2007年12月30日日曜日

ブレーカーの配線

オーディオ用に2つのブレーカーを専用で使用しています。(写真右側の2ケ)
分電盤の中に空きが無かったので分電盤の外の板壁に取り付けられています。

子ブレーカーと親ブレーカー(漏電遮断器)とは分電盤の中であれば銅の板で接続されていますが、オーディオ用のブレーカーは分電盤の外にあるので通常の屋内配線用銅単線(VVF)で接続されています。

オーディオ用ブレーカーを分電盤の外に設置するのはノイズ干渉の観点から好ましい条件だと思いますが、接続がVVFでは心もとないと思い今回この接続ケーブルを他のものに交換してみました。

交換したのは電源ケーブルの完成品として所有していたドルフィンのAmati PS ver2です。
プラグを取り外して線の端末に圧着端子をかませて使用しました。
線材は見た目JPSのユニバーサルACとよく似ています。

交換したのはCDプレーヤーとプリアンプがつながっている方のブレーカーです。
材料が足りないこともありますがスペース的にも一本だけの交換が限界のようです。

オーディオからは距離が5m以上離れている場所のケーブルを交換しても大した効果が得られないのではないかという心配もあったのですが、結果はかなりGOODです。
家庭の中で分電盤周辺が多分最大のノイズ発生源だと思いますが、VVFではノイズの干渉をもらいまくっているのかもしれません。

音像の彫りと質感の生々しさがきわだちます。
もともと弱音の再現性はかなり高いレベルまで来ていましたが、静けさの中に音像が浮かび上がるような感触がより具体的になりました。
外が寒いこともありますが音楽を聴いていて鳥肌が立ちっぱなしです。(笑)

取り外したマリンコのACプラグはHDDレコーダーの電源ケーブルで使用します。
それまで付けていた松下のプラグと比べると音質は文句なしに上で、映像の色のりがコッテリとします。


2007年12月20日木曜日

SACDマルチはなし

DV7001が届いたのですが封を開けることなく送り返すことになりました。
どんな再生が出来るのか期待にわくわくしていたのですが残念です。
人生そんなに甘くはないよと。

日記であれほどSACDマルチに興味ないようなそぶりをしていたのに、優柔不断な行動にばちが当たったのかもしれません。(笑)

サブシステムのスピーカーとプリメインアンプを持ってくれば簡単に4chシステムが組めるので、SACDマルチプレーヤだけ取り寄せてマルチチャンネルを試してみようと思ったのですがとりあえず断念します。

SACDマルチディスクは3枚しか持っていないので買いたいソフトを物色するところから地道にやり直しましょう。
しかし改めて探してみるとやっぱり面白そうなディスクが少ないですね。SACDには。


2007年12月18日火曜日

元祖ガンダム

BS11で機動戦士ガンダムの放送が始まった。
正確には今週で3話目ですが。

私達の世代は子供の頃にリアルタイムでTVで見ていたわけで「ガンダム」と聞いて真っ先に頭に浮かぶのは、この「元祖ガンダム」だと思う。
私の中でもガンダムとして唯一認める作品はこの元祖ガンダムだけです。

Z(ゼーダ)以降のガンダムは完全にマニアックな方向に走ってしまって少なくとも普通の大人が鑑賞できる作品にはなっていないと思う。
富野喜幸さんはこの元祖ガンダムまでに演出を担当した作品は客観的に優れたものが多いのですが、ガンダムがものすごくヒットしてしまったせいかガンダム以降の作品はマニアック路線に走ってしまって個人的にはつまらない。

元祖ガンダムはいつもパッケージメディアで揃えておきたいと思っていながら、このタイトルはなぜかメディアの終焉期にしか登場しない。
発売元のそういう根性が気に入らなくて今まで購入には至らなかったですが、こうしてデジタル放送で登場してくれると素直にうれしい。

今見てもドラマの密度が濃くて素晴らしい作品だと思います。


2007年12月15日土曜日

ソフトについて思うこと

以前の日記でオーディオの使用状況について自己分析してみました。
今度は私が持っているソフトについて自己分析してみます。

私はモノをため込むのが嫌いなほうなので不要なものはソフトでもハードでもとっとと処分するほうです。
(保管するのに十分なスペースを持っていれば多分相応にため込むと思います。)

映像系はデジタル放送をアンテナ受信するようになってからはDVDを一枚も購入していません。
以前繰り返し視聴していたディスクもHD放送に慣れてしまった目には物足りなくて視聴に耐えられなくなってしまいました。
DVDは年内に貴重なものだけを残してほとんど処分するつもりです。

CDはよく聴くジャンルのものは新譜はほとんどAmazonに注文し、時々中古品の掘り出し物を物色したりして手に入れています。
ただ、時々音質が致命的に悪いものがあり、ちょっと聴いただけで手放してしまうものもあります。
森山直太郎のベスト盤や、COCOの「クムイウタ」などは1枚通して聴くことができませんでした。

クラシックでもCD黎明期のデジタル録音を唄ったものなどで聴くに耐えない音質のCDがありましたが、クラシックやジャズのディスクは比較的に手元に残っています。
そのせいで使用頻度が低い割には所有枚数の1/4くらいはクラシックとジャズです。(笑)

ドルフィンのN岡さんのSACDへの傾倒ぶりを見ているともっとSACDに食指を伸ばしてみてもいいかなと思っています。
もし枚数がたまるようなことがあれば、将来マルチチャンネルへトライしてみるのもいいかもしれません。

ただ、私は映像系に関してもマルチチャンネルには興味がなく、2チャンネルで得られる現状の広がり感で十分満足しています。

マルチチャンネルには課題がたくさんあります。

1.SACDやDVDオーディオは多分一般に普及することはない。
2.オーディオ機材がかなり増える。
3.センタースピーカーをスマートに設置するのは不可能。

特に3.の問題は私にとっては致命的です。
ホームシアターの究極は壁面全体をサウンドスクリーンにして、スクリーンの背面にスピーカーを設置する形だと思います。
これは広大な部屋の空間が必要になるので大富豪でないと実現できないですけど。(笑)
しかしスクリーンの手前にセンタースピーカーを設置するような無様な形態はどうしても許せないですね。
(やっている人が見ていたらごめんなさい。)

せめてリヤLRチャンネルだけなら、BOSEの壁掛けスピーカーなどを使ったりしてそれなりにスムーズにマルチチャンネルに移行できるんじゃないでしょうか。(音質が許容範囲内かどうかは別にして)
いくら音が良くても居心地の悪い住環境にはしたくないし、かっこ悪いでしょう。

2007年12月14日金曜日

KY

空気が読めない人のことを「KY」というらしい。
確かに私の周囲にも、特に職場関係にはそういう困った人はいます。

空気が読めないと周囲と浮いてしまうのは分かるのですが、空気を読んでいるのではなくただ同調し空気に流されている人がほとんどなのではないでしょうか。
「空気」といっても元々誰かが作り出した空気や流れがあるわけで、大して深く考察するわけでもなく同調していれば楽なのかもしれません。

香川県で3人が行方不明になった事件があったとき、報道番組の有名キャスターが被害者の父親に疑惑を向けるような発言をしたことからそれに同調し、さらに過激な意見が他でも出たらしい。
これなんか学校で問題になっているいじめの構図そのまんまなんじゃないでしょうか。

国際的な話題では、ヨーロッパの議会で旧日本軍の従軍慰安婦について遺憾の決議が行われたらしい。
日本の歴代の政治家達が真実がどうということに全く興味を持たず、「空気」を読んで謝罪と資金放出を繰り返してきた結果がこういう訳なのでしょう。
半世紀以上前の他国の慰安婦のことを考えている暇があったら、現在現場に常駐している兵隊がどういう風に性欲処理をしているのか心配したらどうかと思う。

私は日頃TV番組をほとんど見ないこともあり、はっきり言って時代の流れや空気には疎い人間です。
しかし出来るだけ自分オリジナルの感性で意見を確立できればと思います。

2007年12月8日土曜日

市場の原理

カー雑誌を見ているとよく見かけるのが、「国内で車が売れない」「若者の車離れ」などの記事。
車が売れないから車好きが欲しくなるような魅力的な車が出ないという悪循環になっていると主張しているようです。

私は車はもうこれ以上売れることはないだろうと思うしその必要もないと思う。
車が売れないのは移動のための手段として市場がもう満たされてしまったからで、昔のぜいたく品ではなく白物家電と同じような感覚のモノになったからだと思う。
道路を走る車が今以上に増えて欲しいとも思わないですし。

いつの時代でも「とんがった」モノを欲しがるのはマニア層で、実際に今の車市場もそういう棲み分けがすすんだ結果なのでしょう。

これはオーディオやビジュアル機器にも当てはまると思う。
特にオーディオはミニコンよりもさらに使い勝手がよい携帯型のデジタルオーディオへの移行が進んでいるようで、PCとおもちゃみたいな端末がオーディオの代名詞になるのも想像は難しくない。

本格的なオーディオは日本の住宅事情には厳しい面が多いですし、軽薄短小化するのは当然の流れだと思います。
漫画「専務 島耕作」の3巻を読んでいると、アメリカでは洗濯機は日本で主流の乾燥機との一体型は全く売れなくて、セパレート型が主流だそうです。
部屋が広く置き場所はいくらでもあるので単体で価格が安いセパレート型の需要が多いとの事です。


私が勤めている会社の創始者の言葉で次のような内容のものがあります。
商売では「傘の理論」と呼ばれるものがあり、価格を下げれば下げるほど市場は拡大するということ。
しかし、世の中にはその理論が当てはまらずに絶対に価格を下げないメーカーもある。

商売には4つの要素 「価格」 「品質」 「納期」 「量」 があり、この内のどれか一つでも抜きん出ていれば、他社に先んじることが出来るということです。

少なくとも「趣味」として成り立つオーディオ・ビジュアル趣味であるならば、少数派であるのは当たり前ですしその市場が傘の理論から外れたところにあるのも不思議なことではないでしょう。
「音楽を良い音で聴きたい」「映画を良い画質で観たい」と思う層は絶対に居なくなることはないですから、成長が止まることもないと確信しています。

2007年12月7日金曜日

歯医者に行く

約3年ぶりに歯医者さんにかかった。
15年来かかりつけの歯医者さんが廃業したみたいなので、今回は飛び込みで新規の医院にかかった。

かかりつけだった医院は盛況で、先生は院長を含めて3人居て行けば30分待ちが当たり前でした。
しかし、3年ほど前に訪れたときは院長先生が一人と受付の看護婦さんが一人、患者さんも私の他に一人だけしかいなくて何か医療事故でもあったのだろうか?とか思ったものでしたが2,3ヶ月前に廃業したそうです。

今回歯医者に行ったのは前回の治療がどうにも気に入らなくて、同じところをやり直してもらいに行ったのですが違う医院で受付終了時間間際にもかかわらず丁寧に対応してもらって大変助かりました。

治療もスムーズで納得のいくものでした。
歯医者くらいしか病院にかかることはないですが、病院って老舗だからとか、建物の大きさなどでは判断できないなと思いました。