2010年10月31日日曜日

BW970チューン3

改造部がなじんできたのかチューン後のBW970の音声は昨日よりも格段に良くなりました。
昨日聴いた感じでは音像が肥大気味で勢いはあるのですが大味な感じでした。
しかし今晩はサラウンド音声の音場が広く・深くしなやかで映像世界に引き込まれるようなリアルサウンドです。

この音を聴いてしまうとノーマルのBW970は音質にこだわっているとは言えピュアオーディオ的にはまだかなりレベルが低いと言えそうです。
ドルフィンでのチューンは本体価格よりも高価ですがこのレベルの音は大企業のマスプロ製品ではたぶん将来に渡っても登場することはないでしょう。
オーディオのハイエンド製品クラスの音に迫る音質です。

CDなどピュアオーディオ2chでハイエンドシステムの音を聴いたことのある人はそれなりにいても放送やBDをハイエンドクラス(?)の音で聴いたことのある人はそうそういないと思います。
そんなレコーダーやプレーヤーが世にそうそう存在しないですから。
映画がコンサートがこれだけ楽しく味わえるのは本当に素晴らしい。

チューンは高価ではあるのですがもし将来BW970から最新のモデルに乗り換えたとしてもほとんどのパーツが流用できそうなので長い目で見るとむしろ安いと思えます。

2010年10月30日土曜日

BW970チューン2

チューンしたDMR-BW970でいろいろな映像ソフトを再生してみました。
音声出力の流れにER-DACを間に入れたり外したりしていると568のパラメーターがリセットされたりしたこともあり音質は良くなっているのは分かるのですが正確な所はつかみ切れていません。

ER-DACを間に入れた方が特に低域が力強いのですが音が若干固く、568に直接デジタル入力した方は風のような低域が心地よく微妙な音情報も拾う感じです。
ER-DACを接続するアナログケーブルをもっと吟味してやればさらに良くなるかもしれませんが568へのデジタル入力をデフォルトとします。

画質もHR800には及ばないものの同じ方向性でそれなりに良くなっています。
静止画キャプチャしてチューン前のBW970の再生画と比べてみました。

1.ページ8 BShiで放送された映画「HERO」からキャプチャ
2.ページ9 BShiで放送されたクラシックコンサートからキャプチャ
3.ページ10 WOWOWで放送されたOVA「HELLSING」からキャプチャ

もともと高いレベルの画が再生できていますので静止画で比べても微妙な差ではありますが確実に画質はアップしています。
実写映像では立体感や細部のつぶれが改善され、アニメでは微妙な色のグラデーションが良くなっています。
なぜか以前使っていたXW31で録画した「HERO」の画質アップの幅が最近録画したものに比べると顕著です。


2010/11/01
ページ9とページ10の画像を削除しました。
どういう原理か分からないのですがある程度古い録画ディスクではやはり顕著な差が出るのですが、新しいディスクでは全く差が出なくて解像度の変換によってなぜか逆に新しいものの方が淡泊な画質になっています。
解像度変換前のキャプチャした段階で大きな差が出ているページ8の画像だけ掲載します。



母の近況1010

入院している母親の病室には基本週一のペースで通っています。
入院してから1年と8ヶ月くらいになりますが特に状態が良くなるということはないですね。

小倉の病院は4ヶ月ほどで他の病院に移って欲しいと言われ戸畑の病院に移って現在に至っています。
母は戸畑に実家があり、病院も建設されてからあまり年月が経っていない新しい病院ということもあり今の病院に対しては何も不満はありません。

母は倒れて病院に搬送された直後は医師の所見でもって2日くらいの命だろうと言われましたし、医師から見せられた脳のレントゲン写真は素人の私の目から見ても絶望的な気持ちにさせらるに十分なものでした。

医学的には生きている状態ではあるのですが自分の意志で手足はもちろん首一つ動かすことが出来ず年中ベッドに寝たきりの状態です。
私が母を見舞った時は必ず四肢の関節を動かしてやるようにしていますが、動かさない関節は徐々に固まってきて可動域がどんどん狭くなってきます。
体を動かさないせいかしょっちゅう顔や手足がむくんだりして何も意思表示が出来ない状態ですがたぶん相当つらい思いをしていると思います。

奇跡的に脳の機能が回復しても体はもう二度と立ち上がったり出来ない状態になっています。
もし自分が同じような境遇に陥ったとしたら選択できるなら間違いなく殺してくれと言うでしょう。
母は息はしていますが自分の中ではもう「死んでしまっている存在」です。



脳卒中で倒れる前の母は脳に障害が出るそぶりなど全くありませんでした。
低血圧ですし、倒れる3,4年前に正月にトランプで神経衰弱をやったら私が勝てないくらい頭はしっかりしていました。
倒れる二日前に家族で外食に出かけ帰りのタクシーの中で私に「空手を子供に教えてやったら」などとたあいもない話をしていました。
母が最後に私に残した言葉は「明日は雨が降るよ」でした。
私が日頃バイクに乗っているのを心配していて雨の日は絶対にバイクに乗せたくないと心配しての発言です。

一緒にずっと暮らしていると正直「うっとうしい」と思うことも多々あったのですが、母が自分の中では「死んでしまった」存在になってから自分自身のなかに黒いしこりのようなものができて普段の生活の中では考えないようにしているのですがふとしたきっかけで発作のように深い悲しみに襲われることがあります。

この悲しみは多分自分がこの世から消えてしまうまで一生消えることはないと思います。

2010年10月27日水曜日

BW970チューン

昨日、チューンに出していたDMR-BW970が帰ってきました。
チューニング箇所を分かっている範囲でまとめてみました。

DMR-BW970のドルフィンチューン

その暇がなくてまだ全然パフォーマンスを確認してませんがごっつ期待出来そうです。

2010年10月23日土曜日

ビジュアルの音声システム

ER-DACを引っ張り出してきて2chで映像ソースを楽しむようにしたものの568を使わない音声は密度が薄く寂しいものです。
日本映画の場合は台詞の分解能などが楽しめてまだましですが、音楽のライブ映像作品などは臨場感が全く違います。
568.2を導入する前はこの状態で映像ソースを楽しんでいたのが嘘のようにつまらないのです。

仕方ががないのでPCにつないでいたXW31のアナログ音声出力を568に入力するようにして568に再度登場してもらいました。
この方が臨場感はあるのですがしかしどうにも情報量が足りず固い音声でもう一つです。

XW31のショボイDACが原因だと思うので少々システムが複雑になりますが

 XW31 → ER-DAC → 568 → CP65
                 ↓
                FLIGHT TWO

という風に音声出力の流れをセットしてやるとこれは大変素晴らしい感触です。
これなら568とデジタル接続した時の音に匹敵しそうです。

ER-DACはやはりただ者ではないDACです。(笑)


2010年10月17日日曜日

ツーリング201010

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
目的地は特になく行き当たりばったり的なツーリングです。
小石原 → 阿蘇 → 大津 と来て熊本港からフェリーで雲仙に渡るつもりだったのですがフェリーの時間が合わず断念し、熊本県内をぐるぐると走り回ってきました。
今日はバイクや車が多くてなかなか自分たちのペースで走れませんでした。
二輪ではBMWと「珍走」関係の方達が異様に目立っていました。(笑)
BMWに乗ってるおじさんはなぜか「国産バイクは道を空けろ」的な選民意識のようなものを持っている人が多いように感じます。
走行距離:437.6km

今日の走行メンバーはわずか3名。

・GSF750 雲仙行きに思い入れがあったようでなかなかあきらめがつかない様子でした。このところバイクのイベント続きで少々疲れているようです。

・XJR1200 車検から上がったばかりのマシンで快調ツーリング。ヤマハのマシンは仕上げの美しさに定評があると自分では思っていたのですが、リヤサスのロッドに錆がでるし中間のエキゾーストパイプも腐食して穴が開きそうな感じです。

・SV650 先週のトレーニングの成果なのかバイクが軽いです。春秋用ジャケットでは朝と夕方が耐えられないくらい寒かったです。


2010年10月16日土曜日

グッバイ!ソフトバンク

私が携帯電話を使い出したのは比較的遅くて確か2000年くらいからだったと思います。
電話会社は J-PHONE だったのですがその後自動的に Vodafone に変わり、現在では softbank に変わってます。
今まで電話会社に対して特に不満はなくあまり携帯を使わないこともあり無関心だったのですが今回電話会社を NTT docomo に変えました。

理由は softbank から頼みもしないのに有料のメールを送ってくるようになったからです。
私が無知なだけかもしれないのですが「おとうさんくじ」ってメールをソフトバンクからこの何ヶ月間か受け取り続けているのですが、こんなメール申し込んだ覚えもないのに通信料を取られているのです。

私のやっすい基本料金が倍額になったのと同じくらい支払っているのでおかしいなと思って気がつきました。
こんな客を金ずるとしか見ないような商売ってありなのかな。
出来るだけ関わりたくない会社ですね。ソフトバンクは。

2010年10月11日月曜日

ライディングスクール1010

今日は10:00から16:00まで自動車学校で行われた「ライディングスキルアップトレーニング」に参加してきました。
集まったライダーは20人程度でしょうか。

今日は設定したコースをとことん走り込むような内容でした。
新しい課題としては坂道を入れた2回連続した360度ターンを入れているのと急制動を入れた所でしょうか。

最後に一人ずつタイムを計りました。
最速は29秒台で私は36秒台。以前に比べると上達していると思います。
自分の課題はスラロームですね。
S字やクランクは割とイメージ通りに行けるのですがスラロームはもう一つです。

途中、SUZUKIの新型モデル バンディット1250 のネイキッドモデルの試乗車を使ったABS体験会もありました。
路面に水をまいてそこでブレーキをかけてABSを作動させる体験会です。
ABSは制動距離の短縮化にかなり有効なのが体験出来ました。
バンディット1250はコンパクトに作られていることもあり乗りやすいバイクです。

ギヤは1速、2速しか使えないコースでの走行ですが40kmほど走っていました。
こういう低速コースでの練習はサーキットや峠を走り込むのと比べて公道をバイクで安全に走る為のテクニックに直結していると思います。


2010/10/16
主催者さんがスキルアップトレーニングの模様をブログで紹介してますのでリンクを貼っておきます。
http://6623.teacup.com/joy2//bbs
バンク角だけは私が一番だそうです。(笑)


ER-DACの再登場

BDレコーダー DMR-BW970 を外したので代わりのレコーダーとして以前使用していた DMR-XW31 を引っ張り出してきました。
この機種はデジタル音声出力はTOS(光)リンクしかないのですが、借り物のサラウンドプロセッサー 568 のTOS入力はロックしませんでした。

仕方がないのでこれまた以前使っていたDAC ER-DAC(EauRouge) を引っ張り出してきました。
しばらくビジュアルの音声出力は2チャンネルで行きます。

それにしてもメリディアンのデジタル入力を無効にする設定にどういう意味があるのか聞いてみたいものです。
使わない端子を無効にしたら音が良くなるのでしょうか。
568 は届いた直後はD1端子とD2端子が使えたのですがその後すぐにD2端子はロックしなくなりました。
どうも初期状態でデジタル入力関係がかなり不安定な仕様になっているような気がします。

2チャンネルはシンプルで使いやすい所は大きな利点だなと改めて実感しています。


2010年10月10日日曜日

HR800は返したけれど

借りていたHR800を送り返しましたがHR800のパフォーマンスを体験してしまうと正直DMR-BW970で視聴する映画作品の画質・音質に物足りなさを感じてしまいます。

ということでBW970をドルフィンでチューンしてもらうことにしました。
シャーシのメッキは高価すぎて断念しましたが仕上がりが楽しみです。

2010年10月4日月曜日

HR800視聴3

HR800の外観の大きな特徴を見落としていました。
底面のシャーシにCNT複合銀メッキが施されています。見た目は鍋ややかんの色つやのようですがこれほど大きなパーツに贅沢なメッキをおごっています。

日が暮れてからじっくりと映像を鑑賞してみました。
色が本当に美しいです。
色ににじみがなく、かちっとしているのに全く強調感がなく素晴らしくリアルな色です。
映像を見ていて久しぶりに鳥肌が立ちました。

同じソースをBW970で見直すとどうしてもじらじら感というかノイズっぽさや色のにじみが気になってしまいます。
量的にそれほど大きな差ではないのですが決定的とも言える差なのです。

悩めるポイントをまとめると

・録画したBD-Rはしばらくレコーダーしか使っていなかったためファイナライズすることをすっかり忘れていたのでせっせとファイナライズして再生してみたのですが最初の一枚目だけローディングに成功し、その後同じディスクを含めて二度と読めることはありませんでした。

・私のプロジェクターはHDMI入力が1系統しかないので2台の映像機器をプロジェクターにHDMIでつなぐことが出来ない。
(プロジェクターをリニューアルすれば問題ないですが)

・568.2にデジタル音声入力を2系統以上つなぐことができるようになるか不透明。
(この機種より音質で優れたサラウンドプロセッサーって現存するのでしょうか。)

とこの辺の問題が解消されるなら是非手元に置いておきたい機器です。
罪作りなプレーヤーだと思います。


2010.10.10
録画したBD-Rを読み込めないのはこの機体が単に壊れているだけのようです。
私は現在セルBDは15枚程度しか持っていないので多くのおいしいソフトを楽しめないのは痛いですね。


2010年10月3日日曜日

HR800視聴2

BDプレーヤー HR800 をBDレコーダー DMR-BW970 と比較してみました。

見た目はBW970とデザインは違いますが幅と奥行き寸法が同じで積み重ねて置いても違和感がありません。
リモコンもBW970のリモコンで同じような操作感で扱えます。(BW970の受光部を塞ぐ必要はありますけど)

昨日の晩は家に居なかったので視聴出来なかったのですが今日は天気が悪く昼間でも暗いのでカーテンや雨戸を閉めて視聴してみました。
電源ケーブルだけはBW970はめがね型のケーブルで使い回せないので手持ちのオルトフォンの自作ケーブルを使いました。

完全な遮光はできないので画質を評価するにはつらいですがHR800の色はBW970よりも濃く深みがあり美しいです。
度肝を抜かれたのは音声でこれはもうHR800の圧勝です。

オーディオで言えば入門機とハイエンド機ほどの差があります。
全体的に表現の余裕があるのですがとくに風のような低域の表現が素晴らしいです。
BD「スカイ・クロラ」の冒頭の戦闘シーンでティーチャーが放つ機銃の音が重く、臨場感に恐怖を感じます。
台詞の声質も浸透力が高く大変美しい声です。

昨年地元のAVフェア会場で三菱は自社のプロジェクターをデモするのにBW970を持参し使用していました。
同じ会場にP社のフラッグシップBDプレーヤーが置いてあり自由に使えるのにです。
自分の目と耳で比べてもBW970はレコーダーであるにもかかわらずBDを最高峰のパフォーマンスで再生してくれる機種と認識していましたが、これだけ差をつけられるともう笑うしかないという感じです。

できれば静止画キャプチャで画質を比較してみたかったのですがHR800にはD端子が付いていないのでPCとつなげることが出来ませんでした。
この辺は基本的には廉価版プレーヤーなので仕方がないところでしょう。


2010年10月2日土曜日

代替機の568

メリディアン 568.2には同軸デジタル入力端子が4系統あります。
しかしD1~D4入力端子のうちデジタル機器をつないでロックするのはD1だけで他の端子は使えない状態です。

シリアルポートにPCを接続して設定を書き換えてやればデジタル入力設定を変更できるのですが、なぜか私のPCとはつながらないためそれが出来ないでいます。

それで568.2はメンテナンスに出すことにしました。
最低デジタル入力端子は全て使えるようにしてもらうためです。
ドルフィンからの親切で代替機として568が送られてきました。

568は外観の見た目は568.2と全く同じです。
ボタンを操作した時の感触は568の方がきびきび動いていい感じです。

音質もほとんど変わらないのですが私の568.2は天板やインシュレータを変えているのでその分のアドバンテージがあるかな?という程度です。

ただデジタル入力系の不安定さは568.2とあまり変わらないようでメリディアンと付き合うのなら音質以外の部分は期待しちゃいけないのかなと少々あきらめモードになっています。


HR800視聴

ドルフィンのN岡さんのご厚意で Eau Rouge のBDプレーヤー HR800を視聴機としてお借りしました。

ぱっと見た目はまんまPanasonic の海外モデル DMP-BD80 なのですが背面の100Vの入力がIECインレットだったり、RCA端子が錆びたようなくすんだ色のものに変更されていたりします。

とりあえず私のリファレンスCDプレーヤであるΩSACD2改とCDの音質を比較してみました。
RCA端子しかないHR800にはラインケーブルにオルトフォンの 5000SILVER を使いました。

ぱっと聞きではAV機器レベルのCD再生の音ではないですね。
情報量がかなり多くもしかしたら素のΩSACD2より多いかもしれません。

自分のΩSACD2改と比べると空気感や音の厚みの点で劣り、見通しはいいのですが生っぽさはもう一つというところです。
筐体がノーマルのぺなぺなな板金なのでこの辺を改善すると大化けしそうな気はします。
IECインレットに Dolphin 電源ケーブルを刺すと固すぎて板金が変形し壊してしまいそうで最後まで刺すことが出来ませんでした。(笑)