2018年2月25日日曜日

ソーラー蓄電の活用

自宅のセキュリティとしてセンサーライトとIPカメラを使用してます。
電源は物置にある100Vのコンセントからとっていますがこれをソーラー発電でまかなえないかなと思って調べてみるとお手軽に実現出来そうなことが分かりました。

基本的には
ソーラーパネル → ソーラー充電コントローラ → バッテリ → インバータ

というシステムで実現出来ますがもっとお手軽にソーラーパネルとモバイル蓄電池という組合せで実現出来そうです。ということで適当に見繕って取り寄せてみました。


20Wのソーラーパネルとモバイル蓄電池、パネルと蓄電池を接続する延長ケーブル5m、MC4コネクタで2万円強というところです。

モバイル蓄電池はアウトドアで使用する目的みたいですがちょっとした停電などの非常時に備えるのにも心強いかもしれません。手のひらに乗るくらいのコンパクトサイズでUSB出力なども充実してます。充電はAC100Vや車のシガライターソケットなどにも対応してます。ソーラーパネル接続用にMC4コネクタ付のDC入力アダプタもあります。
インバータが強烈なノイズ源みたいなのでオーディオ用途では使えないでしょう。DC12V入力が使える機器ならいいのですが。

ソーラーパネルの線が細くて初めてMC4コネクタを取り付ける身としてはやや苦労しました。まあなんとか配線の準備は終わりパネルはベランダに設置して蓄電池を接続してみました。5mの延長ケーブルではギリギリの長さでした。
曇り空ですが充電は行っています。
接続したカメラなども問題なく動作しています。消費電力が少ないので過充電気味にならないか少し心配ではあります。

蓄電池のメーカーは放電と充電を同時に行うような使い方は推奨してないので調子よくこのまま使えるかどうかは様子見ですね。

私の家ではできるだけAC100Vはオーディオ&ビジュアルのみに使いたいと考えているのでルーターやモデムなどもバッテリ駆動を考えているのですが電源が切れるとネットワークの設定がリセットされるのでここは悩みどころです。
まあシステムの様子を評価しながら発展させることにしましょう。 



2018/3/1追記
目論見はハズレで蓄電池を使った自動セキュリティシステムはうまくいきませんでした。
蓄電池の容量が予想よりはるかに少ないのが理由の一つです。

IPカメラ、センサーライトどちらかひとつだけでも満充電から一晩持ちませんでした。
蓄電池は150whでIPカメラは12V1A、センサーライトは20年くらい使っていますがハロゲン球の2灯でかなり明るいですがセンサーライトくらいはもって欲しかったですね。センサーライトは蓄電池で点灯させると明るさは家庭用AC100V電源の1/3くらいしかないです。蓄電池の100V出力で長時間使うのは無理がありますね。

蓄電池は100Vで使うと放電してから電源が落ちるわけではなくて20%くらい電力を残した状態で落ちるみたいです。一度落ちると本体の押しボタンを押さないと再び100Vで使うことができません。

それからIPカメラは電源を落とすとメモリーが使えなくなることがあるみたいです。
メモリーが使えなくなるとカメラを降ろしてきて分解しメモリーを抜き差しする必要があります。これがなければDC12V接続も考えたのですが不安定なバッテリ電源で使うのは無理があります。

ソーラーパネルは特に問題はないです。雨の日はさすがに充電してくれませんがモバイル蓄電池程度なら日中にフル充電してくれます。しかし夜間にバッテリーが持たないとずっと放電させるような使い方は無理ですね。甘かったです。



2018/3/3追記
オーディオ再生で使っているコンパクトモニターの電源でモバイル蓄電池を使用することにしました。


オーディオ回りの電源線を1本減らせるだけで気分的にもパフォーマンス的にもよろしいです。

2018年2月19日月曜日

バス用混合栓の新調

最近は自宅のなにがしかに毎週のように手を加えています。
浴室用水栓は15年以上使っていますが最初からなんとなく調子が悪いです。
母が家にいたときは風呂に水をためるのに糸のように少しずつ水を出していたのですがこの水栓に替えてからは少量の出量だと勝手に途中で止まってしまってそういう使い方が出来ませんでした。(水道代って使用水量でほとんど変わらないし全く意味は無いのですが)

そして先日寒さで水道管が凍ってからはさらに調子が悪くなって特にお湯の蛇口はたくさん出すことができなくなり出量がかなり不安定になりました。さびのような粉も出てきます。
なので先週の土曜日にバス用水栓の交換にDIYチャレンジしてみました。


基本、部品と道具さえ揃っていれば簡単にできそうですが現状の水栓を見てみると水の配管の方はフランジの向こう側がシリコンで固めてあり嫌な予感がします。
水栓を取り外してみると案の定、お湯側の壁側配管が水側より20mm程短くて水栓の配管にソケットが延長で取り付けられていました。

仕方が無いのでホームセンターに同じようなソケットを探しに行ったのですが置いていませんでした。お湯の配管は壁より引っ込んだところにあるので延長するにはネジを切ったパイプを入れるくらいしかできません。パイプを入れると今度はお湯の配管が長すぎて水配管と面が合わないし悩みどころです。

仕方がないのでお湯の配管だけは古いものを流用することにしました。それほどまだやれてはいないので大丈夫です。ゴムパッキンは新品を使用します。古いパッキンは黒い汁がでてボロボロでした。

しかしこの状態では逆にお湯側の方が少し長くなり両方の配管位置を合わせるには水側はネジを3回転くらいしか入れることが出来ません。シールテープは厚めに10回巻くらいにしました。
いちおう組み付けが終わって止水栓を開けてみると水側が水漏れします。

もともと水側がシリコンで固めてあった理由がよく分かりました。(笑)
もとの配管は私の父が行ったものですが彼は現役の頃はプロパンガス屋さんで配管作業に関してはプロです。

今回の作業は彼の遺品となったモンキーレンチやパイプレンチなどが使えて工具に関しては何も問題はないですが彼の仕事ぶりはちょっと評価できないですね。
だけどもう夕方だしとりあえず夕食後に私も同じように止水栓を締めた後配管の上からシリコンで固めて一晩シリコンが固まるのを待ちました。

で翌朝様子を見るとシリコンはほとんど固まっていません。品物の説明では60分で固まるように書いてますが気温が低いせいか12時間以上経っても固まっていません。
試しに止水栓を開けてみるとじんわりとですが水漏れします。

基本に返ってもう一度水側の配管をやり直しです。シリコンをできるだけ取り去って今度はシールテープを巻いた後、シリコンも使ってシールしてみます。それから水の壁内配管をできるだけ引っ張りだしてやり1回転余計に配管をねじ込むようにしました。
まあ手間はかかりましたが以上で水漏れはなくなり配管作業は完了です。

新しい水栓は廉価なものですがきちんと使える道具はやはり気分がいいです。
次回もう一度交換するときがあれば今度は延長ソケット(15mm長)をあらかじめ用意してから作業しましょう。余裕がないとろくな作業が出来ませんしね。

2018年2月10日土曜日

ホームセキュリティ

留守にしている間の家のセキュリティを強化しようと思って何かアイテムを導入しようと考えていました。
昨年家をリフォームしてシアター部屋を作ったとき不要な窓を塞いで壁にしたことで外部からの侵入はそれなりにブロックできるようになったとは思います。
なので誰かが家の敷地内に入れば記録が残るようなカメラを追加することにしました。
カメラがあれば犯罪抑止効果も期待できます。

それで調べてみたのですがIPカメラがすごくお求めやすい価格で売っているのでひとつ試してみることにしました。


IPカメラとはネット経由で接続してPCやスマホでコントロールできるカメラです。

とはいえ私はスマホも持っていないので家にwifi環境はありませんしLANで使用しているのもfidataのNASだけでまるっきりネットワークについては初心者同然。
カメラと同時にコンパクトなwifiルータとマイクロSDカードを取り寄せました。
3点で1万円強というところです。

とりあえず有線ルータにカメラを接続して使えるようにセットアップをします。
取説の類は製品には付属しておらず購入後お店からpdfがメールで送られてきます。
カメラ内の設定画面に入ると中国語のソフトにまるでちんぷんかんぷん。よく見ると英語に切り替えが出来ました。

設定自体はそれほど難しくはないのですがマニュアルがざっくりなのと要らない?ソフトがあるせいでそれに気をとられると一気に判断する情報量が増えます。
SDカードの取付方など重要な情報はどこにも載っていないし。(親切なユーザーさんが某Amazonのレビューなどにあげてくれているので分かりますけど。)

自分がカメラで何をしたいかを絞って順番に手順を踏んでいけば特に問題はなく設定できました。私の場合はスマホは使わないので無線か有線で動体検知機能を使ってだれか敷地内に入ってくれば映像の記録をPCに残すことが目的です。有線での設定で半日以上かかりましたが無線はサーチ機能など使えば一発で設定終了。wifiルータはアクセスポイントとして使うのでただ有線ルータにつなぐだけで設定は無し。

画質は960pで大したものではないですが金額からすれば驚くほど機能は充実してます。
設定がやっかいなので万人向けの商品とは言えませんがゲーム感覚で立ち上げてみるのも楽しいかもしれません。


2018.2.11追記

野生?の動物を観察するのにももってこいみたいです(笑)。夜間の視認性もバッチリです。野良猫がいることは分かっていたのですが2匹つがいでいることは初めて知りました。
一晩使ってみただけですが意外と寝静まった時間帯にセンサーライトが反応してることなどが分かって少し怖い感じ。