬儀やさんが紹介してくれた会社を頼ろうかと思っていたのですが全国チェーンでなんだか対応もルーズなのでお断りし地元の信頼できそうな司法書士さんにお願いしました。

仕事を依頼した司法書士さんは仕事が丁寧で用意してもらった「相続証明書」を使って預金の相続もそれ一冊を銀行などに持ち込み処理を行うことができました。料金も平均よりは安く済んで良かったです。

あとは納骨を済ませるだけですがこれはゴールデンウィークに行う予定です。


何事も経験してみないと分からないことばかりですが自分の親が亡くなった後の処理についてもう少し記しておきます。

父の事後処理のとき苦労したのは母は存命であるけど寝たきりで意思の疎通ができない状態であるため、母がもらう遺族年金の手続きなどもすべて私が行う必要があったのと、両親の財産を管理するのに私が奔走する必要があったこと。弟達は地元にはいないので必要な手続きを私が一手に引き受ける必要がありました。

葬儀や火葬は葬儀社の指示のままに従っていれば自動的に終わります。

役所関係の手続きも1日有れば終了。年金は受給の手続きは別途予約をして年金事務所まで伺う必要があったけど終了手続きは役所で他の手続きとともに終わらせることができました。母がもらう遺族年金の手続きの際は何度も住所と氏名を記入させられたり、母が働いていた分のわずかな項目分は勤め先の名前を告げないと手続きできないといわれて諦めたりして腹立たしい思いをしましたが終了の手続きは簡単でよかったです。

役所や年金事務所の手続きは将来AIなりを導入して自動化すれば人もいらないし役所に出向く必要もなくなるだろうと思う。フローチャートで簡単に処理できるはずのものをもったいぶっていらない手間ばかりかけている。

これは病院の手続きも同じでこちらから働きかけないと障害者手帳なども発行されない。身体の不具合が直るのかどうかなど医者が1番知っていることで患者の不利益にもろに影響してくるのに。

2026年3月20日金曜日

今期のTVアニメ2603

 今期楽しかった作品を記しておきます。


・ゴールデンカムイ(最終章) BS11

・最強の王様、二度目の人生 AT-X

・死亡遊戯で飯を食う。 WOWOW

・貴族転生 BS日テレ

・シャンピニオンの魔女 BS11

・楽しい領地防衛 BS11

・Fate/strange Fake BS11

・不滅のあなたへ3 NHK G

・ヘルモード BS日テレ

・グノーシア BS11

・葬送のフリーレン2 BS日テレ

・違国日記 BS朝日

・MFゴースト3 BS日テレ




最強の王様、二度目の人生

強くて冷酷な王が転生して平凡な?家庭に生まれ子供からスタートする。中身が変わったわけではないけど随分やさしい人柄になっている。決して恵まれたスタートではないけど出会う人物に恵まれて成長していく。



死亡遊戯で飯を食う。

「イカレタ世界」と一応おことわりが出ているけどかなりやば目の作品。映画の「ソウ」とかを楽しめる人向きかなとか思ったけどそれ程単純ではない。基本第三者を楽しませるために命がけのイベントを消化するけど単にトラップ回避だけではなくて戦争を勝ち抜くようなタフさも要求される。怖い作品です。



貴族転生

貴族に生まれれば恵まれた人生かというとそう単純ではなくて王位継承をめぐる確執や地位にふさわしい能力などが求められる。主人公はまだ若年で兄弟の中では下位だけど王をうならせる能力とレアアイテムを集める優れたセンスを持っている。彼の出世譚として楽しめる。



シャンピニオンの魔女

キャラクターデザインになんだかかわいらしいセンスがあって面白い。白魔法使いと黒魔法使いという二つの勢力があり、どうやら白魔法使いは黒魔法使いを攻撃しているよう。その中でもシャンピニオンの魔女と呼ばれる彼女は毒使いということと生い立ちから特に忌み嫌われているよう。



楽しい領地防衛

生産系魔術という戦いには向いていなさそうな能力をもつ主人公は父親から見放され僻地の村の領主として追いやられてしまう。しかし彼の際立った能力で村は城塞都市のように一変してしまう。スローライフを所望する彼はそんな村の繁栄をできるだけ隠密裏に進めたいみたいだけど。。。




Fate/strange Fake
ガチバトル系のFateは好きです。(笑) ギルガメッシュにどれだけ食い下がれるかがサーバントの強さの尺度かなとか思ってたら、悪魔とか女神とかとんでもない存在が出現してきてますね。アメリカ大陸に渦巻く怨念のようなものを絡めてよく理解できないけど戦いは進んでいきます。




ヘルモード
RPGゲームをやりつくしている主人公は転生したときにあえて通常の1/100の成長スピードであるヘルモードを選択する。遅いけど際限なく成長できるそうでそれを楽しんでいる。まだまだこれからという感じで1クールでは描き切れないですね。




違国日記
突然両親を失い叔母のところに引き取られることになった中学生の女の子。叔母は独身で小説家。母親の妹で姉のことは嫌いでほぼ音信不通だった。なので女の子ともほぼ初対面。他人と一緒に暮らすことができないので恋人とも別れているし、姪とはいえ一緒に暮らすのは難しいけど日々を暮らしていく。



 

・不滅のあなたへのOP曲 perfumeが歌う「ふめつのあなた」
・グノーシアのED曲 梅田サイファーが歌う「FLOOR KILLER」

気に入った曲はCDで購入していたけどもうCDで出てくる機会はほぼなくなってきた。仕方がないので某AmazonでMP3を購入した。質的にどうかと思ったけど私の耳では十分楽しめることができた。CDを買うお金をけちりたいわけでもないのになんだか貧しい気持ち。

QobuzでハイレゾDLする手もあるけど昔e-onkyoで購入したファイルはとても楽しめるレベルの音ではなかったのでハイレゾには偏見を持っている。MP3を購入するのは初めてだけどバランス的には全く問題ない音だった。同じようなケースならMP3でいいやという気分。

こちらはCDを出してくれたのでCDを購入。

牛尾憲輔さんが手がけた「違国日記」のサントラ。最近ではNHKの連続TV小説「ばけばけ」のサントラも手がけているようで多忙なようだ。


2026年3月17日火曜日

オーディオの音の良さとは

 最近、シアター部屋でソフト鑑賞をしていて思うのは音の違いがどんどん小さくなってきているということ。

どういうことかというとCDとSSDの音源の違いのような微々たるものではなくて、BDレコーダに録画しているTVアニメと音楽ソフト再生の差がほとんど違いがなくなってきている。

音楽ソフト再生の音が悪くなってきたわけではなくて双方良くなりつつ差がどんどん縮まる感じ。

本来ならオーディオの音の差は機器のグレードの差から始まるものだと思ってきたけど最近はその辺がかなり揺らいでいる。

機器の音の良さの違いがどこからくるのか突き詰めると構成するデバイスの違いであったり、回路設計の巧みさ、フォーマットの優劣などがあると思う。

だけどそれ以上にもっと別の本質的な違いの方が大きいのかもしれない。

スピーカーから出てくる音の違いにしても出てきてからの像の造り方の違いにしても機器で決まる部分は本来考えてきたよりもずっと小さいと感じている。

所詮は箱の中に詰め込まれているデバイスに過ぎないし他人がそれぞれの環境で作った工業製品にすぎない。それをどれだけ価値があるかを作った人や周囲が盛り上げて商業ラインに乗せてくる。

機器の違いをそれほど気にする必要がなくなればオーディオ&ビジュアルはいままでよりずっと軽い気持ちで付き合っていける。

2026年3月15日日曜日

ツーリング2603

 今日はGSR750でツーリングに行ってきました。行き先は阿蘇方面。

朝7時集合場所を出発、R322を南下し途中一人合流してきます。朝はまだ体感温度がとっても低いので今回は久しぶりにハンドルカバーを付けて出発です。ハンドルカバーなしでは指が凍りそうな冷たさ。

比較的車もバイクも少なくて天気も良く午後からは気温は15℃くらいまで上がってきて悠々と走ることができました。帰着は17:00。

今日の走行距離は366km。

今日の走行メンバーは

・V-STROM250SX(赤)

・V-STROM250SX(黄) 初参加ですが峠走りをあまり苦にされないようで結構走り込まれている感じ。

・V-STROM800DE

・GSR250F(青)

・CB1300SF(青)

・GSX-R1000(06)Y

・XL750TRANSALP

・GSR750(私) ツーリング終盤になるとクラッチを握る左手がどうにも痛くて我慢できなくなってくる。街乗り程度なら問題ないけど左手の神経系がどうにも弱いようで悩ましい。



道の駅 小石原 で合流の一人を待つ。ほんとはもう少し手前で合流できるはずだったのに通り過ぎて待つことに。GSR750の巨大なハンドルカバーが素敵。(笑)


天気が良くて阿蘇の見晴らしも良いです。阿蘇ユネスコジオパークで休憩中に撮影。ここは狭くて車がなかなか入ってこれないけどバイクが多くてなかなか和めます。



昼食は「肉の直売 正」で私は焼肉丼(2000円)を頂きました。ここはあか牛の料理がメインのようですが肉を売ってる店だけあってコスパが高いなと思います。柔らかくておいしいお肉でちょっと多すぎるくらいのボリュームがありました。日頃あまり肉を食べないせいでそう感じるかもですが。

2026年3月7日土曜日

AA誌の200号記念

 AudioAccessory誌が今期で200号記念だそうです。

200号といえば季刊なので単純に50年ということになります。私がこの雑誌の存在に気付いたのは多分90年代です。
オーディオ関係の雑誌は古くはFM雑誌なども買っていましたが定期購読していたのはHIVI誌、SteroSound誌そしてこのAudioAccessory誌になりますが今現在購読しているのはこのAA誌のみです。

AA誌は購読していた他の2誌に比べると最初の印象はアングラ色が強くて正直少しだけ馬鹿にしている部分もありたまに購入する程度でした。

しかしハイエンドオーディオにあまり価値を見いだせなくなり評論家の菅野氏が退場したあたりからSteroSound誌は急速につまらなくなり、オーディオ&ビジュアル機器の新製品が出なくなってきてHIVI誌もつまらなくなり読むのをやめました。

そしてその後はこのAA誌をずっと購読しています。AA誌も内容的に面白いというよりは単純に情報源としての側面が強いですが役に立つ情報はほとんどないです。KaNaDeを知ったのはここからでしたがアイテムよりは試聴室などの紹介の方が興味があるかな。安定して面白いのは寺島靖国さんのコラムくらい。

なくなると寂しいのでこれからもずっと刊行して欲しいです。

関連はないですがHIVI誌で長く執筆されていた評論家の高津修さんと潮晴男さんが1月と2月に亡くなったそうです。二人とも長い間HIVI誌でお馴染みだったので寂しいですね。
高津さんはなんとなく私と趣味が近いと思ってたし、潮さんはクリニック大作戦が面白かったです。オーディオ&ビジュアルの火がこれ以上小さくならないことを願います。