2012年2月27日月曜日

レッド

エロのない山本直樹なんて。。。と思ってしまいがちですが「レッド」は読んでいます。

1969年から72年にかけて活躍した赤軍派達の活躍を一応フィクションですがそうとは思えないような緻密さで描いていて単行本は6巻まで出ています。
映画作品でもこのテーマでいくつか作られた作品がありますが個人的には彼らの行動はカルト宗教団体の行動と同じで「あーあこいつらバカだな」というような感想しか持てず特に興味の対象とはなりませんでした。
この作品はただその時代の空気を描いているだけでなく彼らの活動をドキュメンタリー風に事細かく追っています。
例えば交番襲撃シーンや仲間を処刑するシーンなど生々しく描かれています。
この作品がマンガ作品として特異なのは登場するキャラクター達が後何日後に逮捕されるとか、頭に丸囲み数字が出ている人は数字の若い順に死亡することが繰り返ししつこいくらい告知されるところです。
死亡フラグが立っている人は嫌でも一挙手一投足に緊張感をもって読み進んでしまいます。
物語は「革命者連盟」と「赤色軍」が山に拠点を移し合同で生活を始めていよいよ佳境に入ってきました。
山本氏のギャグは正直私には合わないですけど4巻で「○○が逃げたぞー」と聞いたときの赤城さんの表情などはかなり笑えました。
ギャグじゃないですけどね。

2012年2月25日土曜日

サブウーファーの電源ケーブル


昨年の9月に導入したMEGのサブウーファー Basis13K には電源ケーブルが付属で付いていませんでした。
そこで仕方なくボルダーのパワーアンプ 850 の使っていなかった付属ケーブルを使っています。
850の付属ケーブルはごく普通のPCなどの付属ケーブルと同じような安っぽいものですがサブウーファーの後ろ側にほとんどスペースを空けることができないこともあり小さなプラグのこのケーブルをつないで今までなにも疑問に思うこともなく使ってきました。
ふと思い出したのですがAUDIAのプリメインアンプ FLIGHT TWO には立派な付属ケーブルが付いてきてました。
FLIGHT TWOの方はドルフィンオリジナルのAmati XPを使ってますので使っていないこの付属ケーブルをサブウーファーで使ってみました。
極狭い帯域の音しか出ていないサブウーファーの電源ケーブルなんてこだわる必要を全然感じていなかったのですが音は予想よりも大きく変わってうれしい誤算でした。
単に低域がどうというより音場自体がすっきり見通しがよくなる感じです。
もしかしてパワーアンプの850よりも電源ケーブルに対してシビアに反応するかも。。。

2012年2月19日日曜日

クリスマス・オラトリオ


昨年12月にBSプレミアムで放送されたプレミアムシアター「ベツレヘムとエルサレムのクリスマス・オラトリオ」は素晴らしい演奏でした。
演奏は2009年12月で楽団も合唱団、歌手、指揮者リッカルド・シャイーも同じ面々で別々の演奏会場で行われた演奏です。
中東の町並みは石造りの建物ばかりで「石の町」と言えそうです。
演奏会場の教会も石造りなのですがベツレヘムとエルサレムでは建物の構造が随分違っていて単純に演奏会場の違いによる響きの違いを楽しめました。
ベツレヘムの教会はトンネルを思わせるような構造で空間がやや狭い。
エルサレムの教会は天井が高く空間が広々としています。
単純に良かったのはエルサレムの方で響きのスケールが全然違います。
ソロ歌手の声はヤマビコのようにこだましたり合唱は上から降り注ぐようです。
紅白歌合戦の日記でBSプレミアムはBS hiの頃に比べてクオリティが劣るようなことを書いてしまいましたが私の思い違いでした。
映像も音声も以前以上に素晴らしいクオリティです。
同じ12月に放送された井上陽水さんのライブ放送も素晴らしいものでした。

2012年2月18日土曜日

MAESTRO UTOPIA視聴

MAXオーディオ試聴室にて視聴。
視聴したシステムは


DP-900(アキュフェーズ) → DC-901 → VERGO(コンステレーション・オーディオ) → CENTAUR → MAESTRO UTOPIA(フォーカル)

MAESTRO UTOPIAは商社の人がキャンペーンで持ち込んでいるようで終日スピーカーと一緒に試聴室に常駐しているようでした。
フォーカルはデモで音を聴く機会が何度かあったので音の傾向はだいたいイメージできます。
どちらかといえば超弩級アンプで話題になっているというコンステレーションの下位機アンプのセットに興味がありました。
出てきた音は従来のフォーカル同様やや細身で静かな音。
低域が下の方までよく伸び、空間的な表現にも余裕がありますが伸びやかさに欠けています。
雑味や粗さはないのですがアルミ的な冷たい音という感じです。
YGなど現代スピーカーで最近よくありがちですがひずみ感はないけれど音楽のうまみ成分も感じられなくて私はあまり好みではない鳴り方です。
私が持ち込んだディスクはこれです。

ガスストーブ


12年ほど使っているガスファンヒーターがどうにも調子が悪い。
ヒーターとしては正常に動いているのですが火を消して置いておくと不完全燃焼ガスのようなにおいが部屋に充満する。
燃焼中は無臭なので何が悪いのかよくわからないところ。
仕方がないので家で使わずにしまってあったガスストーブを出してきました。
ガスファンヒーターは部屋全体を効率よく暖めてくれますがガスストーブは赤外線を体に向けると直接的にかなり暖かいです。
狭い部屋で一人で使う分にはストーブの方がいいかも。
オーディオ的な見地から暖房を考えると無音で電源を使わないガスストーブがベターですね。
うちはプロパンガスなので災害時にインフラがダウンしてもガスタンクが壊れない限りは何とかなりそう。
ただガス料金が高いですけどね。
通常なら4000円程度ですけど冬は1万円を余裕で越えます。

2012年2月7日火曜日

25時のバカンス

月刊アフタヌーン誌は毎月購読しています。
この雑誌が他の漫画雑誌と大きく違うところはジャンルが多彩なところでしょうか。
特に新人の登竜門となっている四季賞でSF系の作品で優秀な作家さんがたくさん輩出されているところが素晴らしいと思っています。
四季賞出身というだけでも 「ベントラーベントラー」の野村亮馬さんや今回2冊目の作品集を購入した「25時のバカンス」の市川春子さん、現在「勇者ヴォグ・ランバ」を連載中の庄司創さんなどヘビーなSF作品を描くポテンシャルの高い作家さんが多いですね。

これらの作品はコミックとはいえ知的エンターテインメントという点では限りなく読書に近いような気もします。

2012年2月4日土曜日

化物語サントラ

アニメ作品「化物語」のサウンドトラックCDを取り寄せました。
テーマごとにOPソングを換えたりしているのにこだわりを感じますがBGM自体は単純な電子音のみのものもあり全体的にシンプルなものです。
ただ録音は標準以上で所々にシンプルながらもこれはというものが混じっていてなかなか面白い作りです。
アニメ本編の方はBS11で放送していたもののエアチェックディスクを持っていますがクオリティはたいへん素晴らしいものでした。
マンガに例えると絵は白いのに印刷や紙質がとても美しいという感じでしょうか。

BW970のすごさ2

BW970を使って「サマーウォーズ」のWOWOW放送版と市販BD−ROM版の静止画を比較してみました。
 WOWOWプライム放送からHDDに録画したもの
 BD−ROM
私のPC環境で、キャプチャしたそのままの解像度(1920×1080)の画像を17インチ画面一杯に拡大して二つの画像を切り替えて比べてみても右上のロゴ以外全く同じに見えます。
・私のPC環境がしょぼいのか
・ソースに差がないのか
・100インチクラスの大画面でないと差が出ないのか
・BW970の放送ソースの録画・再生能力が優れているのか
・BW970のBD−ROMの再生能力が低いのか
・ビデオキャプチャの性能が低いのか
・私の目が悪いのか(汗)
本当のところは理由がよく分かりません。
PCのモニターはもう10年選手なのでそろそろ新しいものが欲しいところではあります。