2008年5月3日土曜日

接点のクリーニング

オーディオをやっていると「接点のクリーニング」という作業を昔からよく聞いてきました。
汚れた箇所をクリーニングするのは良いことだと思うのですが、どうもオーディオの接点をクリーニングするのに私は懐疑的です。

なぜならクリーニングした直後は確実に音が悪くなるからです。
クリーニングするのに使っているケイグの接点復活剤が良くないのかもしれませんが、床の補強工事をしてから後の私のシステムの音は映像で言うところの輝度を上げすぎたような感じで色あいの微妙さが全く出せなくなってしまいました。

言ってしまえば「ラジカセ・サウンド」のようで再生音が空々しく何を聴いていてもちっとも楽しくない。
過去の経験から時間が解決してくれることは分かっているのですが、やっと今日あたりに元の状態に戻ってきました。
音色の微妙な機微やエア感が出てこそ本当の意味でラジカセとは違う、「オーディオ」での音楽再生でしょう。

「接点のクリーニング」って本当は不要なんじゃないかな~と未だに結論を出せない自分です。

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