2008年5月31日土曜日

背面プレートのスケッチ

ΩSACD2の背面プレートを取り外してスケッチしてみました。

背面プレートをCFRPで製作するとしたら、課題はL型のパーツをどう処理するか?
ということと穴加工が多いというところ。

板金で作るならL型なんて問題ではないですが、CFRPだと製作コストを考えれば接着しかない。
穴加工は以前1ケに付き数千円加工費がかかるというようなことを聞いたことがあります。

板で製作して、取付け用の樹脂パーツを別途用意するのが無理のないところでしょう。
通信用のコネクタなど使わない穴は塞いでしまうのもコストカットに効きそう。

いずれにしても今の職場では樹脂パーツを自作できる環境ではないので、チャレンジするとしても来年以降になりそう。
でもあれこれオーディオの取り組みのことを考えている時間は楽しいものです。


2008年5月28日水曜日

Eau Rougeのカタログ

Eau Rougeのカタログが送られてきました。

以前とラインナップが変わっているのは、壁コンセントが最新バージョンになり、コンセントボードで新製品が追加されている。

その代わりなぜかオーディオ・ボード関係がラインナップから消えている。
それとコンセントカバーの CP-CCも。

CP-CCは結構気に入ってるので残念ですね。


個人的に今興味があるアクセサリーは電源ケーブルのACプラグ&IECインレット。
それからPADのSHEERに代わるディスク・クリーニング剤というところ。
前者はPSEの絡みでなかなか店頭に出せないのかもしれないですね。


2008年5月26日月曜日

自動車の増税

自動車の税金が今年から10%アップしました。
モノを大事に長く使うことは美徳だと思ってますが、古い車を走らせるのは環境に悪いという名目での増税です。

さっさと買い換えて消費経済の発展に貢献しなさい、と言われているような気もします。
確かに自分の車はワイパーはさびてますし、サイドミラーの取り付け部の塗装がはげて樹脂の下地が見えてたりなど結構やれてますが、今の使用状況で使うことに何の不都合も感じなくてむしろ好調です。

現代の車のように無駄に太っていないので車体は軽いし、重心も低く走りも瞬発力があり軽快です。
車を新調すれば車体価格はもちろん、取得税などさらにどうでもいいお金を払うことにもなる。

自分にとってなかなか車の買い換えのタイミングを見極めるのが難しいと思う今日この頃です。

2008年5月23日金曜日

CP65のこと

オーディオはきまぐれだ。
だからこそ奥深く、面白いとも言える。

ゴールデン・ウィーク前までは間違いなく過去最高のパフォーマンスを手に入れていたのだが、ここのところどうにも思うように鳴ってくれない。

床の補強の結果、全体的にがっちりとした音像を得られるのはいいのだけど以前のような微妙な感触を得ることができない。
クラシックのオーケストラなどはホールトーンが以前よりうまく表現できているけど、ボーカルは自分の部屋に歌手がやってきて歌っているような生の声のような感じがなくなり、オンマイクで歌っている感じが強い。

オンマイクというよりは何か独特の響きが乗る感じかな。
マドンナの新譜のようなこてこての打ちこみ系は、逆に贅肉をそぎ落としたような鋭さが際立ち、スピーカーの間に柱のような音像を形成する。

聴いていて疲れるような音ではないけれど、特に楽しい音でもない。
もっとじわ~と染み渡るような感触が戻ってきて欲しいところ。

なんだかスピーカーを新品に替えてしまったような感じに近いかもしれない。
鳴らしこんでやればきっとうまく鳴るようになると思うが、平日の間はアンプに火を入れる暇などないので聴きたいときに出てくる音に満足できないとどうにも気分が悪い。

しばらく「ただ鳴らすだけ」の日々が続きそうです。


2008/05/24
と、昨日書いたばかりなのですがあっさりとシステムのパフォーマンスが回復しました。
原因はプリアンプCP65の不調だったようです。

もともとCP65はやや気まぐれで時々分けの分からない動作をすることがあります。
先週も「かちかち」とリレー音がして勝手に電源が落ちたりしたので、日頃は付けっ放しにしている電源を5日間ほど落としていました。

今日は電源を再投入して3日目ですがやっとCP65が復活してくれたのか、昨日とはシステムのパフォーマンスが全然違います。
まるで幽霊でも乗り移ったかのよう(笑)で、音楽の生気が素晴らしい。
歪感がまったくなく余裕しゃくしゃくで、油断していると突き上げられるボディーブローのような低域もいい感じ。

コントロールアンプってオーディオシステムの調子を司る重要なコンポーネントであることがよく分かります。
私はオーディオを車のメカに例えて考えるのが好きなのですが、プリアンプは車で言えばさしずめ燃調-点火系システムに相当すると思う。

エンジン(パワーアンプ)の出力をコントロールするのに非常に重要です。
ここが狂っていると気持ちのいい加速はおろかまともに始動したりアイドリングさせることもできない。
ちなみに、スピーカーは車体(タイヤを含む)、プレーヤーは運転者に例えています。(笑) 


CP65はドルフィンのN岡さんの評価ではあまり大したことがなさそうなのですが私は気に入ってます。
購入する際に同じクラッセのΩPREmk2とも比較視聴を行っているのですが、その時使ったスピーカーがRedRoseのRoseBUDⅡだったせいか私には大きな差を感じることができませんでした。

しっかりとした筐体の別電源、デュアルモノラル構造の整然とした内部設計といい、最近高騰ぶりのオーディオ・コンポーネント市場の中ではむしろコストパフォーマンス的に抜群なんじゃないかな?とか思ってます。(笑)

できるだけ長持ちして欲しいコンポーネントです。



2008年5月17日土曜日

スバル

月マガで連載している「capeta」がすごく気に入っているので、曽田正人さんが描く他の作品を読んでみたくて「昴(スバル)」を読んでいます。
6巻まで読みました。

クラシックバレエって考えてみたらすごくマニアックな世界かもしれません。
少なくとも日本に住んでいてクラシックバレエを練習したり、楽しんだりする人はクラシック音楽を楽しむ人の数の比にならないくらい小数派でしょう。

そんな国日本から世界のバレエ界へ飛び立とうとする「寵児」宮本昴。
もともと「天才」を描く漫画作品は大好きですが、昨今の漫画作品はどうにも主人公の活躍が思うように行かずに右往左往する話が多くて読んでいてフラストレーションがたまる物が多いです。

もともと天才というのは凡人の枠に当てはめて捉えきれるものではないですし、だからこその天才なのですが日本はお国柄なかなか天才を認めないし、それをありがたがるようなことをしないですよね。

まあ天才といってもこの昴のように凡才からは想像もつかないような背景があり、努力の結晶として実力が発揮されるものでしょう。


2008年5月14日水曜日

温めているアイディア

せっかくなので温めているアイディアを記しておこうかと思います。
将来、実践するかどうかはよく分かりません。
ここを見られた方でその気があれば実行してみてください。(笑)

・ΩSACD2の背面プレートをCFRPで製作する。
 CP-65は底板を折り曲げてできているのでめんどいのですが、SACD2はシンプルな構造なので割りと簡単そうです。
 コネクタ類などの接点部分をCFRPで固定すれば音質に効きそうですね。
 ER-DACがそういう形になってます。

・オーディオ用ブレーカーをCFRP板に固定する。
 壁コンセント同様に効きそうな気がします。

・InCognitoのスパイクと底板の間にCFRPの一枚板を入れる。
 CFRPを使用するなら前段機器の方が効きそうですがまあどんな感じになるか興味があります。

・BSのアンテナ線をもっといいものに交換する。
 アンテナ線は地上波も含めてトライしたことはありません。

・アンテナ線と一緒に部屋の汎用コンセントにも大地アースの配線をする。
 プリにRCAケーブルでつながっているので映像機器にもアース効果は多少あると思いますが、専用でとってやったほうが映像にもオーディオにも良い効果がありそう。
 
・アース配線にターミナルボックスをつけていろんなアースのとり方を試してみる。
 アースはドルフィンの奈良岡さんも以前言ってましたが、線の材質にかなり敏感です。
 筐体アースで試したら線を半分の長さに切っただけで音が結構変わりました。

・天井に補強を入れてもっと重量のあるプロジェクターでも取り付け可能にする。
 木造のへなへなの天井なので現状は「天吊り」することができないのです。
 
・パワーアンプ用の電源ケーブルを自作する。
 線はそこそこでプラグはドルフィンの最新グレードが狙い目かな。

・プリ → パワー間のインコネケーブルを新調する。
 5mとながいケーブルなので金額を考えるとなかなか手を出せないのです。(笑)


とまあ、ざっと挙げてみたら何だか煩悩がいっぱいで少し見苦しいですね。(笑)

しばらくはレコーダーにいっぱいたまっている映像作品と幅広く音楽を楽しんですごすことにします。

2008年5月12日月曜日

オーディオ趣味について

オーディオは私が小学6年生頃から興味を持ち始めて今までずっと身近な存在です。
しかし、学生の頃の自分だったら今現在の自分のオーディオ環境はまず予想できなかった。
当時の感覚では今現在ほどお金を使う趣味だとは到底考えが及ばなかったと思う。

私は他者に比べると何かに突然のめりこむことがない反面、自分が楽しめる少数のジャンルを末永く楽しむタイプです。
自分のオーディオシステムを所有してから今までほぼ停滞することなく、緩やかな直線を描くようにシステムのパフォーマンスをあげて来ました。

最近少し実感してきたのですが、オーディオのパフォーマンスに関してはほぼ先が見えてきたような気がします。
そのせいか最近はオーディオ関係のハードウェアに対して以前ほどの強い興味を持つことができなくなってきたようです。
手を加える項目に関しては自分でもまだまだ試してみたいアイデアがたくさんありますが、この辺りで少し成長直線を減速させてもいいだろうと思っています。

最近家にいる時間が減って、オーディオを使用する機会がめっきり減ってきていることもあります。
今までのようなペースでオーディオに取り組むようなことはなくなるかもしれませんが、長いスパンではオーディオを続けていきます。

もっと広い視野でいろいろなソフトを楽しめたらとも考えています。

2008年5月11日日曜日

南の虹のルーシー

アニメネタが続いて少し恐縮です。
BS2で世界名作劇場を各作品かわるがわるずっと放送してます。

世界名作劇場の作品には好きな作品が多く、「南の虹のルーシー」もその一つです。
イギリスからオーストラリアに移住してきたポップル一家ですが、農場を手に入れることができず生活にも困ってきます。
ルーシーとケイトの姉妹の掛け合いが等身大の姉妹のようで面白いです。
貧しくても一家の絆を大事にして前向きに生きていれば、いつか報われることもあるよというような感じ。

残念なのはBS2デジタルは全ての放送が絵も音もいまいちで、スクリーンで鑑賞するのに堪えられるものではないところです。

2008/5/17
物語の前半部は無邪気なルーシーとケイトの姉妹がオーストラリアの自然の中で遊んだり出会ったりする日常を中心に、移住してきた家族が家を作り、生活の基盤を作っていく姿を描いています。

後半部は希望にあふれている前半とは若干趣が変わり、期待していた農場用の土地が手に入らず、父親が生きがいを見失い家族もばらばらになっていく姿が描かれています。

展開的にだんだん尻すぼみな感じが強くなってくるのですが、失意のルーシーが記憶を失っている間に出会ったプリンストン夫妻がきっかけとなって好転の兆しを見せます。

単純に成功する話ではなく、流れ的に無理がないまま登場人物みんなが得るものを得て幸せの兆しを感じさせる円満なラストは出色です。

資産家として登場するペティウエル氏とプリンストン氏のスタンスの違いも興味深いところです。
一方が奪うのみ、与えるのみではなく双方が豊かになる発想ができることが実業家としては本物といえるでしょう。



2008年5月5日月曜日

カイバ

最近、魅力のあるアニメーション作品に出会える機会が増えてうれしい。
WOWOWで放送中の「カイバ」もそう。

湯浅政明監督作品は理屈抜きに眺めているだけで楽しめるような、どこかアニメーションの原初的な面白さを表現している。
とにかく右脳を刺激される感じ。

カイバはキャラクターが手塚氏や赤塚氏を髣髴させるような「なつかし・かわいい」キャラなのですが、内容的にすごくえぐいものを含んでいてそのギャップに戸惑わされる。

3話目の「クロニコの長靴」は特にそう。
無垢な魂の持ち主(クロニコ)がそうでないものの餌食にあっさりと処理されてしまう様子は涙を誘う暇すら与えない。
彼女の長靴に付いている歯型の正体はもう知ることもできないのかな。


藤子・F・不二雄氏の漫画作品で、人間の姿・形にそっくりの異星人が食肉として牛そっくりの異星人に捧げられる運命を栄誉として受け入れる話があります。
少年漫画的な絵世界で描かれる「えぐさ」って私は何だかいつまでも記憶に残りそうなくらい印象が強いです。

私は「ドラえもん」もなかなかドライな作品だと思ってます。(笑)


2008年5月3日土曜日

接点のクリーニング

オーディオをやっていると「接点のクリーニング」という作業を昔からよく聞いてきました。
汚れた箇所をクリーニングするのは良いことだと思うのですが、どうもオーディオの接点をクリーニングするのに私は懐疑的です。

なぜならクリーニングした直後は確実に音が悪くなるからです。
クリーニングするのに使っているケイグの接点復活剤が良くないのかもしれませんが、床の補強工事をしてから後の私のシステムの音は映像で言うところの輝度を上げすぎたような感じで色あいの微妙さが全く出せなくなってしまいました。

言ってしまえば「ラジカセ・サウンド」のようで再生音が空々しく何を聴いていてもちっとも楽しくない。
過去の経験から時間が解決してくれることは分かっているのですが、やっと今日あたりに元の状態に戻ってきました。
音色の微妙な機微やエア感が出てこそ本当の意味でラジカセとは違う、「オーディオ」での音楽再生でしょう。

「接点のクリーニング」って本当は不要なんじゃないかな~と未だに結論を出せない自分です。

2008年5月2日金曜日

代車のGSF750

アイドリング不調を直すためバイクやさんにSV650を預けてきて、代わりに貸してもらったのがGSF750。

このバイクに乗るのは教習所で乗って以来になります。
教習所で乗ったときは4気筒に慣れていなかったり、バイクの重さに手こずった記憶がありますが今改めて乗ってみるとすごく扱いやすいバイクです。

エンストしそうになったり、ノッキングしたりなどが全然なくSV650がいかに乗りにくいバイクなのかを再認識した次第。(笑)

ただ、瞬発力はSVの方が上でGSFはのべ~と加速する感じで走らせて面白いのはSVの方です。
ジムカーナなんかをやるにはGSFの方が相当使いやすそうです。