2009年2月22日日曜日

ヒューズ交換その後

ヒューズを交換することでオーディオシステムの音は結構変わりました。
ただ、良い変化ばかりではなくて特にパワーアンプの850は少々悩ましい具合です。

替えてすぐはぼやっとした音だったのが基本性能の向上とともに音がややシャープになってきて、定位がすごくシビアなこともあり若干聴き疲れするような感じです。

そこで響きを豊かにしてやりたくて再び自作の音響拡散板を設置してみました。
ただし今回はただぶら下げたりするのではなくて壁にしっかりと固定しました。

設置位置はスピーカー背面で左右同条件になる場所ということで必然的にスピーカ下部の後ろ。
固定したのが良かったのか今のところいい感じの響きです。


2009年2月17日火曜日

出張の楽しみ

仕事の関係で以前はよく熊本の大津に訪れていました。

仕事で訪れるわけですが熊本には美味しい食べ物やさんが多くて、一日が終わった後の楽しみが出張の一番の楽しみだったりします。

中でも私が一番のお気に入りだったお店は「頓珍館」という中華料理屋さんです。
過去形の表現をするのは大津にあったこのお店が今はもう無くなっているからです。

このお店に訪れるのは夜の8時以降になることが多かったのですが、お客さんがほとんどいなくて本当に「穴場」なお店でした。
しかし3年くらい前には口コミで広がったのか、夜9時くらいに訪れてもお客さんがごった返していて親父さんが一人で厨房をやっていることから料理が出てくるのに30分くらい待つ程になってました。

お客をさばききれなくなってしまったのが原因かどうかは分かりませんが、大津の店を閉めてもう一店別の場所にあったお店の方に移っていってしまいました。

今回、2年ぶりに熊本出張で大津に一泊二日でやって来れたので昨日の晩はその移って行った「頓珍館」に少々遠出して行ってきました。

おなじみの定食メニューは健在で約12種類あるメインディッシュから二品を選びます。それにデザートが付いて840円。
私は「レバニラ炒め」と「牛肉のカレー粉炒め」をチョイスしました。

ここの料理はなぜか落ち着いて味わって食べることができず、がつがつと急かされるように一気に食べてしまいます。
最近、食が細い私としてはそのくらいおいしいということなのだろうと思います。

お客が増えすぎたら困るのでお店の場所はあえて書きません。
しかし一見さんのお客は店の外観を見たらまず入りたいとは思わないと思います。(笑)


2009年2月14日土曜日

ヒメアノ~ル

古谷実氏の漫画作品は「稲中卓球部」の頃から愛読しています。

「稲中卓球部」は純粋にギャグ漫画でしたが「僕といっしょ」以降の作品はギャグの要素もあるもののシリアスな作品として読めるものです。

近年は日本の若者のどちらかといえば「草食動物系」の無害でお人好しな性格だが、どこか劣等感に悩まされる主人公を描いた作品が続いているようです。

現在「ヤングマガジン」で連載中のヒメアノ~ルも平穏な日常と紙一重のところにある暗くて非日常的世界が主人公の周囲に迫ってくるような緊張感のある作品です。

それにしてもさえない主人公がいきなりべっぴんさんにもてる話には食傷気味ですが、これがないとただのくら~い話に終始してしまって救いようがない作品になるかもしれません。


2009年2月12日木曜日

ヒューズ交換2

さてCNT複合銀メッキヒューズですが径が標準のものよりやや大きめです。
測定していませんが0.5mmくらい大きい感じです。

CLASSEの機器には問題なく入ったのですが、ボルダーの850にはすんなりとは入ってくれませんでした。
取り外したソケットの口をラジペンで広げてやってだましだましでねじ込んでやっと入ってくれました。
片chはバカになりかけてます。

せっかくのめっきが結構ぼろぼろに。。。(泣)
導入される方はその辺り気をつけたほうがいいです。

2009年2月8日日曜日

システムコンディションの近況

最近の私のオーディオシステムは良く言えば安定期、悪く言えばレスポンスが鈍いと思う。
何か新しいアイテムを取り入れたとしても入れてすぐはほとんど何も変化しないことが多いです。
もしかしたら私の耳の能力の方がかなり劣化しているのかもしれません。(笑)

先日余計なアースラインを取り除いたことでシャクティの効果やPS MEGANEの良さがじわじわと理解できるようになって来ました。
シャクティの良さは地味ですがサウンドステージがかなり静かに深く掘り下げられるようになります。
電源ラインのノイズキャンセルにかなり有効なんだろうと想像します。

HDDレコーダーに使っているPS MEGANEは再生画の色がとにかく濃厚で純度が高いです。
音のほうもふわっと包み込まれるような要素が良く出ます。
この音なら放送の音をピュアオーディオ的に語ってもいいレベルだと思います。ソースの質にもよりますけど。


今回導入したヒューズですが入れてすぐはやはりほとんど変化はありませんでした。
ER-PSZは導入してすぐに圧倒されたのと比べると穏やかですが一夜明けた今日の午前中にはなんとなく期待通りの効果が現れてきました。

音楽を空気の濃淡で描くような感じで音の粒子感や縁取りのようなものがいっそうなくなっていきます。
楽器の再生音の分解度がすばらしく、例えば太鼓の「ドーン」という再生が「ドッフォォ~ォンン」てな感じで振動体の材質や部屋の響きの具合まで表現するような感じです。

映画「ドラムライン」のサウンドトラック中15、16曲目はマーチングバンドの演奏を至近で録音したもので通常だとうるさくなりがちで再生が難しいソースですが結構余裕で聴けるようになりました。

しかし特にすばらしいのはクラシックのオーケストラ演奏で多数の周波数の音が乱舞するようなソースは、各パートをリアルに描ききりながらも風がもあもあ~と漂うような柔らかさも鋭く内臓に響くような低域など硬軟ともに余裕のある再生です。

クラシックソース以外の音楽ではむしろ音数が少なく音楽が単調でつまんなく感じてしまうくらいで自分の音楽的な趣向を改変させられてしまいそうな危機感を感じます。(笑)

エージングによる伸び幅をまだ当然残していると思いますがCP-65以降の方も順次ヒューズを替えていこうと思います。



2009.02.09
あわてて書いたもので日本語がおかしいので加筆します。
クラシックソース以外の音楽でも音数はすっごく増えますが、ディスクに入っている音情報が多ければ多いほどそのパフォーマンスの向上具合が劇的に違うということです。

よってオーケストラ演奏などのディスクの情報量が多いソフトを聴きたくてしょうがなくなるというようなところです。


2009年2月7日土曜日

ヒューズ交換

オーディオ機器用のヒューズが届きました。
カーボンナノチューブ複合銀メッキを施したスペシャルなヒューズです。

写真左から

・ΩSACD2用 1A
・CP-65用 2A
・850用 250mA 2ケ

となります。

ドルフィンのN岡さんがやっている「プロジェクトH」に応募したものです。
壁コンセントのER-PSZで初めてCNT複合銀メッキのすごさを体験したわけですが、今回のプロジェクトのようにいろんな意味で簡単にCNT複合銀メッキをオーディオシステムに取り入れることができるなら乗らない手はないと迷わず参加しました。(笑)

今回のプロジェクトに応募したお客さんの数はかなり少なかったそうなのですが、耐電流の低いヒューズに電流を流してめっきをするのに相当苦労したみたいで金額ベースでは結構な赤字のようです。

話は変わりますが4年近く前にドルフィンに訪れた時、社外製ヒューズのテストをちょうどお店でやっていました。
確か金メッキヒューズだったと思いますが、その音はノーマルヒューズに比べて濃いがなんとなく広がりに乏しいもので特に魅力を感じるものではありませんでした。

今回のCNT複合銀メッキ品がどんなものなのかまだ試していませんがとりあえず上流のΩSACD2から一つずつ順番に交換して試してみようと思います。