2015年8月30日日曜日

RL940の音

RL940が来て一週間が経ちました。
平日は鳴らすことができないので休みの日は天気が悪いこともあり結構部屋にこもって鳴らしていました。


ムジークエレクトロニク ガイザインのスピーカーは以前から注目していたので音の傾向は良く知っているつもりでしたが改めて自分の部屋で鳴らしてみるとその良いところも悪いところも良くわかります。

もともと私はモニター系のスピーカーが好きで以前使っていたInCognitoの前はPMC IB1Sを使っていました。

InCognitoはIB1Sと比べても正確な音を出すという意味ではむしろモニターとして優れているスピーカーだと思っていましたがRL940は両者よりもさらにモニターとしての性格が強いです。

InCognito + ボルダー 850 との比較ではいわゆるハイエンドオーディオ的な音色のリアリティや洗練された高級感はありません。
しかしとにかく音の反応が早くてその鳴りの良さが生っぽいリアリティにも感じられます。
InCognitoは導入当初鳴らなくて戸惑いましたがRL940は元気が良すぎるくらいで鳴らすのに困ることはないです。

低域は量感や広がりはあるのですが重さはInCognito+850の方が上です。
ただすごくクリアで分かりやすい低域です。
InCognitoだと部屋が飽和してしまうようなソースでもRL940ではクールに描ききる感じです。

そしてソースの情報をごまかさずにダイレクトに出す感じが強いのも特徴です。

CDトランスポートのMERIDIAN800はこの暑い季節だとスタンバイ状態でエアコンを効かしていない部屋に置いておくとかなり温度が上がり熱だれしたような音になってしまいます。
なので使わないときは背面のメインスイッチを切るようにしていますがこれだと今度は逆に冷えすぎて立ち上がり時はエッジがかなりきつい音になります。

InCognitoだとそれ程気にならなかったと思うのですがRL940だと聴くのがつらいレベルです。
冷え切った状態から立ち上がるのに800は一時間はかかるようなので温度管理が結構面倒です。
8/22の日記で「高域がストレート」と書いているのは正確にはCDプレーヤーの音のエッジのきつさをダイレクトに表現しているだけのことでした。
CDプレーヤーが立ち上がったりHP5509でファイル再生させてみた音は特に問題ないです。

機器が立ち上がりバランスが取れた再生ができている時は InCognito+850 での再生を凌駕するのではないかと思うくらい迫力があります。
今後の鳴らしこみでシステムになじんでいくのが楽しみですね。



2015年8月29日土曜日

機器とお別れの時

バイクでもオーディオでもそうですがある程度金額の高い機器は買い替えの時ショップが下取りをしてくれます。

ただ機器が壊れている状態で手放したい時はどうするのがいい方法なのか悩み時だと思います。
買い替えならばある程度下取りをしてくれると思いますがすぐに新しいものを購入しなかったり商品を引き取って行ったショップとは別のショップから買い換えたりする時は下取りは付きません。

過去バイクは全損事故を2度体験しています。
1度目の時は壊れたバイクは購入したショップに引き取られて行きリプレイスしていた純正部品も自宅まで引き取りに来ましたがペイバックはゼロでした。

2度目の時は別のショップですが価値が付く部品は少ないですがペイバックがありました。
そのショップとは今でも20年来の付き合いになっています。

オーディオ製品では過去壊れて仕方なく手放した製品がいくつかありますが地元のショップでは買い替えの時はもちろんいくらか下取りをしてくれましたがそうではなく壊れた製品を引き取ってもらったケースではその後どのような処理をしたのか報告はないですしペイバックもゼロです。

最近壊れたボルダー 850 や PeakConsult InCognito もペイバックはゼロです。

地元ではなく今まで付き合っていた別のショップでは壊れた製品に対していくらかペイバックはありましたが当然かもしれませんが誠意のある対応ではなく何ヶ月もしくは数年経てからこちらからあの時の約束はどうなりましたかという問い合わせに対して仕方なく対応してくれたという感じです。

どこのショップでも当たり前なのかも知れませんが販売する時はすごく感じがいい対応なのに購入した製品が壊れた時の修理対応や手放す時の対応はそれ程ではありません。

そのショップの実力は案外お客が本当に困っている時にどのくらい力になってくれるかで測れるものだと思います。

オーディオ製品については本当に頼れるショップがどこかにないかなと今でも逡巡しています。

2015年8月22日土曜日

RL940の到着

注文していたMEGのスピーカー RL940が到着しました。
9月中ごろを予想していたのですが意外と早くて1ヶ月半くらいで来ました。
サブウーファーのBASIS13Kは確か2.5ヶ月くらいかかったと思います。
昨日プロジェクターが修理から戻ったのでなんとも素晴らしいタイミングです。


ダンボールの箱には「RL904」と書いてあったのですが中身はちゃんとRL940でした。
このくらいのサイズのスピーカーはやっぱ扱いやすくていいです。
パワードタイプなのでアンプを置く必要がなくて視界に入る機材がスピーカーだけというのは気分がいいです。
電源ケーブルが今までモノラルPWアンプで使用していたものでは短くて届かないので付属のものを使用します。

早速2chでCDを再生してみました。
音量が大きいですがゲインを調整できるのでデフォルトのMAXから1メモリほど下げて聴感上で以前使用していたInCognitoと同じくらいに合わせます。
最初は高域がキンキンしてましたが30分もすればこなれてきてなんとも鳴らしやすいスピーカーです。

InCognito+850と比べると音のスピードがすごく速いですね。
もやもやするようなところがなくて全ての帯域がくっきりとしてます。
この辺りはアンプを内蔵しているパワードスピーカーらしいところです。
そして音楽をすごくドラマチックに聴かせてくれるので高揚感がたまりません。

2chの素性が分かったところでマルチチャンネル再生に移行します。
システムを改めて記すと

MERIDIAN800(CD) → HP5509(AVプリ) → RL940(LR)
DMR-BW970改(映像) →           
                           → BASIS13K(LFE)
                           
                           → RB1582MKⅡ改(PW) → CM1SE(SR LR)

CDの再生でもマルチチャンネル再生は格別です。
一度マルチチャンネルに移行してしまうと2chではやはり物足りない。
LRスピーカーとSWがMEGで統一されたこともあり音色の違和感が全くなくてお互いを高めあうような印象があります。
やや高域がストレートすぎるかなと感じる部分もありますが将来電源ケーブルをグレードアップすれば潤い感が得られるような気がします。


2015年8月21日金曜日

X3の帰還

修理に出していたプロジェクターのDLA-X3が戻ってきました。


ダウンしてから約50日。修理に出してから約1ヶ月というところです。
JVCから修理後のブツはショップにはもう発送されていて私が問い合わせるまでショップで放置されていたそうです。
ただ激しい雨の合間に時間通りに配達してくれたのには感謝しています。

ダウン直後はランプの球切れと判断してランプを取り寄せるのに時間がかかったのも響きました。

今回の修理はランプバラスト基板交換、調整で費用は23,700円でした。

DLA-X3はランプをクレームで2回交換し、有償の修理は今回で2回目です。
ランプは使用1351時間でしたが輝度が低下しすぎているので要交換ということで最初はランプ代25,000円も修理見積もりに入っていました。

前回の修理時にあった筐体カバー取付不良は今回はありませんでした。
それからレンズシフトがリモコンの方向と逆に動く症状は今回の修理で直されていました。

プロジェクターは過去17年間ほど使用していますが今までで壊れた機種はこのX3だけです。
さすがに次に壊れたら無条件で捨ててしまおうと思っています。

さて修理が終わったX3は新品ランプに交換して早速使ってみました。
AE900と比べるとやっぱ表現力は雲泥の差で映像演出の細かい部分まで良く分かります。
JVCの絵作りは私にはすごく好ましい。

修理に出している間は次のモデルのこともあれこれ検討したりしましたが今はプロジェクターは買い替えの時期ではないですね。

4Kパネル搭載モデルはSONY一社だけですがSONYのあのごってりした絵は好みじゃないし。
選べる選択肢が少なすぎて悩ましいです。


2015年8月17日月曜日

A7+1582mkⅡ改の音

仮設置しているSCM-A7とRB-1582mkⅡ改はいい感じで鳴っています。


もともと鳴らしていたInCognitoと850のペアからすれば定価340万に対してその20%にも届かない組合せなので情報量や迫力という点では絶対勝てませんが音像の彫りの深さでは勝負できるところまで来ていると思います。

とはいっても特別なことは何もしていません。
InCognitoの置いてあった場所とほぼ同じ場所にスピーカーを配置し後はただ普通に鳴らしてきただけです。
徐々に上がってきて今ではCDを再生する分には普通に楽しめるくらいにはなりました。

あの鳴らしにくいInCognitoを鳴らしきっていた自信があるので大抵のスピーカーは鳴らせるんじゃないかと思っています。

InCognito+850と比べると先に述べた情報量と迫力ではチープなもんですがそのかわり一音一音をはっきりと表現するようなところがあります。
なのでボーカル曲ではInCognitoで歌詞が聞き取れないようなものでもA7でははっきりと聞き取れたりします。

リヤチャンネルで使っているCM1は同じ条件では鳴らしたことがないですがA7よりもゴージャスな表現ではあるもののどこか「ファミレス」的なゴージャスさで他人に勧めるにはB&Wはいいのですが自分で使うにはリアルさはまるで感じないのでメインでは使いたくないなと思います。(リヤチャンネルだとこのゴージャスな表現は逆に使いやすいです。)

CDの再生ではそこそこ現状でも楽しめるのですが映像ソースは物足りないですね。
早くマルチチャンネル再生を復活させたいところです。




2015年8月12日水曜日

AE900を仮設置

プロジェクターのDLA-X3を修理に出して3週間以上経ちましたがまだ戻ってこないのでストックしてあるTH-AE900を出してきて仮設置しました。
10日ほど前に修理見積もりの連絡があったのですがその時に映像の確認までしていると話があったので修理にこれだけ時間がかかるのはおかしいと思います。せめて夏休みには間に合わせて欲しかった。

無いと非常に困るプロジェクター。録画を消費しないのでBDレコーダーのHDDの容量が足りなくなってきます。



映像のクオリティは比べるまでもなく甘い映像で現状の2ch音声も迫力不足ですがソフトを楽しむことはこれでも十分可能です。
もっと早くにAE900を出してくればよかったかな。

2015年8月2日日曜日

SPスタンド試聴

スタンドは用意できたけど納品待ちの本命スピーカーを待つのもなんなのでストックしてある ATC SCM-A7 を出してきてセッティングしてみました。


このスピーカーはもともと居間にあるサブシステムのものでしたがこの4,5年は片付けてしまっておいたので久しぶりに鳴らします。


アンプはリヤチャンネル駆動用の ROTEL RB-1582mk2改 を使用します。
スピーカーケーブルはドルフィンの高級ケーブルですがスピーカーのターミナル径が大きくてYラグが入らなかったのでYラグバナナを使用してます。
ジャンパーは付属のものを使用。

AVプリのHP5509は「PURE AUDIO」モードを使って2ch再生を行います。
ATCは能率が低すぎてSWとゲインをあわせるのが面倒なので。

さすがにしばらく使ってなかったスピーカーなので特に中、低域がぼんやりとした音ですが1時間くらい鳴らしているとまともなバランスになってきました。

心配したスタンドですが意外と良い再生ができてます。
特に高域の表現はInCognitoでも出せなかったような魅力的な音です。
音像の立体感が良くでます。
低域のボリュームは控えめですが付属ジャンパー使用なのとSWなしの再生なのでこのくらいのバランスなら問題ないかなというところ。

むしろA7を居間で鳴らしていたころと比較すると全く別物のような再生です。

久しぶりにリアチャンネルで脳をごまかしながらの再生から開放されました。
それにしてもこのとろけるような高域は魅力があります。
あまり使いたくはない表現ですがオーディオは金額ではない部分も確実にあります。
SCM-A7は6万円台で購入した製品ですがこの音だけ聴いてそう思う人はいないと思います。


2015年8月1日土曜日

ツーリング1508

今日は午後17時前出発のナイトツーリングに行ってきました。
この時間帯ものすごく暑く、車も多くてとても快適とは言えないコンディション。
ルートは畑から直方を抜けて犬鳴峠を通ってから海岸線をめざし帰ってくるコース。
今日の走行距離:139.2km。

今日はなつかしのかつての我が愛機SV650が参加してきました。


今ではバイクショップで代車要員として活躍してます。
このマシンと一緒に走れるのはなんだか幸せな気分です。


大垣町の「八幡屋」で夕食とお風呂でおくつろぎ。

バイキング形式の食べ放題。なかなかおいしくて食べ過ぎました。

今日の参加メンバーは

・SV650: この時期でも毎朝走っているそうです。(自分の足で) ツーリング時には飲めないので帰宅してからのビールをすごく楽しみにしてます。

・GSR250: SV氏の同級生。GSRはまだ慣らし中でバイクも本人もまだ少ししっくりきてないみたいです。

・TDM850: 今日は午前中平尾台に登ってきたそうで相変わらずパワフルなお方です。

・GSR750(私): GSRはサスペンションが程よくこなれてきてすごく乗りやすいです。GSRは廃盤になる運命のようでGSX-S750にフルモデルチェンジする(かもしれない)そうです。



スピーカースタンド到着

製作を依頼していたスピーカースタンドが届きました。
正確にはスタンドの材料ですが。


早速組立ててみました。


構造のせいか結構鳴きます。
足元にCFRPボードを入れると幾分穏やかになりますがスタンドとしては微妙かも。