2024年4月29日月曜日

PCのリニューアル2404

 もともと5年おきにPCを更新する予定だったのですがWINDOWS10が最後と言っておきながら11を出してきたのでそれならもう少し長く使ってようと思ってました。しかしSSDは8年使っているしアプリ用のHDDはもっと長く使っているしWIN10は来年でサポート終了ということでこのGWを利用してPCを更新することにしました。

それで準備したパーツは

・M/B MSI  MPG B550 GAMING PLUS/A ATX

・CPU AMD Ryzen5 5600G

・SSD 2TB PCIe Gen4x4 M.2 

・MEMORY DDR4 8GB×2

・WINDOWS11 HOME

で今使っているPCをばらしてパーツを入れ替えたのですが。。。


モニターと接続しようとしてM/Bの出力がHDMIとディスプレイポートしかないのに気付いた。私のモニターは古いのでDVIとHD15PINしか付いてない。

仕方がないのでDVI to HDMIケーブルを買いに行ってトライしたのですが今度はPCの電源を入れて立ち上げようとしてもモニターが無反応。BIOS画面が立ち上がってきません。

代わりになるようなモニターもケーブルも持ってないし接続状況など細かくチェックしてみたけどおかしなところは見つけられない。

また仕方がないので元のPCに組み立てなおして再度立ち上げてみるがなぜかモニターが無反応。作業途中でどこか破損させてしまったのかもしれません。まったく立ち上がらないこういうケースは非常に厄介です。どこが悪いのか全く調べる方法がない。別のパーツと取り換えてみるしか方法がないですね。

PCが使えない状態は我慢ならないのでモニターを持ち出して先ほどケーブルを購入した量販店に持ち込んでモニターが壊れていないかどうかをチェックしてもらいました。ちょうど無料PC診断のキャンペーンをやっているのでよかったです。

それで調べてモニターには全く異常がありませんでした。こうなると使えるPCを一台確保したいので適当に見繕ってもらって新規にPCを購入しました。

もともと自作でPCを組み立てていたのは別に趣味というわけではなくて信頼性や保守の面、それから金額で有利だと思ってWIN95のころからやってきたけどこういう事態になると逆にとっても面倒ですね。

PCの更新はこれを機にOSの更新に合わせて出来合いのパッケージを更新することにしようと思います。

もう今のPCはドライブベイさえ必要としないしものすごくすっきりした構成です。ゲームなどでハイパフォーマンスを追及したりするのでなければ自作のメリットはあまりないと思います。私はPCIのスロットを使う必要があるのでデスクトップは必要ですが。


新しく購入したPCはショップの展示処分品です。
CPUは同じものでSSDは1TB、メモリは16GB、WIN11インストール済。
ハードはポン置きで済んで快適なマシンですが立ち上げでBDの内蔵ドライブが使えないので別途USB接続のものを用意する必要があります。
それからGoogleアカウントの設定なんかがすごく煩わしいですね。WIN11のONE DRIVEなんて重い仕組みは個人では必要ないし。どうもこういう新しい仕組みに対応する能力も興味もどんどんしぼんでいってるのがわかります。

2024年4月27日土曜日

全国オーディオ専門店ガイド

 店頭で見かけたので買って読んでみました。2200円なり。

全国のオーディオ専門店を取材して1店見開きの2ページでまとめてあり食事のお供に読むには読みやすいムックでした。

読んで気になったのは実在するオーディオ店を全て網羅してあるわけではないこと。掲載するお店をどうやって決めたのかが分からない。

編集者の好み? 取材にOKをもらったから? 掲載料を払ってくれたから? カラーページとモノクロページの差は?

その辺りのルールが明示されているとすっきりすると思います。

ただここに掲載されているお店はどこもお客さんに対しても業界に対しても自店の誇りになるものを確実にもっているお店だと思います。業態は色々な形があり客層もそれぞれ違うと思いますが数は少ないけどバリエーションの豊富さはやはり趣味のお店だなと感じます。

私自身はオーディオショップの経験はそれ程多くないです。できるだけ決まったところを使いたいし一見で入店するにはやはり敷居が高いと感じるし。

昔は町の電気店でもオーディオコーナーがあって小学生のころには店頭の機器を眺めてかっこよさに憧れていました。この趣味を始めたばかりの頃は大学の生協やダイエーのオーディオ売り場で機器の購入を始めました。ダイエーでもよい感じの店員さんが売り場にいて頼りにしてましたし。

この本を眺めていると町の電気屋さんがそのままオーディオ専門店に転身して続いているお店もあるようで当時が懐かしくなりました。

「よい音」を出す研究をしっかりしていると思われるお店がありますがそういうところは一度訪れて音を聴かせてもらいたいものです。建屋の作りから違うのでかなり参考になりそう。

2024年4月14日日曜日

調整あれこれ2404

 ・電源アクセサリーの導入

G氏のブログでオーディオアクセサリーのランキングを発表されてたのを見て手を出してみました。サウンドデンで売っているコンセントに並列に挿入する電源アクセサリーです。ちょうど前段機器のコンセントで1個だけ空きがあるので問題なく導入出来そう。

一緒に購入した17cm長の銀線ケーブルは意外と短くてセッティングをスマートにするため杉端材とゲルで台座を作ってます。

ちょっと聴きではインパクトはないのですがシステムエージングにそれなりに時間がかかるようでだんだん力強さとエア感を増してきてます。オーディオ的な誇張感が少ないところが貴重かな。



・QAAを追加
今度はケーブルラックの上に設置。フロントLRとハイトスピーカーの軸上です。個人的には使うなら「ベル」の形態が好きですね。
これも元はといえばG氏のブログから触発されてます。使い方に工夫が必要ですが金額は安いし副作用が全くないのでどう使うかのイメージさえあれば気軽に試すことが出来ます。私はできるだけ目につかないところに設置したいけど効果とのバランスを考えるのが面白いかもしれません。
以前導入したボードは背面壁から天井に場所を変えました。リスニングポイントよりも前側がいい感じ。


・天井のベニヤ板部分に杉板を縫い付けた
本当はベニヤは取り去って無垢板に交換したいのですがベニヤの裏側は屋根の野地板なので下手に触ると屋根を傷めてしまいそうで今まで手を出せませんでした。
しかしベニヤが厚み4mmでタッカーでしっかりと固定されているので上から10mm厚の杉板を縫い付けるのに問題はなさそうということで今回実行しました。
面積は天井全体からすると1/4もないのですがやはりベニヤと無垢板では響きが全然違う。若干部屋が静かにもなったようです。
シアター部屋は作ってから7年くらい経ってますがようやく完成と言えるかもしれません。

私が目指すシアター環境は機器のグレードにあまり依存しなくても映像や音楽ソフトが気持ちよく楽しめる環境です。そういう環境は人に対しても居心地の良い環境になると思います。

2024年4月6日土曜日

健康診断2

 先月健康診断のことを記しましたがその結果が戻ってきました。

その結果で気になったのが今回初めて実施された「腫瘍マーカー」の検査。

検査項目のひとつで「要精密検査」がありました。つまり癌の疑いがあるということ。

私の家系では親戚関係で癌にかかったという話は聞いたことがなかったので癌に関しては私自身もまったく気にしたことがなかったので不意を突かれた感じです。

早速かかりつけの病院で再検査を受けましたが結果は全然大丈夫な数字でした。「健康診断のときたまたま炎症でも起こしていたのでしょう」というのが医師の所見です。

35歳の時健康診断で初めてエコー検査をやった時にもやばそうなやつが出たのですが「良性」だろうということで現在に到っています。この項目は毎年チェックに上がってくるので10年に一度のスパンでかかりつけの別の内科医でエコー検査をやって10年前の画像と比較したりしてます。職場の産業医が熱心な人だと事後報告をする必要があり面倒です。

市から「風疹」の予防接種の案内が来ていてついでなのでこれも「抗体検査」をやってもらおうと思ったら内科じゃないとだめということで、かかりつけ内科医に行ってみると先月までで閉院してました。ここの病院は古い設備で趣がありとても気に入っていたのですが先生がお歳なのでとうとう閉めてしまったというところか。娘の女医さんが週に何回か応援で来られていたので娘さんが継ぐのかと思っていたけど違ったみたい。

なので飛び込みで別の内科医に行ってみたらお客さん(患者)が多くて、近代的でシステマチックなのはいいけどなんだか味気ない空間でした。抗体検査の結果次第でまたここに予防接種に来るかもしれない。

もうひとつおまけ?で庭の手入れをしていて右足首を虫にさされたようで翌朝足が腫れ上がったので仕事を早退して腫瘍マーカーの検査を受けた病院を再度訪れました。病院が調合してくれた薬はよく効いてすぐに直りましたが今回は珍しく病院を多く訪れることになりました。これから2ヵ月くらいは虫刺されの患者さんが増えるそうです。気をつけましょう。

2024年3月30日土曜日

春の衣替え

 シアター部屋の暖房器具はメインはコタツです。

12月にそれまで置いていた座椅子と入れ替えにコタツをセットしてましたがそろそろまたコタツを片付けて座椅子を持ってきます。エアコンのブレーカーも落とします。

今までコタツに替えても音響的にはそれほど変わらないと思っていたのですが、今日座椅子に替えてみると以前よりは違いが大きいと感じました。

音がはっきりしていて低音がこちらに飛んでくる感じ。

コタツの時に比べると耳の位置は高くなりますがそれでも5chスピーカーのツイーターよりは低い位置になります。耳の高さで若干低域の量感が変わる(上げた方が強力になる)のですがそれ以外は大きな違いを感じない。

椅子の形状でサラウンドスピーカーのパフォーマンスを邪魔するのはNGだけど私が使っている車用のシートは特に影響を感じない。シートが邪魔をして緊急車両のサイレンが聞こえませんでしたとかクレームがついたら問題なので車載シートのメーカーがその点を考慮しないとは思えない。

今の状態でタブレットを使ってリスニングポイントで周波数特性を測定してみた。

コタツの時に測ったのよりは起伏が少ないよう。

まあこの手の測定は機材の信頼性、測定ポイントの有意性など明らかにしないとほとんど意味がないのですが自分の聴感で変化を感じたときに波形がどんなだろうという遊びのような気持ちで測定してみるのは面白いと思う。

もちろん波形を見ただけで音が分かるわけではないしこんないい加減な測定でフラットになったらベストとも思っていません。

それからショップなどでシステムの視聴をした時になんの音を聴いているのか分からないレポートをよく見かけます。きちんとつながっている機材やその他の条件を多く記されている方のレポートはこの人は分かっている人だなと思います。その人のレポートの仕方でその人が日頃システムや環境にどのくらい気を配っているか分かるように思います。

「空気録音」なども同じでどういう条件でどういう目的で録音したのか分からないものはほぼ意味がないサンプルだと思っています。自己完結でやられているなら問題ないですが他者が評価できるものではないですね。個人的にはニアフィールドリスニングでは多少意味がありますが部屋をどう鳴らすかを見る(聴く)には全く不向きだと思います。まあこれも日頃その人がどういう意識でオーディオに取り組まれているかが分かるような気がする事例ですね。

2024年3月24日日曜日

調整あれこれ2403

 特に新しいことをやったわけではないですが記録として記しておきます。

・放電シールの活用

KaNaDeのシールですがSATAケーブルにも活用してます。音楽再生用のBDドライブケースとfidataのNASに使用。CFRPラック棚板の裏側なんかにも貼り付けてます。


・QAAのアイテムを追加
スクリーンの上に載せています。ここはフロントスピーカーとハイトスピーカーの軸線上で今まで使った同社の製品では一番効果が大きかったです。音の攪拌効果。来月さらに追加予定。



・竹の使い方を変更
直接音が当たる場所は変化が大きすぎてデメリットも感じるのでコーナー部に吊してみた。目的は左右の微妙なバランスを取るため。効果は小さなものだけどなかなか良い。

自分のシステムで音楽再生の苦手なソフトがあるのですが
アコースティックギター奏者村治佳織さんのアルバム。特に好きなジャンルでもないので苦手なら鳴らさなければよいのですが、過去にフェア会場でエステロンのスピーカーで大変素晴らしい再生をされていたのに魅了されて自分のシステムでもチェック的に鳴らしています。

このソフトを鳴らすには線が細くなるのはNGで余韻にたっぷり包まれるくらいでないと駄目です。結局直接音をあてる部分の竹を撤去しました。この方がボリューム感とスケール感はよく出ます。エステロンのスピーカーほど甘美な再生は出来ませんがまあ問題ないレベルではあります。


・共振部の対策
久しぶりに低周波のスイープ音(50Hz)を鳴らしてチェックしてみると以前は大丈夫だったところが盛大にびびっているのを発見。対策しました。調整がすすむと条件が変わってこういうこともおきるようです。
以前は天井付近に定在波がたまってましたが共鳴管吸音でそれは解消されています。部屋全体チェックしてみたけど対策が必要になるような定在波は見つからなかった。

2024年3月17日日曜日

足るを知る?

 今日は予定されていたバイクツーリングがあいにくの雨模様でキャンセルされたので一日暇な時間ができました。

なので少しオーディオ&ビジュアル的なことを記してみます。

この近年はハードウエア的には完成していて新しいものを導入したいと思うことがなくなっています。使用11年目のAVプリを更新してAuro-3Dに移行したいと思っていましたが各種調整を進めるうちに現状の5.1chベースでも十分なパフォーマンスを得られるようになっているのでAuro-3Dに対して強い需要はなくなっています。

なので特に欲しいモデルが出現したり壊れたりしない限りはAVプリの更新はありません。新しいモデルとしてはONKYOに期待していますがもし出なくて壊れてしまった時はトリノフかなと思っています。

ONKYOは基本アンバランス回路のようなのでXLRはおまけのような扱いかもしれませんが現状のHP5509でもXLRで何ら問題がないのでいけるかなと想像しています。

トリノフは高価ですがストームと比較してDLNA接続で音楽ファイル再生ができることと音場補正機能がネットを使わなくても自己完結機能として備わっているところが魅力です。サーバー接続しないと使えないような機能は信用できないしくるくるモデルチェンジするメーカーにしても商社に対しても信頼性が乏しい。ただ海外製品はAACなんかに対応してるのかな?このクラスの製品にそれを求める人は居ないか(汗)。

マランツは過去2ch製品も含めて音に魅力を感じたことがないのと無駄の多い筐体デザインがどうしても好きになれません。

それから音場補正機能がどのくらい自分の環境で有用なのか未知数。過去にデモで体験した中では2ch限定ですがトリノフもリンもそれ程魅力は感じなかったのと自分のルームアコースティックがそれなりに整っている自信があるので。

音楽再生はこのごろ映像再生と比べると少し満足度が低いです。映像ソフト再生は録画再生も含めて満足度がかなり高いのですがそれに比べると音楽再生は機器のグレードからするともう少し頑張って欲しい気もします。

fidataのNASも使用8年目になるし最新モデルは良さげで導入した後も現行モデルはストレージとして継続して使えるようですが投資効果を考えると別にそこまでの熱量はないかなという感じです。

この何年か休みの日は工事をしたり工作したりしていることが多く、それをやっていないと何か物足りないと感じるようになっています。目的と手段が入れ替わりつつある傾向でまあお金はたいして使わないし悪いことではないと思います。

そういう環境でないと出来ないことも多いですが自分で調整をすすめて行けばオーディオのパフォーマンスアップにどういう要素が効果が大きいかだんだん分かってきます。不動産に関してはおいそれと変更がきかないのでどうしても手を出せる範囲は限定的になってきますが視点が変わるとこの趣味の楽しみ方も変わってきます。

お金を出して他人が作ったアイテムを手に入れる方法はもっとも手っ取り早いですが、それが自分の役に立つものなのか価格に見合った価値があるのかというところ。そういうものを探すのも趣味としては楽しいですが自分でパフォーマンスをある程度コントロールできるようになると無駄がなくて楽しいです。

業界の最先端で出しているパフォーマンスは強力で指針に出来るところもあるのですがポケットマネーで遊べる範囲が狭い身分なら効率のよい投資で最大限パフォーマンスを上げてやるのもこの趣味の醍醐味かもしれません。