2016年11月26日土曜日

GSRのFフェンダー

GSR750は往復70km弱の通勤でも使ってますが今週で今年のツーキングはおしまいかなというところですね。
今週は月曜日だけ使ったのですが天気予報が見事に外れて夜雨の中を都市高速を使って帰ってきました。
クシタニのゴアテックス・ジャケットとレザージーンズの装備は快適でしとしと程度の雨なら全く問題ないですね。
ただ夜の雨は目が見えにくくて危ないかな。

GSRのフロントフェンダーは以前早朝ツーリングの朝にディスクロックを外し忘れて傷つけてしまいましたが最近2回目をやってしまいました。
もともと工事中のスーパーの駐輪場で狭いところを切り返していてこすった部分もあります。




気にしなければどうと言うことはないのですがショップにFフェンダーの金額を聞いてみたら安かったので交換することにしました。パーツ代は7650円です。国産車のいいところですね。


2016年11月19日土曜日

ノア+アーク・ジョイア視聴

先週に続き今週もMAXオーディさんのところで視聴会。

今日視聴したシステムは

Firebird(DR.FEICKERT ANALOGUE) → 100(Burmester)  → Passive Pre-amplifier(BESPOKE AUDIO)  → 911MK3(Burmester)  → IL CREMONESE(Sonus faber)



前半はアナログディスクの再生で後半は DP-720(Accuphase)  も使ってCDやSACD再生も行いました。

進行役は評論家の和田博巳氏。
7月のイベントには私は参加しなかったので和田氏の講演は初めての経験です。
雑誌を通じて氏について感じるのはオーディオに対してより音楽に対しての造詣の方が深いように感じていたのですが実際にお話を聞いてみるとやはりその通りの方だと思います。

氏のオーディオの話で興味深かったのは機器のセッティングについて、
スピーカーは空間に単独でぽつんと置くこと。

1.前段機器をフロントスピーカーの間に置く
2.前段機器をリスナーとフロントスピーカーの間に置く
のはダメで
3.前段機器はスピーカーから離してサイドの壁際に置くのが正しい。
というところ。これは私の考えとも全く同じです。理想は完全に隠してしまうことでしょう。

今回のシステムで使っているプリアンプは名前の通りパッシブプリアンプなのですがパッシブアッテネータではなくてトランスアッテネータになるそうです。原理的なことは私もよく分かっていません。
パッシブなのに電源があるのはボリュームのモーターを駆動するためだそうです。
今回のシステムの音はこのパッシブプリアンプの影響が少なからず大きいような気がします。
どこか肉厚感よりも贅肉を感じさせず音像を濃く深く描きスピードも速い。

そういうところは私のシステムの音像の描き方と似ているのですがホームオーディオらしい華やかさはこちらの方が断然上ですね。
楽器や人の声が本物っぽくてリアル志向の音です。ソナスファベールのスピーカーとしては過去聴いた中で最も完成度が高い音だと思います。



2016年11月13日日曜日

EXAKTシステム視聴

LINNのEXAKTシステムの音が聴けるということでMAXオーディオさんのところに一寸お邪魔してきました。



視聴したシステムは

DP-950(ACCUPHASE) → KLIMAX EXAKT DSM(LINN) → KLIMAX EXAKTBOX → KLIMAX TWIN×3 → S9900(JBL)

システムの構成についてはLINNの担当の方が丁寧に説明してくれてよく分かっていない私でも理解できました。

EXAKT DSM はデジタルやアナログの信号を受け付けるターミナル+プレーヤーのような機材で独自のデジタル伝送方式で EXAKTBOX に信号を送ります。
DSMの前段にはNASやインターネット、CDプレイヤーなどを接続します。アナログ信号はデジタルに変換されます。ファイル再生でNASの音源を再生してましたが持参したCDをすでに用意されていたCDプレイヤーで再生してもらいました。

EXAKTBOX でアップサンプリングやデジタルボリュームを経てDA変換されアナログ出力されます。
アナログ出力はパワーアンプに入力されS9900に出力されます。
ただしS9900はネットワークが取り外されておりEXAKTBOXのチャンネルデバイダ機能を使ってS9900の各ユニットを個別に駆動するマルチアンプ構成になっています。なのでステレオパワーアンプが3台用意されています。

デジタル処理を核にしたマルチアンプシステムというのはAVプリとムジークを組み合わせた私のシステムの趣味と合致するのでこのLINNが提唱するシステムのパフォーマンスには大変興味があります。

ただこの方式ではGOLDMUNDやMERIDIANのシステムもそうですがパフォーマンスが理屈倒れになってしまっているような実感があります。
スピーカーの最終段までデジタルで伝送するのにデジタルの伝送経路を長くとるのとアナログで伝送経路を長くとるのとどちらがいいのか疑問があります。例えばHDMIで映像信号を長く引き回すのにクオリティが問題になるように。

今回のシステムはパワーアンプからスピーカーまでがアナログ伝送で長い経路をとっているので伝送ロスの観点からは少し中途半端な気がします。
アクティブスピーカーならスピーカーケーブルを最短に出来てそのパフォーマンスも伝送ロスの観点からは優れてるんじゃないかと経験的に感じているので。

パフォーマンスの感想に関しては元々LINNシステムの音は合わないと思っていることもありここには記さないことにします。
しかしマルチアンプシステムの音を他所で体験するのは貴重なので良い体験が出来たと思います。自分のシステムが独特なパフォーマンスであることが確認できました。

2016年11月12日土曜日

リン+フューレン試聴

今日はMAXオーディオさんのところで行われた視聴会に行ってきました。
例年11月に行われているAIMビルのフェアが来月予定ということで今月は毎週のように店舗でのイベントが計画されているようです。

今回視聴したシステムは

型式不明NAS(QNAP) → KLIMAX DS/3(LINN) → Jubilee Pre(OCTAVE) → MRE220 → Master Line Source2(PIEGA)



進行役は評論家の山本浩司氏。

パワーアンプは最初の30分程はステレオアンプの RE320 を使っていました。
アンプの電源には強化電源の SUPER BLACK BOX(OCTAVE) を組み合わせていました。
NASに関しては隠すように設置してあり実物を確認することが出来ませんでした。

PIEGAのスピーカーは4機の同軸型リボンユニットが搭載され裏側は音響レンズになっている。
2機の220mmウーファーも背面に同径のパッシブラジエータが搭載され逆相の音を放出しているそうです。構造的には新鮮で掛け値無しのハイエンド機ですね。

DSはDS/2も用意されていてDS/3との違いはレクチャーと合わせて音の違いも体験できました。
DSの構造的な違いはDACの違いですが音の差は意外と大きいですね。
比べるとDS/3はふっくらとしたニュアンス豊かな音です。60万円でバージョンアップ出来るそうです。

それからDSの機能である「スペース・オプティマイザ」つまり部屋の周波数特性を測定して補正する機能ですがこれも有り無しの違いを体験できました。
それほど大きな違いには感じませんでしたが使うと雑味が減りまとまりの良い音になります。
視聴はこの機能をずっとONにした状態で行われました。

ステレオアンプのRE320とモノラルアンプのMRE220との音質差は結構大きいです。RE320でもそれだけ聴くと問題ないですが比べると枠のようなものを感じます。MRE220だとより伸びやかにニュアンス豊かに鳴ります。

総合的に音のパフォーマンスは素晴らしいものでした。
PIEGAの音はどちらかといえばお風呂場的なエコーがかったサウンドですがこのシステムではふやけたような音にはならずに音像の骨格はしっかりしています。
OCTAVEは山本氏を中心にHIVI誌で高く評価されていますが映像作品で艶のあるセリフがいいという評価はなんとなく理解できます。

その場限りの急造システムでそれを感じさせない完成度の鳴りだったので高いレベルの再生が出来ていると言えるのですが自分の評価ではこの音はリアル方向というよりはテイスト方向の音ですね。長く聴いているとやや大味に感じます。
特に山本氏の思い入れが強いレッド・ツェペリンなどは何の思い入れもない私の耳にはひどい再生だな~という感想しか浮かびませんでした。
いずれにしても2時間の視聴イベントでしたが濃い内容のイベントでした。

2016年11月11日金曜日

アメリカの民主主義

もし今の時代に宇宙人が地球を訪れて人類の代表と会いたいと申し出たら会うのはたぶんアメリカ大統領になるのかなと思います。
そういうことで人類の代表を決める選挙としては一地球人として今回の選挙結果には関心がありましたね。
投票前のメディアの報道ではトランプ氏は一度も優位に立つことは無かったけど蓋を開けてみれば意外とあっさりと勝利しました。
メディアの報道は所詮声の大きい人=発信力のある人の声を主に紹介しているにすぎず現実は声の小さい人の方が多数派であったということなのでしょう。
日本ではよりメディアの情報に流される傾向が強いと思うのですが、アメリカではトランプ氏の本質をどう捕らえたかは別として下馬評を覆す結果となったのは民主主義が正常に機能している証拠だと思う。
なので終わった後で抗議行動を行っているような人たちは民主主義の観点からはすごく見苦しい行動だと思う。
個人的には魅力を感じる人物ではないけれど既得権益の上にあぐらをかいているようなエリート達と対決しどんな局面でも自分の我を通し続ける人物像は良い方なのか悪い方になるのか分からないけれどトランプ氏が歴史に大きな足跡を残す大統領になるような気がします。

2016年11月5日土曜日

ギター+バイオリンコンサート

MAXオーディオさんの音楽館で行われたクラシックコンサートに行ってきました。


山中恵理子さんは以前もピアノとのデュオでコンサートを行っていて今回私は2回目になります。
音楽館が今の場所に移動してからは初のコンサート参加です。
全席配置を考えられた指定席になっていて私のように一人で参加する人間もあまり居心地が悪い思いをすることがなくて良かったです。

九州出身の山中さんはモスクワの大学院で学ばれた縁から今回のロシア人のギタリストとのデュオが実現したということです。来日して山中さんの実家にホームステイしているそうです。
今回のコンサートが来日最後のイベントになるということで気合いが入っているようです。

自分の仕事で図面を書くのに日がなトラックボールやキーボードを操作していますが最近は年のせいか以前ほど指がうまく動かなくなってきたのを自覚します。
しかし今回のギタリストのように年配のごつい指の男がああも自在にクラシックギターを操ると尊敬の念を抱かざるを得ないですね。

山中さんのバイオリンも最初こそ少しよそよそしいのですが環境に合わせてチューニングしながら演奏しているのが功を奏したのかどんどん艶っぽい音色を奏でだして素晴らしい演奏でした。

ムジークのスピーカーを使い出して初めてプロの生演奏を聴く機会を得ましたが自分が進めてきたオーディオのアプローチが順調なことが確認できたと思います。

代車のADDRESS V125S

GSR750を車検に出してきたので代車としてADDRESS V125Sを借りてきました。


バイクで3年が初年度の車検は初めての経験です。以前は4輪とは違って2輪は2年で最初の車検を受けなくてはならなかったので。

GSRはリヤタイヤにPilotPower3を入れた今の乗り味はかなりソリッドで速いです。
サスペンションもハンドルも遊びがない感じでブレーキもよく効くし個人的には相当乗りやすいですね。やや足つきが悪いですがこれは短足ライダーの宿命ということで慣れ次第です。

さて代車のADDRESSですが走行2万キロを越えている車体ですが50ccの原付と変わらない車体のコンパクトさもあってかなり元気な特性です。
スタートダッシュだけならGSR250よりも速いと思う。簡単にウイリーしそう。

ただボードに座って車道を走っているようななんとも頼りないスクーター独特の乗り味はなんだか怖い。脚は固めのセッティングで乗り心地があまり良くないこともあってどっか飛んでいきそうな気がするのでコーナーなどは無茶できないなという感じ。

シート下にメットが入る収納スペースがあるので購入した弁当などを持って帰るにはこの上なく便利です。シートの開け方が分からなくて5分くらい悩みましたけど。(汗)
しかし私が使っているフルフェイスヘルメットのZ6は入れると蓋が閉まりませんでした。

メータが近すぎてフルフェイスヘルメットをかぶって走っていると視線の移動だけではメータを視認することができません。