2018年12月31日月曜日

今期のTVアニメ1812

今期楽しかった作品を記しておきます。

・転生したらスライムだった件 BS11
・ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 BS11
・ゴブリンスレイヤー BS11
・ゴールデンカムイ 第二期 BS11


転生したらスライムだった件

まだ放送中です。13話まで観ました。
通り魔に刺されて死亡し異世界に転生した青年。転生した姿はスライムなのだがものすごくポテンシャルが高い存在。そのあまりの無敵ぶりが観ていてすごく爽快です。登場するゴブリンが「ゴブリンスレイヤー」と違って緊張感のかけらもないのが微笑ましいですね。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

まだ放送中です。13話まで観ました。
アニメ版のジョジョは安定した面白さですね。スタンドの描写が本当に良く出来ていると思います。ディオの息子が「JoJo」として活躍するのもなんだか皮肉な感じで面白い設定です。今回ギャングチームのメンバーそれぞれのスタンド能力が徐々に明らかになっていく過程と相変わらずやっかいな敵が次々に登場するのがなんとも楽しいです。

ゴブリンスレイヤー

TVアニメとしては相当ダークな作品ですね。第1話はかなりインパクトが強い内容です。ダークですが主人公のゴブリンスレイヤーはき真面目すぎるところがギャグな存在となっています。冒険者としては銀等級ではありますがタイマンの強さはさほどではないところもなんだか面白いところです。

ゴールデンカムイ 第二期

第二期はなんだか変態図鑑でも見ているような気分になってきます。登場人物が異常な人が多いですね。男色っぽい演出もありますし。(笑) 
終わり方には食い足りなさが残りますがそれだけこの作品にはまだ見続けたいと思う魅力があります。アイヌの食文化やファッションがなんとなく注目を浴びそうな気がします。

2018年12月30日日曜日

ガルパン 5.1ch BD-BOX

ガールズアンドパンツァーの5.1ch BD-BOXを購入しました。


写真はボックスの表と裏です。TVシリーズ全12話とアンツィオ戦、それからOVA全6話が5.1ch音声で入っていて某Amazonで2万円強で買えるのはお得だと思います。

ただしTVシリーズについてはこれで発売されるのは3度目になるのかな。一番最初に購入した人は面白くないのではないかと思います。多分これ以上お得なパッケージはもう出ないとは思うのですが。。。

私はアンツィオ戦についてはかぶっていますがTVシリーズは初めての購入ですしOVAは初見になります。OVAは3話まで観ましたがファンサービス満載でこれは別の意味で素晴らしいですね。(笑)

音声はやはり戦闘シーンがかなり迫力があります。私は砲撃や爆発音よりも金属がこすれたりぶつかったりする音声に魅力を感じますね。その他のシーンはやや地味ですが声が回り込んだりするシーンもあります。

TVアニメに関しては価格が高めなこともあり普通はパッケージソフトを購入することはまずありません。ただし今回のように気に入った作品が5.1ch音声で出るなら話は別です。
昨今のTVアニメは作画のレベルは高くて劇場版とそれほど遜色が無いですしね。
もし他にも「ウイッチクラフトワークス」や「モーレツ宇宙海賊」などを5.1ch音声で作ってくれたら購入しちゃいそうです。まず出ないでしょうが。

2018.12.31追記
収録されているOVAは映像特典扱いで音声は2chです。

2018年12月29日土曜日

年末の掃除

今日から冬休み。家の年末の掃除を始めたのですがふと気になって分電盤のメンテナンスを行いました。

うちの分電盤はオーディオ&ビジュアル(AV)とその他で相を分けていますがどっちの相が音がいいとかの検証はやっておらず配線のやりやすさで決めています。
なので試しにデジタルクランプメーターで電圧を測ってみました。
AV用はBDレコーダーのみのスタンバイの通電。その他は冷蔵庫や固定電話、モデムやルーター、監視カメラくらいの通電で省電力を心がけています。

しかし結果はAV用の方がコンマ数ボルト低い結果に。なので相を入れ替えることにしました。その他の方の配線が短くて届かないのでこちらの線を作り替えて配線をやり替えました。ちなみに電圧は103~105Vの間です。2件隣の家の前に柱上トランスがあるので割と条件はいいと思います。

ついでにAV用の配線で使っているスズメッキの圧着端子のメッキをペーパーで落としてやりました。なかなかピカピカにはならないですね。
それから漏電遮断機のボルトは標準では鉄にニッケルメッキがしてありますがNはすでにリン青銅のボルトに替えてあり今回AV用として使うL2を真鍮製のボルトに変更しました。
経験上分かっていますが一般の電材は事故を起こさない信頼性が1番でオーディオ&ビジュアル的なクオリティは二の次ではっきり言ってパフォーマンスは相当低いです。

使ったパーツは手持ちのあり合わせのものなので費用はゼロです。だけどパフォーマンスUPはなかなかのものですね。今日はこんな感じで掃除があまり進まなかったので明日から本格的に年末大掃除を始めようと思います。

2018年12月24日月曜日

今年を振り返って2018

オーディオ&ビジュアル趣味について今年を振り返ってみると大きなトピックはやはりサラウンドスピーカーをムジークのRL940に替えて7.2ch構成になったことです。
言葉にして書いてみるとマイナーな変化に感じますがパフォーマンスのアップはかなり大きいです。影響力の大きさで比較すると元々無かったセンターchを追加するよりも大きいですね。クオリティではセンターchが一番大事だというのに異論はないですが5chを同一スピーカーで揃えた効果は予想以上でした。

音の良さについては個人の感性に左右される部分が大きいと言われますが
・情報量の多さ ・ダイナミックレンジの広さ ・音像の立体的表現 ・音色のリアリティ の項目くらいは客観的に優劣を決めていいと思います。音色はともかくその他の項目に関してはマルチチャンネルを詰めていくと確実に良くなっていくことが確認できて面白いです。私が使用しているAVプリアンプの能力をまだ全然使いきれていなかったことも自覚しました。

今年は他には部屋の響きの改善にコツコツと取り組んだり100Vの分電盤からコンセントまでの配線をやり替えたりなど地味な取組をやっていました。
結果として部屋の響きや電源、設置などオーディオ&ビジュアル環境のベースになる部分に穴はなくなったと思っています。部屋の響きに関しては角材1本の影響でも音が死んでしまうのを体験できました。やはり部屋もオーディオシステムと同じで設計通りに作ってしまえば終わりとは行かずに音を聴きながらの調整は絶対に必要ですね。完璧とまでは行かないまでもなかなかなパフォーマンスは発揮できるようになりました。

来年からの目標はサラウンド環境でフロントハイトスピーカーを追加して9.2chにすること。理想はムジークでスピーカーを揃えたいところですがB&Wのパッシブスピーカーをチョイスする方向もあり悩みどころです。ムジークとB&Wは音は全然違いますがエフェクトスピーカーとして使用した場合はあまり違和感を感じません。やや乾いた感じのムジークに潤いのようなものが付加されるようなところもあるのですが厳しく見れば音が曇ってしまうとも言えます。

それから8K/4K放送にも対応したいところですがとりあえずパナソニックからUBZ1の後継になるようなレコーダーが発売されないことには前に進めないかなと思っています。今年の年末に出るかと思っていたのですがパナのレコーダーのフラッグシップが不在の状態というのは登場以来初めてなんじゃないかな。
プロジェクターはまだ当分様子見ですね。なんだか高価な割に必要なスペックを全て満たしている機種がないような気がするんですがどうなんでしょう。まああまり欲張っても高価な機種は買えないんですけどね。(笑)

今年はオーディオ評論家の菅野氏が亡くなりました。私は直接彼と会ったことはありませんが「ステレオサウンド」誌を読み始める少し前に彼の「レコード演奏家訪問」の連載が始まったように記憶しています。ステレオサウンド誌はもう読むのをやめて久しいですが彼が誌面から消えてこの雑誌は終わったように感じます。名実共にカリスマと呼べる評論家が立派なシステムを組んでいるオーディオファイルのお宅を訪問するこの企画とハイエンドオーディオの新製品をきれいな写真で紹介するのがこの雑誌の価値だと思っていました。今ではハイエンドオーディオそのものにもあまり興味がなくなってしまいましたが。

私事ですが私の父も今年に亡くなりました。母もこの10年来廃人同様の有様で家族が衰え朽ちていく様を見ていて自分自身の人生の終盤も嫌でも意識せずにはいられません。
私は保守的な性格なので新しいことを始めることはそうそう無いですが今まで続けてきた趣味を理由なくやめてしまうことはないです。
オーディオ&ビジュアル趣味に関しては今過去最高に充実している状態です。この趣味に限らず最初は誰かに引っ張ってもらった方が効率よくある程度の高みまで上れますが、ある程度レベルを上げるとそこから先は自分自身と向き合っていかないと進めないかなと思っています。残りの人生でどこまで行けるか分かりませんがまあマイペースで進んでいこうと思います。

2018年12月16日日曜日

今年観た映画作品2018その3

ジャングル キンズバーグ19日間の奇跡
2017(オーストラリア/コロンビア) WOWOW

監督:グレッグ・マクリーン
出演:ダニエル・ラドクリフ トーマス・クレッチマン

ボリビアの奥地で知り合いジャングル探検に旅立った4人。一人が歩けなくなりリーダーは引き返すことを決めるがメンバーが反対し急造のイカダで川下りをすることになる。



実話であることがオープニングでクレジットされます。4人のメンバーの葛藤と成り行きが一つの見所ですが優柔不断な主人公がジャングルでだんだんたくましくなってくる様子も面白いです。音声がドルビーアトモスで製作されているみたいでジャングルの中で獣や虫に包囲される感が良くでているんじゃないかと思います。


ラーメンヘッズ
2017(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:重乃康紀
出演:富田治

千葉県松戸市のラーメン屋さん「中華蕎麦とみ田」を中心に日本トップのラーメン屋さんを密着取材するドキュメンタリー作品。



作中でも言われていますがいわゆるラーメンの名店は店舗が小さくて行列が出来る。
私は行列が出来るような店には絶対に行かないのでこんな評価の高いラーメン屋さんには一生縁が無いと思いますがこうしてドキュメンタリー作品を通して未知のお店のことを知ることが出来るのは面白いですね。
やはりこの道を究めている達人らしくラーメンのことばっかり考えて生きているのが作中を通してよく分かります。
ラストに仕上がったとみ田10周年の200杯限定ラーメンはどんな味なのか想像が尽きないですね。


事件
1978(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:野村芳太郎
出演:永島敏行 大竹しのぶ

山林の中から女性の遺体が発見される。殺人事件と断定し容疑者として19歳の青年が逮捕される。
事件の公判が始まり様々な証人が出廷し事実が明らかにされていく。



殺人事件の真相が法廷を通して次第に明らかにされていくミステリーであり登場人物たちの人物像が深く掘り下げられていく物語でもあります。
ただ被告となった青年の優柔不断さが事の発端のような気がしてどうにも彼を同情する気になれないですね。
弁護士役の丹波哲郎さんと検事役の芦田伸介さんがすごく重厚でいい演技だなと思います。現代では居ないタイプの名優ですね。


グレイテスト・ショーマン
2017(アメリカ) WOWOW

監督:マイケル・グレイシー
出演:ヒュー・ジャックマン ザック・エフロン

貧しい生い立ちを経て大人になり意中の女性を手に入れた男。
彼には何かを見せることで人を喜ばせる大きな仕事をしたいという夢がある。



個人的にはミュージカルは苦手です。何の前触れもなく踊り出したら頭のおか。。。となってしまってもう一つ楽しめないのです。ただ「ブルース・ブラザーズ」だけは別格ですが。
この作品はミュージカル作品ですがあざとさを感じず自然に映画作品として楽しめました。
オーディオ&ビジュアル的に繰り返し視聴したくなるような洋画作品としても久しぶりな作品と言えます。


3度目の殺人
2017(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:是枝裕和
出演:福山雅治 役所広司

河原で殺人を犯し死体を燃やした男が逮捕される。彼を弁護することになった弁護士は彼と接見するうち様々な違和感を感じる。



彼が何を考え、いや何か考えているのか最後まで分からないところがミステリーな作品です。表現しているテーマは複数あると思います。この世には生まれてこなかった方が良い人間がいるのか。司法制度の欺瞞。そして人間のやさしさとは。などです。後味としても微妙な後味でどう自分の気持ちを整理していいのかよく分からない作品ですね。

今年観た映画作品2018その2

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
2017(日本) WOWOW

監督:新房昭之
出演:広瀬すず 菅田将暉

街で花火大会が行われる日、小学校のプール掃除を始めようとした6年生の男子二人は先客の女子が一人居ることに気がつく。



岩井俊二監督の実写映画をアニメとしてリメイクした作品。実写版はWOWOWの放送では4:3のSD画質で鑑賞に堪えませんでした。
小学6年生だと子供っぽい男の子と少し艶っぽさのある女の子という組合せは無理がなくてなかなか面白い設定だと思う。男子達は特定の女の子と親しくなるチャンスがあったとしても男友達との友情を優先してしまう。
女の子は背伸びすればもう大人の仲間入りが出来そうな雰囲気を醸していても母親の前ではなすすべなくやっつけられてしまう。
ラストがよく分からなかったのですが彼と彼女は一体どうなったのでしょう。


闇金ウシジマくんpart3
2016(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:山口雅俊
出演:山田孝之 本郷奏多

とあるお金儲けのセミナーに参加した派遣社員の若者はそのセミナーの指導に従って高額なDVD等を購入する。
なりふり構わない献身ぶりにセミナーの主催者から認められていく。



3作目ともなるとやや勢いに陰りが見えてきますが相変わらずお金にまつわる反面教師的な面白さはあります。
ただお金儲けにこだわるなら人をだまそうが裏切ろうが儲けた者勝ちということでしょうか。
この手のマルチ商法というのはもう何十年も前から繰り返し行われてきたわけで反面教師的なサンプルには事欠かないはずなんですよね。
この作品のマルチの親分もそうですが人間関係を全てお金に換金した先には国外逃亡など一生何かから逃げ続けるような人生しかないと思います。


闇金ウシジマくん ザ・ファイナル
2016(日本) 日本映画専門チャンネル
監督:山口雅俊
出演:山田孝之 永山絢斗

ほぼ行き倒れている状態の若者が声をかけられ連れて行かれた場所は集団でゴミ処理の仕事を行っているたこ部屋のようなところ。彼は中学時代ウシジマの親友だった男。



ウシジマの原点を描くような最終章です。金融がらみの話としてはうすくて物足りないです。
元親友の彼が現在のウシジマとは対極といってもいいくらいのお人好しでウシジマの内面を葛藤させるという意味では最大の敵かもしれません。
ざっくりな弁護士に対してあの程度の落とし前なのは過去のウシジマからすると甘いかなというのとライバルのあかねとの決着はうやむやのままで少しすっきりしないですね。


キラー・セッション
2017(フランス・ベルギー) WOWOW

監督:エリック・バレット
出演:トメル・シスレー テレンス・イン

夜中のフランスの農場でコロンビアの麻薬シンジケートのメンバーが謎の男に殺害される。警察に追われる彼は麻薬シンジケートからも負われる身となる。



ストイックで謎の多い一匹狼の逃亡者。彼と麻薬シンジケート側の中国系殺し屋が物語を作っていく。
テンションが高く嘘っぽくない作りがいいと思う。ただ殺し屋がまるで趣味のようにむごい拷問を繰り返すのが強い毒となっている。農場を取り巻く殺伐とした環境と彼が現れたことによる「浄化」が救いとなるかどうか。


エルミタージュ美術館 美を守る宮殿
2014(イギリス) WOWOW

監督:マージー・キンモンス
出演:ミハイル・ビオトロフスキー館長 アントニー・ゴームリー

女帝エカテリーナ2世によって始められた美術品のコレクション。ニコライ2世までに宮殿にはおびただしい数の美術品が集まる。



皇帝の住まいだった場所が現代では美術館となり一般公開されているのは素晴らしいですね。
しかもサンクトペテルブルクのこの美術館は建物の前の広場といいそばを流れる巨大な川といい眺望のスケールが素晴らしい。
美術品はそれを創作した人のものであることは間違いないですが多くの有名な美術品は創作者とは関係のない人間が所有しています。
作中にも少し描かれていますが優れた美術品は人類全体の財産であるということには深く共感します。
スクリーンで鑑賞する美術品の数々にはやはり圧倒的なオーラのようなものを感じます。
ホームシアターと美術鑑賞は案外相性が良いと思います。


ダンケルク
2017(イギリス/フランス/アメリカ/オランダ) WOWOW


監督:クリストファー・ノーラン
出演:フィオン・ホワイトヘッド トム・グリン=カーニー

第二次大戦下、ドイツと戦う英仏連合軍が追い詰められたダンケルクでは迎えの艦船を待つ兵士達が海岸線にあふれていた。



ハンス・ジマーの音楽は何かせかすような切迫感がありこの作品の空気を如実に表している。
兵士達が海岸に密集している風景が濃い色合いと共に迫力があります。
ただ最初から最後まで逃げ出すことに一生懸命だった者が「英雄」として扱われ最後まで戦った者が。。。。というところも戦争の不条理をわざと表現しているのであればなるほどねとなるのですが実際どうなのかな。


キュア~禁断の隔離病棟~
2017(アメリカ) WOWOW

監督:ゴア・ヴァー・ビンスキー
出演:デイン・デハーン ジェイソン・アイザックス

大手の投資会社がピンチな状態にあるのに社長は田舎の療養所に行ったきり戻ってこない。
若手のエリート社員が役員からの命令で社長を連れ戻すために療養所に向かった。



映像と音声のクオリティが高い作品です。
ありがちな話で展開はなんとなく読めるのですがクオリティの高さに引き込まれるような感じで最後まで一気に観れてしまいます。突っ込みどころはたくさんあるけれどうまくまとめてあるなと思います。
論で対決するのに自信満々だった主人公が何もできずに敵の城の中で右往左往する様がまあ見所です。


愚行録
2017(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:石川慶
出演:妻夫木聡 満島ひかり

一家惨殺事件から1年が経過し週刊誌の記者はその特集を組むための取材を始める。犯人はまだ明らかになっておらず被害者の関係者に一人ずつ会って話を聞いていく。



関係者達が語る被害者の人物像、そしてその関係者達の人物像が次第に明らかになっていく。
そして取材を進めるうちにその事件の真相までが明らかになり。。。とミステリー調なのですが根っこの部分は人間の身勝手さや醜さを表現する暗いお話です。日本は格差社会ではなく階級社会であるということですがさてどうなのでしょう。


幼な子われらに生まれ
2017(日本) WOWOW

監督:三島 有紀子
出演:浅野忠信 田中麗奈

バツイチ同士の夫婦。娘二人は妻の連れ子で夫とは血のつながりがない。姉妹は小学6年生と幼稚園生。夫は別れた元妻が育てている実の娘と定期的に会っている。



もしあなたの好きな有名人を一人あげてと問われたら私は浅野忠信さんをあげます。「Helpless」の頃からのファンですが最近は少しスクリーン上でお見かけする機会が減ってきたかなと思っています。この作品で演じるカタギのお父さん役は新鮮ですね。画質がノイジーでよろしくないですがわざとなのかな。
特別な理由が無ければ自分の親との関係は誰もが経験していると思いますが、自分の子供との関係を経験することがない人は最近ではそれほど珍しくはないでしょう。私もその一人ですがそういう意味からもこの作品は非常に新鮮でありますね。クドカンが演じる男が「一億円もらっても割に合わないよ」というセリフがなんとも嫌な響きです。


島々清しゃ
2017(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:新藤風
出演:安藤サクラ 伊藤蒼

東京から沖縄の離島にやって来たバイオリン奏者の女性。地元の少し変わった小学生の女の子と知り合う。女の子は耳が聞こえすぎて苦しいので耳当てをして音を聞こえにくくしている。



沖縄といえばきれいな海、泡盛、米軍、三線(さんしん)弾きのおじいというイメージですが全部出てくる作品です。(笑) 他人の出す音にケチばかりつけていた女の子が自分が音を作り出す作業を始めて成長していく物語。作中奏者が音を合わせるというシーンがあるのですが普段オーディオで良い音を出そうと努力している立場からすると楽器演奏者の努力も共通するところがあるんだなと妙に感心してしまいました。奏者からすれば当たり前でオーディオ趣味の方が逆にマイナーなんだろうとは思うのですが。

2018年12月15日土曜日

今年観た映画作品2018その1

今年マイシアターで鑑賞して面白かった映画作品を記しておきます。特に面白かったものは五つ星作品に入れています。書いている順番は鑑賞した順番です。


マエストロ
2015(日本) WOWOW
監督:小林聖太郎
出演:松坂桃李 西田敏行

国内で有数のオーケストラだった中央交響楽団が解散した後再び招集がかかる。
しかし有力な元メンバーは抜けてしまっているし招集をかけた指揮者の天道のことを元団員達は誰も知らない。



個人的にはかなりの音痴で正直他人の演奏の善し悪しはよく分からないのですがこの映画はその善し悪しの部分を分かりやすく表現していると思う。プロの定義はお金をもらって仕事をするだけではなくてクオリティの高い仕事をすることというのはその通りだと思う。ちょうどNHKの朝の連続ドラマ「わろてんか」で北村藤吉役で出演している松坂桃李を観ているのですが改めて彼の魅力発見という感じです。西田敏行のマエストロぶりも迫真の演技です。一流の演奏家が練習でものすごく時間をかけるのは周知のことですが指揮者はやっぱり同じように練習するのでしょうか。素朴な疑問です。


ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の7日間
1992(アメリカ) WOWOW
監督:デヴィド・リンチ
出演:カイル・マクラクラン シェルリ・リー

山間部で起こった若いウエイトレスの殺人事件を捜査するためFBIから捜査官が派遣される。地元からは全く歓迎されず捜査は難航する。


TVドラマシリーズでは高校生のローラ・パーマーの死体が発見されるところから物語が始まるが、彼女の生前の様子から死までを描いた補足作品がこの映画作品。ローラがどんな少女でなぜ死に到ったのかが描かれるわけで時系列的にはこちらが前の話なのですがやはりドラマを観た後にこの作品を観ないとただの陰残な作品になってしまって楽しめないように思います。楽しむ。。。というと少し不謹慎な気もしてます。ローラは救いのない境遇で一体どうすれば彼女は救われたのか見終わった後で悩んでしまいます。


虐殺器官
2017(日本) WOWOW

監督:村瀬修功
出演:中村悠一 小林沙苗

サラエボでテロリストによる核攻撃が起こった後、アメリカ国内では個人認証の制度が進みテロリストを追放することに成功している。一方世界の各紛争地帯で虐殺が進行する事象が起こっている。アメリカの情報局はある一人のアメリカ人が虐殺の進行に関与していることを突き止めている。



暗殺を専門とするアメリカ特殊部隊員の主人公は文学部出身で、この物語中虐殺を進行させるキーになるのも言葉であることから文学や言葉に関して掘り下げるようなシーンが印象的です。
かつて中国に存在した「租界」を思い出しました。混沌とした大陸の中で租界の中だけは平和で豊かな社会が存在するいびつな構造。
しかし現代のテロリズムは外からテロリストがやってくるというよりは自国民が感化されてテロリスト化する事象などもあり租界を作ってしまえば安心というわけにも行かないと思う。
脚本がやや雑な気がします。最後のウイリアムズの行動など全く理解できませんでした。


メッセージ(2016)
2016(アメリカ) WOWOW

監督:ドゥニ・ヴィルヌーブ
出演:エイミー・アダムス ジェレミー・レナー

世界12カ所に同時に出現した謎の巨大物体。各国は個別に自国に出現した物体に対してアプローチする。
アメリカでは軍隊が設営したキャンプで女性言語学者と男性数学者を起用して「彼ら」の来訪目的を探る。



コミュニケーションをとるのに優位に立つのはより知識レベルが高い「彼ら」の方だと思う。
しかし彼らの方からはほとんどアプローチがなくコミュニケーションの努力は人類が主導となって行う。
そういう矛盾もあって彼らの来訪目的も最後まではっきりとしません。
知的好奇心をくすぐるスケールの大きな話なのですが終わってみればなんだか小品だったような妙な作品です。
どうして知的レベルの高い宇宙人をグロテスクに描きたがるのかも「E.T.」のころから納得出来ないところです。


夜明け告げるルーのうた
2017(日本) WOWOW

監督:湯浅政明
出演:谷花音  下田翔大

東京から父親の故郷である島に引っ越して暮らし始めた少年。自作の音楽動画をUPしたところ同級生に知られる事になり彼らのバンドに加わるのを誘われる。バンドの練習中に他の誰かの歌声が交じる。



同時に公開された「夜は短し歩けよ乙女」の方は合わなかったのですがこの作品のパワー感は素晴らしいと思います。
難しいことは抜きにノリで一気に観れてしまうのがこの監督さんの持ち味でしょうか。
人魚が生息する条件を満たしつつ彼らの人間と寄り添って生きていきたいというような空気感を良く描けているなと思います。
音楽を一つのテーマにしているのもいいです


劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディー
2017(日本) BD-ROM

監督:小川太一
出演:黒沢ともよ 寿 美菜子

京都大会で金賞を取り関西大会への出場を決めた北宇治高校吹奏楽部。合宿を敢行したりして部員は一丸となって演奏を磨き上げていく。


TVアニメシリーズの劇場版2作目。同じように劇場版を製作する場合大きく二つの進め方があると思う。ひとつは総集編的にTV版を編集してまとめたものとTV版の続編など新しいお話でやる方向。
この作品は前者ですがただ後半をまとめただけではなくて一つの作品として完成させたいというような意識を強く感じます。TVシリーズで大きなエピソードだったみぞれ先輩のイベントなどは潔くカットしてあすか先輩のエピソードにしぼり新たに細かなシーンなどを描き足していますね。特に良かったのはTVシリーズではしょられた全国大会での演奏がフルバージョンで描かれているのは良かったです。1作目同様LPCM5.1ch音声で収録されているのもファンにはうれしいところ。


アリーテ姫
2001(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:片淵須直
出演:桑島法子 小山剛志

最適な結婚相手を見つけるまで城の塔に幽閉されているアリーテ姫。そんな自分の境遇に疑問を持つ姫は城の外の世界を知りたくてしようがない。



「この世界の片隅に」を観るまでは正直片淵監督に興味を持つことがありませんでした。
この作品は寓話的なシンプルさが特徴的ですがなかなかに密度が濃くて味わいがある作品です。
単純にお姫様と悪い魔法使いというふうにまとめることも出来るのですが大人の観賞に耐える重厚さがあります。
アリーテ姫の家族がどういう構成になっているのかがもう一つ分からなくて彼女の境遇が理解しにくいところですね。


マイマイ新子と千年の魔法
2009(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:片淵須直
出演:福田麻由子 水沢奈子

山口県の農家で暮らす新子は小学3年生の活発な女の子。東京からお父さんと引っ越してきた上品な感じの女の子と友達になる。



「アリーテ姫」とこの作品を観て思うのは片淵監督は高畑勲さんのDNAを継ぐ監督さんかなという印象です。
表現が似ているというのとは少し違って志す方向性が少し近いと感じます。
何か大きな事件が起こるわけでもファンタジーな世界を描くわけでもなく日常を淡々と描くようなところが特に。
そして決して子供向き作品にとどまらない奥行きを感じるところがいいですね


ザ・コンサルタント
2016(アメリカ) WOWOW

監督:ギャビン・オコナー
出演:ベン・アフレックス アナ・ケンドリック

子供の頃自閉症だった男が会計士の仕事をしている。
彼には裏の顔がある。



主人公のキャラクターの設定が良く出来ていて面白いのですが脚本にかなり無理があるような気がします。
社長さんは一体誰と戦いたくてあんなすごい戦力を用意しているのか?
親父さんはなぜ死なないといけなかったのか?
謎のエージェントの目的は?


ひるね姫~知らない私の物語~
2017(日本) WOWOW

監督:神山健治
出演:高畑充希 満島真之介

父親と二人で暮らす高校三年生の女の子。夢の中で異世界のお姫様としてすごす。
突然父親が警察に逮捕され自身も何かの陰謀に巻き込まれてしまう。



ミニスカートの女の子が走ったり落ちたりのアクションは面白いのですが危なっかしくて現実感がほぼないですね。
その辺はファンタジーと融合させたことでうまく処理しているなと思います。
自動運転とAIは別物の技術だと思います。仕事で機械設計に携わっていて思うのはメカ屋がソフト屋にひれ伏すというような事態は個人的には起こりえないと思っています。
腕のいいソフト屋はメカの技術の信頼性なしでは仕事が成り立たないことをよく知っているからです。
逆もまた然りです。

MotoGPを振り返って2018

備忘録として記しておきます。
今年はタイGPが追加され全部で19戦が組まれました。しかしイギリスGPが雨で中止になったので開催されたのは18戦でした。

・Moto3
チャンピオンはスペイン人のJ.マルティン。KTMの台頭が目立つ中HONDAのライダーとしてチャンピオンになったのは価値があると思う。怪我の後遺症で手が良く動かないのは心配です。

・Moto2
チャンピオンはイタリア人のF.バニャイヤ。ロッシがオーナーのチーム「VR46」がチャンピオンを獲得するのは初めて。来期はプラマックからドカティのマシンでMotoGPを走ります。今年はKTMの二人がレースを引っ張るのを予想していたのですがバニャイヤは安定して速かったですね。2位のM.オリベイラは来期KTMのマシンでMotoGPを走ります。
Moto2では個人的にF.クワッタハッホの走りが気になりました。初優勝をあげたとは言えランキング下位の彼が来期はMotoGPに昇格します。ライディングスタイルはすごくきれいです。

・MotoGP
チャンピオンはM.マルケス。彼はMotoGPに2013年に昇格してからチャンピオンになれなかったのはまだ1度だけですね。しかし今年は開幕でA.ドビチオーゾが勝ったことからも彼を中心にチャンピオンシップが展開されると予想したのですが終わってみれば無難にマルケスが勝ったように見えます。昨年バチバチの競り合いでドビに負けたのが新鮮でしたが今年はドカティに対する対策をマルケスが確立したように見えました。つまり終盤まで無理してドビの前に出ずにマシンを温存し、お互いのマシンが消耗した終盤にライダーズポテンシャルの差でマルケスが競り勝つというような感じです。
今季限りでD.ペドロサが引退しました。KTMのテストライダーになるそうです。
A.バウチスタは来期からWスーパーバイクに転身します。
来期はJ.ロレンソがレプソルホンダ入りします。マルケスとロレンソが同じチームというのはちょっと強すぎのようですがどうでしょうか。
SUZUKIはA.イアンノーネと入れ替わりでJ.ミルが入ってきます。リンスと二人とも才能は素晴らしいライダーなので楽しみです。

第2戦アルゼンチン。1度ウエットレース宣言が出された後でタイヤ交換を認めたため特例としてポールポジションのJ.ミラーの後ろのライダーにハンデを付けて後方からのスタートとなりました。珍事ですね。

第4戦スペイン。ドビチオーゾとロレンソ、ペドロサが接触したわけでもないのに同時に転倒しました。珍事です。



録画が途中で終わったのか最終戦のMotoGPの結果だけ記録が残ってなかったので第18戦時のポイントです。

2018年12月8日土曜日

RL940(サラウンドch)の到着

注文していたスピーカーRL940 2本が届きました。注文してから2ヶ月強というところ。


これで5chがRL940で統一出来ました。音の整合性はもちろんですが単純に自分の好きなモノに囲まれて暮らせるというのは楽しいものです。

新しい機体はフロントLRと入れ替えて古い機体をサラウンドLRとして使います。
サラウンドchの取付作業はベースの取付まで終わっているので後はスピーカーを取り付けて終わり。ムジークは側面の重心位置に取付穴が開いているので取付はやりやすいし角度調整もできます。


本当は床置きの方がパフォーマンス上も設置の安定感も有利なのですが床スペースを広く取りたいので苦労して頭上に取り付けています。

サラウンドハイトスピーカーとして配置したCM1SEの方はAVプリの設定はサラウンドバックとして使います。RL940とあまり距離を離せていないのは残念なところ。
マルチチャンネルは部屋の大きさを要求する贅沢な趣味だなとつくづく思います。
AVプリの設定はスピーカーの距離を入れて細かいゲインの調整はRL940の本体で行います。設置してみると意外と音の大きさの聞こえ方が揃わないのでゲインの調整は重要だと思います。

5.2chがムジークで統一出来たことで音楽も映像ソフトも音場感のまとまり具合が大変よろしいです。

2018年12月6日木曜日

リズと青い鳥

2018(日本) BD-ROM
監督:山田尚子
出演:種崎敦美 東山奈央

北宇治高校吹奏楽部に所属する二人の少女みぞれとのぞみは3年生となり次のコンクールに向けて練習を頑張っている。



「響け!ユーフォニアム」のファンなのでその世界を踏襲しているこの劇場用オリジナル作品には当然期待してのBD視聴です。みぞれとのぞみの物語なので中学時代の彼女達を描くのかなと思っていたのですが時系列としてはTV作品の続きということになりますね。
黄前ちゃんや高坂さんなどお馴染みのキャラクターも登場はしますが物語はあくまでこの二人が中心。大変美しい作品なのですが導入から中盤までは正直私には合わないかなとも思いました。しかしこの緩すぎるとも思える導入は終盤に対する布石とも言えます。
情熱的な「三日月の舞」とは対照的なオーボエとフルートの掛け合いを静かに展開する「リズと青い鳥」の第三楽章はオリジナル5.1ch音声とも相まって鳥肌が立ちました。なんとも素晴らしい音楽劇だと思います。できるだけ品位の高いシステムで視聴したいところです。

2018年12月2日日曜日

AIMビルのフェア2018

さて今年も地元のフェアに行ってきました。
12月だというのに妙に暖かい日和です。夕方から雨予報なのでバスで出かけました。
最近は自分のオーディオ&ビジュアルに対するプランはほぼ固定していて手当たり次第に新しい情報を手に入れたいとは思っていないです。
どちらかと言えば自分のプランの確認のために実機を見に行き話を聞いてくるという感じです。昨日は評論家先生の講演などがあり多分人多めだろうと思って3日目の最終日を選んでいます。

HFAS1-XS20/K(fidata) → DSP-vela(sforzato) + PMC-norma → 088(Burmester) → 911MkⅢ → HB-N1(kisoacoustics)



スフォルツァートのデモです。開発者自ら九州まで出向いてきてデモを行っています。
鳴らし始めた時の音は私にとってはほとんど聴き所のないパフォーマンスだったのですがNOS(No Over Sampling)を使い出した当たりから良くなってきて、ステレオサウンド社がマスターテープから11.2MHzのDSD録音を行ったという音源の再生は素晴らしい再生でした。マスターを提供したレコード会社からはレコード(相場60万円)より音が良すぎるので販売に難色を示された音源だそうです。個人的にはLAN DAC機能を用いた再生を聴いてみたかったのですがデモはありませんでした。


映像の部屋ではSONYとJVCケンウッドのデモを体験しました。2社ともプロジェクターのデモですね。用意されていたプロジェクターは

VPL-VW255 VPL-VW555 VPL-VW855(SONY) 
DLA-V7 DLA-V9R(JVC)



結果からいえばJVCの圧勝ですね。特にV9Rの映像は自然そのもので素晴らしいです。やはり画質で一番大事なのは解像度ということになるのかな。8K入力が出来ないのが残念ですが。
SONYは下2機種は液晶TVみたいな絵作りで上位機は解像度の設定がちゃんとできてなくて150インチのシネスコスクリーンに100インチくらいで投射していてインパクトが全くありませんでした。

上流と音声系の機種は
UDP-LX800(pioneer) → AV8805(marantz) → MM8077 → 700シリーズ(B&W)


こうした会場で行うデモとしては申し分のないシステムだと思う。個人的にはAV8805は大変興味がある機種なので音が聴けたのはうれしいですね。
聴感上のSN比は申し分なくてダイナミックな表現に余裕があります。やや音色が固いかなと思いました。フロントハイトスピーカーとして707が欲しくなりました。


型式不明(fidata) → REFERENCE DAC(MSB) → KX-R20(ayre) → SILVA(GRANDINOTE) → kyara(lumenwhite)



2チャンネルシステムにあまり興味がなくなってもポテンシャルの高い音には惹かれます。ルーメンホワイトは上から2番目のモデルですが相変わらずスピードが速くて芳醇な音ですね。新顔のSILVAは小さめの箱にモノアンプが2個詰め込まれた構造です。なので電源入力が2個付いてます。165万という価格はややお値打ち感があります。
アクシスのデモの後アンダンテラルゴが同じシステムでアクセサリーのデモを行いました。接点についてのお話にはなるほどと思うところがありました。私も特に電源系ですが接点についてはあれこれ考察することがあるので。

2018年12月1日土曜日

冬タイヤに交換

スイフト(ZC31S)のタイヤを冬タイヤと交換しました。冬タイヤを購入したのは初めてです。タイヤは YOKOHAMA IG60 195/50R16。安いホイールとセットです。


タイヤ屋さんから乗って帰ってきただけですがハイグリップタイヤと比べてステアリングが軽く、静かなタイヤです。

フロントに履いていたRE-71Rの左側がもう終わっているのでタイヤ交換の必要があったのと、この前の冬に夏タイヤで雪の日に通勤して危なっかしい思いをたくさんしたので思い切りました。

スイフトが10年になるのであともっても5年くらいかなという計算もあります。
今年は暖冬のようで北九州で雪が積もるかは怪しいところですが安心して運転できるのは気分がいいですね。
そういえばホイールを社外品と入れ替えるのも2輪も含めて初めての経験です。

2018年11月27日火曜日

記事の削除について

11月10日に書いた記事を削除しました。理由はクレームが来たからです。
今までも明らかに事実に誤りがあることが判明した時などに削除したり修正したりしたことはありますがクレームで削除したのは初めてですね。

これからも私が書いた記事にクレームがついたときは同じような対応を行います。
今回のクレームで某ショップから出禁をいただきました。
クレームのメールが来たときは言っている意味が分からなくて冷静に対処しようとしたのですが最後は私の国語力がどうのと人格を否定するようなまとめ方をされました。

3年ほど前にスピーカーの修理の件でトラブったときに私の中でそのショップに対する信頼感はかなり失われていたのですが今回の件で完全に吹っ切れたというところです。
いろいろお世話になって来たショップで実際オーディオ&ビジュアルではパフォーマンスアップに多大な貢献をしてもらいましたがこのブログでこのショップのことが記述されることはもうないでしょう。

もしここを見られたお客さんがいるならショップの機嫌を損ねないようによいお付き合いができることを祈念致します。

2018年11月25日日曜日

UFC229

試合自体は10月に行われましたが今日録画を観ました。
UFC229の一番の見所はライト級タイトルマッチのK.ヌルマゴメドフ対C.マクレガー戦。


マクレガーは自分のペースに持ち込むセンスが図抜けていて喧嘩が強いタイプ。フェザーとライトの2階級制覇やボクシングで最強と言われる元世界チャンピオンにボクシングで挑んだりと規格外の行動がすごい。

現チャンピオンのヌルマゴメドフは初防衛戦でしかもチャンピオンを取った試合も相手が最強の相手とは言えない相手だったのですがこの人の強さは計り知れないものがあります。
個人的には組技を得意とする選手ではヒクソン・グレイシー→デミアン・マイア→ハビブ・ヌルマゴメドフというタイムチャートでインパクトの強さがあります。
組技を得意とする選手としては私の中では最も完成度が高い選手です。

それにしても試合が終わってからのあの暴動は長くUFCを観てきたけど初めての経験ですね。原因はマクレガー側にあると思いますが。

それからUFC230からWOWOWで放送が再開されました。2年半ぶりだったかな。
T.Kの解説を聞けるのはうれしいですがゲストの数が多すぎですね。
D.コーミエがLヘビーとヘビー級の同時制覇をやっていますがコーミエの強さよりもヘビー級のレベルの低さの方が気になりますね。

コーミエの強さは本物ですがJ.ジョーンズに完封されているので彼が失脚してしまったのもファンとしては気持ちの整理がつかないところです。

2018年11月18日日曜日

ツーリング1811

今年最後のツーリングに行ってきました。
行き先は大分県九重方面で散り残っている紅葉を愛でたり温泉で温まりおいしい山菜鍋を頂いてこようというのんびりツーリングです。

朝8:00出発の夕方18:00帰着というところです。
午前中は日差しが暖かくて寒さはほぼ感じなかったですが午後は曇って雨につかまらないように帰って来るという感じでした。
GSR750は帰りにバイク屋さんに預けてそのまま車検に出します。5年目の車検で走行3万6千キロというところです。

今日の走行距離:302km。
今日の走行メンバーは
・SV650
・CB1300(黒)
・MT09 Tracer
・DJEBEL250XC
・DR-Z400SM
・V-STROM650
・V7cafe classic
・CB1300(青)
・ZR7
・NC750X
・V-STROM250(黒)
・GSR750(私)



80kmほど走って最初の休憩ポイント。道の駅やまくに。ここで45分くらい待ってDJEBEL氏と合流します。いつものSRX600と違ってDJEBELでの参加ですがこのマシンも通好みなカスタムが施してあってセンスが光るマシンです。


「レストハウス やまなみ」でトイレ休憩。今日は今年最後ということで12台と多めの参加です。それで前半と後半でチームわけしていて後半が離れても前が待たないでそのまま走るという割とフリーな走行で行くことにしていました。私は後半のチームです。

九重町の「旅館新清館」で温泉に入ります。完全な露天風呂で枯れ葉が舞い降りてきて湯船に浮いています。なんとも風情のある温泉でした。

館内は天然木を多く使った構造で独特な懐かしいようないい香りがします。私も自分の部屋がこんな感じの匂いだったらいいなと少し憧れました。

温泉から上がると近くにある「野尾野」で山菜鍋を頂きます。私はここに来るのは2度目ですね。温泉で温まった体を冷やすことなくさらに温まります。

野尾野を出発して前半のチームと完全にはぐれてしまい後半チームは道ばたにバイクを停めます。こういうシチュエーションは久しぶりです。15分くらい待つと別方向に向かっていた前半チームが後ろから合流です。ここでDJEBEL氏とお別れ。

紅葉を背景に写真を撮るため道ばたに停止。この場所は少し下りの傾斜になっているのですがギヤをNのまま停車しているとGSRは勝手に動いて転倒してしまいました。よくあるパターンなのですが私は初めての経験です。ダメージはスライダーのおかげで少なかったです。(クラッチレバーが少し変形。タンデムステップステー端面のキズ。スライダーのキズ。)車検に出すので今日はノーマルマフラー+リアの箱無しのデイバッグ持参で走りました。