2013年1月27日日曜日

HP-5509の調整

インフルエンザなので家に引きこもっていますが発熱は特に高い熱ではないので映画を観たり、音楽を楽しんだりはわりと普通に出来ています。

HP-5509は使うほどに音がほぐれてきて伸びやかにいい感じで鳴っています。

BDレコーダーとのデジタル接続は仮に安物のビデオケーブル(4m)で接続していますがこれでも十分じゃないかと思えるほど素晴らしい音のクオリティです。

音場補正はマイクをセットする自動補正を使わずに手動で行いました。
自動補正はかなり淡泊な音になりますが手動だと元の環境に近いメリハリがしっかりした音になります。

自動だとLFEの設定でサブウーファーの出力を75dBに調整するのに、Basis13KではLFE端子につないだ場合出力Minでも90dBくらいあり、ch1につなぎ替えて出力を絞り込まないと75dBには落とせませんでした。

手動で自分の耳を頼りに調整した方が当然自分好みのバランスに合わせることができます。
ただしLFEの設定は項目が多いこともあり最も手こずっている部分でもあります。

映画の5.1chソースと音楽の5.1chソースではLFEの効果に自分の望ましいと思う通りの結果に一致しないところがあり悩ましいところです。

音楽で合わせようとすると映画では衝撃波成分が強すぎてとてもじゃないが作品世界に集中できないレベルになってしまう。部屋がそのうち壊れそうなレベル。
この辺はうまくバランスをとるしかないようです。

しかしLFE信号のカットオフなどの性能がすごく正確な感触です。
無駄な音がない澄んだ音が出せますね。

プロジェクターの映像調整などに慣れているとゲインの調整などは簡単ですね。
オーディオでは±0dB、映像ソースでは+3dBが私の好みにジャストフォーカスしました。

映像作品再生時の音声モードは種類が多すぎてどれを選んだらいいのか分からなくて悩ましいです。
とりあえず映画やアニメは NEO X CINEMA で 音楽は NEO X MUSIC で行くことにしました。

体罰について思うこと

体罰が必ずしも駄目とは思っていません。
例えば学級を崩壊させるような親のしつけが出来ていない問題児童・生徒に対しては体罰を含む厳しい指導が必要だと思う。
でないと周りの児童・生徒がはなはだ迷惑するから。

ただし今回の大阪の件はクラブの主将を務めるような有望な生徒を監督が一日に30~40発も殴って自殺に追い込んだということ。

私は高校まで帰宅部だったので高校生の運動部の監督がどんな指導をしているのか体験したことはありません。
大学の時に空手道部に入部したのですが大学の運動部は学生の自主性が強くて顧問や監督が口うるさく指導するというシーンはほとんど印象に残っていません。

ただし空手道部では先輩部員から後輩に対しての体罰はありました。
しかしビンタしたりされたりということはほとんど無かったですね。

昔の軍隊が「両足を開いて歯を食いしばれ」と相手に用意させてビンタしていたのから分かるようにビンタすれば口を切るのは当たり前です。
空手道部では練習や試合で口の中が血まみれになるのは慣れっこですがそれでも立場が上の者が相手にわざと怪我をさせるような指導をすることは考えられませんでした。

やるとしたら何の前触れもなくすっとボディに突きや蹴りが飛んできましたね。
黒帯にやられると急所を正確に突いてくるので効くのです。(笑)

無抵抗の生徒に対して加減が分からずに怪我をさせたり、まちがって耳をたたいて鼓膜を破ったりなど先生のビンタ指導はどうにも目に余るものがあります。
自分が同じように殴られた経験があるのでしょうか。
叱っているというよりは制御できなくなった怒りをぶつけているだけという感じですね。


強い大学のチームでは現役時代に世界的に活躍した人物を監督に据えているところもありました。
試合会場で見かける監督は選手を厳しく指導するというよりは組手の乱取りなどに積極的に参加してポイントゲッターの選手でも子供扱いするような見事な動きで私は見とれていました。

試合会場で他人の目がある前で選手を殴るなんて状況がどうにも想像できないのですが体罰を行っている監督さんは現役時代にどのくらいの高みまで登られた選手だったのでしょうか興味がありますね。


毎日新聞の報道を見ていると事件のあった高校の体育学科の入試を中止すると決めた橋下市長をバッシングするような内容に終始しています。
この学校は事件後の対応でも事実を矮小化し責任を逃れる方向に行動しているように見えます。
私が受験生の関係者だったらわざわざこんな学校の受験は避けますが毎日新聞は市長の立場からどう動くのが適切と思っているのか意見を聞きたいものです。


2013年1月25日金曜日

インフルエンザでダウン

久々に体調の悪さが持続するので病院に行ってみたらインフルエンザと診断されました。
熱を出してダウンするのは15年ぶりくらいでしょうか。

職場の隣の席の人が昨日までインフルエンザで休んでいて今日出てきたところだったのですが今度は私の番みたいです。

誰にも移していなければいいのですが心配ですね。

2013年1月22日火曜日

HP-5509の到着

思っていたよりも早く HP-5509 が到着しました。


仕事から帰宅してとっととプリアンプのCP65と入れ替えて2chで音だし。

座間ドルフィンのN岡さんからはデモ機とは違う最新バージョンのハンダを使用する旨連絡がありましたが、デモ機とは音が違います。

さらに音が良くなってます。(笑)
昨日まで鳴らしていたCP65が壊れていたんじゃないかと思うくらい怒濤の鳴り。
う~ん見た目はAVアンプなのに化け物みたいな音のクオリティです。

2013年1月19日土曜日

三菱プロジェクター視聴

今日は三菱プロジェクターの販促イベントに行ってきました。

機材は LVP-HC8000D、DMR-BZT9300、スチュアート120インチ貼りこみスクリーンというところ。
進行役は三菱ではお馴染みの評論家の堀切日出晴氏。

最近AV業界のトレンドは4K映像にシフトしているようで3D再生の話題はめっきり少なくなったような気がします。

7800Dもそうでしたが8000Dも3D再生に力を入れているプロジェクターです。

私自身は自宅で使っているDLA-X3で3D再生をやったことは無いですしこれからもやる予定は無いです。


昨年参加した7800Dのイベントでは3Dの再生が時間の大半を占めていましたが今回は1時間ずつ2Dと3Dが半々。

2Dの再生では価格を考えると解像度などは立派なものです。
ただやや暗いのと発色が地味な印象を受けます。

それから以前自分が三菱のプロジェクターを使っていた時に気になっていたのと同じレンズの汚れのような影が目立つのと、全白の時に目立つ色むらが激しいですね。
そういうこともあって全体的にSNが悪い印象です。(まあこれも価格なりと言えますが)


3Dの再生では今回めがねの仕様が一新されて以前のものよりスリムで軽量化され長時間使用でも特に問題なさそうです。
内容的にも「高速ブラック液晶」方式を採用して明るさとコントラストを上げてきているそうです。

会場では新旧の仕様でめがねの比較視聴も行ったのですが若干なめらかな映像に感じるもののそれ程大きな違いは感じませんでした。
カラーブレイキングノイズと同じで感じ方に個人差があるそうです。
私はカラーブレイキングノイズも全然気にならない体質です。

ソフトも含めて最新の3D映像を体験できました。
しかし私の観たい作品に3D作品はありませんし3D再生自体もやはりそれ程大きな魅力には感じないですね。
子供ウケはいいでしょうけどね。








2013年1月15日火曜日

ローテーション的セッティング変更

サラウンドプロセッサがシステムから外されたことで以下のアイテムが浮いた状態に。

・電源ケーブル Dolphin PS.2 XP
・デジタルケーブル Amati Digital ver.2
・インタコケーブル Ortofon AC-5000Si SILVER
・CFRP板 4mmと2mm(天板と足下に敷いていたもの)

とりあえず

電源ケーブルはサブウーファーでCFRP板はコンセントブロックの下に敷いて使うことにします。


サブウーファーってやっぱ電源ケーブルで結構音が変わりますね。
だんだんサブウーファーの存在感がいい意味で無くなってきてます。

ローテーション的セッティング変更は費用ゼロでパフォーマンスUPを楽しめてオーディオ(
&ビジュアル)ってやっぱ楽しいなという気分にさせてくれます。
使わなくなった他のアイテムは気に入ってる品物なのでストックしておきます。

2013年1月14日月曜日

HP-5509の視聴を終えて

HP-5509の視聴を終えてプリアンプのCP65をシステムに戻しました。


CLASSEは立ち上がるのが遅いので最初こそは線が細く寂しい音なのですが立ち上がってくるとやはり耳になじんだ陰影に富んだ音を聴かせてくれます。

HP-5509とは性能差はあっても音の傾向は近いので比べると物足りないけれどこれはこれで十分使えるパフォーマンスです。

HP-5509の導入にあたって568.2は手放しますがCP65は使わなくてもずっと手元に置いておこうと思います。

2013年1月13日日曜日

HP-5509試聴2

今日は昨日できなかった視聴の続き。

HP-5509はXLRの入出力コネクタが装備されていますがN岡さんからはRCAの接続を試して欲しいとのことで、RCAとXLRの変換ケーブルが同梱されていました。


パワーアンプと接続するXLRケーブルの間にこのケーブルを挿入しRCA出力コネクタに接続して聴き比べてみました。

・ゲインが5dbくらい下がる感じ。
・XLRが広がりがある鳴り方でRCAはスピーカーのセンターに音像がうまくまとまる。
・音色に艶があり楽器やボーカルがリアル。

音楽的に優れているのはRCAの方ですね。ぞくぞくします。
自分の場合は広がり感のあるXLRの方がシアターぽい鳴り方に感じられます。
ただリアル志向ならばRCAを選択すると思います。

悩ましいですがとりあえずケーブルは現状のまま

・フロントLR XLR→XLR
・LFE RCA→XLR
・リアLR RCA→RCA

で4.1chの視聴を行います。

その前にΩSACD2からの入力を同軸デジタルケーブルで行ってみましたがこれはアナログ入力の勝ち。
HP-5509のDACは192kHzを受けてくれるので期待していました。
DACの差なのかケーブルの差なのかは分からないです。
アナログケーブル Dolphin Analog ver.7 SE。
デジタルケーブル Amati Digital ver.2。


ここで付属マイクをセットして自動音場調整を実施してからAVアンプ本来の使い方である映像ソースを4.1chで再生してみました。
使っている機器は

DMR-BW970 → HP-5509 → 850×2 → InCognito 
                  → Basis13k
                  → FlightTwo → CM1SE

音だし一発目はクリアーだけど何だか抑揚のない平坦な音で 568.2+CP65 の方がメリハリがあり好ましい音。

568.2がロックしないためBW970のデジタル出力はPCMで出力していたのを思い出したのでビットストリームに変更。

これはすばらしいですね。表現が生き生きとして音場が非常になめらか。
568.2+CP65は音が濃いですがSNや表現力の余裕では勝負にならない。
映像は通していないのに映像まで良くなったように錯覚します。

BW970とHP-5509を接続するのにデジタルケーブルの長さが足りないのでストックしていたコンポーネントケーブル AmatiComponent(3m) を使用しました。
私がN岡さんと取引した第一号の思い出の品物ですね。


ついでなのでHDMIケーブルとRCAコンポーネントケーブルでデジタル入力の音質の比較も行いましたがRCAの勝ちです。
HDMIはそれだけを聴けば聴けなくはないですがRCAと比べると音量が低く感じられ元気がないのと情報量も劣るように感じられます。
使ったHDMIケーブルはビクターの汎用品です。

2013年1月12日土曜日

HP-5509試聴

ONKYOのAVプリアンプ PR-SC5509 を座間ドルフィンでチューンした製品 HP-5509 の導入を検討しているのですが試聴機を貸していただくことが出来ました。

過去にPR-SC5509とPA-MC5501の組み合わせによるデモンストレーションは展示会で体験したことはありますがその時は特に強い印象を受けることはなかったです。

HP-5509は見た目は天板がCFRPに交換されていますがその他はインシュレータはノーマルですし特にノーマルとの大きな違いを感じさせない外観です。


私が使用しているプリアンプ CLASSE CP65 はもう使用10年目、サラウンドプロセッサの メリディアン 568.2 は使用5年目(世に出て10年近い)製品になるのでそろそろ次期モデルもしくは改造等によるバージョンアップを考えているところでした。

とはいっても2chオーディオに関しては何も不足を感じる部分がなくて自分なりに相当熟成されているパフォーマンスだと思っています。
CP65は筐体の半分がCFRP化されていますしヒューズもER-FXに交換しています。

で早速CP65とHP-5509を入れ替えてそのままΩSACD2でCDを再生してみました。
HP-5509は筐体が巨大なのでラックの置き場所はΩSACD2と上下入れ替えて最上段においています。
音声モードはDIRECT。

結果はCP65の完敗です。
最初こそSTEREOモードで聴く音はぼんやりとした音でしたが1.5時間程度鳴らした段階でもう圧倒的。

エネルギー感、ダイナミックレンジの余裕、情報量、血の通った音楽表現など全ての項目でCP65を上回っていると言って良い内容。

私は80年代から今までAVアンプは2chオーディオでは使い物にならないというスタンスでやってきました。
実際568.2を導入するまではずっと2chでホームシアターをやってきましたし、私にとっては568.2も2chオーディオで使えるレベルの製品ではありません。

しかし今回のHP-5509は自分のそんな常識を破壊してくれた最初の製品となりました。

HP-5509を含めて型式の頭がHPで始まる製品は座間ドルフィンの主催者N岡さんが自分の趣味で作り出した製品ということで直接取引のあるお客さんにしか供給しないようです。
確かにこの手の製品が流通してしまうのは反則かなという気がします。




2013年1月2日水曜日

謹賀新年2013

2013年がスタートしました。
今年の目標は。。。特にないです。大過なくすごすことが出来ればOKというところです。

さて年越しはそばを食べたりしながら紅白歌合戦を観ていました。
みなさん熱演でしたが中でも特に素晴らしいと思ったのは



美輪明宏さんと矢沢永吉さんのパフォーマンスです。
美輪さんは初出場。矢沢さんは確か2回目だったと思いますがどちらもエンターテイナーというよりはパフォーマーという感じで自分の芸風に対する姿勢の厳しさのようなものを誰よりも強く感じられました。

菅野よう子さんがゲスト審査員としてと「花は咲く」の指揮者として出演されていたのはファンとしてうれしかったですね。

今回は小林幸子さんが落とされて無駄に豪華な演出がなくなったかと思っていたら水森かおりさんがそれを引き継ぐような大げさな衣装で歌ってましたね。
個人的には小林さんの演出のメカニカルな部分には機械設計屋として興味があったりしてたんですけどね。

それから今回は韓流が全て排除されていました。政治的な理由だと思いますが紅白の本来の姿としてはこれでよいと思います。