2023年12月30日土曜日

来年もよろしく

 1年に1度くらい見かけるので案外近くに住んでいるのかもしれない。


バイクの楽しみ方もいろいろあるけどこっち方面では極めておられる方ですね。
ただ彼のすごいところはこの格好で公道を走って魅せてくれるところ。
見かけるとなんだかハッピーな気分になれます。
来年もご安全に!

2023年12月24日日曜日

今年を振り返って2023

 今年の自分のオーディオ&ビジュアル趣味を振り返ってみます。

今年も特にそう大きな取組はなくてどちらかと言えば気になるアクセサリーを試してみたのが印象に残っています。

QAAとKaNaDeですがかたや理屈で説明するのは困難なアイテムで、かたや理詰めで作られたアイテムと対照的なブランドだと思います。

しかしこの二つ相性が良くてお互いを高め合うような良さを感じています。

QAAは空間に音を配置するような感じでルームアコースティック的な取組をやったことがないと良さがよく分からないと思うけど特にエンハンスドCDと組み合わせると効果が大きいと思う。どちらかと言えば音場型の効果。

KaNaDeは音の勢いが増しフォーカスが合う方向でインシュレーターも静電気対策グッズもどちらも不思議と同じような効果を感じる。どちらかと言えば音像型の効果。

QAAもKaNaDeも使い手にある程度使いこなしを要求するアイテムですが比較的手を出しやすい金額なのでお得感が高い。ただ金額の事を置いてても個人的には存在感の大きなアイテムとなってます。

強気な値付けのブランドはこの業界では多いですが高くて良いのは当たり前。しかし本当にそれが良いものなのかどうかの判断は難しいと思う。かつて良いと思ったものも時間が経てばそれほど価値を感じなくなることもあります。最近LANケーブルを家電量販店で売ってる標準品に替えてみたのですがそれまでのリファレンスよりずっと良かったのも新鮮でした。

それからSW(サブウーファー)の不調に気がつき修理に出しましたがこれからはこういう取組がハード面の取組としてはメインになっていくように思います。特にスピーカーはマルチチャンネルということもありおいそれと違うブランドに変更したり出来ないですから。

Auro-3Dは最初にデモで体験して素晴らしいと感じたのですがその後体験する機会もないですしそれ程期待値が膨らむことはなくなってきています。5.1chベースでも基本を押さえていけば素晴らしいパフォーマンスを得られることを実感しています。AVプリを更新する時はもちろんAuro-3D化しますがそれがいつになるかは特に予定がありません。現行のAVプリが使えなくなるかONKYOがXLR出力をもつAVプリをだしたりしない限り更新はないかな。

今週は配電盤の配線を一部変更しています。

もともとJPSのPOWER ACという切り売りケーブルを使って配線しているのですが、近年この線を使っているであろう完成品ケーブルが私のシステムではレギュラー落ちしているので見直しをしようというところです。

良い線材があれば試してみるのも面白いのですがとりあえず初心に返って普通のVVFの芯線を使ってテフロンチューブに通しただけのものを作ってみました。

線が細いのでアモルメットコアも指定通りの使い方が出来ます。

音はレンジ感は少し後退したように感じるけど奥行きはよく出るしテフロンの特徴かクリーミーな感触の良さがあります。悪ければすぐに戻せるししばらく様子見ですね。

来年は今のところ特に予定はありません。システム的には充実しているので釣りを楽しむようにゆったりとソフト鑑賞しつつ何か気づきがあれば手を加えていきたいですね。

2023年12月22日金曜日

今年観た映画作品2023

 今年シアター部屋で鑑賞して面白かった作品を記しておきます。



アンサンブルコンテスト

2023(日本) BD-ROM
監督:石原立也
出演:黒沢ともよ 大橋彩香
12月、黄前部長体勢になって最初のイベントはアンサンブルコンテストに出場するためのチーム作り。

響け!ユーフォニアムの最新作。小編ですがなかなかに濃い内容になってます。8人以下の小編成のチームに別れて活動するなんてユーフォでは初めてのイベントで新鮮です。だいたい同じ学年の気の合うメンバーで編成すると思うのですが中には怖い先輩に自らアプローチする子もいたり、あぶれてしまって焦っている子もいたりと楽しめます。黄前部長の名采配ぶりも見物です。


シャイロックの子供たち 

2023(日本) WOWOW
監督:本木克英
出演:阿部サダヲ 上戸彩
厳しいノルマの達成を求められる銀行支店。営業の一人に10億円の融資話が持ち込まれる。

少しお話の底が浅いような気もするのですが銀行とお金にまつわる物語として楽しめました。阿部サダヲさんや柄本明さんの演技も素晴らしいですし。昔母が銀行に勤めていたことがあったそうで1円でも勘定が合わないと家に帰れないというような話をしていました。今も基本的には同じなんでしょう。


シン・ウルトラマン 

2022(日本) WOWOW
監督:樋口真嗣
出演:斎藤工 長澤まさみ
日本では次々に怪獣が現れ都度苦労しながら撃退している。

「シン」が付くシリーズもなんだか軽薄な感じがしてあまり興味はないのですが、庵野氏の才能的には何かモチーフを得て料理するやり方はやりやすいのだろうと思います。そういう意味ではこの作品はウルトラマンのエッセンスを十分味わえて面白かったです。個人的には次々に現れる星人達はエヴァの使徒を彷彿として楽しめました。


金の国 水の国 

2023(日本) WOWOW
監督:渡邊こと乃
出演:賀来賢人 浜辺美波
仲の悪い両国からはそれぞれの国から最も美しい女性と最も賢い男性を送り合って2国間で婚姻を結ぶ取り決めがある。

戦争が続くこんなご時世だからこそこの作品にはグッとくるものが有ります。冒頭は寓話のような印象を受けるのですが作品の根っこにあるものは大人の世界を描いています。この手の作品は終盤でどうまとめるかで子供向け作品かどうかの分かれ道になるのですが素晴らしい終わり方ですね。どちらかと言えば富める国、大国の方に平和へのキーがあるはずなのに現実では逆の展開しか目にすることがない。少なくともこの作品の余韻に浸っている間は幸福な気持ちになれます。


ケイコ目を澄ませて 

2022(日本) 日本映画専門ch
監督:三宅唱
出演:岸井ゆきの 三浦友和
耳の聞こえない女性がホテルの従業員の仕事をしながらボクシングジムに通い続けている。

耳が聞こえないハンデはボクシングでも同じでゴングは聞こえないしレフェリーやセコンドの指示も聞こえない。だけどプロテストには合格したし試合も連勝している。特に才能があるわけでもないけど本人の情熱と支えてくれる周りの人たちの優しさがあるからでしょう。女性でボクサーの役作りをするのは男性以上に難しいと思う。


ヴイナス戦記 

1989(日本) BS12
監督:安彦良和
出演:植草克秀 水谷優子
金星で戦争が始まり平和な日常が壊されていく。

安彦良和氏のこの頃のキャラクターデザインは完成度が高くて好きですね。ストーリーは粗いけどこれはこれで80年代のノスタルジーが十分に味わえます。個人的には若者の抑圧と反抗というあたり「メガゾーン23」とよく似た世界観に魅力を感じます。


かがみの孤城

2022(日本) WOWOW
監督:原恵一
出演:當真あみ 北村匠海
学校に居場所のない中学生7人が孤城に集められる。朝7時から夕方5時まで居ていいがルールが破られると狼に食べられるという。

なんとなく生きづらさを感じる風潮がありそれはどこから来ているのか、そしてそれを解消するにはどうしたらよいのかなんてことを考えさせられる。人同士が完全にわかり合えるのは無理ってもんだけど、困っていたら助けたり助けられたりが出来やすい世界は生きやすいかもしれない。悪意より善意の方が美しいし気持ちが良いものでしょう。



土を食らう十二ヵ月 

2022(日本) WOWOW
監督:中江裕司
出演:沢田研二 松たか子
長野の山中に一人暮らす老作家を描く。彼の元には女性編集者が通ってくる。

一人で暮らすということは毎日自分が口にするものを自分で用意するということ。彼の生活は食事を用意することを中心に回っていてその合間に原稿を執筆するような感じ。「人は一人で生まれてきて一人で死んでいく」ということをしみじみと語っているような気がします。


ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

2007(アメリカ) WOWOW
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:ダニエル・デイ=ルイス ポール・ダノ
20世紀の初頭からアメリカで油田を掘り当てる仕事をしている男。

最初は一人でやっていた掘削の仕事もやがてチームを組んだ大がかりなものに変わっていき成功を収めていく。仕事の才能は誰よりもあるのは間違いないが彼は誰も信用することが出来ずいつも小さな息子だけを相棒にして暮らしている。だけどいつしか息子との絆もあやしくなり。。。 彼の独特の美学のようなものはあくなき冨への執着心から来るものなのか育ってきた過程で身につけたものなのか。


グリーンブック

2018(アメリカ) BS4K
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセン マハーシャラ・アリ
腕っ節の強いイタリア系の白人が黒人ミュージシャンに運転手として雇われる。

黒人が使ったグラスをゴミ箱に捨ててしまう程毛嫌いしているのに黒人に仕えることになる。そしてなぜか黒人ミュージシャンはアメリカ南部にツアーの旅に出る。彼はツアーの困難さを分かっていて使えそうな白人を雇ったと思うが彼がなぜそのツアーを決意したのか本心は途中まで分からなかった。そのことを白人の彼が理解した時に結ばれる絆が見ていて爽快でした。


さまよう刃(2009)

2009(日本) WOWOW
監督:益子昌一
出演:寺尾聰 竹野内豊
たった一人の肉親である娘を惨殺された父親に犯人を教える電話がかかる。

正直内容は全然納得出来ないのですが引き込まれる作品です。現代の法律では犯罪被害者に復讐する権利は認められず、加害者の量刑が納得がいかなかったとしても被害者は回復不能だったり遺族は我慢を強いられたりする。そこのところをからませての問題提議ですがどうにも不自然なアクションが気になってしまう。


プリズナーズ

2013(アメリカ) WOWOW

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

出演:ヒュー・ジャックマン ジェイク・ギレンホール

ご近所さん同士でホームパーティをやってる最中に女児二人が行方不明になる。

ヒュー・ジャックマンとしては大変かっこ悪くて印象が悪い役どころですが彼ならではのはまり役でもあるかなと思う。サスペンスとしては観るものを引き込む力が合って優秀だけどあれはなんなの?っていう部分も多いような気がする。特に犯人の動機とあの迷路の意味は最後まで分からなかった。分からないままにしておくのもテクニックなのかな。


いつか読書する日

2005(日本) 日本映画専門ch
監督:緒方明
出演:田中裕子 岸部一徳

坂の多い町(長崎?)で一人暮らししている50歳くらいの女性の日常を描く。

主人公の女性は地味で他人から見ると何を楽しみに生きているのか分からないかもしれないが本人は早朝の牛乳配達が生きがいだったりする。なにかに追われるわけでもなく、生きている人はそれぞれのドラマを紡ぎながら日々を生きていくだけ。だけどそれが最も平和な人の営みなのかもしれない。


先生、私の隣に座っていただけませんか?

2021(日本) WOWOW

監督:堀江貴大

出演:黒木華 柄本佑

妻の作品を手伝っている漫画家の夫婦。夫は自分の作品は描かずに家事などを行っている。

作品を仕上げる間も次の作品を練っている時も作家は気が張っているものでしょう。描くことを放棄したらそういうプレッシャーからは無縁でゆるく生きている旦那の姿に魅力を感じなくなるのも無理はないかなと思う。しかし黒木華さん演じる妻のネチっこさは予想以上でこれならスパッと別れた方がまだお互い随分楽だと思う。


クライ・マッチョ


2021(アメリカ) WOWOW
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド エドゥアルド・ミネット

テキサスで昔カウボーイとして鳴らした一人暮らしの老人。恩がある男からメキシコに住む自分の息子を前妻から連れ戻して欲しいと依頼を受ける。

91歳と高齢のイーストウッドの新作は世に出てくるだけで価値があるものです。最近の彼の作品は「良き老人」のあり方なんかを個人的には強く感じます。ゆったりとした緩慢な動きしか出来ないけどそれが逆に相手に安心感を与え凜とした精神で相手に尊敬の念を抱かせるというような。相変わらず周りの連中はろくでもない人たちが多いように見えるけどあえてそういう環境でこそ彼の居場所があるよう見える。






2023年12月17日日曜日

今期のTVアニメ2312

 少し早いですが今期楽しかった作品を記しておきます。


・MFゴースト BS11

・とあるおっさんのVRMMO活動記 BS11

・陰の実力者になりたくて!2 BS日テレ

・葬送のフリーレン BS日テレ

・ポーション頼みで生き延びます! BSフジ

・ゴブリンスレイヤーⅡ BS11

・薬屋のひとりごと BS日テレ



MFゴースト


イニシャルDと違って公の公道レースが舞台。ただグリップウエイトレシオというのが何のことか分からなくて調べてみると、タイヤは主催者供給だけど車重が重い程サイズの大きなタイヤが履けるというレギュレーションらしい(原作でもはっきりと定義されていないみたい)。なので車体とパワーのバランスが大事になりそう。


とあるおっさんのVRMMO活動記
ジョブはシーフ(盗人)で武器は弓矢で能力は極ふりなしととても地味な感じのプレイヤーなのになぜか注目度が高いプレイヤーのおっさん。「活動記」とタイトルの通り地味に活動を追っていく展開ですが観ているとなごめて気分がよい作品です。


葬送のフリーレン
エルフで1000年以上生きてきた魔法使いのフリーレン。かつて魔王を討伐した英雄の一人なのになるべく目立たないように生きているので彼女がまだ生きていることすら知らない人も多い。長生きだけどエルフ同士は生殖願望のようなものが希薄で存在そのものが希有。彼女の師匠だった人はなぜ人の身であそこまでの高みに登れたのか興味があります。


ポーション頼みで生き延びます!
転生時の条件がどんなポーションでも自由な容器にいれて作り出すことができるというチートスキル。一見地味だけどポーションの効力は自由に設定できるしポーションが入ってれば容器が例えば戦車でもOKというとんでもスキルなので大概のことが実現可能。水戸のご老公よろしく悪を成敗していきます。


薬屋のひとりごと
原作はBガンガンで読んでいるのですが正直ほとんど印象に残っていない作品でした。しかしアニメ作品はとても丁寧に作ってあり分かりやすく面白い。薬屋としての才覚だけでなく探偵のような才能もあり後宮ではなくてはならない人材となりつつありますね。

2023年12月10日日曜日

MotoGPを振り返って2023

 今年も備忘録として記しておきます。

今年からMotoGPクラスでは予選の日に「スプリントレース」として周回半分ポイント約半分のレースが追加されるようになりました。私はもともと予選は観戦していなかったのでスプリントレースもほとんど観ていません。ライダーの負担はもちろん大きくて特にE.バスティアニーニなんかは最初のスプリントで負傷し長く欠場することになりました。それからMoto2クラス以下はサイティングラップが省略されるようになったようです。新しくインドGPが開催され全20戦が行われました。

・Moto3

チャンピオンはJ.マシア。

彼は子分のA.フェルナンデスと組んでライバルの佐々木選手の妨害を徹底したりしてメディアでも批判されているようです。優勝してチャンピオンを決めているのですがMoto2以上ではたぶん通用しないと思います。チャンピオンを争った佐々木選手は予選では速いのですが競り合いに弱い印象がありそこがもう一つ。最終戦で今季初優勝できたのは良かったですね。マシア、佐々木、オンジュといったあたりは来期Moto2にステップアップします。

個人的にはルーキーのD.アロンソ選手が才気あふれる走りで素晴らしかったです。最後尾スタートで優勝したレースもありました。こんなことルーキーがやるなんて過去にあったかな。






・Moto2
チャンピオンはP.アコスタ。
今年は彼とアルボリーノ、小椋選手の争いになるとみていたのですが小椋選手が開幕前に負傷しそのまま今季のレースは低調で終わってしまったのが残念でした。アコスタ選手は来期MotoGPに昇格しますがGASGASではもったいない気がします。マルケスに継ぐ才能と思われるので。小椋選手はチームアジアを離れ新しいチームに移籍します。終盤の4戦で連続優勝したF.アルデゲル選手が来期の台風の目になるかもしれないです。




・MotoGP
チャンピオンはF.バニャイヤ。

最終戦までチャンピオン争いが続いて盛り上がったのですがライバルのマルティンは自滅した形で終わりチャンピオンになるには一発の速さよりも安定感が大事なことがよく分かるシーズンでした。MotoGPはドカティとそれ以外という印象が強くチャンピオン争いもドカティ同士で行われるという状況が続くかもしれません。
そういう状況なので「それ以外」がどれだけ頑張れるかが今後も見所になるかな。
第3戦アメリカズで勝ったLCRホンダのA.リンス。


第11戦カタルーニャではアプリリアワークスの1,2フィニッシュ。

ドカサテライトだけどザルコはMotoGPで念願の初優勝を遂げました。
個人的にザルコのMoto2時代のライディングスタイルが好きなんですよね。

日本メーカーのYAMAHAとHONDAの巻き返しはあるのでしょうか。
レプソルホンダのM.マルケスは来期はドカティサテライトに移籍します。兄弟揃って同じチームとなります。私がロードレース世界選手権を見始めたのは94年からなのですが常にスーパースターと呼ばれる選手がいたように思います。M.ドゥーハン V.ロッシ M.マルケス。今はちょうどそういう存在のライダーが居なくてその候補となるライダーもなかなかあげることが出来ないような気がします。もしSUZUKIが参戦していてアコスタあたりを走らせたらおもしろいのにとも思うのですが。
GASGASのP.エスパロガロは来期はKTMのテストライダー。VR46のL.マリーニはレプソルホンダに、LCRホンダのリンスはYAMAHAに、PRAMACのJ.ザルコはLCRホンダに、F.モルビデリはPRAMACに、グレシーニのD.ジャナンオトニオはVR46に移籍という感じでシートの移動はあります。



2023年12月9日土曜日

アプリで測定

せっかく タブレットを手に入れたので適当な音響測定用のアプリを拾ってきてシアター部屋で使ってみました。

この手の測定をやるのは初めての経験です。どのくらい正確に測れるのかは分かりませんがとりあえず音の数値化はできるのでなにかの指標にはなりそう。

測定したのはリスニングポイントでセンタースピーカーからは3.9m程の距離です。

まずは音量。

長年使っているAVプリのHP5509はボリューム位置は音楽ソフトでは62.5 映像ソフトでは64.0を基準にしています。その位置が一番バランス良く気持ちよく聴けるからです。ソフトによっては多少調整することはあります。


音量を測ったのはヘビーローテーションディスクでは最も音量が高そうなアニソンのCDです。ラピスリライツの3作目アルバム。70dB近辺ですね。
この音量でもうちでは家の外までそれなりに音漏れはあります。
ちなみに無音では20dB近辺でした。

次は周波数特性。

再生したのは CROSS POINT のエージングCDからのホワイトノイズです。
グラフを見る限りはかまぼこ形で高域がなだらかに下がっていく感じでしょうか。
聴感から受ける印象とそれほど違わないような気はします。シアター部屋らしい特性と言えるかも。

ちなみに私はどんな特性が自分の求める特性なのかは全然分かりません。

2023年12月2日土曜日

IPカメラを交換

 WINDOWSのIEが使えなくなり今まで5年以上使っていたIPカメラが使えなくなっていました。中華製の5千円くらいの品物でしたが十分使い物になってくれていたので残念です。

使えなくなる前に今年の1月に新しいIPカメラを取り寄せていたのですがこれはよく見るとPCでは使えなくてスマホが必須の品物でした。

スマホを使っていない私には無用の品物となり使うことが出来なくて放置していました。

そろそろスマホデビューするべきかどうか悩んでいたのですがやっぱり自分のライフスタイルではどう考えてもスマホを使う時間はないですね。旅行などで便利なのは認めるのですが緊急連絡用の携帯電話としては不向きで使いにくいしね。

なのでアンドロイドタブレットを購入して自宅のWIFIオンリーで使うことにしました。購入したのは1.2万程の入門機です。バッテリーがみるみる無くなっていく以外は特に問題を感じないのでたまにアプリを使う程度なら十分使い物になります。

これでアンドロイドアプリを使えるようになったのでIPカメラやバイクのドラレコなどもアクセスすることが出来ます。

早速デッドストックしていたIPカメラを立ち上げてみました。

アプリのアカウント登録で手間取りましたがこれは私がタブレット操作に不慣れなためですね。小さい文字を押してやるという発想になかなかたどり着けませんでした。(笑)

新しいカメラは8千円ほどでしたが良く出来ています。電源はソーラーバッテリーオンリーだし、音声も拾うし、カメラの角度もリモートで変更できるしというあたり。映像は以前よりはデジタルくさいけど人物の顔などは補正されるのか見やすい。

ただ記録される映像の日付と時間が狂っているので合わせようとしても合わせることが出来ない。調べてみるとタブレットの時間がアメリカ時間に設定されていて立ち上げたIPカメラもその設定が転写されるみたい。

カメラのリセットをソフトウエアでかけるとメモリーのアクセスが出来なくなったようで録画がされなくなった。

ということで再インストールして対処する必要がありました。

あと太陽光発電が弱いようで1週間ほどでバッテリーが干上がってしまうようです。これはソーラーパネルの設置位置がいまいちな位置なので延長ケーブルを用意してパネルの設置場所を変更する予定です。

2023年11月26日日曜日

生演奏はやはりいいです

昨日、 地元中学の吹奏楽部が演奏する催しがあったので参加してきました。

入っても100人くらいが最大の多目的ホールでわずか20分程度の演奏でした。

お客さんは半分くらいの入り具合で私はステージからは6mくらい離れた3列目の席の真ん中に陣取って聴かせてもらいました。感染症対策で席はゆとりのある配置で気分良く鑑賞できました。

近い距離で聴く楽器の生演奏の音は鮮烈でオーディオで聴く音とはやはり一線を画してるなとあらためて思いました。

オーディオではどうしてもある程度距離を置いた聴き方でいわゆる「音場感」を伴った聴き方になってしまう。

今回のような楽器の演奏で音場感など感じることはまずありません。ダイレクトに楽器が放つ空気振動を耳や体で味わうだけです。

今回の演奏会場は床は体育館と同じような合板、壁や天井は音響用の拡散部材を使ってますが天井は低い。しかし出入り口は開け放しだし音はいくらでも抜けていく。ドラムの音でびびり音は出てますがこもりは感じない。

オーディオの再生で部屋の重要性は十分実感しているのですが昨日聴いた演奏で部屋がどのくらいパフォーマンスに影響するのか?と考えてみると分からなくなります。

ただプログラムのコンテンツが乏しく、限られた楽器しか使えない生演奏では中学生が演奏しているということもあるかもしれませんが30分も聴いていたら飽きてくるのも確かです。

オーディオだとコンテンツは自由自在なのでそこは楽しみ方が全く違うジャンルと捉えればいいのかもしれない。

2023年11月19日日曜日

ツーリング2311

 今日はGSR750でツーリングに行ってきました。

行き先は佐賀県唐津市。目的はおいしい海鮮を食べに行こうということでしたが道中思惑が外れたりして少々予定を変更しています。

集合場所を出発したのは7:30で自宅への帰着は18:00。昨日は強い風が吹いて冷え込みましたが今日は穏やかな日和で寒さもいくらか和らいで比較的走りやすかったです。走っているバイクは多かったですね。


今日の走行距離:355km

今日の走行メンバーは

・GSX8S

・V-STROM250(黒)

・SV650

・隼(22) バンディット1250Sから乗り替え。ずっとメガマシンを乗り継いでますね。

・GSX-R1000(06)Y

・GSX-R1000(06)I

・V-STROM650(23)

・CB1300SF(青)

・CB1300SF(黒)

・GSX-S1000(23) DR-Z400SMから乗り替え。装備一式チェンジしたので別人に見えます。(笑)

・GSR750(私) Rタイヤを新調(ロード5)したのでご機嫌です。今朝出発前にセルモータが回らなかったのですが何回かチャレンジするうちに復調しました。接点不良ぽいです。近々メンテする予定。



唐津のコンビニで休憩中。S1000はやっぱかっこいいです。車体の大きさはGSR750とほぼ同じようなものですが装備も性能も最新でイカしてます。


最初に予定していた食事処は入場を拒否されてしまいここ「松寿司」にやって来ました。でもこちらの方がメニューが豊富でおいしそう。給仕のおばちゃんがなんとも自然体な方です。(笑)


他のメンバーはお魚のお刺身関係の料理をチョイスしてましたが私は温かいものが食べたかったので唐揚げ定食(950円)を頂きました。あつあつでした。



給油した後「おさかな村」に立ち寄ってお土産を物色。
燃費は24.3Km/L。エンジンはまだまだ好調です。

お土産に有田焼の箸置きをチョイスしました。なにげに箸を置く場所にいつも困っていたのでチャンスをうかがっていました。

2023年11月13日月曜日

ケーブルインシュレータ

 ケーブルインシュレータの KaNaDe CiS を取り寄せました。

今までケーブルインシュレータとして売っている市販品には全く興味がなかったのですがKaNaDeの製品群には興味があって物色していました。

しかし同社の製品はラインナップも分かりにくいし分かっても品物が売ってないしでもうひとつ手に入りにくい。どうやら在庫がはければしばらく売ってないし製造すれば売り出すというサイクルのようです。

ケーブルの下に何かを置くだけだと掃除もやりにくいし何かの拍子ですぐ動くし部屋の中でそんなものは使いたくないので分電盤の中で使ってみました。

しかしこれは失敗でパフォーマンスは全く良くありません。使わない方がまし。分電盤の中の線はプラスマイナスで分かれているのと金属編組シールドやスミチューブなどごっつい被覆がしてあったりでケーブルインシュの効果は期待できないかもしれません。

できるだけ効果の範囲が広い箇所で使いたいので分電盤からシアタールームに引き込まれている100V線に使用することにしました。この線はAVプリ、BDドライブケース、NASに給電している線です。


シンプルな3芯線なのでインシュレータの効果はバッチリ出そう。置いただけだと簡単に動いてしまうので2個モナカ合わせにして麻紐で縛ってます。
KaNaDeのインシュレータはAVプリで作品4番を使ってますがなにげに使い手の技量に挑戦しているような気がします。クロス溝の角度をきちんと調整してやるとフォーカスがバチッと合ったりするようなところが。。。

分電盤では駄目だったけどここで使うと期待する効果はバッチリ出ました。やっぱここの製品は音が良く伸びる。残りの2本の線でも使ってみる予定です。


2023/11/26追記
残り2本の線で使ってみたのですが結果が悪くて外しました。
どうやら並列に使うのはNGで直列に使うのが正のようです。ということで最初に付けた線に3個取り付けて使うことにしてます。なぜそうなるのか理屈で説明することは出来ないですが自分の耳を信用します。

2023年11月11日土曜日

AIMビルのフェア2023

 今日は地元のオーディオ&ビジュアルフェアに行ってきました。

今回からは門番(体温チェックや入場許可証をくれる人)は居なくなりましたね。

コロナ禍が開けても戻ってこない商社さんもいますし展示即売のオーディオアクセサリーもなんだか物足りないし、昔から馴染みのある商社の方もお歳を召されたなという感じがしますし(自分もそうですが)、この業界もっと盛り上がるといいのですが。

私自身は何か欲しいものが有るわけではないですがオーディオ&ビジュアルのパフォーマンスを体験するのは何よりの刺激なのでイベントが開催される限りは参加させて頂きます。

今日体験してきたシステムを記しておきます。




SA-10(marantz) → PF-1 → DELTA MONO(classe) → 801D4signature(B&W)

D&Mさんのデモ。プリアンプの素性がよく分かりませんでした。なぜこれを使ってるのか。音は寝起きなのかもう一つ。



EIDOS SACD COMPACT(goldmund) → MM Reference → TELOS1800 → Sasha V(wilson)

ステラさんのデモ。プレーヤはアナログで AIR FORCEⅢ premium(TechDAS) も使ってました。全段バッテリのストロームタンクを使ってるせいもあるかもしれないが音場感が独特です。音像が浮かび上がって流れていく川のようなすがすがしさ。オーディオ的な快楽に満ちています。ゴールドムンドはディスクプレーヤももう完全復活なのかな。ウイルソンのスピーカーは歴代商社さんで音が全然違いますが商社のカラーがよく分かって面白いです。


Dsp-Columba(sfz) → L10(CH) → M10 STEREO → MINGUS Septet(MARTEN)

リジェールさんのデモ。スフォルツアートは以前代表の方が何度か来福されてデモされていましたがリジェールさんが代理店業務を担うようになったそうです。プレーヤーは アナログの MODEL12mk2(SME) と CHのフォノイコも使ってました。
部屋が先のステラの部屋と同じで座っている席も同じなので違いがよく分かります。
このデモで面白かったのは
同じ曲で 1.Amazon music 2.Qobuz 3.NASに入れたハイレゾ の再生を比較出来たこと。ソースを伏せてどの順番の音が一番良かったかをお客さんに挙手させるのですが1.が一番多い。どの会場でもおおよそ8割の人がAmazon musicを選択するそうです。私も1.を選択しました。
ちなみに私見では 1.は一番バランスが良い 2.は迫力があるがダンゴ 3.は薄すぎて論外

ダウンロードしたハイレゾに関しては自宅でも同じような感触なのですが会場のNASはサウンドジェニックのようでした。フォーマットとしてのハイレゾは良いのかもしれませんが音源をどうやって作ったか、どの過程を経て再生するかで別物になるんじゃないかな。
リジェールの代表の方はCD音源で十分なクオリティだけどCDプレーヤーは消える運命にあるよと力説しているようでした。


D1.5(CH) → C1.2 → L10(CH) → M10 STEREO → MINGUS Septet(MARTEN)

ゼファンさんのデモ。リジェールさんの後同じシステムでプレーヤを入れ替えてのデモです。ステラさんのデモのような浮世離れしたような感じはなくて地に足がついた馴染みのあるパフォーマンス。再生する曲が特にチェンバロとリュート?の曲などゾクゾクッとするようなはまり具合で引き込まれました。マルテンのスピーカーはユニットの素材がダイヤモンドやベリリウムなど全て統一性がないのですが良く音がまとまってるなと思います。



N10(DELA) → K-300i digital(krell) → TOR(YG)

アッカさんのデモ。この時間帯は評論家が他の部屋で講演をやってるそうで各部屋お客さんがまばらです。シンプルなシステムですがこのサイズのスピーカーはやっぱ鳴らしやすいと思う。YGは設計者が替わったけど以前と大きく変わった感じはしない。ツイータのウエーブガイドは以前のモデルだと一点集中を狙っていたけどこのモデルでは拡散を狙っているそうでスイートスポットが広くなっているということ。確かに以前ほどストイックな感じはなくて朗々と鳴ってますね。






映像のブースでは SONYとマランツのデモを体験してきました。
SONYさんはエリートスクリーンの耐外光スクリーンを用意して明るい環境でも使えるプロジェクターであることをアピールしてました。ただ暗くして投影した方が圧倒的に良いパフォーマンスであることは揺るがない事実ですね。プレゼンの努力は認めるのですが。

マランツさんはAV10とAMP10によるデモ。スピーカーはB&W 700+600 と YAMAHAのトップスピーカ。で9.1ch。
用意しているデモソフトがいつもとほぼ同じで新鮮味がないのとアクション系の映画ソースはSONYさんが用意していた価格1/20に近いアンプでも十分に鳴っていてアンプの違いよりも部屋などの環境の違いの方が大きいことを証明してしまっている。
高級機を使う良さをきちんとアピールできないと苦しいなと思います。