2010年12月27日月曜日

568.2の調整

サラウンドプロセッサーのメリディアン 568.2の設定項目はそれ程多くはないとタカをくくっていたのですが、PCと接続できるようになってきちんと設定してみると意外とパフォーマンスに影響力がありました。

例えばスピーカーの種類を選ぶのに
 ・アナログのスモール
 ・アナログのラージ
 ・デジタルのスモール
 ・デジタルのラージ
 ・デジタルの96.24スモール
 ・デジタルの96.24ラージ

から選ぶようになっています。
私は当初 フロントのIncognitoはアナログのラージで リヤのCM1SEはスモールを選んで使っていたのですが、CM1SEもアナログのラージを選択した方が表現力が拡大し実にスムーズなサラウンド音場が得られる事が分かりました。

リヤチャンネルも意外と低域が出ているのでサブウーファーを加えたわけでもないのに結構低域の量感が増しています。
そしてなんともクリーミーな音場が気持ちがいいですね。
導入して2年半も経っているのですが今更568.2の能力を実感しています。


2010年12月23日木曜日

分電盤の準備

家の分電盤を新作したくて材料を吟味しています。
コンセプトは

・配線の自由度を上げて好きなケーブルを使えるようにすること
・ノイズ対策をやり易くすること
・CFRP板を使って振動や電磁波対策を行うこと

などです。
とりあえずごつい漏電プレーカと端子台を手に入れました。


2010年12月22日水曜日

PCの電池切れ

一昨日PCを立ち上げるとPCの時計が狂っていたので合わせた。
昨日PCを立ち上げると立ち上がらずに「CPUのクーリングファン回転数が低すぎる」というアラームが出てBIOS設定を要求してきた。
BIOSを開くと設定があちこち変わっているので修正してWINDOWSを立ち上げると時計がまた狂っていて2007年の日付になっている。

これはマザーボードの電池切れの症状ですね。
早速今日の仕事の帰りに電池を買ってきて入れ替えました。

PCの調子は復旧しましたが電池の寿命が短いように感じます。
今のPCは作って3年半くらいでしょうか。

私はPCの電源は使用する時以外はタップのスイッチを切って完全に通電させない状態にしています。
この方がオーディオの弱音成分の再生能力が上がるからです。
しかし調べてみるとPCをシャットダウンした後も100V電源から電気を供給してマザーボードのシステムメモリの電源に使っているみたいです。

従ってPCのコンセントを抜いた状態を長く続けると電池寿命は確実に短くなるということ。
1個240円の電池を3年に一度くらいの交換ならオーディオのための必要な保守として認めることにしましょう。(笑)


2010年12月19日日曜日

プロジェクター視聴のはずだったけど

博多で某店がプロジェクターのイベントをやると聞いて新幹線で行ってきました。
会場に着いたのですがなにやらスタッフらしき人たちが機材を運び出しています。
聞くと「イベントは昨日だけで終了しました」とのこと。
う~ん無駄足を踏んでしまいました。

博多のビル群は方向音痴の私では地図を持たずには到底目的地にたどり着けないので今日は車に載せているポータブルナビの「ゴリラ」を持って行きました。
歩きながらで使うのは初めてですけど使いにくいですね。
現在地を表示するまでにかなり時間がかかるのと、あと0.2kmで目的地というところで方向が安定しなくなって悩みました。(笑)

まあちょっとしたオリエンテーリングを楽しめたというところで良しとしましょう。

2010年12月12日日曜日

Moto GPを振り返って2010

今年から日テレG+で放送されるオートバイロードレースの世界選手権 MOTO GPの放送がHDになりました。
去年まで2ストローク250ccクラスだったカテゴリーがホンダの4スト600ccエンジンとダンロップタイヤオンリーのMOTO2クラスになりました。
元来レースといえばバイクメーカー同士の争いだったわけですがMOTO2クラスはフレームビルダー同士の争いということでエントリ台数も40台と壮観なカテゴリーになりました。

そしてその新カテゴリーMOTO2クラスの開幕戦で優勝し歴史に名を残したのはゼッケン48番の日本人ライダー富沢祥也選手でした。
将来を嘱望された富沢選手ですが19歳の若さでレース中の事故で帰らぬ人となりました。
彼の事故は後続2台のバイクの進路を塞ぐような形でライダーが路面に投げ出され2台のバイクにひかれるという、私の記憶の中では最も悲惨な事故でした。



事故といえばバレンティーノ・ロッシのダメージは全治6ヶ月といわれながら彼はわずか6週間でレースに復帰しました。
松葉杖をついて歩くような痛々しい格好で戻って来た彼ですが4戦欠場のハンデがありながらランキングは3位で終えています。
来期は念願の?ドカティ入りが決まっています。

今年のレースは3つのカテゴリーでスペイン人ライダーがチャンピオンになるというスペイン一色と言っても良いような幕切れでした。
特に125ccクラスのマルク・マルケスはロッシの最年少連勝記録を抜いて17歳で5連勝しました。
年間勝利数も全クラス通じてロッシの11にせまる10勝でチャンピオンを獲得しました。
ロッシに匹敵する才能の出現ということで今後彼はロードレースの中心選手になっていくかもしれません。

MOTO2クラスは日本のモリワキのチームから出ていたトニ・エイリアスが、MOTO GPはヤマハのホルヘ・ロレンソがチャンピオンになりました。


2010年12月11日土曜日

職場の異動

12月から職場を移動して仕事しています。
会社の組織的には9/1から今の組織に変わっているのですが仕事を元の部署に引き継いでもらえなくてずるずると元の職場の仕事引きずっています。
なので勤務地が変わっているのに仕事内容は変わらないということで非常に中途半端な立場にいます。
今日はその新しい職場での忘年会がありました。
出席率は半分くらいで人数は12人というところ。
今の職場でもかなりの映画好きがいてそっち方面の話し相手には事欠かないかなという感じです。
彼は週に1本くらいのペースで映画館に観に行く派で私のようなホームシアター派とは違いますがコアな会話を楽しむことができます。
やはり同好の士が身近にいるのは幸せですね。

フルHDのプロジェクターを吟味しているのですが最近自分のホームシアターで観る映像のクオリティの満足度が高まっています。
普通は年月が経つと共に大画面映像に慣れてきて感動が薄れていくものだと思いますが、ハードディスクレコーダーの改造後のエージングが進んできたのかなんとも魅力的な色再現ができています。
私自身映像に対してはコントラストよりも色再現の魅力に惹かれるところがありあえて投資してプロジェクターを替える必要が無いのではないかという気持ちです。

2010年12月5日日曜日

青春少年マガジン

1980年くらいの頃って私がマンガを面白く読み始めた頃です。(正確には78年くらいから読み始めたかな)
当時週間少年マガジンで連載していた小林まことさんの「1.2の三四郎」はファンでしたね。
私は今でも氏のことは天才的に絵がうまい漫画家さんだと思っています。

「青春少年マガジン」はそんな小林さんのデビュー当時からのエピソードが綴られている自叙伝的な漫画作品です。
当時のマガジンファンには結構たまらない内容だと思います。


2010年11月28日日曜日

プロジェクターの隆盛

ホーム用フロントプロジェクターは思いつくところをあげてみると

シャープ、ソニー、三菱、エプソン、パナソニック、サンヨー、ビクター、NEC、ヤマハ、マランツ、プラス 

などの国内メーカーがかつてあったのですが今現在実質稼働しているのは

ソニー、三菱、エプソン、ビクター の4社だけでしょうか。

私が現在使用しているパナソニックのTH-AE900は720pということもありそろそろフルHDプロジェクターへの乗り替えを検討しています。
3D対応機などが出始めているのでまだそんな機能を必要としないなら2Dに特化したモデルに今のうちに手を出すのが得策かななどとも考えています。

しかし上記4社の中で選ぶとなるとなかなかこれがいいというモデルをあげることができないのです。
エプソンは一度も映像を観たことがなく、ソニーとビクターは筐体が大きく重いので和室の自分の頭上に設置するのには抵抗があり、三菱はDLPなので投射距離が近すぎて70インチ3.2~3.3m程度の私の設置環境には微妙に合わないのです。

たぶん画質に関してはどこを選んでもそれほど不満に思うこともないだろうということで今のところ候補機種としてはエプソンが頭一つ抜け出てます。
しかし選べるプロジェクターがよりどりみどりだったほんの5年くらい前の状況が妙に遠い過去のような気がして寂しいですね。

今までの経験で各メーカー雑感を記しておくと
・シャープ 映像の色は綺麗だけどデザインはどうしようもなくダサイ。
・ソニー 色に癖がある。筐体を小さく作る努力を一切しない。
・三菱 3管はコスパが高いと思ったけど液晶は色が無機的で作りがぼろく長くは使えない。
・パナソニック 今もモデルが用意されていれば選びます。筐体のコンパクトさといい総合的に不満はなし。
・ビクター D-ILAの色は嫌いではないですし映像の細やかさは素晴らしいと思う。もっと軽く小さく作って欲しい。
・ヤマハ デザインが素晴らしく映像もバランスが良かったと記憶しています。
・マランツ 一時的に参入してきただけですが意外とモノは良かったと記憶しています。

2010年11月24日水曜日

UFC121

UFC121でついにヘビー級王者ブロック・レスナーが敗れました。
フランク・ミアに一度敗れてはいますがあれは9割方レスナーが勝っていた試合を一瞬の隙を突かれて逆転されたものでした。
その後の圧倒的な強さは試合ぶりを観たものには嫌というほど認知されているでしょう。

ただレスナーの強さは生まれながらに持っていた資質の部分があまりに大きく観ていて面白くないのです。
つまり技術的には2流以下なのですが、120kgを超える巨漢にアメフト仕込みのパワーとスピード、スタミナとフィジカルの部分が超一流なのです。

こんな男を倒すのは彼以上のフィジカルの強さを持つ者でないと無理だろうと私は思っていました。
前回の試合で戦ったシェイン・カーウィンはレスナーとほぼ同格の体格でヘビー級随一の破壊力あるパンチでレスナーをタコ殴りにしておきながら一瞬でガス欠になり自滅しています。

今回戦ったケイン・ヴェラスケスはセンスの良さは現ヘビー級でピカ一だと思っていましたがあそこまでレスナーを一方的に倒すとは想像できませんでした。
レスナーの突進をまともに正面から受け止め、まともに向き合って殴り合いそしてパウンドで血祭りにあげてしまう。
いやいや世界は広いな~と実感した一戦でした。


2010年11月21日日曜日

わいどにょ1年

「わいどにょ」もプレイしだしてそろそろ1年。
腕試しモードのラスト「狂った世界」で出現する狂王の数が4体まで増えました。
最初は1体を倒すのにひーひー言ってましたがリックは強くなってクリティカルが出なくてもそれなりにダメージを与えることができるようになったので割と楽に倒せるようになりました。

まだ持ってないアイテムがあるんですよね。
まだまだ楽しめるわいどにょです。


2010年11月20日土曜日

568.2の帰還2

メンテナンスから帰ってきたサラウンドプロセッサーの568.2は一週間くらいピーキーな音でもう一つでしたが本来の調子を取り戻してきました。
PCとの接続もRS232Cケーブルをクロスタイプのものに替えたら問題なく接続できました。

D1入力しか受け付けなかったデジタル入力もD2でも問題なくロックさせることができたのでΩSACD2からデジタル信号を568.2に入力してCD再生でのパフォーマンスを再度検証してみました。

CDをマルチチャンネル再生させた時のリッチな再生音は2chでのそれよりやはり生っぽい感触で映画館の音響のようなスケールの大きさがあります。(私はこの映画館っぽい鳴り方が大好きなんですよね。)
ただB&Wのスピーカーの様な大味な脚色が気になって2chでの再生に比べると細やかな表現力に物足りなさを感じてしまいます。

リヤCHで使っているCM1SEはこのおおらかなキャラクターがむしろサラウンドチャンネル向きで好ましいと思いますが、Incognitoの写実的な2ch再生と比べると映像なしの音楽再生ではもうひとつですね。
感触としては2ch再生の音はフロント側に表現力が限定されて音像も薄く生っぽさでは及ばないけれど音質で上回り音に集中したいならばこちらの方が私は好みかなという微妙な判定になります。
音はかなり違いますので人によってはマルチチャンネル再生の方がゴージャスでノリノリな感じでこっちの方が断然いいという評価になると思います。

ΩSACD2を568.2につなぐ時はサンプリング周波数を192kHzから96kHzに落としてやる必要があるのと、ケーブルの引き回しが長くなりDolphin Analogという優秀なラインケーブルが使えなくなることも大きいと思います。

2010年11月17日水曜日

地デジチューナ

来年は7月からTVの地上波アナログ放送が見られなくなるのは周知の通り。
我が家は使っているTVが3台ありますが地デジに対応しているのは32型の液晶TV1台だけです。

他はブラウン管4:3の14型と28型TV。
TVを買い換えるのはもったいないし愛着もあるので地デジチューナーを導入することにしました。
とりあえず今日は14型の台所においてあるTVに地デジチューナーを取り付けました。
取り付けたのは IOデータ の HVT-TLSD/R です。

10年もたっているTVのせいでビデオ入力端子が腐食したのか接触が悪くてつないでも最初は映像が映りませんでした。(笑)
これで隣の居間で誰かが同じ番組を見ていても音声がずれてしまう不快感からは解放されます。


2010年11月14日日曜日

KMMビルのフェア2010

今日はMAXオーディオさんが主催する「オーディオ&ビジュアル フェア」に行ってきました。
場所は小倉のKMMビルです。
評論家の先生を招いて旬の音本舗「福田屋」が行われたりしてなかなか盛況のようです。
(私は福田先生には興味ありませんが)

最近仕事が忙しいせいかそれ程オーディオをじっくり聴いてみたいとは思わないのですがまあ1年に1度の地元でのイベントなので疲れた体にむち打って参加してきました。

視聴してきたシステムを記しておきます。



CDP-202(CLASSE) → CP-700 → CA-M600 → GX250(FOSTEX)

FOSTEXのスピーカーをまともに試聴するのは多分初めてです。
価格なりと言えばそうなのですが国産機らしく輪郭のはっきりした音です。
シンバルや管楽器などはそれなりに魅力がありますが個人的にはラジオの音のように聞こえます。
CA-M600は量産機ではなくまだほとんど使っていない機体だそうです。





CDP-202(CLASSE) → CP-700 → CA-M600 → GX250+HIT-ST1(キットヒット)

HIT-ST1はスーパーツイーターです。キットヒットは地元北九州に拠点を置くメーカーで私は初めてお目にかかりました。
これを加えるだけでFOSTEXは音場が広く深くなりより自然な感じに鳴ります。
クロスオーバーが4KHzと16KHzで切り替えができ私の耳では16KHzの方がより自然で好ましく聞けました。
CP-700の天板はCFRPの物に換装されていました。





MCD500(マッキントッシュ) → C500 → MC2301 → XR200

マッキントッシュのスピーカーをまともに試聴するのも多分初めてです。
マッキントッシュがユニットを多数使うのは大入力時に1個あたりのユニットの振幅を小さくすることで負荷を減らすのが目的とのこと。
このモデルはツイーターだけでなくスコーカーも多数配置して音波を拡散させずに面で放射させるように意図しているそうです。
音質はゆるめのゆったりしたエレガントさが特徴ですが太鼓などの低域もしっかりとエネルギーが出て気持ちよく音楽を聴けます。





XO1-D2(エソテリック) → ME803KS(ムジークエレクトロニク・ガイザイン)

ムジークエレクトロニク・ガイザインはドイツのスピーカーメーカーでスタジオや演奏会場などで使用されてきたいわばプロ用のスピーカーだそうです。
4機のパワーアンプが内蔵されたマルチアンプ駆動のスピーカーということで、SACDプレーヤと直で接続してボリュームはプレーヤーの可変ボリュームを使っています。
この音はちょっとすごいですね。
例えるならルーメンホワイトの反応の軽さと木質のガツンとした低音を組み合わせたようなすごい表現力です。
良いプリアンプと組み合わせたらさらに素晴らしい音場感表現が出来そうです。





CDP-202 → CP-700 → CA-M600 → 800Diamond(B&W)

800Diamondはマランツは1機しか持っていないそうで同時に開催している大阪ではなく九州に持ってきてくれたとのこと。
800Dとの違いはツイーターやウーハーの磁石がフェライトからネオジウムに変わったということ。
それからウーハーの動作が軽くなってアンプの負荷が減ったということ。
B&Wは私もリヤスピーカーでCM1を使っていますが共通のさらさらオイルっぽい脚色を感じさせつつもこの800Diaのゴージャスな表現力はさすがという感じです。
CA-M600のバーンインが足りないのかやや陰影感にかける単調さが気になるところです。





C-5xeMP(エアー) → KX-R → MX-R → Sophia3(ウィルソンオーディオ)

綺麗に鳴っていますが代理店の人間があまりやる気がないのかロカビリーや単調な音源ばかりかけていて音質をどうこう評価するような雰囲気ではないです。
プレーヤーをメトロノームのT3Aシグニチャー+プリアンプをEMTのJPA66に変えても聴いてましたが比べるとエアーはややぼけ気味で情報量が足りなく感じます。





TAD-D600(TAD) → TAD-C2000 → TAD-M2500 → TAD-CR1

TADのスピーカーはトップモデルのR1よりもこのCR1の方が私は好きですね。
こちらの方がバランスがまともだと思います。
このシステムは特にどこが悪いという欠点を挙げることが出来なくて素晴らしい鳴りっぷりですが音楽がそれほど魅力的に鳴っているかと問われると否ということになります。不思議なシステムです。


映像編
今回はオーディオよりもむしろプロジェクターの視聴が楽しみでした。
特にビクターとソニーが持ってきている3Dプロジェクターの視聴が。

・DLA-X3(ビクター)
コントラスト比がHD950と同じ50000:1に上がっています。(上位機は70000:1)
映像は精細感が素晴らしく現実の景色とは違いますがそれをおいといても引き込まれそうな精緻な映像世界です。
自分のプロジェクターに無いものを全て備えていて単純に欲しくなってしまいました。

3Dは飛び出す絵本という感じですがエンターテインメントとしては素晴らしいと思います。
特にデモで使った「タイタンの戦い」のクライマックス、メデューサの首を掲げるシーンは最高です。
ビクターは3D機能はオプションとのこと。メガネが1.7万円、エミッターが7千円程度とのこと。

・VPL-VW90ES(SONY)
ビクターと比べると色が重く精細感もあまり感じません。
2Dの性能はもしかしたら前作より落ちているのかも?
3Dの性能は2機種とも遜色ないですね。
こちらは3D機能は最初から付属しているそうです。

総じて3Dは面白いですがあのメガネを映画1本分かけて見るのはNGですし、映像もフォーカスが合っていない所などもあって完成度はまだまだこれからというところでしょうか。

2010年11月11日木曜日

568.2の帰還

メンテナンスに出していた568.2が戻ってきました。
568.2はAXISSがメリディアンの代理店だった時代に販売された製品ですが、日本で最後にメリディアンの代理店をやっていたエレクトリに販売店のドルフィンを通じて送られメンテナンスをやっていただきました。

特にどこかが壊れていたわけではないのですが細かいチェックなどを行っているそうで一応修理代と送料で\11,800かかりました。
未確認ですがデジタル入力関係のセッティング変更もやっているかな。

AXISSが用意していたマニュアルではPCとの接続に関しては詳細が分からなかったのですが、エレクトリで新たに調査して2ページのマニュアルが作成され送られてきました。

RS232Cケーブルはクロスケーブルを用意する必要があるとのこと。
ストレートタイプを用意してトライしていた私はこの時点でアウトだったわけです。(笑)

インターナショナル・オーディオショーなどで多忙な中対応していただいたエレクトリやわざわざ代替機まで貸し出してくれたドルフィンには感謝しています。


2010年11月5日金曜日

尖閣のビデオ公開

尖閣諸島沖での漁船衝突ビデオがインターネットで公開されたようですね。

わざわざ公開する必要があるとは思っていませんが政府の中国に対する一連の対応を見ていると公開するのは逆に政府にとって命取りになってしまうということなのでしょう。
報道を見ていると公開した者を国家に対する反逆者としてとらえている意見が大勢のようです。

政府があのビデオを秘匿し中国に平伏するような対応をするのは現場で命がけで働いている人間に対する冒涜だと思う。
公開した人間は公開することでいろいろな意味で現政府の危機管理能力の無さを問うているような気がします。

2010年10月31日日曜日

BW970チューン3

改造部がなじんできたのかチューン後のBW970の音声は昨日よりも格段に良くなりました。
昨日聴いた感じでは音像が肥大気味で勢いはあるのですが大味な感じでした。
しかし今晩はサラウンド音声の音場が広く・深くしなやかで映像世界に引き込まれるようなリアルサウンドです。

この音を聴いてしまうとノーマルのBW970は音質にこだわっているとは言えピュアオーディオ的にはまだかなりレベルが低いと言えそうです。
ドルフィンでのチューンは本体価格よりも高価ですがこのレベルの音は大企業のマスプロ製品ではたぶん将来に渡っても登場することはないでしょう。
オーディオのハイエンド製品クラスの音に迫る音質です。

CDなどピュアオーディオ2chでハイエンドシステムの音を聴いたことのある人はそれなりにいても放送やBDをハイエンドクラス(?)の音で聴いたことのある人はそうそういないと思います。
そんなレコーダーやプレーヤーが世にそうそう存在しないですから。
映画がコンサートがこれだけ楽しく味わえるのは本当に素晴らしい。

チューンは高価ではあるのですがもし将来BW970から最新のモデルに乗り換えたとしてもほとんどのパーツが流用できそうなので長い目で見るとむしろ安いと思えます。

2010年10月30日土曜日

BW970チューン2

チューンしたDMR-BW970でいろいろな映像ソフトを再生してみました。
音声出力の流れにER-DACを間に入れたり外したりしていると568のパラメーターがリセットされたりしたこともあり音質は良くなっているのは分かるのですが正確な所はつかみ切れていません。

ER-DACを間に入れた方が特に低域が力強いのですが音が若干固く、568に直接デジタル入力した方は風のような低域が心地よく微妙な音情報も拾う感じです。
ER-DACを接続するアナログケーブルをもっと吟味してやればさらに良くなるかもしれませんが568へのデジタル入力をデフォルトとします。

画質もHR800には及ばないものの同じ方向性でそれなりに良くなっています。
静止画キャプチャしてチューン前のBW970の再生画と比べてみました。

1.ページ8 BShiで放送された映画「HERO」からキャプチャ
2.ページ9 BShiで放送されたクラシックコンサートからキャプチャ
3.ページ10 WOWOWで放送されたOVA「HELLSING」からキャプチャ

もともと高いレベルの画が再生できていますので静止画で比べても微妙な差ではありますが確実に画質はアップしています。
実写映像では立体感や細部のつぶれが改善され、アニメでは微妙な色のグラデーションが良くなっています。
なぜか以前使っていたXW31で録画した「HERO」の画質アップの幅が最近録画したものに比べると顕著です。


2010/11/01
ページ9とページ10の画像を削除しました。
どういう原理か分からないのですがある程度古い録画ディスクではやはり顕著な差が出るのですが、新しいディスクでは全く差が出なくて解像度の変換によってなぜか逆に新しいものの方が淡泊な画質になっています。
解像度変換前のキャプチャした段階で大きな差が出ているページ8の画像だけ掲載します。



母の近況1010

入院している母親の病室には基本週一のペースで通っています。
入院してから1年と8ヶ月くらいになりますが特に状態が良くなるということはないですね。

小倉の病院は4ヶ月ほどで他の病院に移って欲しいと言われ戸畑の病院に移って現在に至っています。
母は戸畑に実家があり、病院も建設されてからあまり年月が経っていない新しい病院ということもあり今の病院に対しては何も不満はありません。

母は倒れて病院に搬送された直後は医師の所見でもって2日くらいの命だろうと言われましたし、医師から見せられた脳のレントゲン写真は素人の私の目から見ても絶望的な気持ちにさせらるに十分なものでした。

医学的には生きている状態ではあるのですが自分の意志で手足はもちろん首一つ動かすことが出来ず年中ベッドに寝たきりの状態です。
私が母を見舞った時は必ず四肢の関節を動かしてやるようにしていますが、動かさない関節は徐々に固まってきて可動域がどんどん狭くなってきます。
体を動かさないせいかしょっちゅう顔や手足がむくんだりして何も意思表示が出来ない状態ですがたぶん相当つらい思いをしていると思います。

奇跡的に脳の機能が回復しても体はもう二度と立ち上がったり出来ない状態になっています。
もし自分が同じような境遇に陥ったとしたら選択できるなら間違いなく殺してくれと言うでしょう。
母は息はしていますが自分の中ではもう「死んでしまっている存在」です。



脳卒中で倒れる前の母は脳に障害が出るそぶりなど全くありませんでした。
低血圧ですし、倒れる3,4年前に正月にトランプで神経衰弱をやったら私が勝てないくらい頭はしっかりしていました。
倒れる二日前に家族で外食に出かけ帰りのタクシーの中で私に「空手を子供に教えてやったら」などとたあいもない話をしていました。
母が最後に私に残した言葉は「明日は雨が降るよ」でした。
私が日頃バイクに乗っているのを心配していて雨の日は絶対にバイクに乗せたくないと心配しての発言です。

一緒にずっと暮らしていると正直「うっとうしい」と思うことも多々あったのですが、母が自分の中では「死んでしまった」存在になってから自分自身のなかに黒いしこりのようなものができて普段の生活の中では考えないようにしているのですがふとしたきっかけで発作のように深い悲しみに襲われることがあります。

この悲しみは多分自分がこの世から消えてしまうまで一生消えることはないと思います。

2010年10月27日水曜日

BW970チューン

昨日、チューンに出していたDMR-BW970が帰ってきました。
チューニング箇所を分かっている範囲でまとめてみました。

DMR-BW970のドルフィンチューン

その暇がなくてまだ全然パフォーマンスを確認してませんがごっつ期待出来そうです。

2010年10月23日土曜日

ビジュアルの音声システム

ER-DACを引っ張り出してきて2chで映像ソースを楽しむようにしたものの568を使わない音声は密度が薄く寂しいものです。
日本映画の場合は台詞の分解能などが楽しめてまだましですが、音楽のライブ映像作品などは臨場感が全く違います。
568.2を導入する前はこの状態で映像ソースを楽しんでいたのが嘘のようにつまらないのです。

仕方ががないのでPCにつないでいたXW31のアナログ音声出力を568に入力するようにして568に再度登場してもらいました。
この方が臨場感はあるのですがしかしどうにも情報量が足りず固い音声でもう一つです。

XW31のショボイDACが原因だと思うので少々システムが複雑になりますが

 XW31 → ER-DAC → 568 → CP65
                 ↓
                FLIGHT TWO

という風に音声出力の流れをセットしてやるとこれは大変素晴らしい感触です。
これなら568とデジタル接続した時の音に匹敵しそうです。

ER-DACはやはりただ者ではないDACです。(笑)


2010年10月17日日曜日

ツーリング201010

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
目的地は特になく行き当たりばったり的なツーリングです。
小石原 → 阿蘇 → 大津 と来て熊本港からフェリーで雲仙に渡るつもりだったのですがフェリーの時間が合わず断念し、熊本県内をぐるぐると走り回ってきました。
今日はバイクや車が多くてなかなか自分たちのペースで走れませんでした。
二輪ではBMWと「珍走」関係の方達が異様に目立っていました。(笑)
BMWに乗ってるおじさんはなぜか「国産バイクは道を空けろ」的な選民意識のようなものを持っている人が多いように感じます。
走行距離:437.6km

今日の走行メンバーはわずか3名。

・GSF750 雲仙行きに思い入れがあったようでなかなかあきらめがつかない様子でした。このところバイクのイベント続きで少々疲れているようです。

・XJR1200 車検から上がったばかりのマシンで快調ツーリング。ヤマハのマシンは仕上げの美しさに定評があると自分では思っていたのですが、リヤサスのロッドに錆がでるし中間のエキゾーストパイプも腐食して穴が開きそうな感じです。

・SV650 先週のトレーニングの成果なのかバイクが軽いです。春秋用ジャケットでは朝と夕方が耐えられないくらい寒かったです。


2010年10月16日土曜日

グッバイ!ソフトバンク

私が携帯電話を使い出したのは比較的遅くて確か2000年くらいからだったと思います。
電話会社は J-PHONE だったのですがその後自動的に Vodafone に変わり、現在では softbank に変わってます。
今まで電話会社に対して特に不満はなくあまり携帯を使わないこともあり無関心だったのですが今回電話会社を NTT docomo に変えました。

理由は softbank から頼みもしないのに有料のメールを送ってくるようになったからです。
私が無知なだけかもしれないのですが「おとうさんくじ」ってメールをソフトバンクからこの何ヶ月間か受け取り続けているのですが、こんなメール申し込んだ覚えもないのに通信料を取られているのです。

私のやっすい基本料金が倍額になったのと同じくらい支払っているのでおかしいなと思って気がつきました。
こんな客を金ずるとしか見ないような商売ってありなのかな。
出来るだけ関わりたくない会社ですね。ソフトバンクは。

2010年10月11日月曜日

ライディングスクール1010

今日は10:00から16:00まで自動車学校で行われた「ライディングスキルアップトレーニング」に参加してきました。
集まったライダーは20人程度でしょうか。

今日は設定したコースをとことん走り込むような内容でした。
新しい課題としては坂道を入れた2回連続した360度ターンを入れているのと急制動を入れた所でしょうか。

最後に一人ずつタイムを計りました。
最速は29秒台で私は36秒台。以前に比べると上達していると思います。
自分の課題はスラロームですね。
S字やクランクは割とイメージ通りに行けるのですがスラロームはもう一つです。

途中、SUZUKIの新型モデル バンディット1250 のネイキッドモデルの試乗車を使ったABS体験会もありました。
路面に水をまいてそこでブレーキをかけてABSを作動させる体験会です。
ABSは制動距離の短縮化にかなり有効なのが体験出来ました。
バンディット1250はコンパクトに作られていることもあり乗りやすいバイクです。

ギヤは1速、2速しか使えないコースでの走行ですが40kmほど走っていました。
こういう低速コースでの練習はサーキットや峠を走り込むのと比べて公道をバイクで安全に走る為のテクニックに直結していると思います。


2010/10/16
主催者さんがスキルアップトレーニングの模様をブログで紹介してますのでリンクを貼っておきます。
http://6623.teacup.com/joy2//bbs
バンク角だけは私が一番だそうです。(笑)


ER-DACの再登場

BDレコーダー DMR-BW970 を外したので代わりのレコーダーとして以前使用していた DMR-XW31 を引っ張り出してきました。
この機種はデジタル音声出力はTOS(光)リンクしかないのですが、借り物のサラウンドプロセッサー 568 のTOS入力はロックしませんでした。

仕方がないのでこれまた以前使っていたDAC ER-DAC(EauRouge) を引っ張り出してきました。
しばらくビジュアルの音声出力は2チャンネルで行きます。

それにしてもメリディアンのデジタル入力を無効にする設定にどういう意味があるのか聞いてみたいものです。
使わない端子を無効にしたら音が良くなるのでしょうか。
568 は届いた直後はD1端子とD2端子が使えたのですがその後すぐにD2端子はロックしなくなりました。
どうも初期状態でデジタル入力関係がかなり不安定な仕様になっているような気がします。

2チャンネルはシンプルで使いやすい所は大きな利点だなと改めて実感しています。


2010年10月10日日曜日

HR800は返したけれど

借りていたHR800を送り返しましたがHR800のパフォーマンスを体験してしまうと正直DMR-BW970で視聴する映画作品の画質・音質に物足りなさを感じてしまいます。

ということでBW970をドルフィンでチューンしてもらうことにしました。
シャーシのメッキは高価すぎて断念しましたが仕上がりが楽しみです。

2010年10月4日月曜日

HR800視聴3

HR800の外観の大きな特徴を見落としていました。
底面のシャーシにCNT複合銀メッキが施されています。見た目は鍋ややかんの色つやのようですがこれほど大きなパーツに贅沢なメッキをおごっています。

日が暮れてからじっくりと映像を鑑賞してみました。
色が本当に美しいです。
色ににじみがなく、かちっとしているのに全く強調感がなく素晴らしくリアルな色です。
映像を見ていて久しぶりに鳥肌が立ちました。

同じソースをBW970で見直すとどうしてもじらじら感というかノイズっぽさや色のにじみが気になってしまいます。
量的にそれほど大きな差ではないのですが決定的とも言える差なのです。

悩めるポイントをまとめると

・録画したBD-Rはしばらくレコーダーしか使っていなかったためファイナライズすることをすっかり忘れていたのでせっせとファイナライズして再生してみたのですが最初の一枚目だけローディングに成功し、その後同じディスクを含めて二度と読めることはありませんでした。

・私のプロジェクターはHDMI入力が1系統しかないので2台の映像機器をプロジェクターにHDMIでつなぐことが出来ない。
(プロジェクターをリニューアルすれば問題ないですが)

・568.2にデジタル音声入力を2系統以上つなぐことができるようになるか不透明。
(この機種より音質で優れたサラウンドプロセッサーって現存するのでしょうか。)

とこの辺の問題が解消されるなら是非手元に置いておきたい機器です。
罪作りなプレーヤーだと思います。


2010.10.10
録画したBD-Rを読み込めないのはこの機体が単に壊れているだけのようです。
私は現在セルBDは15枚程度しか持っていないので多くのおいしいソフトを楽しめないのは痛いですね。


2010年10月3日日曜日

HR800視聴2

BDプレーヤー HR800 をBDレコーダー DMR-BW970 と比較してみました。

見た目はBW970とデザインは違いますが幅と奥行き寸法が同じで積み重ねて置いても違和感がありません。
リモコンもBW970のリモコンで同じような操作感で扱えます。(BW970の受光部を塞ぐ必要はありますけど)

昨日の晩は家に居なかったので視聴出来なかったのですが今日は天気が悪く昼間でも暗いのでカーテンや雨戸を閉めて視聴してみました。
電源ケーブルだけはBW970はめがね型のケーブルで使い回せないので手持ちのオルトフォンの自作ケーブルを使いました。

完全な遮光はできないので画質を評価するにはつらいですがHR800の色はBW970よりも濃く深みがあり美しいです。
度肝を抜かれたのは音声でこれはもうHR800の圧勝です。

オーディオで言えば入門機とハイエンド機ほどの差があります。
全体的に表現の余裕があるのですがとくに風のような低域の表現が素晴らしいです。
BD「スカイ・クロラ」の冒頭の戦闘シーンでティーチャーが放つ機銃の音が重く、臨場感に恐怖を感じます。
台詞の声質も浸透力が高く大変美しい声です。

昨年地元のAVフェア会場で三菱は自社のプロジェクターをデモするのにBW970を持参し使用していました。
同じ会場にP社のフラッグシップBDプレーヤーが置いてあり自由に使えるのにです。
自分の目と耳で比べてもBW970はレコーダーであるにもかかわらずBDを最高峰のパフォーマンスで再生してくれる機種と認識していましたが、これだけ差をつけられるともう笑うしかないという感じです。

できれば静止画キャプチャで画質を比較してみたかったのですがHR800にはD端子が付いていないのでPCとつなげることが出来ませんでした。
この辺は基本的には廉価版プレーヤーなので仕方がないところでしょう。


2010年10月2日土曜日

代替機の568

メリディアン 568.2には同軸デジタル入力端子が4系統あります。
しかしD1~D4入力端子のうちデジタル機器をつないでロックするのはD1だけで他の端子は使えない状態です。

シリアルポートにPCを接続して設定を書き換えてやればデジタル入力設定を変更できるのですが、なぜか私のPCとはつながらないためそれが出来ないでいます。

それで568.2はメンテナンスに出すことにしました。
最低デジタル入力端子は全て使えるようにしてもらうためです。
ドルフィンからの親切で代替機として568が送られてきました。

568は外観の見た目は568.2と全く同じです。
ボタンを操作した時の感触は568の方がきびきび動いていい感じです。

音質もほとんど変わらないのですが私の568.2は天板やインシュレータを変えているのでその分のアドバンテージがあるかな?という程度です。

ただデジタル入力系の不安定さは568.2とあまり変わらないようでメリディアンと付き合うのなら音質以外の部分は期待しちゃいけないのかなと少々あきらめモードになっています。


HR800視聴

ドルフィンのN岡さんのご厚意で Eau Rouge のBDプレーヤー HR800を視聴機としてお借りしました。

ぱっと見た目はまんまPanasonic の海外モデル DMP-BD80 なのですが背面の100Vの入力がIECインレットだったり、RCA端子が錆びたようなくすんだ色のものに変更されていたりします。

とりあえず私のリファレンスCDプレーヤであるΩSACD2改とCDの音質を比較してみました。
RCA端子しかないHR800にはラインケーブルにオルトフォンの 5000SILVER を使いました。

ぱっと聞きではAV機器レベルのCD再生の音ではないですね。
情報量がかなり多くもしかしたら素のΩSACD2より多いかもしれません。

自分のΩSACD2改と比べると空気感や音の厚みの点で劣り、見通しはいいのですが生っぽさはもう一つというところです。
筐体がノーマルのぺなぺなな板金なのでこの辺を改善すると大化けしそうな気はします。
IECインレットに Dolphin 電源ケーブルを刺すと固すぎて板金が変形し壊してしまいそうで最後まで刺すことが出来ませんでした。(笑)


2010年9月23日木曜日

ツーリング201009

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
夜中の2時くらいに雷が激しく鳴って豪雨だったので覚悟はしていたのですが朝から雨です。

目的地は大分県にあるサーキット・オートポリスで、ブリヂストンが開催する2輪のイベントに参加するためです。
サーキット走行会の参加費用を前払いで払っているのでイベントが開催される限りは行かないといけないのです。(笑)

サーキット走行は初めての体験ですが路面はもちろんウエットですし、時々霧に包まれることもありコンディションは最悪ですな。
案の定午前の走行では転倒車両のせいで3周くらいで赤旗中断となり、午後の走行は一周目から前のグループに追いついて全然ペースを上げれないというなんのためのサーキット走行なのか分からないようなイベントでした。

普通にツーリングしている方が良いペースで走れます。

サーキットは公道とは違って道幅が広いため初心者はどのラインを通ったらいいのかまず分からないのと、ラインのくねり方がやはり公道とは違って独特なので慣れない人がオーバーペースで走ると簡単にコースアウトしてしまいます。
今日のような低速ペースでも見たところ4台は転倒していました。

オートポリスでこの手のイベントをブリヂストンが開催するのは初めてということですがもう少し運営の仕方を改善した方が良いでしょう。
(走行距離:330.5km)

今日の走行メンバーは

・GSF750 帰り道で小倉に入った辺りでエンジントラブルが発生してエンストしました。やっぱガソリンは余裕を見て給油した方がいいでしょう。

・GSX-R1100 サーキット走行は今回で3回目だそうで手慣れたものです。バイクをとうとうリニューアルするそうです。

・ホーネット250 先日のライディングスクールでお互い顔は見知っていました。すごく勉強熱心で今時の若い者にしてはバイクをうまく操るための情熱は素晴らしいものがあります。


2010年9月19日日曜日

クラシック音楽の再生

私はクラシック音楽の特にオーケストラの再生はCDよりも映像作品の方が好きです。
そしてマルチチャンネルで再生するオーケストラの再生は絶対とまでは言いませんが、2chで地味に努力するよりも簡単にリアリズムで凌駕することが出来ます。

顕微鏡で覗くような細部の情報量は2chでの再生で追求しやすいのですが、コンサートホールで鑑賞するようなホールトーンの雰囲気はマルチチャンネルで取り組む方が簡単に手に入ります。

BS hiで放送される音楽番組で5.1ch録音のものがあります。
去年、サントリーホールで公演されたミハエル・プレトニョフ指揮 ロシアナショナル管弦楽団の放送は演奏も放送のクオリティも大変素晴らしいものです。

このプログラムは2chで聴いてもそれなりに楽しめるのですが、4chで聴くと演奏の世界に完全に引き込まれてしまいますね。
NHKの放送はカメラワークなどで不満に思うことが結構あるのですがこの放送はオーケストラの様子がよく表現されていて映像的にも素晴らしいと思います。


人間ども集まれ!

私が小学生の頃自分のお小遣いを使って漫画本を読むようになった時期には手塚治虫はもう過去の大家という位置づけでした。
当時は「ブラック・ジャック」や「ブッダ」、「火の鳥」など優れた作品を連載していましたがそういう感じでしたね。

それでも「お金を出して読む」価値があると思わせる作品が手塚作品に多いことは小学生の自分でも分かっていてそれなりに読んでいました。
手塚氏ほど内容を伴って猛烈な量を書きまくる作家は将来出てこないと思います。
少年漫画で多くの傑作を生み出した氏ですがあまり知られていない大人向け作品でも素晴らしい作品を残しています。

今回初めて読んでみた「人間ども集まれ!」もそういった大人向け作品です。
価格は高めですが650ページもある単行本で読み応えは十分です。

精子のしっぽは通常1本ですがそれが2本ある精子を持つ男・天下太平。
この男の精子から作られる人間は男性でも女性でもない無性人間。
無性人間を大量に生産し売り込むことで商売しようとする人間達。

手塚治虫は雑誌に発表した原稿を「原作」と呼んでいたらしく、単行本化する際にはかなりの量を削除したり書き直したりしたそうです。
この作品も例に漏れず単行本化の際に特に終盤のエピソードがごっそりと削除されていて、この単行本では削除された部分を同時に収録させて「完全版」と銘打っています。

読み比べると終わり方が180度違うと言ってもいい内容で読者としてはこれだけ大きな編集をして単行本化するのはあんまりだという気がします。


2010年9月18日土曜日

マルチチャンネルについて

映像ソースの音声を4chで再生するようになって副作用が一つあります。
それはCDを2chで再生するのがちょっぴり面白くなくなったということです。

2chの再生でもそれなりに立体的な再生は出来ているのですがマルチチャンネル再生に比べるとどうしても平坦で味気ない部分があるのです。
あくまでも比べたらの話で2chの再生能力が落ちたわけでも何でもないのですが。

マルチチャンネルの感触が良いと言っても試しにBDレコーダー DMR-BW970でCDを4ch再生しても、ΩSACD2改で再生する2chの音質と比べると情報量で完全に負けてしまってこれはNGです。

では

ΩSACD2 → 568.2 → CP-65 → 850 → incognito
          ↓
        FLIGHT TWO → CM1SE

とBDレコーダーと CDプレーヤーを入れ替えてCDを4chで再生するとこれは情報量とコクをバランス良く両立させたなんとも幸せな音です。
2chのピュアオーディオ再生に比べるとやや情報の細やかさで負けるのですが、それと使い勝手の悪さを差し引いてもレギュラーの座に据えてもいいかなと思わせる魅力があります。

568.2にはCD音源もマルチチャンネル再生させる為の優れたDSPプログラムが入っています。

2010年9月12日日曜日

ゴルゴ13 158

日本の最南端にある領海を示すもととなっている沖ノ鳥島。
島と言うにはあまりに頼りないこの岩礁はコンクリートで覆われチタン製のカバーがされているそうです。

もしこの島が消滅してしまうと日本は南方の広い経済水域を領海と主張する根拠を失ってしまう。
そんな島を溶かして消滅させてしまおうとする中国船の作戦を阻止するゴルゴ13。

ゴルゴ13 158巻にはそんなタイムリーな話題の話が載って絶賛発売中です。(笑)


2010年9月1日水曜日

レミオロメン

WOWOWの音楽ライブ放送は出来るだけ観るようにしています。
新しい音楽をほとんど知らないのでそれをチェックしたいのですがなかなかこれはというアーティストに巡り会うことはないですね。

そんな中8月に放送された「レミオロメン」は久々のヒットでした。
もう10年もやっているので新しい才能と言ったら失礼になってしまいますが自分の中では新鮮な音楽です。

すかしたり、ありがちな恋愛を歌ったりすることもなくバンドの等身大を強く感じる誠意あるバンドだと思います。
特に「立つんだジョー」なんて曲は私の中には全くなかったセンスで、こんな方向もあるんだなと素直に感動しました。(笑)


職場の異動

職場で組織変更の発表があり私は職場を変わることが決定しました。
もう半年くらい前に移動の希望を出していて製造現場への移動予定を伝えられていたのですが、案外上の方の人間に私は評価されているようで製造ではなくて設計に専念する業務を続けることになりました。

今の組織でもう10年以上やっているのですが直近の上司とはどうしても気持ちで通じ合うことができず、その他の人間関係でも我慢の限界に達したので私の方から部長に職場を変えて欲しいと申し出て今回の移動が実現しました。

私の人間性に問題がないとは言いませんがどうしても合わない人間と我慢して一緒にいるのは人生の無駄遣いだと思います。
職場の同僚・後輩達は気のいい人達ばかりなので別れるのは本当につらいです。
あと数ヶ月は仕事が切れないので今の職場での仕事が続きますが、会社人生の後半に向けて良いスタートが切れそうです。

ちなみに車を運転しながら窓からタバコの灰や吸い殻を平気で捨てる人間とは多分私は絶対に友達になれない自信があります。(笑)

2010年8月22日日曜日

FLIGHT TWO 2

私はホームシアター歴は長いのですが2chステレオでやることにこだわりを持っていました。
同じ金額を投じるならマルチチャンネルではなくステレオでやった方がクオリティ的に満足度が高いからです。

実際ホームシアターのデモを体験してもこりゃちょっと手を出せる代物ではないなと言うのが正直な感想でした。
10年ほど前にアクロス福岡でステラヴォックスジャパンがゴールドムンドのフルエピローグやミレニアムをメインチャンネルに据えたウン千万円の7.1chシステムを広々とした会場でデモしているのを体験した時もこんなもんかという感じで正直がっかりしたものでした。

一度だけの例外は5年ほど前にドルフィンの店舗で体験したシステムです。
再生が始まると部屋の空気が濃密になるような体験は新鮮で例えばオーケストラのDVD再生はホールで演奏しているそのままの音場が実現出来ていて、メリディアンのサラウンドプロセッサーにそのパフォーマンスの秘密があると感じました。

2年前にメリディアンのサラウンドプロセッサー 568.2 は手に入れて使用していますが、2chでの使用ではやはりドルフィンの視聴室のような品位の高い再生は出来ていません。
2chでやることはほぼやっちゃったかなという達成感もあってようやくリアチャンネルを追加する気になったという所です。


写真は AUDIA FLIGHT TWO の付属品です。
立派なリモコンや専用の電源ケーブルが付いています。

リモコンはメリディアンの機器にも効いてしまうのですが手が届くところにメリもAUDIAも置いてあるのでリモコンは使いません。
電源ケーブルは余っている Amati PS XP を使うことにします。
ただ3PINのコンセントが余っていないので3P→2P変換アダプタを使用します。

CM1SEとつなぐスピーカーケーブルも赤黒の細いケーブルです。
この辺は将来の課題として大事に取っておこうと思います。(笑)

FLIGHT TWO は全面パネルがごっついアルミプレートで天板もアルミのようです。
底板と背面は鉄板のようです。
デザインはシンプルで上質さがあり中々のものです。



4ch再生

FLIGHT TWO と CM1SE を加えた4chシステムのパフォーマンスは期待通りの素晴らしいものです。

リヤチャンネルを加えたと意識させるものではなくてあくまでもフロント2chの能力が上がったように感じられます。
フロントの音を消してみるとリヤから音が出ているのが分かるのですが、メリディアンの568.2をきちんとセッティングしてから映像ソースを再生して得られるパフォーマンスはあくまでも主役はフロント2chです。

例えばCNT複合銀メッキヒューズの導入で得られるパフォーマンスアップは量的にはかなりのものなのですが、あくまでシステムの持つ能力の底上げです。
しかし今回のリヤチャンネル追加はシステムの表現力の器(うつわ)自体が大きくなるという感じです。

体感的には表現力が1.5倍くらいに拡大したように感じます。
映画でもポップスのライブでもクラシックのコンサートでもあらゆる映像ソースが面白くてたまらない感じ。

映画館でやっているようなあざとく荒い感じの音響処理ではなく、空気が濃密になる感じがかつてドルフィンの視聴室で体験したのとおなじ品位の高さをもったものです。

これは今まで部屋の響きも含めて2chの再生で磨いてきた音質がそのまま生きるのと、メリディアン → AUDIA → CM1SE というシステムが奏でるパフォーマンスの品位が高く、メインチャンネルにうまく溶け込めたということでしょう。
このシステムはドルフィンで音決めされた一つの完成形でしょう。

リヤスピーカーの取付位置のせいか特にクラシックのコンサートの映像作品では天井が高くなったように感じます。
私の部屋は6畳で天井高さは2.6mです。


メリディアンのセッティング項目はほぼスピーカーの数とリスニングポイントからの距離だけです。
本体の操作だけでセッティングできるのですがPCをつなぐと入力の名前の変更が出来たりするので試しにRS232Cケーブルを用意してつないでみたのですが、なぜかPCが568.2を認識することが出来ませんでした。


2010年8月21日土曜日

FLIGHT TWO

リヤスピーカー用のアンプが届きました。
AUDIAのプリメインアンプ FLIGHT TWO です。

パワーアンプを選ぶべきなのですがボリュームがついている方が将来SACDマルチなどいろいろな場面で使えそうなのと、ドルフィンのN岡さんが自宅でリヤチャンネル用に使用しているのでクオリティ的にも問題がないだろうと見越して導入することにしました。
AUDIAの音はもちろん聴いたことがありません。

サイズ的には高さが低いのでラックの下にも十分設置できますが奥行きが結構あり、カタログ値の18kgより重く感じます。

試しにメインチャンネルにつないでCDで音出ししてみました。
ただしプリアンプのCP-65を飛ばして 
ΩSACD2 → FLIGHT TWO → Incognito とつなぎました。

CP-65+850に比べて価格が全然違うのでFLIGHT TWO が不利なのは当然で、音楽の表現は表面的で広がりもそれ程ではないですが音色にそれ程大きな違いがないことと、音楽を闊達にきれいに気持ちよく鳴らす能力は十分に持っていることが分かります。
リヤチャンネルに使うには十分なアンプです。

ただプリメインアンプなのでモノラルパワーアンプと比べるとスピーカーケーブルの長さが足りなかったりしてセッティングは厳しいです。
特にGND端子がなぜかスピーカーターミナルの真下についていたりして、片チャンのマイナス端子はYラグをしっかりと差し込むことが出来ません。


2010年8月17日火曜日

映画を観に行く

今日は仕事は有給を取ったので久しぶりに映画館に映画を観に行ってきました。
観に行ったのは 「きな子 ~見習い警察犬の物語~」 です。

ジブリ作品以外の映画はこの10年くらい観に行ったことがないし邦画を観に行くのはもしかしたら生まれて初めてかもしれません。
私が映画を見始めた小学生のときから洋画やアニメに比べたら邦画はわざわざ高い料金を払って観に行くものではないという価値観でした。

しかしホームシアターで数多くの映画を見るようになると逆に邦画に対する価値観がどんどん上がって、洋画やアニメを楽しんで観る機会が減っているように感じます。

ジブリ作品では「借り暮らしのアリエッティ」が公開中ですが観に行った人の話を聞いているとわざわざ観に行く価値はなさそうです。
最近のジブリ作品は宮崎駿監督作品も含めてどこかディズニー的な当たり障りのないファミリー向け作品になってしまって大人の男が一人で観るのに耐えられる作品ではないと思います。

私の中ではジブリ作品は「もののけ姫」をピークになだらかに下降線をたどっています。
宮崎・高畑両監督以外の作品で素晴らしいのは「耳をすませば」だけで、「ゲド戦記」などはまだ観てもいません。
優れた映画作品を生み出すのに誰かの下で修行したりするのは必要条件では無く、自分が小さな頃から内面に持って育ててきたものがどれだけ優れているかが大事だと思います。

テレビシリーズの世界名作劇場が80年台の半ばまで傑作を生み出していたのに80年代の終わり頃から急速につまらなくなっていったのも、長年素晴らしい演出家の下で働いていて一本立ちした演出家の力量が先代とはかけ離れていたせいだと思っています。
昔の名劇が全て傑作だとは言いませんのであしからず。特に「フランダースの犬」は優れた原作ありきの作品です。


さて、今回観に行った「きな子」ですが消去法で選んだ大変消極的な作品だったのですが得るものが多くて大変得をした作品となりました。
久しぶりに観るフィルム映像はやはり素晴らしく魅力的です。
現実の景色や人物などと比べるとフィルム映像は固定画素に比べて圧倒的に色がリアルです。

映画館の音響処理の仕方は自分の狭い部屋では実現不可能だと思いますがやはり良い指標になります。
2時間という上映時間がすごく短く感じるのは映像や音響に集中していても全然疲れない余裕があるからだと思います。
作品の内容も素晴らしく良い映画鑑賞が出来ました。

2010年8月14日土曜日

神戸在住

木村紺さんの漫画作品と出会ったのは「からん」が最初でその後「巨娘」、「神戸在住」と読んでいます。
神戸在住は1冊づつ時間をかけて読んでいて7巻を読み終えたところです。

木村さんの作品は3作品を比べると絵的にも内容的にもどれも違う人が書いたのではないかと思うくらい共通性が少ない作品です。
作品の密度で言えば神戸在住が一番でしょうか。
神戸の町に住む女子大生の視点から町の風景や人物との関わり合いを叙情的に描くこの作品は傑作です。

7巻は日向さんとの思い出が綴られています。
なぜ桂が日向さんに惹かれお店に通うようになったのかそして別れの時。

表紙の絵は桂の思い描いた心象風景ですがこういうさりげない仕事に木村さんの才能の豊かさを感じます。


静止画比較3

WOWOWの放送をBW970のHDDに録画した「スカイ・クロラ」をBD-Rにダビングしたので市販のBDソフトと同じシーンの静止画で比較してみました。

サンプルページを参照。
ダビングしてもBD-Rの方が色が濃く良い感じですね。

デジタル放送がアンテナ端子でクオリティが変わってしまう理屈は分からないのですが、デジタルケーブルでデジタル音声が変わってしまうのと現象としては同じことでしょう。
デジタル放送はアナログ時代に比べて格段に質が上がっていますが、それをさらにチューンして質を上げる幅はまだ残されているということですね。
アンテナ端子はチューナーが変更されたとしても将来ずっと使い続ける部分なのでここに注力するのは正しい方向性だと思います。

しかし市販BDが放送のダビングBD-Rに負けるのは市販BD側の要因もあるような気がします。

参考で使用ハードウエアの情報を付記しておきます。
 ・アンテナ端子: ドルフィンオリジナル(CNT複合銀メッキ品)+ドルフィンスペシャル半田
 ・BDレコーダ用電源ケーブル: Dolphin PS MEGANE  
 ・ラックとインシュレータはSRコンポジット

レコーダーでDolphinグレードの電源ケーブルやSRコンポジットのラックを使っている人って全国でどのくらいいるんでしょうね。(笑)

2010年8月12日木曜日

福寿飯店の復活

5月に無くなったと嘆いていた「福寿飯店」は5/8に新規オープンしていました。
店は小っちゃくなって雰囲気も全然違いますが味は変わっていないようです。

場所は井筒屋の裏側にあるビルの地下です。郵便局の並びです。
かつての常連さんは行ってあげてください。
私にとってはうれしい誕生日プレゼントでした。

2010年8月8日日曜日

小公女セーラ サントラ CD

「小公女セーラ」のサウンドトラックCDを取り寄せてみました。
アニメ作品の内容は良く覚えていますが正直音楽は特に印象に残っていませんでした。
しかし改めてサウンドトラックCDを聴いてみると音楽がかなり本格的な作りになっていて驚きました。

付属されている豪華な解説書に作曲を担当した樋口康雄さんのインタビューが記されているのですが、演奏しているのはリズムセクションを含まない完全な管弦楽のオーケストラだそうです。
氏にとってこのサウンドトラックの仕事は氏の長いキャリアの中でも非常に重要な意味があるようで、クラシック=シリアス・ミュージックとポピュラー・ミュージックとでは聴く環境自体が差別されるべきものであるし、このサウンドトラックも出来るだけ良い環境で聴いて欲しいという熱いメッセージが記されています。

作品はセーラ役に島本須美さんを抜擢したこともあり当時大ヒットしましたが、ミンチンやラビニアの自分には持っていない物をもっているセーラに対する妬みの情念のようなものが良く描けている作品です。


2010年8月7日土曜日

静止画比較2

WOWOWで映画「スカイ・クロラ」が放送されたので録画して手持ちのBDディスクと静止画で画質を比較してみました。
サンプルページを参照。

アニメの場合分かりにくいのですが放送の方が若干色が濃く、立体感もあります。
音声の方も放送の方がやや濃く密度があるように感じます。

スイフトの帰還

修理に出していたスイフトが昨日戻ってきました。
一時は走行上の問題が少しでも残るようなら新車への買い換えも検討しようかと心配していたのですが仕上がりに問題はなく私の杞憂で終わってくれました。

改めて運転していて楽しい車だと思います。
ただ時間と共に慣れていた欠点があるのですが、この車不自然に着座位置が高いのです。
メーカーオプションのレカロシートが肉厚過ぎるせいもあるのですが腰高すぎて停止線で止まると信号が屋根に隠れて見えないことも多々あります。

長く座っていても全然疲れないし座り心地はグッドなのですが久しぶりに乗ると衝動的にバケットシートなどの薄いシートに交換したくなります。(笑)

2010年8月1日日曜日

リヤスピーカーの取付

今日は一日リヤスピーカの取付とついでにプロジェクターも取付変更の工事を行いました。

リヤスピーカの取付は本来なら床の上にスタンドを立てるなりして設置するのがベストなのですが私の狭い部屋ではスピーカを後ろに置ける床面積は存在しません。(笑)

苦肉の策としてほぼリスニングポイントの頭上辺りに傾斜するように取付ています。
取付は工事が簡単にできるのが一番で、それから配線なども簡単にできるように心がけていますが取付強度などはもともと壁の強度が弱いこともあり必要最低限という感じであまりほめられたものではありません。

アンプがないので音はまだ出せませんがとりあえず充実した一日でした。


2010年7月31日土曜日

リヤスピーカーの導入

久々に新品でオーディオコンポーネントを購入しました。
スピーカーでB&WのCM1SEです。
SEというのはジャンパープレートにドルフィンオリジナルの銀プレートを付けてもらったものです。

アンプはまだ用意していないのですが映像作品を鑑賞時にリアスピーカーとして使用します。
メリディアンのサラウンドプロセッサを使っていながら今まで2chで使用してきたのをようやく4ch化しようというところです。

戯れにメインチャンネルにつないでCDで音出しをしてみました。

Incognitoとは違って最初から拍子抜けするくらい元気よく鳴ってくれます。(笑)
何とも鳴らしやすいスピーカーです。

B&Wはホームシアターのデモで聴く機会は多いのですがあまり良い印象は持っていません。
しかしCM1SEはボルダーで鳴らすせいかボリュームをかなり上げても高域がうるさくなることがなく、シアター向けのゆったりした音調が良い感触です。

Incognitoの精緻な表現力にはとうてい及びませんが音色の統一性はある程度はかれそうです。


2010年7月24日土曜日

シルクエビス

「シルクエビス」を飲んでみました。
サッパリさわやかで暑い夏向きのビールだと思います。
何杯でもいけそうなおいしさです。(笑)


静止画比較

「CHRIS BOTTI IN BOSTON」 がBS hiで放送されたので録画して手持ちのBDディスクと比較してみました。
サンプルページを参照。

絵は色合いの違いだけではないような感じでBS hiの方が鮮やかに感じます。
音声はBDの方が音圧が高くて切れがあり情報量は多いです。
BS hiはボリュームをかなり上げる必要がありぼんやりした感じに聞こえます。

BDは再生するプレーヤでもっと良く再生できるのかな?
アンテナ端子関係のチューンが自分が思っている以上に効果があるのかな?

NHKは音楽番組で歌の演奏では必ずでっかい字幕で画面を汚すので頭の痛いところですがBDの時代になっても市販のパッケージメディアの優位性が結構危うい?と感じます。

2010年7月18日日曜日

野球観戦1007

今日は梅雨が明けて天気が良いこともあり出身高校の野球部の試合の応援に行ってきました。

私が在学中の野球部の成績は九州大会進出止まりでしたが、卒業後に2度甲子園に出場しています。
予選の今大会はシード校として出場しています。

私はサッカーなどの団体競技は見ていても楽しめない性質なのでW杯の試合も一度も見ていないのですが、野球だけは例外です。
ことに母校の試合ともなると在学中には愛校精神なんてかけらも持っていなかったのですが、いざ試合会場に臨めばいやでも盛り上がってしまいました。

試合結果は9-3で勝ちました。
序盤からリードする展開でミスをきっかけに1点ずつ3点取られることもありましたが、中盤にビッグイニングを作ることもあり見ていて楽しい試合でした。

在学中には大学の空手部よりもコワモテ揃いの応援団がいたのですが、今では女子が学ランを着て団長を務めています。
当時部員がたくさんいて盛況だった吹奏楽部はやや厚みがうすくなったようですが久しぶりにエネルギッシュな演奏を聴くことが出来ました。

試合後、泣き崩れる相手チームの選手達の間を高校生の頃から使っている自転車に乗って球場を後にしました。


2010年7月17日土曜日

半田付けのこと

オーディオにはコンポ同士をつないだり、電源をつないだりはたまた素子をつないだりということで必ず電気を通すためのつなぎ目である「接点」が存在します。

素子やコンポの優劣が同じなら接点の優劣がパフォーマンスに響いてくるのは当然のことでしょう。
最近にわかに半田ごてを握る機会が増えているのですが、上手に半田付けしないと例えすばらしい半田を使っても音が全然違うことが分かりました。

半田付けがうまく決まった時の音はなんともストレスフリーでリッチな音です。
アドバイスをくれたドルフィンの奈良岡さんに感謝しています。


代車のアルト

工場に入院しているスイフトの代車としてアルトを借りてきました。

実はスイフトに乗り出してからスズキの4輪車に対して見方がだいぶ変わりました。
特に今回借りてきた旧規格のアルトなどはスイフトとハンドリングの感触がよく似ていますし、ATでもワゴンRなどのデブな軽に比べるときびきびと走って実に気持ちが良いのです。

スズキの4輪車は「ツール」として割り切ればすごく完成度が高いと思う。
エンジンの出来はホンダに譲りますが車体やステアフィールは私はスズキが好きですね。
このアルトは車高が低くドアなんか腰より低い所にあります。

昨今人気があるエコカーですが私が考えるエコカーはまず車体が軽く小さいこと、それからエアロダイナミクスを突き詰めていることです。
モーターを乗せたからエコだというのにはかなり抵抗があります。


2010年7月15日木曜日

スイフトの事故

スイフトを運転中事故を起こしてしまいました。

職場から帰宅する途中、交差点で私が右折、相手が直進での事故です。
両車走行不能状態ですがお互いに怪我はありませんでした。

右直事故としてだと単純に私の方が過失割合が大きいのですが、相手は右ウインカーを出して片側2車線の左側をそのまま進路変更せずに交差点に進入し全く減速せずに私の車の左後方ドアに真正面から衝突しています。
私の車は交差点を渡りきったところでスピンして止まりました。

相手の車の挙動をはっきりとは覚えていないのですが何がしたくてウィンカーを出したのかさっぱり分かりません。
相手が右折しようとしたのなら右直事故ではないのですが結果的には右直事故です。

事故を起こした後の自分の車の痛ましい姿を見るのはつらいものです。

2010年7月12日月曜日

アンテナ端子の静止画比較

アンテナ端子に関して比較画像を追加しました。
今回はアンテナ端子の接続に使う半田をドルフィンの最新のものにやり替えています。
録画した放送は日本映画専門チャンネルの映画「銀色のシーズン」です。

サンプルページを参照。
あまりいいサンプルではないですが今回は色合いの違いが結構出ています。

2010年7月10日土曜日

電源線の端末処理

屋内配線ケーブルの端末処理には少々苦戦しています。
半田でより線を固めただけの処理では以前に普通の半田で電源ケーブルの先端を処理した時と似た傾向の音になりました。

音調はかなり大きく変わります。
定位がきちっとして見通しは良いのですが、ぶわっとくる広がりが無くかちんこちんな感じでこじんまりとしてしまう。
普通の半田とは違って情報量は確保されているのですが私はこの音調ではNGですね。。。

より線を固めてしまうと接点部分の接触面積が小さくなってしまうので良くないかもしれません。
とりあえず半田をペンチで平たくつぶして接触面積を確保してトライしています。
感触は元の感触に近いものに戻っています。

普通の屋内配線ケーブルは銅の単線ですから接点の接触面積は小さいわけですがより線を固めた時のような音調にはならないので不思議な気持ちです。

2010年7月4日日曜日

プリアンプ電源部のモディファイ2

プリアンプ電源部アースラインの半田やり替えはいい感触です。
ほんわかした表現力の拡大と力強い低域が得られる感じです。

味を占めてオーディオ用屋内配線つまり、ブレーカ → 壁コンセント間のケーブルのブレーカ側の端末処理を半田で行ってみました。
コンセント側はドルフィンから送られてきたスペシャル銀パーツ端子+スペシャル半田で処理されてますが、ブレーカ側は何もされておらずより線をそのままブレーカに突っ込んでいるだけです。

過去に自作で電源ケーブルを作っていた時ケーブル端末を半田で固めたことはあったのですが、何もしないより音が悪くなったので結局元に戻したことがありました。

今回は音が良くなる魔法のような半田なのとCNT複合銀メッキのブレーカとの相性も良さそうということで期待出来そうです。

2010年7月2日金曜日

プリアンプ電源部のモディファイ

ドルフィンから新型の半田が送られてきました。
アンテナ端子の接続に使うのに気を使って送ってくれたようです。

アンテナ端子はその日のうちに手持ちの半田で半田付けまで終わらせていたので、とりあえず新しい半田は何か他のことに使ってやろうと置いていました。
ブレーカーの音もほぼ安定してきたので何か機器の半田付けをやり直してみようと物色してみると、プリアンプ CP-65 の電源部のアースラインが手頃な感じでトライするにはよさげです。

アースラインは3本の線が一つの端子に集約されて筐体と接続されているのですが、この端子が0.5mm厚もないようなショボい端子でこの端子ももっとちゃんとしたものに替えてやることにしました。

半田をやり替えたのはIECインレットの接続部と、上記の端子に3本線が集約されている部分の2カ所です。
もう2本の線の先はコネクターに刺さっているのでそのままにしています。

余談ですが写真に写っているヒューズのうち大きい方はER-FXです。


2010年6月27日日曜日

ぼくのオーディオジコマン開陳

田中伊佐資 著 「ボクのオーディオジコマン開陳」を読みました。
月刊ステレオ誌に連載されたお宅訪問記を中心にした読み物です。

私がステレオ誌を読んだのは7年くらい前にラック特集を組まれていた時の号が最後なのでこの連載のことはもちろん知りませんでした。
内容は日本のオーディオマニアを代表するような大型システムを使ってオーディオをやっているお宅を訪問して音を聴いたりお話をしたりする様子を綴っています。

オーディオ雑誌で最も目を引くのはやはり新製品情報とマニアな方のお宅訪問記でしょうか。
この単行本も内容が充実していて面白かったです。
特に関西の「アホな音」を出すシステムは一度聴いてみたいものですね。(笑)


2010年6月26日土曜日

アンテナ端子の交換2

アンテナ端子を替えたのはいいのですが同じ映像ソースでないと比較が出来なくて一週間分の録画がたまるのを待っていました。
端子を替える前に録っていたものと同じソースは日本映画専門チャンネルで放送された映画「無能の人」がありますのでこのソースで比較してみました。

使用したBDレコーダーは Panasonic DMR-BW970  キャプチャカードは IOデータ GV-D4VR です。

映像は暗部がつぶれにくくなり情報量が増えたように感じます。
音声も同様に情報量がアップしたように聞こえます。

静止画で比較しましたのでサンプルページを参照ください。
日本映画専門チャンネルの放送画質はWOWOWなどと比較するとノイジーでPCの静止画で見ると分かりにくいのですが、暗部がつぶれ気味になるとプロジェクターで見た時かなりメリハリ調が強くなってきます。
人物の髪の毛の艶や衣服の稜線などよく見ると大きな違いがあります。
輝度は変わっていないのに画面全体が明るくなっているように錯覚してしまいます。

最近液晶プロジェクターの絵に少々飽きてきたところもあったのですがこの階調表現力のアップでまだまだいけそうな感じです。

もともと使っていた通常のアンテナ端子(写真参照)は被覆を剥がした同軸ケーブルの芯線をダイレクトにレコーダーの端子に差し込む構造になっていて、今回交換したアンテナ端子は芯線にキャップをかぶせてレコーダーの端子に差し込む形になります。

単純な理屈の上では余計なものを間に入れずに芯線を直接レコーダーにつないだ方がクオリティ的に有利なような気がしますが、結果はこの通りです。
CNT複合銀メッキには強力なノイズ除去機能があると言えるかもしれません。



ロッシの欠場

もう3週間近く前になりますがMotoGP第4戦 イタリアGPでバレンティーノ・ロッシが予選前のフリー走行で転倒し右足を骨折しました。

ロッシは開幕戦をとりましたが第2戦、第3戦はチームメイトのロレンソが勝っていました。
1996年の世界選手権デビュー以来転倒自体が非常に少ないロッシですが、怪我でレースを欠場するのは230戦の彼のキャリアの中で初めての出来事です。

第4戦のTV中継を見ていたロッシからファンの声援に応える為にライブで会場に電話をかけてきたのには驚きましたが、サービス精神旺盛なロッシならではのパフォーマンスだと思います。
真のスーパースターですね。




2010年6月19日土曜日

アンテナ端子の交換

ドルフィンからアンテナ端子が届きました。
見た目金属部分にCNT複合銀メッキが施されているようです。
アンテナ線は映像と音声どちらも送信するケーブルなのでエアチェック派には重要なアイテムですね。

BS/CS用のアンテナケーブルの端子を交換してみようと思っています。


2010年6月13日日曜日

OLE BULL Violin Concertos

「OLE BULL Violin Concertos」。
内容を良く確認せずにジャケ買いして取り寄せたBDソフトです。
ライブ映像作品を期待して購入したのですがBDに映像は入っておらず音声のみで、同じ曲目のSACDが同梱されています。

最高品質メディアによる聞き比べを推奨しているパッケージなのでしょうか(笑)。
私のシステムでは断然SACDの方が良いです。
演奏も私が持っている数少ないSACDソフトの中では楽しめる作品です。

CDとSACDのメディアの音質差は自分が期待するほど大きなものとは思っていませんが良質な音楽+良質な録音であればCDでは表現できない微妙な表現を楽しめるのは間違いの無いところです。


2010年6月11日金曜日

最近の政治

政治に関して特にどうこう言うつもりはないのですが自分が最近の政治の流れで気になっているのは政治の王道からそれた議論ばかりされていてほんとにどうでもいいやって感じになってしまう。

民主党が掲げていた子供手当や高速道路無料化なんて耳障りのいいただの選挙対策政策なんかで右往左往している暇があったらなぜ爆発的にふくらみ続ける財政赤字の対策について誰も追求しないのか気になるし、戦後お金を払うことでしか築けない対外関係もいい加減見直したらどうなんだろうということ。

その中でも事業仕分けはいい試みだと思う。
税収に対して歳出が完全に上回っている状態で足りなければ増税すればいいという考えは、赤字の企業が業績を上げるには商品の単価を上げればいいと言うのと同じくらい無能な発想で将来の生活設計が見えてこない庶民には全く受け入れられないこと。
税収が足りなければ無駄な支出を抑えようというのが真っ当な発想でしょう。
ばんばんやるべきですね。
税金をたっぷり納めることが出来たとしてもそれを上回って無駄な支出を繰り返すのが今までの日本の財政のあり方なのですから。

沖縄は軍事拠点としてはもう無くすことが出来ない重要な拠点です。
アメリカ軍を余所に追い出すならそれに変わる自前の軍隊を配備すべきです。
自分の家の戸締まりを一切しなければどうなるか、警察から拳銃を取り上げたら犯罪者を取り締まれるかなんて想像したらすぐ分かることですが軍事力のバランスを単純に減らすだけでうまくいくなんて考えるのは信じられないくらい危機管理能力が欠如していると思う。

この辺は隣国の韓国などの方がよほど進んでいますね。
高速道路なんて戦闘機の離着陸が出来るように広々とした設計になってますよ。
周りを海に囲まれた日本だけが先進国の中では際だって軍事に関して無頓着だと思う。

選挙に勝てないからしぶしぶトップをすげ替えましたなんてやってる子供だましな政権なんて自分は全く支持する気になんかなれないですね。

2010年6月6日日曜日

ペリーヌ物語 サントラ CD

2年ほど前に世に出ていたのは知っていましたが「ペリーヌ物語」のサウンドトラックCDを取り寄せました。
豪華2枚組で1枚あたりの収録時間は79分ほどありこのアルバムのために書かれた詳細なガイドブックも付いています。

名劇ファンなら必ず傑作の一つにあげるであろうペリーヌ物語ですが地味な作品の為一般的な認知度は低いように感じます。
アニメ作品は母親と貧しいながらも旅を続ける前編と富豪の祖父の身近で身分を隠して働くペリーヌの姿を描く後編とで構成されます。
子供によりも是非映画好きな大人に観るのを勧めたい良質な作品です。
私は音楽を聴いているだけでペリーヌの聡明さや優しさが思い出されてきて泣けてしまいました。

個人的にはペリーヌ役の鶴ひろみさんの美しい声にはぞくぞくさせられます。(サントラには関係ないですが)
サウンドトラックは「赤毛のアン」と比べると音楽のバリエーションはそれ程多くないですが貴重な挿入歌が収録されていますし、聴いていると優しい気持ちになれます。


リョートの敗戦

UFC113でリョート・マチダがタイトル2度目の防衛戦に失敗し総合の戦績で初めての黒星を喫しました。
相手はプライドでも活躍したマウリシオ・ショーグンです。

1度目の防衛戦でもショーグンと対戦し辛くも判定で勝利を収めたのですが今回の一戦はなんだかリョートにとっては戦う前から敗戦を予感させるものでした。

ショーグンのスタイルはムエタイをベースにしたものですがリョートとは観ていて明らかに相性が悪いのです。
直線的な動きのリョートに対し、左右の動きが鋭いショーグン。
ショーグンのムエタイの技術は一流のものですしブラジルの格闘家らしくどの局面でも隙がなく、詰めの部分もかなり厳しいものでした。

今回リョートは会場への登場シーンで日本空手協会の「空手の歌」を使っていました。
なんだかおかしくて笑ってしまいましたが悲壮な決意のようなものも感じました。
リョートの敗戦はなんだか長く尾を引きそうで嫌な感じです。


2010年5月30日日曜日

ライディングスクール20105

今日は夕方5時から2時間の間自動車学校で行われたライディングスクールに参加してきました。
来週、安全運転競技会が行われるようで今日のスクールの目的は競技に参加する人たちの最終仕上げが目的でした。

私は競技会に参加するわけではありませんがスキルアップを目的に参加しました。
前半は全員で設定されたコースを走り込み、後半は競技会組は別れて別メニューという構成でした。

今日参加したのは15台程度でしたが参加者のレベルは高いものでした。
プライベートで参加している現職の白バイ隊員もいて彼は初めて乗ったバイクでもほぼ自由自在に操り、めっちゃ速いです。
その彼から「下手な白バイ隊員よりうまい」と言われるほどの腕前の参加者もいて多分競技会では彼が優勝することでしょう。


2010年5月29日土曜日

グラディウス400試乗

SV650のエンジンオイル交換をしにバイク屋さんに行ったらグラディウス400の試乗を勧められたので乗ってみました。
グラディウスはSUZUKIのV-TWINエンジンスポーツバイクでSVの血を引く最新バイクです。
海外では650cc版も売ってます。

デザインは非常に洗練されたものですがよく見るとおかしな設計が散見されます。
タンクは分割したパーツでサイド部がプラスチックになっていますし、一見2本出しに見えるサイレンサーは一つは穴がふさがっているダミーの排気口。

またがったら私の短い足でも両足が着きますし前輪が手前に近い感じでバイクがコンパクトに感じます。
SVはもともとセパハンモデルがベースになってますがグラディウスやGSRはネイキッド専用設計なのでネイキッドバイクとしてのポジションや乗り味はごく普通でSVよりはスポーツ寄りな感じはありません。

エンジンの素性は当然SVとフィールがよく似ているのですが、650に体が慣れていると回転数の上昇がすごくダルに感じます。
これは4輪のスイフトとも似ているところですがエンジン出力への電子制御の関わりが大きいこともエンジンレスポンスの悪さに関係しているようです。

まあ町乗りを主体で使うなら燃料タンクがやや小さめなのも気にならないですし、ハンドルをフルに切ってターンするのも低速での扱いでもイージーで良くできているバイクです。


2010年5月23日日曜日

ブレーカーの交換

ドルフィンからブレーカが届きました。
見た目カワムラの220V用ノーヒューズブレーカですがもちろんノーマル品ではなく手の込んだスペシャル品です。
詳細はこのブログ記事http://blog.audiodolphin.main.jp/?day=20100325を参照。
元々使っていたのは松下の110V仕様のものなのでスペシャル品でなくても良い素性のもののようです。

将来ブレーカの取付を特性CFRPボードに変更しようと思っているのでブレーカの取付用に普通のM4ねじも付けてもらってます。
交換するブレーカは SACDプレーヤ+プリアンプ用1ケ と パワーアンプ用1ケになります。

電源周りの改善は上流に行くほど効果が高いことは経験的に分かっています。
例えば同じ電源ケーブルでも壁コンセントと機器の間に使うよりはブレーカの配線で使った方が顕著に効果が高いです。

そしてCNT複合銀メッキパーツが優れているのは分かっていますがこれも自分の経験ではER-FXはER-PSZに比べると効果のインパクトは1/5~1/4程度です。

ということで私の中でブレーカが電源周りの改善としては優先度が非常に高いことになっているのですが、過去これならどうかという製品が皆無だったので手つかずでした。
ただブレーカの取付やカバーにCFRPパーツを使うことはアイデアレベルですがいろいろ考えてはいました。

今回のこのブレーカ早速取り付けて音出ししてみましたがやはり期待通りのすごさでモンスターアイテムと言っていい製品です。
ふっといエネルギーに乗せて部屋を音楽で満たす様は圧巻ですね。
通電してすぐの音はドルフィン製品としては珍しく辛口でかっちりした音という印象ですが、すぐに伸びやかにダイナミックに歌い出す感じです。

15個製作予定だったようですが手にしたオーナーは優越感に浸れること間違いないでしょう。