2007年2月25日日曜日

CDプレーヤのリニューアル2

ΩSACD2はディスコンになっていて市場には一台も残っていなかったそうです。
私が手に入れた機体はオーディオリファレンスの社長さんがプライベートで使っていたものを、ぶん取ってドルフィンで改造したものです。(笑)

中古ですが状態は非常に良く「新品同様」の品物です。
改造内容の詳細は教えてもらっていないのですが、見た範囲で分かるのは

1.脚部をEau RougeのインシュレーターER-SXに換装。
2.内部配線材(電源とアース?)を銀線に交換。
3.内部のアルミ板金プレート(ドライブ固定用?)をCFRPに交換。

というところ。2.3.に関しては内部を見たわけではないです。取り外したパーツが箱に同梱されていたのでそこから推測しています。


ΩSACD2はフェア会場で何度か聴いたことがあり、そのパフォーマンスの印象はいずれも良く、ΩSACDよりもむしろ良いくらいでした。
両者の違いは、ΩSACD2の音はエネルギッシュで濁りのない濃厚な音像で視聴者に迫るもので、それに対しΩSACDは粒子感のないきめ細かな情報量たっぷりの音でやや美化された音かなという印象です。

さてΩSACD2ドルフィンバージョンですが、自分の部屋で鳴らしてみた印象は両者の良いとこ取りをしたような感じです。
ΩSACD2の濃厚さはそのままに、空間表現の広大さや音色のリアルさなどを加味したような感じ。
プリアンプのCP-65と音色的に近いせいか、音の親和性というかまとまりは良いです。

SR-DVD+ER-DACに比べると表現の「余裕」が全く違い、肉付きのたっぷりした音像にハイエンド製品の風格を感じます。

ただ再生を続けているうちにだんだん音に血が通うようになってきていますが、まだ音のパフォーマンスは「借り物」の感が強いです。
「本当の実力」を発揮するようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。


2007年2月24日土曜日

DVDプレーヤの置き場所変更

ΩSACD2ver.Dを導入したことで、SR-DVDとER-DACの設置場所を汎用のTV台へ移動した。
オーディオ前段機器の電源は壁コンセントだけでまかなえるようになったので、EAU ROUGEの壁コングッズで作った自作タップを取り外し、パワーアンプの壁コンでそのグッズたちを使うように変更した。

パワーアンプで使っていたオーディオリプラスの壁コングッズは、移動したSR-DVDとER-DAC専用の壁コンセントに使用するように変更した。
このコンセントは専用ブレーカーではなく、アースもとっていない。

夜になってからSR-DVDでDVDビデオを鑑賞してみたが、画質の低下は思っていた以上で改めて電源環境や、設置するラックの質の重要さを思い知った。



今日は午後にMAXオーディオさんを訪ねてビクターのプロジェクターのデモンストレーション会に参加してきました。
MAXさんのAV用視聴室は10畳くらいでけっして広くはありませんが、少人数で小音量で映像ソースを鑑賞するには悪くない部屋です。

ビクターに限らず最近のプロジェクターに関しては、コストパフォーマンス的に質に対して何も問題はなくメーカーさんはいい仕事をしているなと実感しています。

ビクターの営業の方は熱心で、私が自分の意思で部屋を出るまで1時間以上ずっとあらゆるソースをデモしてくれました。
今回の視聴会に参加していて思ったのは、もうDVDの時代は完全に終わったかなというところです。

ドライブの調子が悪いSR-DVDを「最後のDVDプレーヤー」として、次世代メディアにシフトしていこうと思います。


2007年2月20日火曜日

CDプレーヤのリニューアル

注文していたCDプレーヤーが到着しました。
ΩSACD2ドルフィンバージョンです。

とりあえずセッティングまでしましたが、仕事が忙しくて音を出す暇がないのが悲しいです。。。


2007年2月18日日曜日

Nさんの門出

今日は職場の先輩N氏の結婚式に呼ばれました。

N氏とは私が入社した時からずっと同じ職場で働いてきたわけですからもう15年以上の付き合いになります。
アロハシャツと短パンの姿でRZにまたがり白煙を撒き散らしながら阿蘇にツーリングに行ったのがすごく懐かしい思い出です。(笑)

私が某大手自動車メーカーへの2年間の出向を要請されたとき、私は頑として断ったわけですがN氏は快く引き受けてくれました。
そのおかげで私は自分の趣味を中心とした生活スタイルを崩さずにすごすことができました。

独身仲間がまた一人いなくなって寂しいですが、どうかお幸せに。


2007年2月17日土曜日

CDプレーヤ導入準備

SR-DVDでCDを再生する時、どうしてもディスクを認識してくれない場合はとりあえずDVD(ビデオ)をしばらく再生してあげると、そのうちCDを読んでくれるようになる。
しかしこの使い方もいい加減いやになってきたので新しくCDプレーヤーを導入することに決めました。

とはいえ、自分の中に「これ」という機種がないのでドルフィンに相談してみた。
最初にN谷さんから回答をもらい、その2,3日後にN岡さんからも回答が来た。

そしてN岡さんの提案を採用することにした。
時間がかかるかもしれないが、この待っている間の気分も悪くないと思う。

今日はその新しくくるコンポーネントのために機器の配置換えの準備を行った。
イレクターパイプと棚用の板を買ってきて、14インチのTVを乗せるための場所を作った。
これでいつやってきてもスマートに配置換えができる。

2007年2月10日土曜日

iPodで再テスト

VistaからXP環境になったので改めてiPodに音楽データを入れてテストしてみました。

結果から言うとVistaの時と同じです。
AirMac Expressのような焦点が合っていないような感じはなくて、バランスは良いのですが質の高い再生とは言えません。

TATuのような電子音で構成されているようなソースは比較的まともですが、合唱曲のようなダイナミックレンジと空間情報にシビアなソースは結構悲惨です。
女声男声混合合唱のピーク時はSR+ER-DACでは空間のゆらぎとして表現しますが、iPodではひずみになります。

iPodは¥23,800のプレーヤーとしては評価できますが、その上の製品に対抗しうるものとは言えません。
「ProCable」の記述は全てがでたらめとは思いませんが、少なくとも音質に関するものは「絵に描いた餅」なのかもしれません。


エレクトロボイスなどの業務用スピーカーは私も好きな音で、その影響で「BOSE」や「PMC」などのスピーカーメーカに強く惹かれてきた経緯があります。
ただ、業務用スピーカーは大入力でも破綻しないような強靭さと音の聞きやすさ、声の説得力などは魅力ですがホーム用のハイエンドスピーカーが持っているような空間的、視覚的な細やかな表現は苦手です。

同僚のS氏は「ProCable」の記述を信じてお勧めのセットでシステムを組むそうです。
安価なシステムなので、既存のシステムを処分して得た金額でもおつりがくるそうなので気楽に取り組めるとのこと。

アンプのD-45はそのうち折を見て私の部屋に持ち込んでテストさせてもらおうと思っています。

2007年2月7日水曜日

AirMac Expressでテスト

Windows Vistaに対して私の認識は相当甘かったようで、問題点があちこちで指摘されているようです。
実際Vistaをインストールしてはみたものの、私のPCでは問題が多すぎて使い物になりません。

大まかなスペックではCPUはCeleron2.4GHz、メモリ512MBというところで、それほど厳しいとは感じませんがとにかくソフトウエアでVistaでは動かないものが多すぎてPCがその機能を半分くらいしか使えない感じです。

そういうわけでiTunesもVistaには対応していないと正式に発表されましたし http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20342266,00.htm 私が行ったテストで結果が思わしくなかったのは当然でした。


仕方がないのでWindows XPをなんとか調達してインストールしなおし、再度トライしてみることにしました。

昨日仕事から帰宅してXPとiTunesをインストールし、AirMac ExpressをEthernetでつないでみたのですが、今回はあっさりとネットワークが認識されました。

今日、再び帰宅してAME(AirMac Express)を使って音を出してみました。

接続は
PC → Ethernet → AME → TOSリンク → ER-DAC → ・・・・ です。
TOSリンクケーブルは別売りの接続キットのもので、モンスターケーブル製のものです。

出てきた音の印象は前回のiPodの時よりは緻密な音です。
エア感というかざらつきのない滑らかな音で、感触は自然界の音に大変近いものがあります。

ただ、中域だけが張り出したような感じで妙にメリハリのない音です。
ディテイルも甘くて物足りません。

可能性は感じるものの、このままではまったく実用に耐えるものではないと言えます。
この辺は「ProCable」の記述にある、ただつなぐだけで既存の全てのCDプレーヤを凌駕する「劇的向上が得られる」というのとは隔たりがあります。

しかし、iTunesの設定で「iTunesのリモートボリュームを使用しない」などの設定を変更するだけでかなり音質が変わりますので、ソフト的に追い込めば高いレベルに到達する可能性はあると感じます。

PCを使うのが楽しくてしようがない方には向いていると思うのですが、私的にはこういうオーディオスタイルは合わないかなと思っています。


2007年2月3日土曜日

iPodでテスト

PCにWindows VistaとiTunesをインストールし、AME(AirMac Express)を接続しましたがなぜかPCがAMEを認識してくれませんでした。
システムの構成は下のようになります。

PC → Ethernet → AME → TOSリンク → ER-DAC → ・・・・

AMEは緑色ランプが点灯していますが、PCには「識別不能のネットワーク」として表示され、AirMac管理ユーティリティーにもベースステーションが表示されません。

これでは目的の音の検証ができませんので、「ProCable」の記述では音質のランクが下になるそうですがiPodを使ってみることにしました。


用意したのはiPod nano 4G版です。

iTunesでCDから音楽データをWAV形式でパソコンにインポートし、そのデータをiPodにインポートします。
インポートの設定オプションの「エラー訂正を実行する」をチェックしておきます。

AMEの別売り接続iキットに入っていたモンスター・ケーブル製 Phone→RCA変換ケーブルを用いてiPodとプリアンプ CP-65を接続しました。


既存のオーディオシステム、つまりSR-DVD+ER-DACとの音質の比較を同じ曲をiPodとCDで交互に再生して比較してみました。

iPodはボリュームを最大にしていてもCDより音量が低めになります。
プリアンプの表示で4~5dBくらいiPodの再生はあげてやる必要がありました。

iPodからは見た目からは考えられないくらいまともなバランスの音が出てきますが、残念ながら(?)SR-DVD+ER-DACの音質と比べると数段落ちるものでした。

音が全体的にのっぺりしていて、女声のピーク時で歪むこともありました。
SR-DVD+ER-DACの再生のほうが音楽の立体感、ディテールとも優れていて同じ曲を即座に聞き比べると圧倒的に上です。


「ProCable」の記述とは大きく違う結果となりましたが、これは

1.私が思っている以上に自分のシステムの音が高いレベルにある。
2私のWindows環境ではWAVファイルを作成するのにエラー訂正ができていない。
3.iPodの能力は大したことがない。

のどれかだと思います。

しかし、これ以上この件を追求するにはMac(アップルコンピュータ)を購入しなくてはいけないので、とりあえずこの件はここで保留とします。

本音を言えば、SR-DVDのドライブの調子が悪くてCDの再生がおぼつかないのでiPodで手ごたえを得られれば、MacBookをCDプレイヤーとして導入しようかと考えていたのですが、残念?な結果となりました。(笑)