2008年3月31日月曜日

GUNSLINGER GIRL

BS11で放送されていた「GUNSLINGER GIRL」が最終話を迎えました。

例えばリュック・ベッソン監督のニキータのように殺人を犯した代償として、政府のための工作員に仕立て上げられるのなら感情的には納得できます。
しかしこの作品で登場する少女達は、事故などで普通では助からない瀕死の重傷を追った境遇からサイボーグ化されることで延命し、過去の記憶も消去されて「社会福祉公社」で働かされることになる。

やっていることはカルト教団やテロリスト達が洗脳することで作り上げた兵隊を駆使するのとなんら変わらない。
そういうところが気になって最初はあまり楽しめなかったのですが、この作品の魅力は動的なところよりもむしろ少女達の内面的な葛藤の部分にあり、その微妙な描写がなかなか面白いのです。

社会福祉公社の少女たちには、それぞれパートナー兼教育係の大人の男性が付けられ行動を共にする。
ヘンリエッタはジョゼから愛情のこもった接し方をされ幸せそうな毎日だが、それとは対照的にエルザのようにまるで使い捨ての犬のように扱われて不幸な境遇に陥ってしまう様など、少女たちの内面を描くような演出が痛々しくて見るものをひきつける魅力になっています。

音楽もクラシックソースが使われなかなか優雅な感じ。


2008年3月29日土曜日

音の実在感が欲しい

シャクティの導入は音の広がりや柔らかさの表現で申し分ないのですが、やや大味に感じるところもあります。
私の好みの問題かもしれませんがもう少し音の実在感・実体感が欲しいところ。

それで打った手はΩSACD2の天板固定用ボルトにアースの配線を行ったこと。
CFRP板は上下面は導通しませんが側面の積層面は微妙に導通します。
側面 → 固定ねじ 間も同様に導通してます。
(ミリネジは樹脂ねじに交換しているので、配線したのはインチネジです。)

以前、ER-DACにシールドしてアースをとった時の音の実在感のアップが素晴らしかったのでその時の効果をねらってのものです。
結果的には狙い通りにうまく実在感と広がりの両立を得ることができました。


SVにシャクティを付けてみる

シャクティをバイク(SV650)に使ったらどうなるのか気になるので試してみました。
バイクの配線は結構複雑で動物の血管のようになってます。

取り付けたのはECUの近くでいろいろな線が束ねられて最も太くなっている部分です。
写真では配線の裏側に取り付けているのでシャクティは見えません。

50kmくらい走ってきた感じでは、
・エンジン音が以前より大きい。
・追い越し加速が若干するどい?!

エンジン音に関してはコンディションによる燃調の差かもしれません。
追い越し加速に関してはレオビンチ管をつけたことで中間加速が落ちていたのが、ノーマルに戻ったような感じです。
タイムアタックなどと違って、体感的なものなので正確には変化をつかみにくいです。
もう少し長いスパンで試してみようと思います。


2008年3月23日日曜日

淀川長治さん

スカパーの日本映画専門チャンネルで放送された「訪問インタビュー」の淀川長治さんの回を見ました。
オリジナルは1982年に放送されたNHKの番組で淀川さんは当時73歳でした。
アナウンサーの佐々木敦さんのインタビューに答える形で構成されています。

淀川さんの映画に対する愛情の深さに関しては私ごときが今更どうこう言う資格はありませんが、番組を見ていて改めて感じたのは氏の人間的な深さです。

話し相手が発する一言から相手の心意をとっさに把握し、玉手箱のような「淀調」語りが始まる。
滞りなく話し続ける氏ですが、一言一言を気分に任せてしゃべっているわけではなく言葉に相当神経を使ってしゃべっているのが分かります。

最終の回で、「自分は一日一日を今日死ぬかもしれないという気分で生きている」という話が出てきます。
自分の感覚で得られる情報に対してその一瞬一瞬を大事にしたいのだということです。

生きていくということ、様々な事象に感動し楽しむということはすばらしいという事を改めて教えられたような気がします。


2008年3月21日金曜日

ネットで見られる意見について

SRコンポジットを導入したのは2002年の頃で、この時ラックに載せて使っていたコンポーネントはDENONのDVDプレーヤーとBRYSTONのプリアンプでした。

正直、DENONのプレーヤーをSRコンポジットに載せて使っても投資に見合ったパフォーマンスアップは得られませんでした。
その時使っていたコンポの中でも特にDENONのプレーヤーは、セッティングの入力に対して音の反応は鈍かったと記憶しています。

例えばインシュレータを何種類か試したことがありましたが、結局ノーマルの脚が最も情報量が多くすぐに元の状態に戻して使ってました。

電源ケーブルの交換によってパフォーマンスは向上するものの、音の違いは当時使っていたBRYSTONと比べると小さなものでした。


インターネットをやっていて時折気になるのが「○○をやっても音は変わらない」という意見。
例えば「ケーブルの交換で音は変わらない」という意見がありますが、私はもちろんケーブルはおろかもっとささいな事でもオーディオの音は変わる事を実感しているのでそれが事実に反することは分かります。

しかし「変わらない」と主張する意見が必ずしも間違っているとは思っていません。
ケースによっては同じアイテムをシステムに入れても音が変わらないことがあってもおかしくはないからです。

私の環境でも何年も同じものを使い続けたケーブルを他のものに交換した時、音の違いがはっきりと実感されるまでに数日を要したこともあります。

ただ、「変わるはずがない」と自分や他人の理屈のみに固執して、耳でオーディオをやっていない人の意見は価値がないと思います。
極論すればインターネットでオーディオについて意見を交わすのは不毛。
実際にお互いが出している音を聴けば無駄な議論をする必要など皆無でしょう。


大学の先生など権威のある方が高級オーディオを否定する事例はもう数十年も前からあります。
新聞で、「アンプはどんな高級な部品を集めても原価10万円程度にしかならない」と主張しておられる先生を見たこともあります。

彼らに共通して言えるのは、自分が使ってみたりじっくりと聴いてみたりした製品を批判しているわけではなく、現時点で自分が所有しているシステムを「このくらいが適当なレベル」と決め付けて論じているところ。

「○○しても音は変わらない」ではなく「△△すれば音は良くなる」という研究をもっと熱心にやってほしいと思う今日この頃。(笑)

2008年3月15日土曜日

職場の人と小旅行

私が日々生活していくうえで最も多くコミュニケーションをとる相手は同じ職場で働いている人間たちです。
一緒にいることが半ば当たり前になっていますが、楽しい時間をすごしているかといえばそうとは言えないと思います。

私が勤めている会社には慰安旅行がない代わりに旅行補助が個人に出ることになっています。
それを利用して昨日、職場の有志8人で会社の帰りに一泊2日の小ドライブに行ってきました。
泊ったのは「神湊スカイホテル」。

普通の飲み会と違ってホテルでゆったりくつろぎながら飲み明かすのはなかなかおつなものです。
私は疲れちゃって早々に寝ちゃいましたけど。(笑)


2008年3月10日月曜日

シャクティ2

シャクティはもしかしたら画期的なオーディオ・アクセサリーかもしれない。
ケーブルにおんぶさせるだけという簡便な方法で、これだけ音調を変えてしまうというのは使ってみた人じゃないと想像できないと思う。

写真は100Vとアース線に抱き合わせて使用しているところですが、ケーブルのシールド越しでもちゃんと効果がでます。

効果の傾向から、ディスクの音源で効果の度合いが全然違います。
例えばiPodで聴けてしまうような音源では効果がほとんど感じられないと思う。
ジャンルはともかく、微細で微妙な音情報がたっぷり入ったディスクを再生してやるとなんともふっくら伸びやかに気持ちの良い再生ができてしまう。

使い方でもいろいろ楽しめるアイテムです。(笑)


2008年3月8日土曜日

シャクティ

シャクティ オンラインが2セット届きました。
これはケーブルに取り付けて電磁波ノイズをキャンセルしようというアイテムです。
ドルフィンの奈良岡さんから紹介されてよさげなので試してみたくなって注文しました。

シャクティ オンラインは実物はただのプラスチックの塊で、軽く、全然たいそうなものには見えません。
取り付けは底面にマジックテープが付いていて、ケーブル側にもマジックテープをガム状の接着剤で取り付けます。

私はインシュロックを使ってケーブルに結束する方法で取り付けました。
私が取り付けたのは

・メインブレーカ → 漏電遮断機 間のAC3線ケーブルに1ケ。

・オーディオ用100V 子ブレーカ → 壁コンセント 間 2系統に1ケずつ。

・自室の汎用100V 子ブレーカ → 壁コンセント 間 1ケ。


取り付けて早速音出ししながら、取り付け箇所や取り付け方法などいろいろ吟味してみました。
ケーブルにはクロスさせずに、線にならうように1ケずつ取り付けたほうが良いようです。
100V線は機器に近いほうに取り付けた方が効果が大きいように感じました。

肝心の音のほうは調整も合わせて1時間くらい聴いた感じでは、情報を拾いあげるタイプではなくて音調を整えるタイプのアクセサリーのようです。
ただ、ふくらみはあるものの何だかのっぺりした違和感のある鳴り方で「こりゃ、奈良岡さんにやられたかな?」と思いながらバイクで出かけて100kmくらい走って夕方帰ってきました。


夜は2時間くらい映像系の作品を鑑賞しましたが映像のほうは、ふくらみが立体感を持たせてなかなかいい感じ。
それから再びCDを再生していると、効果にタイムラグがあるのか30分後くらいからどんどん立ち上がってきました。

音像が膨らんで相当スケールが大きくなり気になっていたのっぺり感がなくなってきました。
位相の微妙なずれがそろうような感触で特に強奏部分は「渾然一体」という感じ。
中級機から、ハイエンド機に特有の強力電源を搭載したコンポに代えたようなイメージに近いです。

この手のアイテムはもしかしたら電源環境や使用している機材などで効果の差が大きいかもしれません。
電源環境が悪ければ悪いほど、機材は潜在能力が高かれば高いほど効果がありそう。(笑)


2008年3月2日日曜日

ツーリング0803

今日は今年の初ツーリングに行って来ました。
目的地は佐賀県 武雄温泉です。
武雄温泉はなんとなく「千と千尋の神隠し」の舞台のような趣がある温泉です。

帰り道のラスト1時間で夜空に稲妻が走り出し、土砂降りの雨とあられにつかまってしまいました。
二輪に乗っている方なら想像できると思いますが、「夜」、「雷雨」、「寒さ」の3つの条件が重なったらライディングには素晴らしく最悪な条件です。(笑)

対向車のライトに惑いながら道のラインを見失わないようにするので精一杯でした。
こんな条件でツーリングやってる5人のメンバーは大馬鹿野郎で変態な人達です。(笑)
(走行距離:374.5km)


GSF750:2週間前に極寒ツーリングに行って来たばかり。今日も散々なツーリング!?

VTR1000F:4ヶ月ぶりにバイク始動。まだ峠の下りで勘が戻らないようです。

GSX-R1100:90年代のGSX-Rは今と違ってツアラー的要素が強いバイク。どっしりと走ります。
今日の彼はメンバーの中で最も運の悪い日だったかも。(笑)

ZR-7S:寮に洗濯物を干したままにして来たそうで、雨にやられてないか心配そうです。


2008年3月1日土曜日

俗・さよなら絶望先生

BS11で放送中の「俗・さよなら絶望先生」に何気にはまっています。

最初見たときは何これ?って感じでしたが、動きが少ないアニメながら毎回色々と新しい試みがなされていてなかなか力作だと思います。(笑)

ギャグが少々ダークですのであまりお子様向きではないかも・・・

一応ハイビジョン放送みたいですが特別きれいというわけでもなく、音声も特別ではないですが普通にいい音です。(?)