2009年11月28日土曜日

CCコンポジットネジ

今回手に入れたコンセントプレート取付用のネジはCFRPではなくてCCコンポジットになります。
CFRPが炭素繊維を積層させて樹脂で固めるのに対して、CCコンポジットは炭素のみを成分として焼き固めるものと単純に理解しています。(違っていたらごめんなさい。)

コンセントプレートはコンセントにかぶせているカバーな訳で、そのカバーやましてやその取付ネジにこだわってオーディオのパフォーマンスにどのくらい影響があるのかなんて多分理論的に説明するのは無理があると思います。
単純に経験を積んで何か結果が得られれば理屈は後から考えればいいものでしょう。

自分の経験から過去にステンレスの止めネジを鉄製のネジに交換したら再生音に伸びやかさが出てきて良いあんばいに変化したことがあります。
しかも締め付けるトルクを微妙に変えてみると再生音にも影響があったりして、自分のオーディオシステムの音がマンネリ化していてつまらないと感じているなら安価で大して手間もかからないので試してみる価値はあると思います。

さてCCコンポジットのネジですが前段機器用のコンセントであるER-PSZを新しいものに交換する必要が生じたので、純粋にはパワーアンプ用のコンセントER-PSEXでの比較しかできていません。

そのパワーアンプでの比較ではパフォーマンス的にはやや広がりが出てきたという感じでしたが、今現在のER-PSZの交換+CCコンポジットネジへの交換を前段機器に施した後の音は感触が変わりすぎてコンセントの音を聴いているのかネジの音を聴いているのか分からない状態です。

ただ一つ分かっているのは以前より表現の奥行きが増しているという所です。
もう少し落ち着いてきたら今のややメタボっぽい肥大した音像の見通しが良くなってくるかもしれません。(笑)


2009年11月23日月曜日

ライディングスクール200911

今日は朝9:30から16:00くらいまでライディングスクールに参加してきました。
集まったバイクは30台くらいでしょうか。

2つのチームに分かれてみっちりとジムカーナのトレーニングを行うという趣向です。
今日は最後にタイムアタックを行ったこともあって結構気合いが入っている人が多くて転倒者も2人出ました。

バイクを転かさないのもテクニックかもしれませんがタイムを気にするとどうしてもスロットルを開ける必要があるので、今日みたいにアスファルトが部分的に濡れていたりするとバイクを転かしてしまうケースが出てきます。
4輪と違ってバイクは転かしちゃうと必ずマシンなり体なりにダメージをもらっちゃうのが悲しいところ。。。

飛び抜けて早い人はいなかったのですが最速は1分25秒だったのに対して私は1分39秒が2度の計測で良い方のタイムでした。
順位的には真ん中辺でしょうか。

もっと練習をやり込まないとなかなかレベルアップに繋がらないようです。


2009年11月21日土曜日

アースの端末処理

今年のゴールデンウィークに自室の床の改装を行った際に、AV機器用のコンセントに接続するためにアースラインを引っ張ってきてます。
2mm径くらいのより線2本を地中に2本アース棒を打ち込んで接続し、2本をまとめて一つのコンセントのアース端子につないでいます。

このアース線をつないだ時は音質に関しては特に違いを認識することが出来ませんでした。
映像の方は良くなったかどうかはともかくプロジェクターの画質調整を行いたくなったので何かしら変化があったのかなというレベルです。
(電源ケーブルのDolphin PS MEGANE を接続した時も画質調整をする必要がありました。)

一週間前にサラウンドプロセッサの天板をCFRP化したのと併せてアース端子の変更と半田の追加を行ったわけですが、今回音質はかなり変わっています。
天板をCFRP化すれば情報量が増すのは予想できるのですが、それにもまして刃物的な切れの良さが加わっています。

映像ソースの違いで音質の違いが嫌になるほどきっちりと違っていて、良く作り込まれている映画作品の場合は映像世界に引き込まれてしまいそうなくらい音声情報にロスを感じないダイレクト感があります。
ピュアオーディオ的なCDのクオリティに肉薄するような感じです。

正直自分のシステムでは映画を観ている時の低域の量感は大したことはないのですが、今はそれ程ボリュームを上げてるわけでもないのに部屋の華奢な部分をびりびりと振動させるくらい破壊力のある低域が出ています。

アース線をつなぐよりもその先っぽの端子を改善しただけの方がパフォーンマンスアップに繋がるというのは理屈の上ではおかしな話なのですが、アースは取れば良いというわけではなくてその取り方に重要なノウハウがあるのかもしれません。

2009年11月15日日曜日

AVの取り組みあれこれ

今日はAVシステムに手を入れた箇所が多いためコンセントプレート用ネジは後日の楽しみ取っておくことにしました。
いっぺんに変更してしまうとどこがどのように影響したのかデータが取りにくいというのもあります。

とりあえず今回手を入れたポイントをまとめておきます。

・サラウンドプロセッサのガラス天板をCFRPの物に交換
・AVシステムのコンセントに配線しているアースの端子をスペシャル品に交換
・その端子の結線にスペシャル半田を使用

で、内容的にはそれ程パフォーンマンスに影響しないかなと思っていたのですが意外と変化はありました。
映像に関してはよく分からないのですが、音の方は空気が澄んで濃くなるという申し分のない方向の変化で自分が求めている方向とドンぴしゃな感じです。

単純にCFRPの音とも違うのでやはりアース端子関係の効果が出ているのだと思います。
線を変えた分けでもないのに面白いものです。
ただ経験上アース関係は安定するまでに時間がかかるのでこれから印象が変わっていく可能性はあります。

ホームセンターで手に入る材料でもオーディオの追い込みは出来るわけですが、その材質でないと出せないクオリティというものが存在するのも確かなことでその辺のバランスをとってオーディオをやるのが王道かなと感じます。
今回手に入れた感触はもちろん後者のもので得難い貴重なクオリティです。

コンセントプレート止めねじ

以前ドルフィンが提供するメールマガジン:メルマの殿様 に応募していたコンセントプレート用止めネジが送られてきました。

今現在、オーディオ用のコンセントは前段機器用の方にコンセントそのものを止めるのにカーボンネジを使っていますが、コンセントプレート用の止めネジは今回初めての導入になります。
前段機器用とパワーアンプ用のコンセントに使用します。

ちっちゃくて軽くてすごく頼りないネジですが立派な木箱に入って送られてきました。


銀メッキ圧着端子2

圧着端子を使うのはAV機器用のコンセントに接続するアース線です。
すでに圧着端子で接続されているのですが、それを外して銀メッキ端子を半田付けします。
元々使用していた圧着端子はホームセンターで手に入る汎用品です。

私は手先が震えることもあり半田付けは苦手なのですが、ドルフィンの店主さんから簡単に半田がうまくできる方法のアドバイスがあり特に問題のない半田付けが出来たと思います。

AV機器は夜しか使わないので今から夜が楽しみです。(ムフフ)


銀メッキ圧着端子

オークションに出ていた銀メッキの圧着端子を手に入れました。
ついでに半田も付けてもらいました。

圧着端子なので半田付けする必要はないのですが、いい半田を使えば圧着よりも良いパフォーンマンスが得られそうだと期待してのことです。
というのもこの半田は半田に並々ならぬ情熱を注いでいるドルフィンの店主さんが密かに開発を進めてきたオリジナル品でコストパフォーマンスが高そうなのです。


2009年11月14日土曜日

メリディアンのCFRP天板

メリディアン500番用のCFRP天板(厚さ4mm)が掘り出し物でありましたので取り寄せました。
取り付けるのはサラウンドプロセッサの568.2です。

メリディアンの純正の天板はガラス製で、板金の筐体の上に接着されています。
ガラス天板は引きはがしてやって代わりにCFRP天板を貼り付けるという形になります。
筐体の強度メンバーというよりは外装パーツもしくはインシュレータに近いかもしれません。

ドルフィンが用意するCFRPの質感はセラミックやガラスに近い感触があるのですが、実際にガラス製の天板と比べてみるとガラスは重くもろい感触で、しなやかさと堅さそれから軽さを同居させたCFRP素材の機械的特性の優位性ははっきりと分かります。


2009年11月12日木曜日

マスク着用

少しずつインフルエンザにかかる人が増えてきているようで、今週から職場にいる間はずっとマスクを着用することが義務づけられるようになりました。

建物内の出入り口周辺には必ず除菌用の手洗い液が設置されています。
手を除菌してからドアノブを触りなさいということです。

他の会社がどうなのか知らないのですが、社員が全員マスクをしているのは異様な光景です。(笑)

自分はマスクなんて日頃付けたことがないのでうっとうしくて仕方がないですね。
少なくとも今年いっぱいはこんな状態が続きそう。。。

2009年11月8日日曜日

MotoGPを振り返って2009_2

MotoGP 250ccクラスの青山選手の年間チャンピオンは決まりました。
レース序盤でコースアウトしたときはひやっとしましたが、深いグラベルを突っ切っても転倒することなくコースに復帰できたのが幸いでした。

シーズンを通して最も安定していたのがチャンピオン獲得の大きな要素ですが、第16戦のマレーシアでシモンチェリを抑えて優勝したことと今回第17戦でのハプニングでマシンを転倒させなかったことがチャンピオンを決定づけたのではないかと思います。

青山選手は来期はMotoGPクラスへのステップアップが決まっています。
今期のMotoGPクラスでは開幕当初には日本人選手はただ一人高橋裕紀選手がいたのですがシーズン半ばでチームを解雇されてしまい、日本人選手は一人もいない状態になっていました。
最高峰クラスに日本人選手がいないのは自分がレースを視聴し出して初めてのことでした。

250ccクラスからはランキング上位4人がステップアップを決めていて来期はMotoGPクラスが振るやかになりそうです。
最終的に17台しかエントリーしていなかったので最低でも20台は欲しいところです。
(最終戦はB.スピーズ選手のスポット参戦で18台でした)
2台リタイヤしただけでポイント圏内というのは寂しすぎますし。

今年のシーズンを振り返ってみて印象に残ったことに

・125ccクラスのシモン選手が周回を1周間違えてガッツポーズを決めている脇を後続のマシンがビュンビュン抜いていったシーン。

・250ccクラスのバウティスタ選手がレース後のパフォーマンスでウィリー走行をしていて失敗しマシンを大破させたシーン。

どちらも自分が世界選手権を視聴し出して16年間で初めて見るお茶目なシーンでした。(笑)
シモン選手はそれでも圧倒的な強さで年間チャンピオンになりましたし、バウティスタ選手は来期はSUZUKIのマシンでMotoGPクラスに参戦します。

SUZUKIファンの自分としてはいろいろな意味で来期のバウティスタ選手の走りには期待しています。


2009年11月7日土曜日

MotoGPを振り返って2009_1

今年のMotoGPのチャンピオンは10/25に行われた第16戦マレーシアGPでロッシに決まりました。
そうそうひっくり返すことが出来ないくらいポイント差はありましたが往年のように決して楽に勝てたシーズンではありませんでした。

かつてロッシとガチで走って勝てるライダーはいなかったのに対し、今はチームメイトのロレンソを筆頭にペドロサやストーナーなど経験では遠く及ばなくても早さでロッシに対抗しうるライバルたちが出現してきたからです。

ロッシはチャンピオンを決めるレースではかなり高い確率で優勝してチャンピオンを決めてきましたが、今回は表彰台には上りましたが3位でフィニッシュしています。

強いストーナーが終盤になって戻ってきたことですし来期はストーナーとロレンソの二人がシーズンを引っ張るような展開が期待できるかもしれません。

今年のレースも11/8の第17戦バレンシアGPで幕を閉じます。
チャンピオンが決定していない250ccクラスでは明日が決戦になります。

ランキングトップの青山博一選手はこの何戦か精彩を欠いていて2位のシモンチェリの方がライダースポテンシャルが高いように見えていたのですが、マレーシアでは凄まじい競り合いの末最後にはシモンチェリをちぎる形で優勝しています。
明日の青山選手の走りに俄然期待したいところです。


2009年11月2日月曜日

KMMビルのフェア2009_2

日曜日に続いて「Audio & Visual Fair」の三日目最終日に行ってきました。
今日はオーディオシステムの試聴が目的です。

KMMビルは自転車で15分くらいで行ける距離なので一日中でも過ごせる気軽なフェア会場です。
しかし昨今の不景気のせいかハイエンド系を扱っている商社さんの参加数も製品の数も減ってきているようで、いまいちぱっとしないフェアになっています。

このフェアのいいところはメジャーなフェアと違って商社やメーカーごとのブースに別れたりしていないので、会場に置かれている機器を自由に組み合わせて音を出すことができることです。
しかし実際にお客さんからのリクエストは雑誌などでアピールされている「JBL」や「アバンギャルド」などに人気が偏っていて、ただでさえ少ないニューカマーの機材が鳴らされることはほとんどありません。

結果的にフェアで鳴らされる機材はいつも同じようなものばかりでますます新鮮味が薄くなっていくような気がします。
そんな中でもキラリと光る機材はあるわけでそういう出会いを求めて時間を使うのも一興です。

試聴したシステムの感想をまとめておきます。



・SZ-1S(ESOTERIC) → C-03 → A-03 → Duo omega G2(アバンギャルド)
アバンギャルドの音は鍋を煮詰めて底に残ったもののような感じ?の独特の枯れた感じが特徴です。
以前のようなプラスチッキーな感じは薄らいでいますがどこかユニットがばらばらで鳴っているような感じがして音楽に没頭するという感じには個人的にはなれないスピーカーです。
後で X-01D2(ESOTERIC) → C-03 → A-03 → Duo omega G2(アバンギャルド) という組み合わせでも聴きました。



・SA-7S1(MARANTZ) → C-2110(Accuphase) → A-65 → 800D(B&W)
B&Wはオーディオにそれ程造詣の深くない人でも思い描くことが出来るわかりやすい「ステレオ」の音だと思う。
濃厚で肉厚な音像、入力の質にリニアに応える表現力などわかりやすいスピーカーです。
アンプの質のせいかやや音像がダンゴになっていて800Dの懐の深さが発揮されていないようです。
マランツが持ってきているプレーヤー類には木製のスパイクコーンで3点支持のセッティングがなされていました。

・SA-7S1(MARANTZ) → C-2110(Accuphase) → P-4100 → 800D(B&W)
パワーアンプをアキュフェーズのモノラルアンプに変更しました。
一気に広がりがでて音がほぐれました。(笑)
壁が鳴っているようなおおらかさで聴きやすい表現です。

・SA-7S1(MARANTZ) → C-2110(Accuphase) → CA-M400(CLASSE) → 800D(B&W)
パワーアンプをクラッセのモノラルアンプに変更しました。
やや音像がやせた感じに引き締まり力強い感じです。
リアリティはこちらの方が上だと思いますが人によって評価が分かれるかもしれません。
クラッセのラムダシリーズのパワーアンプはエネルギー感は抜群なのですがやや音が強いというか陰影のある表現などは苦手な気がします。

・SA-7S1(MARANTZ) → C-03(ESOTERIC) → CA-M400(CLASSE) → 800D(B&W)
プリアンプをエソテリックのものに変更しました。
やや固いと感じていた音像が一気にふやけた感じで柔らかくなりました。
柔らかいのとやや薄い感じでどうにもうまく焦点が合わない感じです。



・KLIMAX DS(LINN) → KLIMAX CONTROL SE → KLIMAX CHAKRA500T → AKURATE 242SE
リンシステムです。
小型のトールボーイシステムらしく瞬発力があり歯切れのよさ、音像がスピーカーにまとわりつかないなどの点が美点でしょうか。
KLIMAX DSのポテンシャルからなのか粘るような音場感表現が独特です。
ただ、個人的にリンの音は周波数レンジが狭く聞こえて悪い意味でアナログ的な音でつまらないと感じてしまいます。



・745(SOULUTION) → 720 → 710 → B30(Burmester)
B30は来年発売予定のブルメスターのスピーカーです。
今回試聴したシステムの中ではダントツで優れた表現力でした。
基本的に嫌な音を出さないタイプの美音系だと思いますが、このシステムなら部屋の条件などを超越していつでも最高の表現力を発揮してくれそうな気がします。
音楽のおいしいエッセンスが溢れるような奥の深い表現です。
B30は作りも美しくていいスピーカーだと思います。



・Puccini(dcs) → Criterion(jeff) → 501? → TIME(AVALON)
パワーアンプの詳細は確認するのを忘れてました。
TIMEは今までのAVALONのスピーカーに比べて音の立ち上がりが俊敏なように感じます。
AVALONの美点であるオーケストラ演奏を雰囲気良くまとめ上げるような所は相変わらずです。
個人的にはそのまとめ方が演奏をデフォルメするような癖に感じられてもうひとつ好きになれないところです。
好きな人にはたまらない特徴かもしれません。


日曜日にプロジェクターのデモ待ちの合間に聴いたシステム。
(あまり集中しては聴いていません。)

・CDP-202(CLASSE) → C-2110(Accuphase) → CA-M400(CLASSE) → 800D(B&W)
マランツのプレーヤーでの試聴とそれ程大きな差は感じられませんでした。
プリアンプの違いの方が大きいです。

・SA-7S1(MARANTZ) → C-2110(Accuphase) → M600(TAD) → CR1
CR1はTADが出した2ウエイの小型モデルです。
パワーアンプのポテンシャルが高いせいかサイズとは裏腹にスケールの大きな表現が出来ています。
個人的にTADはR1の音色にリアリティを感じなくて駄目だったのですがCR1+M600のきまじめな表現力のレベルは高いと思います。

2009年11月1日日曜日

KMMビルのフェア2009_1

今日は午後から小倉のKMMビルでMAXオーディオさん主催で行われている「AUDIO & VISUAL FAIR」に行ってきました。
1階で建物内部の工事をやっていてかなり大きな騒音が4階の会場まで響き渡って、オーディオフェアには最悪な環境のようです。(汗)
いつもは開け放しのドアを閉め切って大きなボリュームで鳴らせばあまり関係ないみたいですけど。

今日の目的は出展してあるフロントプロジェクターのポテンシャルを確認することがメインです。
HDソースを入力する環境が整ったので出口のプロジェクターが気になるのは自然な流れでしょう。
今日試聴した機器の感想をまとめておきます。

スピーカーはパイオニアのS-3EX他5.1chシステムで統一。

・BDP-LX91&LX52(Pioneer) → SC-LX82 → DLA-HD950(JVC)
たぶんプロジェクターの設定がかなり明るめにしてあるみたいでまぶしい感じです。
プロジェクターなのかPioneerのソース機器の性能なのかはっきりしませんが、色はにじんでいるしノイズっぽくて個人的には全く評価出来ない画質でした。
LX91は調子が悪いみたいでリヤから音が出ないため途中からLX52に切り替えてました。
画質はさらにノイジーな感じ。
音質は「ダークナイト」を迫力いっぱいに聴くには十分ですが音楽ソースには厳しいですね。

・DMR-BW970(Panasonic) → TA-DA5500ES(SONY) → LVP-HC3800(三菱)
DLP機を三菱が出すのは4年ぶりだそうで価格を低く抑えるのに努力しているそうです。
画質はPioneerのデモに比べるとなめらかで発色が美しく、「レコーダー」のBW970を採用している三菱の思惑が良く分かる感じです。(笑)
三菱のプロジェクターの色はやや堅いというか無機質な感じがしますが価格を考えると基本性能はきちんと確保されていて好感が持てました。
デモにチョイスしたBDディスクは「リバーランズ・スルー・イット」や「ラスベガス万歳」などでしぶいセンスが光っていました。

・BDR-EX200(SONY) → TA-DA5500ES → VPL-VW85
SONYシステムの画質は濃厚でやや茶色っぽく感じますが、VW85は動きの追従性を高めているようで「ウォーリー」のCGの動きの精細感には目を見張るものがありました。
フィルムライクという観点からすれば今回の視聴ではSONYが一番だと思います。
音質もBD「CHRISS BOTTI」を聴く限りはPioneerの表現よりもこちらの方が臨場感があります。
余談ですが「CHRISS BOTTI」は私も所有していますが録音自体の臨場感には疑問があります。