2008年2月23日土曜日

ジャズコンサート

今晩はジャズコンサートに行って来ました。

去年、MAXオーディオさんの2階が改装されて「音楽館」としてOPENし、ジャズコンサートや視聴会などに使われています。
この2階を訪れたのは今回が初めてです。

室内は作りやアンティークにもこだわっていて、ジャズを好む人の隠れ家的な雰囲気をかもしています。
ドリンク・バーが常備してあったりしてなんともアット・ホームな雰囲気でジャズコンサートを楽しめました。
視聴会の雰囲気とは違って女性のお客さんもたくさん入っていました。

ミュージシャンは福岡を拠点として活動されている武田真弓さんを中心としたジャズトリオに、ボーカルとパーカッションを加えた3+2という構成です。

私はジャズのディスクは多分10枚程度しか持っていませんが、ジャズに興味がないわけではありません。
同じディスクをもう何年も繰り返し聴いています。
ジャズCDの録音のできにはいろいろ不満がありますが、生演奏を聴くのは大歓迎です。

正直、MAXオーディオさんのお店でやるオーディオの視聴会と比べたら得るものはこちらの方が遥かに大きいです。(大変失礼)
自分のシステムで再生するジャズ・トリオと比べるとピアノとベースはまあ良いとしても、ドラムの音は差が大きいと感じます。

「ドスンッ バタンッ ガッシャーン」とドラムが思いっきり叩いた音は、そういうソフトを持っていないのかもしれませんが、Incognitoではそっくりに再生するのは無理だと思いますたぶん。
家人の迷惑を考えると自分の部屋でドラムの音を生とそっくりに再生するのは遠慮したいものですけど。(笑)


食事をして家に帰ろうとしたらすごい勢いで雪が降ってきて、バイクでびちゃびちゃになりながら帰宅しました。
何だかすごく若返ったような気分です。(笑)


AA誌

オーディオアクセサリー誌を約4年ぶりくらいに購入しました。
オーディオ雑誌からは新製品情報以外ほとんど得るものがないので、日頃は写真がきれいなステレオサウンド誌しか買っていません。
もちろん立ち読みもしません。(笑)

AA誌を購入したのは雑誌の内容ではなくて付録のCDが目当てです。
付録CDの前半部分はアコースティック・リヴァイブの製品をアピールするために、同じ曲を10秒くらいアクセサリ有り無しで録音した音がどう違うのか比較しています。

正直、こんな企画を考えるアクセサリーメーカーは勇気があるなあと思います。
このCDの比較音を聴いた人は大きく二つのカテゴリーに分かれると思います。

「このくらい大きな効果があるのなら、このアクセサリーを買ってもいいな」 と
「この程度の違いしかないのなら、こんなアクセサリーに価値はないな」 です。

ざっと聴いた私の感想は後者です。
あえてあげれば、アース効果を唄った RGC-24 はまあまあ効果があるかなというところです。
大地アースに比べればちゃちな効果ですけど。(笑)


CDの後半部分は、ギターがメインでシンプルなものですが良質な録音の演奏をフルに聴くことができます。
この部分だけでもこのCD目当てで雑誌を購入する価値はあると思います。(笑)

オーディオ用のブレーカーに少し興味があったのですが、クライオ処理をアピールするものしかないようで4年前と状況は何も変わってないみたいですね。(笑)

2008年2月19日火曜日

ラックの導入4

ラックはオーディオ用アイテムの中では大型のアイテムですが、その重要性を認識している人はオーディオをやっている人達の中でも極少数だと思う。

正直、Eau Rougeのラックを導入する前は自分のシステムの再生の完成度にある程度自負を持っていたのですが、ラックの変更でこれほどまだ伸び代があったことに驚いています。

まだエージング途中のせいか、それほどボリュームを上げているわけでもないのに妙に音圧が高くて耳が麻痺してしまいそうです。
単純に激変ぶりの度合いからすれば過去最高といえると思います。

今のシステムからスピーカーをはじめ何かひとつオーディオコンポーネントを取り替えてもこれほど音が激しく変わってしまうことはないし、最初はむしろ音が出なくて困るものだと思います。

この激変ぶりはラックの性能だけではなくて、ΩSACD2の脚のER-SXなど私のシステム内に取り入れられているCFRP部材たちがその能力を存分に発揮できる環境が整ったせいなのかもしれません。

2008年2月17日日曜日

ラックの導入3

今回ラックを導入した直接の動機はパワーアンプのセッティングを変更したかったから、というと変でしょうか。(笑)

スピーカーに一番近い距離にあるパワーアンプは当然スピーカーから放射される大きな振動エネルギーにもっとも影響されるコンポーネントです。

新しいラックを導入することで浮いたSRコンポジットの一つをパワーアンプの下に入れました。
再生音は自分で言うのもなんですが気持ちが悪いくらい見通しがよくて、透き通った再生です。

過去に聴いたことがある再生ではdcsセット+FM811+ルーメンホワイトのフワーっとエア感に包まれる感じと似ていますが、比べるとやや作為的な表現です。
今回のラック全般変更で得られるエア感はあくまでも自然な感じ。

ラックの改善も機器トータルで行うほうが相乗効果が得られて効率が良いように感じます。


もう一つのSRコンポジットはHDDレコーダーで使用します。
載せる機器とラックの金額が同程度で少し贅沢ですが。(笑)


2008年2月16日土曜日

ラックの導入2

私はCFRPの音が大好きです。
正確にはドルフィンを通じて手に入れたCFRPをオーディオシステムに取り入れることで得られる音質が大好きです。
今回導入したラックは「CFRPの音」を理解できる者にとっては至福のアイテムと言えるでしょう。

ラックを組んでみるとよく分かるのですが、脚部の寸法精度が極めて高いです。
脚を固定するネジはM8なのですが、ボードに開いている穴はφ8ちょうどです。

4本ずつ、計8本の脚を連結するのに私だったらこんな設計は怖くて絶対にできないですね。(笑)

奈良岡さんの話では脚部の仕様には今回かなり注力されたそうで、最新バージョンとなっているそうです。
パイプの肉厚は3mmあるそうです。
組み立てた完成品の剛性感はSRコンポジットと比べても劣るものではありません。

棚板を叩いてみた感触では、「こつこつ」とか「かーん」という感じでEau Rougeのラックの方が遥かに硬質です。
同じようにCFRPを使っているとはいえEau Rougeと比べるとSRコンポジットはややプラスチッキーな感触です。

無理に難点をあげれば脚部の端面の平滑度がそろっていないところでしょうか。
これは出てきた音を聴いた後ではどうでも良くなる項目ですが。


音楽を再生してみて感じるのは、極めて濃厚で純度が高く見通しが良い再生ということ。
ディスクに入っている音情報の微粒子を余計な振動で減衰させることなく全て吸い出しているような感触。
比べてしまうとSRコンポジットのラックが不純物の塊のように感じてしまいます。(笑)

ボーカルモノでは声のニュアンスが艶かしくて浸透力がありいい感じですが、特筆するのはアコースティック楽器系での楽器の質感でなんとも美しく微細な表現をします。
クラシックのオーケストラなどでは「むあ~むあ~」とエア感が風のようになびく感じです。

このホールトーンに関してはこのラックを使用することでのみ表現できる独特な世界のように感じます。
高価なラックですが、同じ金額をオーディオコンポーネントに投資したとしてもこの表現は絶対に得られないと確信できます。


2008年2月14日木曜日

ラックの導入1

注文していたラックが届きました。

10mm厚のCFRPボードとCFRP脚、脚連結用のカーボンネジ、上段固定用の鉄のボルトとシンプルな構成です。

ボードは私が以前からスパイク受けとして使っているのと同じタイプの10mm厚ボードに取付け用の穴が開いている仕様。

脚の方はねじ穴深さが10mmあり、穴が貫通していないので端面は10mm以上の厚みがありそうです。
パイプは約1.5mmくらいの厚みでしょうか。
タップやネジはは正確に加工されています。

段数は2段になります。
今日はもう遅いので組み立て、音だしは明日にでも。
最高の「Happy Valentine」という感じ。(笑)


2008年2月13日水曜日

セッティング変更のポイント

私のオーディオセッティングの取り組み方は、基本的にはシステムの中で一番のウィークポイントを攻める方法です。
例えどんなに高級なアイテムを導入して一時的にパフォーマンスが向上したとしても、大きなウィークポイントがあればそれに足を引っ張られて時間が経てばすぐにパフォーマンスが陳腐化してしまいます。

ウィークポイントは機器そのものの場合もありますが、多くは電源や振動にまつわる事柄のように感じます。
そこを攻めればほんの些細なことでも大きくパフォーマンスが向上することがあります。

ケーブルは確かにパフォーマンス向上のアイテムではありますが、付属のケーブルは高性能ではない反面変な癖もないのでいい加減なものにわざわざ交換するくらいなら無害だと思います。

部屋の響きはスピーカーのセッティングと同じで、最初に決めてしまえばそれ程変更する項目も必要もないでしょう。
スピーカーからの出音が高いレベルであればむしろスピーカーの微妙な位置などは大した問題ではなく、よく鳴らない原因は別のところにあるものだと思います。
(最低限の追い込みは必要ですが)

大きな変更を加えるタイミングはその時点で大きなウィークポイントがなく、ある程度満足できるパフォーマンスが得られている時が最適だと思っています。

2008年2月8日金曜日

しごきの信頼関係

大学の空手道部といったらどんなイメージを持ちますか?
直感的には「こわい」「いたい」「きつい」などのイメージじゃないかと思います。

私は大学時代は空手道部に入って活動していたのですが、一般的なそういうイメージそのままの活動でした。(笑)
大学のサークルの場合、活動はほとんどが上級生が下級生を指導するという形で、顧問や師範などが練習などに立ち会う時間はほんのちょっぴりです。(他の大学や現在は違うかもしれません。)

特に合宿の時などはほとんど外部から遮断された空間で、上級生の意のままになんでもできるわけです。
基本的に「部の伝統」を守ることを第一の目的としているわけですが、要は自分がやられたことを後輩にそっくりそのままやるということになります。

その結果、練習中に反吐をぶちまけたり、赤い小便がでるようになった者や、足の皮がずる向けてゾンビのような歩き方をしてる者など、多分合宿期間中は軍隊よりもハードな1週間をすごすことになります。
夜中にいきなりたたき起こされて体育館に集合して1時間拳立て伏せなんてのもありました。(笑)

しかしどんなに練習がきつくても私は部を止めようとは思いませんでした。
どんなにしごかれても、「命」まではとられる事はないだろうという最低限の信頼関係が先輩との間にあったからです。
(同輩全員がそういう気持ちだったわけではないかもしれませんが。)


今回こんな話を書いたのは、相撲部屋で新弟子がしごかれて「殺され」てしまう事件があったからです。

私が2年生の頃、夏の合宿で1年生が5人中4人入院する事件があり部の存続まで危ぶまれる事態になりました。
この時主将だった先輩は、自分の就職活動をほったらかしてまで毎日入院した部員の病院に通っていました。
(そのせいで主将はバブル期にもかかわらずかなり不本意な進路に進みました。)

相撲部屋の親方の、自分の保身しか考えていないような答弁を見ていると本当に腐りきっているなと思います。

2008年2月2日土曜日

筐体を止めるネジ

CDプレーヤーとプリアンプのCFRPカバーはSUSのネジで固定していましたが、ミリねじだけをプラスチックのネジに交換しました。
交換したプラスチックネジはRENYという材質で、手に入れたのは鍋屋バイテックから。

CFRPカバー同士はPP(ポリプロピレン)の板状パーツを用いて連結しているのですが、以前SR-DVDを使っていたときは連結部品は元から付いていたアルミの板金を使っていました。
SR-DVDの方がCFRPによる改善効果に若干気になるところがあって、CFRPは金属との組み合わせよりも樹脂系材料との組み合わせのほうがサウンド的には相性がよいと思っています。

交換して出てきた音は、ややおとなしく感じますが歪っぽい嫌な響きが乗らずにその分情報の中身がみっちりと充実したように感じます。
音の伸びやかさなども全然スポイルされていません。

取り外したボルト全部と比較してみると重量的には結構な軽量化ができたのも良かったと思います。
CFRPの能力を生かしてやる方向のチューニングとしてはコストパフォーマンスが高いです。


パワーアンプのほうはアルミ筐体で使っているミリネジだけをチタン製のネジに交換しました。


2008年2月1日金曜日

反則切符を切られる

反則切符を切られてしまった。
21km/hオーバー。2点。反則金15,000円。

ゴールド免許で2回連続更新している身としては3回目が無くなってしまったことが最も残念かな。
計測される直前でかなりスピードを落としての結果なので取り締まりに関しては何も文句はありません。(笑)
まともに計測されていたらと思うとぞっとします。(笑)

車で切符を切られるのは初めての経験です。
ちょっと油断しました。