2007年12月30日日曜日

ブレーカーの配線

オーディオ用に2つのブレーカーを専用で使用しています。(写真右側の2ケ)
分電盤の中に空きが無かったので分電盤の外の板壁に取り付けられています。

子ブレーカーと親ブレーカー(漏電遮断器)とは分電盤の中であれば銅の板で接続されていますが、オーディオ用のブレーカーは分電盤の外にあるので通常の屋内配線用銅単線(VVF)で接続されています。

オーディオ用ブレーカーを分電盤の外に設置するのはノイズ干渉の観点から好ましい条件だと思いますが、接続がVVFでは心もとないと思い今回この接続ケーブルを他のものに交換してみました。

交換したのは電源ケーブルの完成品として所有していたドルフィンのAmati PS ver2です。
プラグを取り外して線の端末に圧着端子をかませて使用しました。
線材は見た目JPSのユニバーサルACとよく似ています。

交換したのはCDプレーヤーとプリアンプがつながっている方のブレーカーです。
材料が足りないこともありますがスペース的にも一本だけの交換が限界のようです。

オーディオからは距離が5m以上離れている場所のケーブルを交換しても大した効果が得られないのではないかという心配もあったのですが、結果はかなりGOODです。
家庭の中で分電盤周辺が多分最大のノイズ発生源だと思いますが、VVFではノイズの干渉をもらいまくっているのかもしれません。

音像の彫りと質感の生々しさがきわだちます。
もともと弱音の再現性はかなり高いレベルまで来ていましたが、静けさの中に音像が浮かび上がるような感触がより具体的になりました。
外が寒いこともありますが音楽を聴いていて鳥肌が立ちっぱなしです。(笑)

取り外したマリンコのACプラグはHDDレコーダーの電源ケーブルで使用します。
それまで付けていた松下のプラグと比べると音質は文句なしに上で、映像の色のりがコッテリとします。


2007年12月20日木曜日

SACDマルチはなし

DV7001が届いたのですが封を開けることなく送り返すことになりました。
どんな再生が出来るのか期待にわくわくしていたのですが残念です。
人生そんなに甘くはないよと。

日記であれほどSACDマルチに興味ないようなそぶりをしていたのに、優柔不断な行動にばちが当たったのかもしれません。(笑)

サブシステムのスピーカーとプリメインアンプを持ってくれば簡単に4chシステムが組めるので、SACDマルチプレーヤだけ取り寄せてマルチチャンネルを試してみようと思ったのですがとりあえず断念します。

SACDマルチディスクは3枚しか持っていないので買いたいソフトを物色するところから地道にやり直しましょう。
しかし改めて探してみるとやっぱり面白そうなディスクが少ないですね。SACDには。


2007年12月18日火曜日

元祖ガンダム

BS11で機動戦士ガンダムの放送が始まった。
正確には今週で3話目ですが。

私達の世代は子供の頃にリアルタイムでTVで見ていたわけで「ガンダム」と聞いて真っ先に頭に浮かぶのは、この「元祖ガンダム」だと思う。
私の中でもガンダムとして唯一認める作品はこの元祖ガンダムだけです。

Z(ゼーダ)以降のガンダムは完全にマニアックな方向に走ってしまって少なくとも普通の大人が鑑賞できる作品にはなっていないと思う。
富野喜幸さんはこの元祖ガンダムまでに演出を担当した作品は客観的に優れたものが多いのですが、ガンダムがものすごくヒットしてしまったせいかガンダム以降の作品はマニアック路線に走ってしまって個人的にはつまらない。

元祖ガンダムはいつもパッケージメディアで揃えておきたいと思っていながら、このタイトルはなぜかメディアの終焉期にしか登場しない。
発売元のそういう根性が気に入らなくて今まで購入には至らなかったですが、こうしてデジタル放送で登場してくれると素直にうれしい。

今見てもドラマの密度が濃くて素晴らしい作品だと思います。


2007年12月15日土曜日

ソフトについて思うこと

以前の日記でオーディオの使用状況について自己分析してみました。
今度は私が持っているソフトについて自己分析してみます。

私はモノをため込むのが嫌いなほうなので不要なものはソフトでもハードでもとっとと処分するほうです。
(保管するのに十分なスペースを持っていれば多分相応にため込むと思います。)

映像系はデジタル放送をアンテナ受信するようになってからはDVDを一枚も購入していません。
以前繰り返し視聴していたディスクもHD放送に慣れてしまった目には物足りなくて視聴に耐えられなくなってしまいました。
DVDは年内に貴重なものだけを残してほとんど処分するつもりです。

CDはよく聴くジャンルのものは新譜はほとんどAmazonに注文し、時々中古品の掘り出し物を物色したりして手に入れています。
ただ、時々音質が致命的に悪いものがあり、ちょっと聴いただけで手放してしまうものもあります。
森山直太郎のベスト盤や、COCOの「クムイウタ」などは1枚通して聴くことができませんでした。

クラシックでもCD黎明期のデジタル録音を唄ったものなどで聴くに耐えない音質のCDがありましたが、クラシックやジャズのディスクは比較的に手元に残っています。
そのせいで使用頻度が低い割には所有枚数の1/4くらいはクラシックとジャズです。(笑)

ドルフィンのN岡さんのSACDへの傾倒ぶりを見ているともっとSACDに食指を伸ばしてみてもいいかなと思っています。
もし枚数がたまるようなことがあれば、将来マルチチャンネルへトライしてみるのもいいかもしれません。

ただ、私は映像系に関してもマルチチャンネルには興味がなく、2チャンネルで得られる現状の広がり感で十分満足しています。

マルチチャンネルには課題がたくさんあります。

1.SACDやDVDオーディオは多分一般に普及することはない。
2.オーディオ機材がかなり増える。
3.センタースピーカーをスマートに設置するのは不可能。

特に3.の問題は私にとっては致命的です。
ホームシアターの究極は壁面全体をサウンドスクリーンにして、スクリーンの背面にスピーカーを設置する形だと思います。
これは広大な部屋の空間が必要になるので大富豪でないと実現できないですけど。(笑)
しかしスクリーンの手前にセンタースピーカーを設置するような無様な形態はどうしても許せないですね。
(やっている人が見ていたらごめんなさい。)

せめてリヤLRチャンネルだけなら、BOSEの壁掛けスピーカーなどを使ったりしてそれなりにスムーズにマルチチャンネルに移行できるんじゃないでしょうか。(音質が許容範囲内かどうかは別にして)
いくら音が良くても居心地の悪い住環境にはしたくないし、かっこ悪いでしょう。

2007年12月14日金曜日

KY

空気が読めない人のことを「KY」というらしい。
確かに私の周囲にも、特に職場関係にはそういう困った人はいます。

空気が読めないと周囲と浮いてしまうのは分かるのですが、空気を読んでいるのではなくただ同調し空気に流されている人がほとんどなのではないでしょうか。
「空気」といっても元々誰かが作り出した空気や流れがあるわけで、大して深く考察するわけでもなく同調していれば楽なのかもしれません。

香川県で3人が行方不明になった事件があったとき、報道番組の有名キャスターが被害者の父親に疑惑を向けるような発言をしたことからそれに同調し、さらに過激な意見が他でも出たらしい。
これなんか学校で問題になっているいじめの構図そのまんまなんじゃないでしょうか。

国際的な話題では、ヨーロッパの議会で旧日本軍の従軍慰安婦について遺憾の決議が行われたらしい。
日本の歴代の政治家達が真実がどうということに全く興味を持たず、「空気」を読んで謝罪と資金放出を繰り返してきた結果がこういう訳なのでしょう。
半世紀以上前の他国の慰安婦のことを考えている暇があったら、現在現場に常駐している兵隊がどういう風に性欲処理をしているのか心配したらどうかと思う。

私は日頃TV番組をほとんど見ないこともあり、はっきり言って時代の流れや空気には疎い人間です。
しかし出来るだけ自分オリジナルの感性で意見を確立できればと思います。

2007年12月8日土曜日

市場の原理

カー雑誌を見ているとよく見かけるのが、「国内で車が売れない」「若者の車離れ」などの記事。
車が売れないから車好きが欲しくなるような魅力的な車が出ないという悪循環になっていると主張しているようです。

私は車はもうこれ以上売れることはないだろうと思うしその必要もないと思う。
車が売れないのは移動のための手段として市場がもう満たされてしまったからで、昔のぜいたく品ではなく白物家電と同じような感覚のモノになったからだと思う。
道路を走る車が今以上に増えて欲しいとも思わないですし。

いつの時代でも「とんがった」モノを欲しがるのはマニア層で、実際に今の車市場もそういう棲み分けがすすんだ結果なのでしょう。

これはオーディオやビジュアル機器にも当てはまると思う。
特にオーディオはミニコンよりもさらに使い勝手がよい携帯型のデジタルオーディオへの移行が進んでいるようで、PCとおもちゃみたいな端末がオーディオの代名詞になるのも想像は難しくない。

本格的なオーディオは日本の住宅事情には厳しい面が多いですし、軽薄短小化するのは当然の流れだと思います。
漫画「専務 島耕作」の3巻を読んでいると、アメリカでは洗濯機は日本で主流の乾燥機との一体型は全く売れなくて、セパレート型が主流だそうです。
部屋が広く置き場所はいくらでもあるので単体で価格が安いセパレート型の需要が多いとの事です。


私が勤めている会社の創始者の言葉で次のような内容のものがあります。
商売では「傘の理論」と呼ばれるものがあり、価格を下げれば下げるほど市場は拡大するということ。
しかし、世の中にはその理論が当てはまらずに絶対に価格を下げないメーカーもある。

商売には4つの要素 「価格」 「品質」 「納期」 「量」 があり、この内のどれか一つでも抜きん出ていれば、他社に先んじることが出来るということです。

少なくとも「趣味」として成り立つオーディオ・ビジュアル趣味であるならば、少数派であるのは当たり前ですしその市場が傘の理論から外れたところにあるのも不思議なことではないでしょう。
「音楽を良い音で聴きたい」「映画を良い画質で観たい」と思う層は絶対に居なくなることはないですから、成長が止まることもないと確信しています。

2007年12月7日金曜日

歯医者に行く

約3年ぶりに歯医者さんにかかった。
15年来かかりつけの歯医者さんが廃業したみたいなので、今回は飛び込みで新規の医院にかかった。

かかりつけだった医院は盛況で、先生は院長を含めて3人居て行けば30分待ちが当たり前でした。
しかし、3年ほど前に訪れたときは院長先生が一人と受付の看護婦さんが一人、患者さんも私の他に一人だけしかいなくて何か医療事故でもあったのだろうか?とか思ったものでしたが2,3ヶ月前に廃業したそうです。

今回歯医者に行ったのは前回の治療がどうにも気に入らなくて、同じところをやり直してもらいに行ったのですが違う医院で受付終了時間間際にもかかわらず丁寧に対応してもらって大変助かりました。

治療もスムーズで納得のいくものでした。
歯医者くらいしか病院にかかることはないですが、病院って老舗だからとか、建物の大きさなどでは判断できないなと思いました。

2007年11月27日火曜日

クラシック音楽を聴くこと

前回の日記でクラシック音楽について随分と狭量なことを書いてしまったと思うので、もう少しクラシック音楽について書いてみます。

クラシック音楽ファンの方々はどのようなきっかけでクラシック音楽を聴くようになったのでしょうか?
私が生のクラシック演奏で初めて感動したのはいつだったかを思い出してみると、中学生の頃に学校の体育館に九州交響楽団が演奏しに来てくれた時だったと思います。

全校生徒を体育館に集めて教育の一環で演奏を聴かせてもらったわけです。
それまで本格的な生のオーケストラは一度も聴いたことがなかったので、空間を埋め尽くす演奏の迫力に度肝を抜かされてしびれたのを覚えています。
(後半は飽きてしまって寝ていましたが(笑))

例えば自分の部屋に当時の私と同じような中学生をつれて来てオーディオでクラシック音楽を再生し、同じくらいの感動を与えることが出来るだろうか?
とか考えるとクラシックの再生はやっぱ難しいなと思うわけです。

PAを使ったライブやクラシックでも小編成の演奏を前提とするなら、音量は別として同程度の感動を与えることはそんなに難しくはないと思います。
(演奏の優劣などは私のような度素人には分かりません。)


クラシック音楽に取り組みにくい一つの要素として、
例えばNHKの音楽番組を見ていて、ベルリオーズの曲がキューブリックの「シャイニング」のオープニングでアレンジして使われているのを知ったとします。
そこでベルリオーズのCDを購入したいと思ってディスクを物色してみてもたくさん選択肢がありすぎてどれを選んでいいのか分からないというところです。

適当に選んで聴いてみたら当然にNHKで聴いた演奏とはイメージが違ったりするわけです。

逆にサウンドトラックならば、例えば川井憲次の「リング」のサウンドトラックといえばほぼ間違いなく欲しいそのものが手に入るわけです。(笑)
(モリコーネのようにいろんな人が演奏しているものも例外としてありますが。)

まあクラシック音楽を楽しみたいならある程度見識を深めてということになるのかもしれませんね。

2007年11月25日日曜日

オーディオの使い方


一言でオーディオって言っても使い方は人それぞれなんだと思う。
私の場合を自己分析してみると、

平日はほとんど使っていない(使う暇がない)。使うのは主に金曜日~日曜日。
使うソースの比率は

・映像系 40%
・ボーカル 25%
・サウンドトラック 25%
・クラシック 7%
・ジャズ 3%

というところ。
もともとソース系の機器に投資するのには抵抗があるのですが、その理由を考えてみると映像系とオーディオ系を高度に融合させることが困難なのと、映像系はコンピュータと同じで技術革新が目覚しく投資してもすぐに陳腐化してしまうということが大きいかもしれない。

現在一般人が手にできる最も進んだソースを考えてみるなら、映像系ではHDの放送波かBDもしくはHDDVDでしょう。
オーディオ系ならSACDかDVDオーディオのマルチチャンネルになるのでしょう。

HDの放送波は私も気軽に受信していますが、SACDプレーヤーを持っているのにもかかわらずSACDは数枚程度しか持っていません。
これは、SACDで欲しいと思うソフトがないことと、私の視聴環境で聴くSACDの音は普通のCDに比べて大して優位性がないからです。

それはどちらかというとSACDが大したことがないというよりは、CDの再生が十分に素晴らしいからだと思っています。

市販されているSACDのソフトは9割以上がクラシックだと思います。
私はクラシックソフトは店頭で購入することが多いのですが、私の地元ではクラシックを「まともに」店頭に並べているお店は1店しかなく、そのお店でもSACDソフトは置いていません。

クラシック音楽はCD全体の売り上げの中でどのくらいの割合を占めているのか分かりませんが、少なくともお店のクラシックコーナーを見る限りでは極少数なのではないでしょうか。

現状を見るにSACDが世界で最も売れているアーティストのタイトルで発売されるくらいでないと、一般人の興味を引くことはないでしょう。

ただ、オーディオを長年やってきて思うのはやはりクラシックの再生がまともに再生するのが一番難しいジャンルだということです。
過去の経験でオーケストラの再生が最もまともだったのは、N岡さんが再生したドルフィンでのDVDの再生です。

私の中でのクラシック音楽の優先順位から、クラシックに特化した再生システムを組むことはないですがマルチチャンネルの優位性については頭の中では理解できるつもりです。

マトリックスサラウンドの時代からサラウンドに関してチャレンジした経験(挫折してますが)がありますが、ソースの規格上の優位性+ハードウエアに妥協しないシステムを構築できれば2チャンでは到底得られない再生が得られると想像します。

映像系はよいDSPがメリディアンくらいしか知らないのでなんとも言えないですが(笑)。
過去にフルエピローグとミレニアムをメインチャンネルに使ったステラの7.1chシステムを視聴したことがありますが、拍子抜けしたのを覚えています。(笑)


2007.12.14
改めて調べてみるとSACDソフトはクラシック以外のジャンルにも多数出ていました。
9割以上はクラシックというのは訂正します。


2007年11月24日土曜日

山歩きのすすめ

日常の生活で気分的にふさぎ込んでしまったり、血液がよどんだような感じでどうにも調子悪いなとか感じたら私はときどき山に散策に出かけるようにしている。

北九州にある平尾台ならばちょっと散歩に行ってくるような気分でバイクで出かけられてちょうど良い。
(散歩のつもりで歩くのは少々ハードかもしれませんが)

天気の良い日ならば自分だけの秘密の場所まで行くのにいい汗をかいて、小一時間ほど日向ぼっこして帰ってくるだけで心身ともにリフレッシュすることが出来る。

人がいない山にはオーラのようなものが出ていると思う。
コンクリートに囲まれて人いきれのする場所で長く暮らしていると人間の感覚ってだんだん鈍くなっていくと思う。
ススキが風になびく音や鳥の鳴く声を一人で聴いているのも気持ちがいいです。

一般的にはお酒を飲んだりして発散させる人が多いと思うのですが、私は飲めば飲むほど落ち込むタイプなのでお酒で発散なんて出来ない体質なのです。(笑)
まあこっちの方が健康的だと思いますけど。


2007年11月18日日曜日

趣味への取り組み

私はオートバイが好きですが、バイクにオーディオほどお金をかけようという気は全くない。
昨日、バイクやさんで話していた常連さんはオーディオもやっている人ですが彼は自分のマシンである隼(ハヤブサ)にはかなりお金を使っているし、峠に持っていってアタックし真剣にライディングテクニックについても議論したりしています。

彼はオーディオに関しては私よりも多くのお店を知っていますが、バイクや車ほどお金を使う気は全くない。
同じような趣味・嗜好をもっていても価値観が違うのは当たり前なのでこんなことは別に不思議なことではないのでしょう。

私の場合は中型以上のバイクで最初に購入したのはGOOSE250でした。
オーディオでも初心者がよく陥る傾向にあると思うのですが、雑誌などの影響でいろいろなアクセサリーを試してみたくなります。
GOOSEには改造パーツがそれなりに世に出ていたので、私も外装系以外のパーツはマフラーからキャブレター、サスペンションまで付けれるものはいろいろ試したものでした。

しかし改造して得られたものはちっぽけなものでした。
もともと非力な250シングルの吸排気系をいじっただけでは最高速が伸びるわけでもなく、加速がほんの少しシャープになるだけです。

基本的にパーツメーカーが行っている仕事なんて、バイク本体を作っているバイクメーカーの仕事に比べたらちっぽけなものでマシンの性能を決定付けるのはやはりバイクメーカーなんだと確信しています。(笑)
レギュレーションの枠の中でしのぎを削るレースの世界でなければそれ程マシンをいじる必要はなく、自分のフィールや使い勝手にベストマッチするような小変更を加えて、後はセーフティマージンをとりながらスマートなライディングを磨くというのがバイクに対する私のスタンスです。


これに対してオーディオは「One or Nothing」という感じで、妥協を許せないところがあります。
納得できない再生ならば不合格(笑)なのです。
いつもそんなことを考えてオーディオをやっているわけではないのですが、「こうしたらどんな音になるだろう?」という興味が沸いたらそれを実行せずに我慢することが出来ないという感じでしょうか。

まあ一つのビョーキですが、気長に続けたい趣味ですね。

2007年11月17日土曜日

新規オープンはおめでたいけれど

いつもお世話になっているバイクショップ「PIT IN」が場所を移して、今日新規オープンした。
自宅からは少し遠くなって車や信号も多い場所なので少々行きにくくなってしまったが、周りにお店がたくさんありにぎわっている場所なのでお店にとっては立地条件は前より良いかもしれない。

新しいお店で店主と話し込んでいて、以前のお店をオープンしたばかりの頃の写真のアルバムを見せてもらった。
私がまだそのお店の存在すら知らなかった頃で、店主やそのお客さんたちが80年代のファッションやバイクで楽しそうにしている姿を見ていると古き良きバイクブーム時代の頃を思い出してしまった。

今現在こうして新規オープンしたお店に集まって来ている人達は、アルバムに登場している人達がそのまま年をとってしまった年代の人達ばかりなんですよね。
そう考えると何だか寂しい気持ちになってしまった。

2007年11月11日日曜日

850の困ったこと

パワーアンプのボルダー 850は使い始めて2年くらいになります。
パフォーマンスには問題がないのですが、導入当初から困っている点が2点あります。

 ・電源の投入動作が不安定。
 ・天板を取り付けているねじ穴がすぐにバカになる。

850の電源は背面のメインスイッチを入れた状態で、前面のボタンを寸押しすれば30秒くらい待って電源が入る。
しかし寸押ししても立ち上がらずに再度ボタンを押したり、そのままフリーズしてしまうことが約50%くらいの確立で発生する。
これは最悪でも背面のメインスイッチを入り切りすれば解消できるのでそれほどの問題ではない。

問題は天板取り付けのねじ穴で、2,3回天板を取り外しただけで各筐体で1ケずつねじ穴がバカになってしまっている。
これは天板側の穴が小さすぎて本当はねじが通らないはずなのに、無理やり締めこんでいるので筐体側のねじ穴が最初からダメージを受けているためです。

それから、ボルダーが使用しているアルミ材はクラッセと比べると機械的な強度で劣るものを使っています。
高級オーディオは目で見える部分は上等そうに仕上げていますが、案外見えない部分は結構いい加減です。(笑)
これはボルダーだけに当てはまるわけではなく、クラッセでもやっつけ仕事的に片付けたと思わせる部分があります。

このままではねじ穴がさらに駄目になってしまいそうなので、問題が出ている右側のナットプレートを自作して取り替えることにしました。

余談ですが、天板をCFRPに変えたらよく分かるのですが天板が音質に与える影響は大きいです。
CFRP天板は取り付けているボルトにワッシャーをかますかどうかで音が死んだり生き返ったりするくらいです。

そういう事もあり、アルミ天板とはいえまともにネジを締めこむことができない状態で使い続けるのは精神衛生上も良くないのです。(笑)

写真中、シルバーのものが今回自作したプレートです。
ホームセンターでジュラルミンの3mm厚材料を買ってきて切り出しました。
ボルダーの純正材料よりは強度が高いです。
ネジ径はインチネジではなく、M3とM4に変更しています。

コンターやボール盤などがあればものの1時間もかからずに製作できますが、今回は自宅で作業台もない庭で加工しましたので昼飯を挟んで5時間もかかってしまいました。

最後の仕上げに加工で出たアルミの切粉は、アース棒が埋まっている土を掘り返して導体部周辺にまぶしておきました。(笑)


2007年11月10日土曜日

PSY・S GOLDEN☆BEST(SIGLES+) CD

80年代の人間(青春時代が)の私にはやっぱり80年代の音楽がもっとも馴染みが深い。
PSY・Sは学生の頃、CDをカセットテープにダビングして聴いていましたがなぜか今までCDを買ったことがなかった。

で、「GOLDEN☆BEST(SIGLES+)」ですごく久しぶりにPSY・Sを聴いてみた。
う~ん記憶の中の音楽と全然違う音楽に聴こえてしまう(笑)。

PSY・Sってこんなにライブっぽい録音だったんですね。
このジャンルを極めた一つの完成形だと思う。
気持ちE~。


2007年11月3日土曜日

KMMビルのフェア2007

今日はMAXオーディオさん主催の「AUDIO&VISUAL展示即売会」に行ってきました。

オーディオファイルは自分の部屋で日々こつこつと自分のシステムのパフォーマンスを精進させて、今現在の状態に持ってきているわけです。
しかしオーディオ・ショーなどのイベントでは、機材を普段使ってはいないところに持ち込んでシステムを組み、来場者を納得させる再生をする必要がある。

自分が同じことをやったとして果たしてうまくできるだろうか?などと考えると、業界の人達のお仕事も大変だなあと思ったりします。

さて私は「耳」でデータを得られる貴重なチャンスなので、この手のイベントはできるだけ参加するようにしています。
自分が視聴したシステムと感想などを思い出す限りまとめておきます。



 ・LINN AKURATE CD → AKURATE KN → KLIMAX CHAKRA TWIN → YGアコースティクス AnatReferenceⅡ

AnatⅡは初代に比べると情熱的な鳴り方をするようになったと思うが、どこか音が固く伸びやかさに欠け聴いていて疲れる音。




 ・ノーススターデザイン サファイヤ → オーディオ・アナログ プッチーニ・セタンタ → ジョセフ・オーディオ RM22XL

情報量などは値段なりだが、先のYGよりは聴きやすく気持ちの良い元気な音。




 ・マークレビンソン No390SL → ハルクロ dm10 → dm38 → ソナスファベール elipsa

バッフル効果なのかオーケストラの迫力は結構出る。ソロ弦楽器の質感はガルネリほどリアルでない。




 ・LINN AKURATE CD → AKURATE KN → ジェフローランド 501 → LINN ARTIKULATE350

きれいで伸びやかな音。低域は出ていない。




 ・マッキントッシュセット → JBL DD66000

一般のイベント会場でよく使われている大きなPAのスピーカーから雑味を取った感じ。うすくて情報量が少ない。




 ・LINN AKURATE CD → AKURATE KN → PASS XA100.5 → AVALON Indra

全体的に音がのっぺりして重い。音色もオーディオ的にデフォルメされた感じでリアルさを感じない。




 ・リンデマン 820S → 830 → 850 → YGアコースティクス AnatReferenceⅡ

リンよりもがっちりとした音像。YGの上記の印象とさほど変わらず。




 ・スパイラルグルーブ SG1 → ライラ アンフィオンフォノ → リンデマン 830 → 850 → YGアコースティクス AnatReferenceⅡ

上とあまり印象は変わらない。スパイラクグルーブは昨年聴いたときほど強烈なものはなくアナログ特有のレンジの狭さが気になった。




 ・WADIA 581i → ダールジール セット → ジョセフオーディオ RM55LE

今回、部屋の空間を音楽できっちりと満たすことが出来た唯一のシステム。
代理店の話ではダールジールはジョセフのスピーカーを鳴らすために輸入を始めたとのこと。
ジョセフオーディオは低音の張り出しに特徴があり、勢いは強烈だが太鼓の皮の質感や踏み鳴らす床の木の質感はもうひとつ物足りない。
ダールジールは色気はないが音色に脚色を感じず、特に力強さと空間的な表現が秀逸だと思う。
581iは迫力に欠けるが情報量は今回ピカ一のプレーヤーだと思う。





 ・スパイラルグルーブ SG1 → ライラ アンフィオンフォノ → コニサー 5-0Line → PASS XA100.5 → AVALON Indra

先のIndraの印象とあまり変わらず。アナログのほうがどろんとした重たい感じが増すように感じる。





 ・LINN LP12 → LINTO → コニサー 5-0Line → PASS XA100.5 → AVALON Indra

SG1と比べるとあっさりめの音でやや立体感や情報量も少なくなる。





 ・WADIA 581i → エアー K-1xe → エアー MX-R → ティール CS3.7

私がリクエストして組んでもらったシステムです。
CS3.7はツィータの状態をアクシスがメーカーに直させているため出荷が遅れているそうです。
CS3.7は脚色を感じない素直な音色は3月に聴いたときと同様ですが、音が伸びきらない感じで以前に比べると不調でした。





 ・WADIA 581i → エアー K-1xe → エアー MX-R → モニターオーディオ PL300

CS3.7は3曲聴いたところでスピーカーを交代。PL300はCS3.7に比べると音が薄く、平面的で問題外です。





 ・エソテリック P-05+G-03X → D-05 → ゴールドムンド Mimesis 27.3L → Telos 150L → B&W SignatureDiamond

小型2ウェイ使いの自分としては、SigDiamondは気になるスピーカーです。
SigDiamondは小型2ウェイ独特の音源の小ささを感じさせる鳴り方をしますが、広がりがあり音像の描き方も具体的です。
ただ音の厚みはなかなかですが表面的で、音色も味付けが濃すぎて私にはリアリティを感じることができない。





映像編




 ・ビクター DLA-HD100 スピーカー:パイオニア トップモデル5.1ch 再生系:ソニーのブルレイ+パイオニアのAVセンタ
音は映画館的には普通の音。オーディオ的には薄すぎて情報量が足りない。
映像は、チューニングが高精細・高輝度方向に振ってあるようで情報量の多さは分かるが見ていて目が疲れる。
何年か前にやっていたBARCO CineMAXのデモは暗すぎるのではないかと思うくらいフォーカスを絞っていたが、それと正反対のチューニングといえる。

 ・ソニー VPL-VW60 VPL-VW200 再生系:ソニーのAVセンタ
音は違いが分からない。
映像はVW60は私が使っている松下のAE900とほとんど変わらない。
VW200はさすがに情報量が多いが、クオリア004程の色の純度の高さは感じられない。

私は仕事柄メーカーの営業の人と会うことが多いですが、日本のAVメーカーの営業の人は法人向けと全く同じようなスタンスで一般の人に商品をアピールしていると思う。
具体的に、商品の説明ばかり長くてデモの時間が短い。
日頃プライベートで映像作品を楽しんでいるとはとても思えないような、デモ作品のチョイスの仕方。
あれではデモが逆効果になりそうな気がしてます。

2007年10月25日木曜日

身近な同好の志

何年かぶりに会った会社の先輩が、実はオーディオマニアだったことが分かり話し込んでしまった。
しかし一言「オーディオマニア」と言ってもその形態が様々で、価値観なども微妙に違う。

先輩氏は電気技術者で、氏にとってオーディオとは作るものであり私のようなコンシューマー・オーディオとは若干方向性が違う。
氏にとっては機械技術者の私がオーディオに興味を持っていること自体が意外な印象のようです。

話の内容も、自分が製作した管球式アンプのすごさを熱烈にアピールすることに終始するので、技術的なことが良く分からない私はただ苦笑しながら相槌を打つしかない(笑)。

やっぱりオーディオはお互いの出している音の傾向がある程度つかめないと互いを理解しあうことは無理だと思いました。
実際に顔を突き合わせて話していてもそうなのですから、顔も見えないインターネットなどではよほど趣味が近しい人でないと互いを理解しあうのは不可能でしょう。

しかし身近に同好の士(?)ができたのはちょっぴりうれしいです。

2007年10月21日日曜日

映像機器のセッティング変更

映像用の機器(DMR-XW31+ER-DAC)は25インチ用のTV台にセットしています。
私は比較的に物持ちが良いほうだと思っていますが、このTV台は大学生の時にTVとセットで購入したものなのでもう20年近く使っています。
もちろんTVの方はとっくに引退してます。

今回はTAOCのサウンドクリエイトボードを導入してセッティングを変えてみました。
とは言ってもTV台のキャスターが付いている下段と中段の中板を外して、TAOCのボードに乗せただけですが。
HDレコーダーのXW31をTAOCのボードに乗せ、ER-DACをTV台の上段に乗せる構えです。
TV台の側板にはホゾが出ているのでそれが支点になっています。

TAOCのボードはSCBシリーズが無くなってしまったので今回初めてSCBⅡを導入しましたが、仕上げは美しく色合いも並べて使うのでなければ大きく違和感を感じることはないでしょう。

それから、XW31の内部にはCFRPの2mm板を天板で挟み込んでいましたが、鉄板の天板を使用するのはクオリティ上メリットがないと踏んで取り外してしまいました。
ホコリよけには通気のスペースを設けつつサランラップを掛けています(笑)。

画質・音質のクオリティアップもまずまずでなかなかグッドです。


2007年10月20日土曜日

ソフトボール大会

今年も職場のソフトボール大会の日がやってきました。
わがチームは平均年齢が40歳近くでおじさんばかり。

1回戦突破が目標なのですが、接戦むなしく5回でサヨナラ負けを喫してしまいました。
本当は7回まであるのですが、時間制限があり泣く泣く5回で終了。

私は2番ライトで出場。
3打数3安打でした。

2007年10月17日水曜日

ACプラグの固定2

以前、コンセントベースにACプラグを固定してみたいなあというような事を日記で書いていましたが、ドルフィンにCFRPパーツ製作を頼んでそれを実現してみました。
概略図はこちら。

デザイン的には「何じゃこりゃあ」というものですが、CFRPの立体造形はどうしても金額がふくらんでしまうので、お遊びの範囲としてはこの程度が一杯一杯かなというところです。(笑)
それから私には意匠デザインの才能はないことも言い訳にあげておきます。(汗)

CFRPは全て24tもので、一番上のプレートが3mm厚で他は2mm厚です。
一番下のねじを締め上げていくプレートは2mm厚では若干頼りない感じです。
締めすぎると簡単に割れてしまいそうです。

音を出す暇がないのでパフォーマンスの検証は後日の楽しみです。

2007.10.19
パフォーマンスは激変はないけれど地味~に良くなりました。

・空気の塊が流れていい感じの風になるという感じで、サラウンド感が向上。
・音の消え際が無くなるような感じで静けさと弱音の再現性がさらに向上。
・ソースがゆったり系ならばゆったりと、はぎれ良い表現はよりはぎれ良くと、録音に対する忠実度がより向上。

今回は私が見積もり金額の合計を計算間違えしてしまったせいもあり、物量の割には高価な取引になってしまったのですが音の改善効果の方向は間違っていなかったのでほっとしています。


2007年10月14日日曜日

シグルイ

WOWOWで放送されていたアニメ「シグルイ」は10/11で最終話でした。
内容的には残酷時代劇ということで万人向けではありませんが、アニメ作品としては良くできていました。
残酷描写を意識してか、映像的には甘めのフォーカスでディテイルをぼかすような感じですが、音声は素晴らしかった。

多分2ndシーズンもそのうち放送されるでしょうから期待しています。

それにしても最近はアニメ作品ってWOWOWでしか見ないのですが、なぜか傑作はこの手の「キワモノ」に多いような気がします。(笑)
「ケモノヅメ」などもなかなか面白かったです。


2007年10月9日火曜日

モノラルアンプの電源ケーブル

モノラルパワーアンプのボルダー 850の電源ケーブルを試しにノーマルから別のものに変えてみました。
2本同じものは持っていないので、使用したのは使っていないドルフィンのオリジナルケーブルで

・Amati PS.2 1m
・Amati PS XP 1.8m

です。もう4年以上前に購入したもので型式をあげても多分作ったお店の方もピンと来ないかもしれません。
この2本、単体で使ったときの音質や傾向は結構違います。
グレードも長さも違うケーブルをモノラルアンプで使うのはあまり気持ちの良いものではありませんが、出てきた音を聴いてみると左右のバランスに違和感を感じることはありません。

ノーマルの電源ケーブルは「ボルダー製品専用」と注意書きがされています。
通常のものと比べて極性が反転しているなどの違いはなく、どの辺が「専用品」なのかよくわからないところです。
音質にも大きな不満は無いのですが若干線が細いかなというところです。

それに対してAmatiコンビの音は、濃密で広がりが良く出ます。
オーケストラなどは低音の破壊力や空間描写が素晴らしいのですが、ボーカル物を聴くと録音の粗(あら)が気になったり少々濃すぎてくどいと感じるところがあります。

電源ケーブルの交換で音がかなり変化するのは確かなのですが、ノーマルを全ての面で凌駕するところまで行かないのが悩ましいところ。
総合的な評価ではノーマルのケーブルのほうに私は軍配をあげます。
今回は2本をちがうグレードのものを使ったのでまともな評価とはいえないかもしれませんが。。。


850をプリアンプのクラッセ CP-65と組み合わせた音は、適度にぬくもりと広がりがでて音色に色付けを感じず、私にとってはかなり相性の良い組み合わせだと思っています。
ただ、850のセッティングでは過去にEau Rougeのインシュレータ ER-INSX/HG を使ったことがありますが、結果は良くありませんでした。
現在はオーディオリプラスの OPT-30HG-PL HR を足の下に入れていますが、これは改善効果を認めることができます。

850は製品としての音のまとめ方の完成度が高いのか、セッティングの入力に対してシビアなのか、手を加えても良好な結果に結びつけるのが難しいようです。
まあそのうち、2本同一グレードの電源ケーブルを用意して再度チャレンジしてみたいと思います。


2007年10月8日月曜日

さようならノリック

朝刊を見て驚いたのですが、二輪レーサーのノリックこと阿部典史さんが死亡したそうです。

ノリックはもちろんメディアを通じて知っているだけの関係ですがショックです。
彼を初めて知ったのは93年の日本GPが地上波で放送されたときです。
当時全日本のライダーだった彼がスポットで参戦し、いきなりドゥーハンやシュワンツなどトップライダーとトップ争いのバトルを繰り広げて正直鳥肌が立ったのを覚えています。

翌年から10年間参戦することになった世界選手権では期待されたほどの活躍はできませんでしたが、日本人では珍しくスタートが得意な選手で、予選グリッドが後ろでもスタートでホールショットを奪い本戦で目立つことが多かったと思います。

最近はMotoGPの放送でゲスト解説として登場することが多く、かっこいいルックスと相まってその語りのほうでも他のどの解説者よりも歯切れがよく、面白い解説でTV観戦の楽しみを倍加してくれていました。

ちょうど彼が活躍し始めたころから、日本国内では2輪レースの人気が緩やかに下降し始めたように思います。
ただライダー達の活躍はこの頃からが最も華々しく、世界選手権では125ccで4度、250ccでは2度日本人チャンピオンが誕生しています。
特に故加藤大治郎は2001年に250ccで年間11勝をあげ、この最多勝記録はまだ破られていません。

いろいろな意味でノリックほど強く輝く星をまとっているライダーは他にいない存在でした。
大治郎のときもそうでしたが放っていた輝きが強ければ強かった程、失った時の喪失感も大きい。

バイク乗りとハード・ラックとは切っても切れない関係にありますが、私自身は「Take it Easy」を胸にできるだけ長く乗り続けられたらと思っています。

2007年10月2日火曜日

次の車を考えてみる

体調は少しずつ回復しています。

さて、私は職場まで自宅から片道で33kmくらいあり、車かバイクで通勤しています。
季節柄バイクに乗るには実に気持ちのいい時期なのですが、体調のこともあり今日は車で通勤。
バイクでは迷わず職場までほとんど信号がない峠越えのルートを選ぶのですが、車では足回りが傷んでしまうのが嫌で最近は敬遠していました。

しかし今日は込んでいる国道を走るのを避けて峠道を選びました。
私の車は12年落ちの1.6L 5MTのセダンです。
普通の道を走る分にはどこにも問題はないのですが、タイトなコーナーが連続するような道や荒れた路面で所謂「攻める」走り方をすると簡単にスピンしてしまうような挙動がでます。

これは、足回りがもうガタガタなのと標準タイヤの175/70R13というサイズでは、新車時に履いていたタイヤよりも現在のタイヤの方がずっと性能が劣っているからです。
そろそろ、車を買い替えてもよいと思って3~4年くらい前から買い替え候補を物色したりもするのですが、気持ちよく買い替えたくなるようなモデルが一つもないことに気付いて終わっています。(笑)

私は趣味で車を選ぶつもりは全然ないのですが、あえて欲しい車の条件をあげれば

・ホンダorスズキ。
・排気量は2000cc未満。
・マニュアルトランスミッション。
・パワーウエイトレシオが今の車(120PS 1030kg)より上。
・重心が低いデザイン。

と、このくらい(結構趣味性高いかな?)なのですがぴったりとくる車がなかなかないのです。

比較的近い条件のものは、
①スイフトスポーツ ②コルトRAver.R ③デミオスポルト ④新フィットRS

が、あるのですが
①スペアタイヤが乗らない。ハイオク仕様にしては物足りない動力。 
②車体重心高すぎ。 
③マツダ車はNG。(耐久性などの信頼性で)
④ミニバンと軽のあいの子みたいなデザイン。

と、マイナスポイントが引っかかってどうしても引き付けられるような魅力を感じることができない。
他にも ブーンX4 や ヴィッツターボ がありますがこれらは完全に趣味の車なので除外します。

車はほとんどが通勤と買い物程度でしか使っていないので、あまりこだわってもしようがないですが、一度買ったら乗りつぶすつもりなので選択に妥協はしたくないところ。

今の車を次の車検も通すことになりそうです。

2007年9月30日日曜日

体調悪し

昨日から今日にかけて久しぶりに伏せっています。
もともと私は消化器系が弱いのですが、日頃のお勤めのストレスがたまっているせいか昨日ソフトボールの練習に参加していたら大して動いてもいないのに戻してしまうくらいに体調が悪い。

過去、大学の空手部の地獄の合宿でも戻してしまうなんてことはなかったのに、会社勤めってものすごく健康に悪いのかも。(笑)
人間、ささいな事に動じない・気にしない図太い人間の方が幸せになれる可能性が高いと思う。

今日はまったく食欲がわかないのでユンケルなどを飲みつつ養生しています。
しかしなぜかコンビニのおにぎりが無性に食べたくなって困っています。(笑)
日頃、コンビニの食べ物なんて全然興味ないのに。。。

2007年9月22日土曜日

エアフィルタ交換

SV650用のK&Nの純正互換エアフィルターを、4ヶ月前に発注していたのですが全然入荷する気配がないのであきらめて純正のフィルターを取り寄せて交換しました。

K&NのフィルターはSV400に乗っていたときにも使っていたのですが、納期は特に長くはなかったです。

SV650は半年くらいでアイドリングが不調になってくるので、定期的にバイクやさんでスロットルポジションセンサーの取り付け角を調整しています。
K&Nを使うことで少しは改善できれば。。。と試してみたかったのですが残念。

SV650の走行距離は2万キロ強です。
フィルターは新品と比べると見た目真っ黒です。
もうちょっと早く交換しても良かったかな。


2007年9月20日木曜日

Sotte Bosse

基本的に私はオリジナル至上主義的なところがあって、カバー曲をほとんど認めない。
しかし例外に出会ってしまいました。
Sotte Bosse(ソット・ボッセ)です。
J-POPの新旧名曲をピックアップして歌っています。

「ヴィレッジ・バンガード」でかかっていた曲がいい雰囲気だったので購入しました。
手元にあるのは、「Essence of life」と「innocent view」の2枚。

彼女の歌の魅力はオリジナルの魅力をほとんど損なわずに、それを昇華し自分の世界を作り出せているところ。
曲によってはオリジナルにはほとんど興味がなかったのに、彼女の歌によってその曲の魅力を発掘させられたものもあります。

私が特に気に入っているのは、

 「世界に一つだけの花」
 「チェリー」
 「夜空ノムコウ」

というところ。


2007年9月14日金曜日

アルバイトの思い出2

大学生の頃のアルバイトの話をもうひとつ。
プールのバイトに行く前の夏のバイトで、某デパートでお中元の伝票整理のバイトをやっていました。

この職場は男が私と社員の男性の二人だけで、残りは15人くらいバイトの若い女性ばかりという、人によってはかなり恵まれた環境でした。(私は結構苦痛でしたが(汗))

仕事はうろ覚えですが、機械で印刷されて出てくる伝票を仕分けするだけだったと思います。
伝票はお中元の差出人別に出てくるのですが、中には大口のお客さんもいて一名義でかなりの数の相手に送られる人もいました。

中でもずば抜けて数が多かったのが、政治家の安倍晋太郎さんのものでした。
確か安倍さんの伝票は朝から夕方までずっと扱い続けるくらいの数だったと思います。

山口県が支持母体だった安倍さんがどういう縁で隣の県の北九州のデパートを使っていたのかは分かりません。
大物政治家の人脈のすさまじさを実感できる体験でした。

その大物政治家の晋太郎さんは総理大臣になることなく世を去りました。
その次男の晋三さんは父の悲願であった総理大臣になりましたが、その大志を満足に発揮させることなく総理の地位を追われました。

私のような凡夫とは違って総理大臣ともなるとかかわってくる人間の数、頭を悩ませる事案の数など想像を絶するものでしょう。
個人的に晋三さんは「品がある」「誠実である」という2点では、他になかなかお目にかかれないタイプの政治家だったと思います。


考えてみるに最悪の政治家とはどういうものかというと、

1.国民を奴隷のように扱い、自分とその眷属のみの利益の為に動くタイプ。
→これは専制君主体制で陥りやすいパターンですね。

2.メディアを意のままにコントロールし国民を欺き、実質的に1.と同じような動機で動くタイプ。
→現アメリカ大統領はこれを多少実現してます。


今回、トップから引き摺り下ろされた安倍さんは本人には何も落ち度がなかったと思う。
なぜメディアでここまでバッシングされることになったのか、私には多分永遠に理解できないと思う。
良くも悪くも日本は平和な国ということなのでしょう。

2007年9月9日日曜日

ツーリング200709

今日は阿蘇方面へバイクでツーリングに行ってきました。
暑いかなと思っていましたが山の中は涼しくて快適なライディングでした。
特にメインとなる目的地がある訳でもなく、どことなく行き当たりばったり的な旅でしたが昼食を頂いた「だいこんや」の定食は絶品ですし、初めて入った「ラムネ温泉」は人が多かったですが良い体験ができました。

ラムネ温泉の水は飲むことができて、消化器系の不調に効くらしいので少し試してみました。
気持ち調子が良くなる様な感じはします。味は備え付けのカップの銅の味がしました。(笑)
(走行距離:460.7km)

今日のメンバーは、

・GSF750 10月に引っ越すそうです。引越しのときはお手伝いに伺います。

・ZR-7S 全国各地を転々として、今現在は地元に戻ってきて再びバイクに乗り始めた彼はサラリーマンの鏡です。

・VTR250 最近は男子でもバイクに乗りたいと思う若者がなかなかいないのに、女性が一人でバイクに乗りたいと思うのって貴重ですよね。

・GPZ1100 バイクにまたがると人間が変わる人がたまにいますが、彼はその典型です。マスツーにあまり向いてないかも。

・VTR1000F 結婚してからは一人で遊びに出かけるのがなかなか難しそうなのですが、彼はまだ大丈夫なようです。

・GSX1400 ついこの前、転倒でマシンを派手にクラッシュさせていましたが見事に復活してきました。

・XJR1200 集合場所に来る途中で腰を痛めたそうで、ツーリング途中サロンパスを購入して貼ってました。つらそうです。

・GSX1300R 遅刻してきたことが脳裏をかすめるのか、見事じゃんけんに負けてジュースをおごる羽目に。

・CBR600RR 今日は暑さをみこしてツナギで来るのをやめてましたが、その分走りに切れがないような気が。。。


2007年9月2日日曜日

ストーナーとドカティの躍進

ランキングで60P差を付けられている2位のロッシと、3位のペドロサがノーポイントでリタイヤ。
今年のMotoGPはケーシー・ストーナーの年となるのはほぼ確実でしょう。

今年からドカティで走り出した彼が、これほど圧倒的な速さを見せるとは誰も予想できなかったと思う。

驚いたのは、レースラップが終わって観客に挨拶をしながら一周する途中でチームメイトのカピロッシのマシンがガス欠になり、ストーナーに引っ張ってもらっていたのですが、PITに戻ってくる前にストーナー自身のマシンもガス欠になってしまったこと。
(写真はストーナーに引っ張られるカピロッシ。)

つまりドカティのマシンにはレースに必要な分ギリギリのガソリンしか入っていなかったわけで、いくらサンマリノがドカティの母国グランプリとはいえそこまで緻密な計算の元でレースをやっているということが驚きなのです。

私はストーナーのセンスとドカティ&BSタイヤのフィールがマッチングしたことが、今年のストーナー&ドカティの躍進の最大の要因だと思っていましたがそれは単純すぎる考えだったようです。

ストーナーは若干21歳。
彼とドカティの長い時代が幕開けするかも。。。


2007年8月30日木曜日

アルバイトの思い出

大学生の頃にはいろいろなアルバイトをやりましたが、一番面白かったのはプールの監視員のアルバイトでした。
仕事自体はとくに面白いというものはないのですが、一緒にやっている仲間達との連帯感が楽しかったです。

場内にプールは全部で5つあり、男性の監視員はその中の大きい順に3つのプールを監視する。
基本的に1時間交代で役割はローテーションで回していく。

例外的なのが幼児用のプールで、ここは男性も一人だけ付くようになっていました。
幼児用のプールにはすべり台があり、男女の監視員が二人で、すべり台を登った中にあるスペースで椅子にすわり1時間監視をするわけです。

若い男女二人の場合は当然に「ねるとんタイム」状態になります。
実際アルバイト期間中にカップルが誕生することはありましたし、私と特に仲の良かった6人の野郎達のうち3人はこのアルバイトで知り合った相手とゴールインしています。

私は特に浮いた話はありませんでしたが。(笑)
アルバイトをやめてから何年かたった頃、大学の後輩がこのアルバイトをやっていて教えてもらったのですが、放送室の壁の目立たない場所に私のそっくりな似顔絵が描いてあるそうです。

放送室は普段女性しか入らない場所なので、私は自分が働いている頃はまったく知りませんでした。
誰が何を思って描いたのか想像が膨らむところです。(笑)


そういえば中学の卒業式の時、机のサイドにかけっぱなしにしていたバッグを持って帰って中をあけてみると手作りのクッションが手紙と一緒に入っていたことがありました。
在学中にまったく気づかずに数ヶ月知らん顔をしてすごしていた訳で、自分の間の悪さと相手の女の子にものすごく失礼なことをしちゃった気持ちで「あちゃ~」と落ち込んだものでした。


夏も終わりに近づくとなんだか昔のことが懐かしくなってきます。

2007年8月26日日曜日

泳ぐこと

7月、8月の2ヶ月間は近所の市民プールが開いているので、毎週休みの日には泳ぎに行くようにしている。
大学生の時3年間このプールで監視員のアルバイトをやっていたので、思い出深い場所です。

高校生の頃体育の授業で水泳のテストがあった時、75mをクロール50m・平泳ぎ25mで泳ぎきれれば合格という内容だったのですが、私は後3mくらい残して泳ぎきれずに不合格となりました。

特に水泳が苦手という意識はなかったのですが、夏休みに不合格者は補講を受けねばならず結構屈辱感を味わったのを覚えています。(笑)

大学生の頃アルバイトしていたプールは設備としては大きく、大会が開催できるような50mプールもあるのですがお客さんが少なくて結構な穴場です。
私はアルバイトの休み時間には毎日泳いで、我流とはいえクロールで1kmは通しで泳げるようになった。

今現在はコンディションに左右されず、2kmは通しで泳いでいます。
多分頑張れば3kmくらい泳げると思うのですが、足がつったり、足首が痛くなったりするのであまり無理に泳いだりはしません。

2kmちかく泳ぐ人は私の他には見かけないので結構泳ぐほうだと思います。
しかし、早く泳ぐのは難しいですが距離を長く泳ぐのはそれほど難しいとは思っていません。

私はスロースターターのようで最初の1kmくらいは体が重いのですが、体が水になじんでくると後は惰性でリズムに乗ってさえいれば楽に泳げます。
2kmを泳ぐタイムは大体1時間くらいです。

長く泳ぐコツは「疲れないように泳ぐ」ことだと思う。
体が疲労して動かなくなってきたり、息が切れてしまうようなことがないようにうまく体を使ってやるということ。
基本的に、・水に浮くことができる ・息継ぎをすることができる の二つをクリアしていれば後は泳ぎこんで体に覚えさせれば上達するものだと思います。

ペースが遅すぎても早すぎても長く泳ぐのは難しい。
テンポ良くスムーズに同じ動作を繰り返し、楽にスピードを乗せてやること。
同じ動作といっても、体をできるだけ伸ばしてロングストローク気味に水をかいたり、手の回転を意識してショートストローク気味にかいたりとメリハリをつけることはできる。

大学生のときに「長く泳ぎたい」と思うようになったきっかけは、リュック・ベッソン監督の「グレートブルー」を観た影響からです。
この映画は潜る話なので泳ぎとは直接関係ないですが、水中で意のままに動けたら気持ちがいいだろうなというところです。

少しオタ的に水泳を語ってみました。

2007年8月18日土曜日

ビデオキャプチャカード

映画鑑賞日記で使用する写真は、動画を自分で静止画キャプチャしたものです。
最近はCPRMにちなんでこの静止画を取得する方法がかなり制限されてきました。
今まで静止画キャプチャしてきた方法をまとめてみます。

1.DVDドライブに付属していた再生ソフト「PowerDVD6」を使ってキャプチャ。

 →CPRMに対応していないため使用できなくなった。

2.グラフィックカードにキャプチャ機能が付いていたので、それでアナログキャプチャ。

 →WindowsMeまでしか対応していないため、XP環境では使用不可。

3.VistaとCPRMに対応しているDVDドライブを購入。

 →ドライブに付属の再生ソフト「WinDVD5」はCPRMに対応していない。
   (録画DVDを再生できない。)

4.メーカーサポートにより、WinDVD5がCPRMに対応したのでキャプチャ可能。

 →WindowsVista環境ではCPRMに対応されない。
   (録画DVDを再生できない。)

5.メーカーサポートにより、WinDVD5 が WinDVD8 にバージョンアップ。

 →WinDVD8 OEM版にはキャプチャ機能が付いていない。
   (録画DVDの再生はできるが、静止画キャプチャはできない。)

6.キャプチャボードを購入。

というような流れになるのですが、たかが静止画1枚とるのになんだかすごく苦労しちゃってます。

結局、本日キャプチャボードを手に入れるまでに至りました。
手に入れたボードは BUFFALO PC-MV5L/PCI 。

静止画を撮るだけなのでチューナーなんて余計なものは必要ないですが、今はチューナー付が当たり前のようです。
使用してみた感じでは使いやすくて画質もなかなかグッドです。
ただ画面の解像度(アスペクト比)が微妙に合わないです。

DVDドライブはIOデータさんのものを使っています。
今回、サポートとやり取りしていて分かったのですがIOデータさんは厳密にはメーカとはいえないということです。

DVDドライブはソニーNEC製ですし、ソフトは契約しているソフトやさんの製品を添付してあるだけです。
たぶん厳密な動作テストすらIOデータではやってないのではないかと思います。

ソフトの不具合などのサポートは直接ソフトやさんとのやり取りになり、その過程と結果などは一切IOデータは感知していないでしょう。



予断ですが、最近の自分の仕事上でも似たような現象を体験します。
装置を開発し、作り上げた人間はその装置の設計者だけではなく、その装置を「作ってくれ」と話を持ってきた人間が含まれるようになってきました。

「作ってくれ」という需要がなければ、もちろん設計はしないわけですが出来上がった装置の功績の半分以上が、設計にはまったくかかわっていない人間のものになってしまうのはなんともやりきれない気持ちになってしまいます。

日本の物づくりは将来、こんな形が当たり前になっていくのかもしれないですね。
技術そのものが残っていないマネージメントだけのメーカーなんてメーカーじゃないですよね。

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キャプチャ画の解像度についてですが、送り側(XW31)のテレビ接続の項目を4:3に設定してやらないと解像度は合わないようになってました。
日頃4:3では視聴しないためまったく気にしていませんでした。
(2007.8.25)


2007年8月12日日曜日

誕生日

今日は私の誕生日です。
私もとうとう30代最後の1年を迎えることになりました。

年をとるにつれて、1日の長さ1年の長さがだんだん短くなってきますが、これは1日の長さは個々人が生きてきた時間の長さとの相対的な長さとなって感じられるものなので、長く生きれば生きるほど相対的な1日の長さは短くなってくるのです。
というようなことをどこかで科学的な解釈として目にしたことがあります。

夏に生まれたせいか、1年を通してもっとも体調が良いのもこの時期です。
きれいな海がそばにあれば一日中でも潜ったり泳いだりしていそうです。(笑)


オーディオとヴィジュアルについての近況を述べれば、どちらもほぼ満足していてもうあまりがつがつとやる必要を感じていない今日この頃です。
私のあまり大きくない器はもうだいたい満たされてしまったかもしれません。

私のシステムを蹴散らすほどのすさまじいクオリティの再生を味わえば気も変わるかもしれませんが、どうも私の周辺でそのような体験をするには生のクラシックコンサートに行くしかないようです。
お盆休みの間にどこか映画でも見に行ってみようかな。

パワーアンプの電源ケーブルが付属品のままだったり、ラインケーブルのオルトフォン等々具体的な課題はあるのですが、まあゆっくりやればいいやという感じです。
今は映画を見ていても、音楽を聴いていても次々に新しい発見があり楽しい。
画質、音質を今以上に向上させるというよりは、いじくりまわして不安定にさせたくないなというところです。


クラシック音楽のCDを購入するときは、知識がないので試聴してから購入することが多いです。
(地元のタワーレコードが消えてしまったので試聴できる場所がなくなりましたが)
クラシックやジャズに対しては音楽的に楽しめる許容範囲は他のジャンルより狭いと思います。
(楽しめないとすぐに寝てしまいますし。(笑))

「日本作曲家選集」はそんな中でも私的にしっくりくる曲が比較的多いです。
その中でも「芥川也寸志 エローラ交響曲」はとくにお気に入りの一枚です。


2007年8月5日日曜日

ツーリング200708

今日は山口県、川棚温泉までツーリングに行ってきました。
日中はあまりに暑いので午後3時半スタートのセミ・ナイトツーリングでした。

集合場所に向かう途中で、いきなりにわか雨につかまってしまって幸先の良くないスタートでしたがその分涼しくなって結果的には良かったかなと思います。
川棚ではお約束の瓦そばをいただいて、温泉に入って帰ってきました。
(走行距離:233.1km)

今日のメンバーは

・GSF750 2度目のGSFオーナーとなりました。コンパクトムービーを手に入れてメンバーの走行姿を激写していました。

・SUPER SHERPER 彼もこれが2台目のSHERPER。前者は原型をとどめない姿に改造していましたが今回はどうなるかな。

・ZR-7S ZR乗りとツーリングに行くことが多いような気がしますが彼はそのうちの一人。北京出張時にうなぎと肉まんを食べてきたそうです。


2007年8月4日土曜日

自民党の惨敗

世間(マスコミ)では参議院選挙の結果、自民党が大敗したことが大きなニュースとなっているようです。
投票が行われる前から、マスコミ(毎日新聞)は自民党が負けたときの安倍総理の進退について話題にしていましたから、選挙の結果については大方の予想通りで妥当なものなのでしょう。

私自身は自民党がこれほど惨敗するとは予想していませんでした。
その理由は

 ・年金問題は社会保険庁の失態であって、現安倍内閣の直接の失敗ではない。

 ・久間防衛大臣の失言は、私も失言だと思いますがあの失言でいったい誰がそれほどダメージを受けたのだろう?
 (原爆を落とした人よりも重罪人みたいですね)

 ・大躍進した民主党は、評価されるべき大きな実績をなにも上げてはいない。

というところが大きな理由です。

マスコミが自民党の失態を大騒ぎし扇動しているのは明らかにやりすぎで、完全に「面白主義」に染まってしまっているとおもう。
私には日本のマスコミが一国のリーダーをこき下ろすにたる叡智や勤勉さを持っているとは全然思えません。

これだけ大きな影響力を持つ彼らの仕事上での失敗や失言の方がよほど大きな毒となりうると思う。

共産党を除く、現在の日本の政党政治はどこがやっても結局大差ないと思う。
(大極的なところでは大同小異だから)
問題は「やる気と能力のある政治家」がちゃんと党の中にいるのかどうかだと思う。

マスコミは政治家のスキャンダルばかり追ってないで、政治家のミスリードを指摘してあげるくらいの仕事をばんばんやってほしいものです。

そしてもう少し選挙を面白くしてくれるような報道をお願いしたい。
情報が少なすぎて、選挙のたびに誰に入れるべきか本当に悩んでしまう今日このごろ。

2007年7月28日土曜日

PCのリニューアル

電源が壊れていたPCを作り変えてバージョンアップしようとしていたのですが、途中でメインのハードディスクが壊れてしまったりしてなかなか冷や汗ものの作業となりました。(汗)
調子の悪い電源を使い続けていたため、ハードディスクもがたが来ていたようです。
オーディオと同じでパソコンも電源は非常に大切です。

結局、そろえたパーツは

・電源 鎌力Ⅲ 450W
・マザーボード ASUS M2N-E
・CPU Athlon64×2 4200+
・メモリ 2GB
・グラフィックカード Aopen 7600GS-DV256X
・ハードディスク シーゲイト250GB

計¥65,969なり。
性能はもともと調子が良くなかったこともあると思うのですが、かなり良くなりました。
オンボードのサウンドが少し怪しい動作をしてますがその他は快調です。

しかしPCを組み立て終わって、バックアップ用のIDEハードディスクをUSBのリムーバブルケースに取り付けてデータを移そうとしたときに間違って電源のコネクタを天地逆に接続してしまい、バックアップハードディスクまで壊してしまった。
(天地逆に刺した私が悪いのですが、普通逆に刺さるようには作らないですよね。(泣))

これもマジであせりましたが、何とかいろんなところからかき集めてきてデータの復旧はできました。
(バックアップはマメにやるのが吉ですね。)

私がパソコンを組み立てるのは最新のスペックを追うためでは全然なく、トラぶったときなどに柔軟に対応できそうだと思ってやっています。
本当は中身よりも塗装がやれ始めているケースを変えたかったのですが、またの機会にします。(笑)


2007年7月27日金曜日

ヒストリエ

「寄生獣」で有名な岩明均氏の単行本は「風子のいる店」以外全て所有しています。
最近の岩明氏の作品に共通している魅力は、禍々しさとのんびりした空気の同居した風景でしょうか。

サディズムを思わせる生々しい残虐さと、ユーモアを含んだ穏やかな雰囲気とは実は紙一重の差しかないのではないか?

平和で安定した秩序に守られている世の中と、強者が弱者を踏みにじる混沌とした世の中とは実は紙一重の差しかないのではないか?

「ヒストリエ」を読んでいるとなんだかそんなことを考えてしまう。

この作品、書くスピードが遅いですしマイナーな作品だろうと思っていたのですが、本屋に行ったら4巻が平積みされていました。
う~ん、この作品があまり売れてしまうと「通」を気取ることができなくなってしまう。(笑)
まあ、あまり他人にはオススメしませんが今後の展開が楽しみな作品です。


2007年7月23日月曜日

CFRP板の流用2

SR-DVD用のCFRPトッププレートは、HDレコーダーのXW31に使用することにします。
XW31の天板と、ドライブその他との間には、ちょうど2mmの板が入るくらいのスペースがあり2mm厚のCFRP板を入れるにはおあつらえ向きです。

こちらは固定は何もせずただ天板で挟み込むだけです。

XW31の中身についてですが、DVDドライブやハードディスクはパソコン用のものと同じようなグレードのもののようです。
松下の製品は他社のものと比べて軽く・小さく設計されている所が好感が持てます。
個人的にはコストパフォーマンスでも頭一つリードしている感があります。

中身を取り出して筐体を乗せかえてやれば結構クオリティアップしそうな予感がします。
多分私はやらないですけど。(笑)

それからSRコンポジットのカーボンインシュレータを4ケ両面テープで底面に貼り付けました。

画質や音質はパッと見(聞き)大して変わらないようです。(笑)
画調は少しおとなしめになるようです。


2007年7月22日日曜日

CFRP板の流用

使用しなくなってしまったDVDトランスポート SR-DVDをラックから撤去することにしました。
CFRPのサイド&トッププレートは取り外して2次使用します。

写真は パワーアンプ ボルダー 850 の天板の裏側にサイドプレートをねじ1本で固定しているところです。
850は基板と天板との距離が近いので、こんな対策でもそれなりに効くんじゃないかと期待しています。

Goldmud SR-DVD EVO と コンポーネントケーブルのドルフィンオリジナル品 Amati picture component 3m はもし必要な方が居られましたら格安でお譲りします。 


2007年7月21日土曜日

PC電源のリニューアル

何ヶ月か前から、家の分電盤からブ~ンとかジ~とか異音が発生するようになった。
先週、詳しく調べてみるとどうも私の部屋のオーディオ専用ではない方のブレーカーが発振しているようだ。

ブレーカはもう数十年も経過している代物なので、早速新品に交換してみたが症状は変わらず。
さらに調べてみるとパソコンの電源を入れているときだけブレーカーが鳴っているのが分かった。

私のパソコンの電源は使用6年という所で、電源が多分壊れているのじゃないかと見切りをつけて新しい電源を買ってきました。
箱を開けて実物を見てその作りのよさに少々感動。
筐体は鏡面仕上げのSUSですし、ケーブルにはメッシュのカバーまで着いている。

しかし、いざ電源を交換してみようとしたらマザーボードと接続するケーブルのコネクターが全然合わない。。。
私の電源はすっかり時代遅れの代物と化していました。(笑)
Celeron2.4GHz ってペンティアム3の仲間でしたっけ?

諦めて新しいPCを調達しようと思います。
手元にあるVistaと電源をなるべく生かせるように。(笑)

それにしても以前は電源って地味な裏方パーツだったのに、随分自己主張するようになったんですね。

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ようく調べてみたら、電源のコネクターは分割式になっていて分割すればマザーボードと接続は可能でした。
旧電源の使用時間も6年ではなく3年半程度でした。
パソコンの電源を交換したら、ブレーカーの鳴きは止まりました。

PCをアップグレードしようと、マザーボード+CPU+メモリーまで用意していたのですが、載せようとしたグラフィックカードがAGPのため使用できず断念しました。
(最近のPCはAGPソケットって使わなくなったんですね。)

現在のハードディスクが40GB2台で80GBしかないので、そのうちグラフィックカードとハードディスクを用意してVISTA搭載PCを作ろうと思います。
(2007.7.27)


2007年7月15日日曜日

ΩSACD2の天板交換

ΩSACD2の天板と側板をCFRP化しました。

今回は天板が4mmで側板を2mmの厚さで作りました。
CFRPの仕様は今まで通り60tと24tのハイブリットタイプです。
天板を厚くしたのはドルフィンの鍋谷さんからのアドバイスで、クラッセのラムダシリーズの天板は5mmのパフォーマンスが良いという情報があったからです。
4mmにしたのはコストの面で妥協しています。

ノーマルの天板と側板は10mmのアルミ板でできていて、特に側板の厚みの変更はそのままでは無理があるので樹脂と組み合わせて取り付けるように工夫しています。(概略図参照

取り付けで予想していなかったトラブルが少々ありました。

1. 背面パネルの取り付けねじが長すぎて、側板を取り付けるための樹脂パーツと干渉する。
  →樹脂パーツを削り込んで対応

2. 天板を前面パネルに取り付けるためのタップ穴がもともとぎりぎりの深さしかなく、天板を薄くするとねじが最後まで入らない。
  →M4用平ワッシャを2枚使って対応

いずれも短いねじを使ったり、タップを深く切ったりすればスマートに解決できるのですが、クラッセはインチねじを使用しているので速やかに対応するのが難しく悩ましい所です。


ΩSACD2ドルフィンバージョンの音は、導入前までリファレンスだったSR-DVD+ER-DACに比べて情報量にかなりの余裕がありパフォーマンスの基礎体力に関しては問題ないところです。
しかし後者にはCFRPを筐体に組み込んだり、DACにシールドしてアースを取ったりの改善の結果、音にΩSACD2ドルフィンバージョンにはない特有の実在感が備わっていてその点がどうしても物足りない所でした。

ΩSACD2の天板は、10mmのアルミ板3枚を鉄板でつなぐ様な構造になっていて重く、まるで古井戸を塞ぐ蓋のようなイメージです。
天板と側板の重量を測ってみると、

・ΩSACD2ノーマル 6.4kg
・CFRP+樹脂パーツ 1.6kg

となります。プレーヤ全体の重量を約40%削減できたことになります。
多分エージングに3週間くらいかかると予想しますが、これでアルミ材特有のもっさり感が抜けて実在感がアップしてくれるのではないかと期待しています。


2007年7月8日日曜日

電源線のシールド

壁コンセントを引き出したので、外に出てきた壁内配線ケーブルにカバーをかぶせてあげました。

ドルフィンのN谷さんの言では、シールドは0.05mmの銀線で編んだものだそうです。(以前は0.12mmだったそうです。)
カーボンメッシュはシールドより少し長めにして使用しているのですが、アース線に比べてケーブルの径が2mm太い電源線ではなぜかあまり伸びなくて銀シールドと同じくらいの長さでまとまりました。

ケーブルカバーの有り無しでの音の違いは今まで試したことがなかったのですが、違いは結構大きいです。
音調が力強い方向にがらっと変わります。

もう少しコンセントに近い所までシールドしてやった方が良いと思いますが、不器用な私がコンセントへの結線を余裕を持って行えるように考慮してあまらせています。


2007年7月7日土曜日

コンセント位置の変更

今日も一日中雨。外出する気になれない。
だからというわけではないのですが、今日は少し面倒なオーディオセッティングのアプローチにチャレンジ。

前段機器用の壁コンセントを40cm程引っ張り出してきてラックに固定しました。
うちの場合、壁は土壁で強度は全くないので柱に20mm厚の木の板を取り付けてそこに壁コンセントをベースを介して取り付けていました。
強度のない壁に横から取り付ける形では振動対策的な観点からは良くないだろうと思っての改善です。

以前、自作タップを同じようにラックに固定していましたが今回は線の太さが太いためプラスチックのコンセントボックスは使用していません。
コンセントベースにCFRPのブラケットをねじで固定してラックにクランプしてあるだけです。

100Vとアースの壁内配線はより線を使っているとはいえ、畳と梁との間に微妙に挟まっているらしくてそのままでは引っ張り出すことができないので、畳をあげて、床板を外して線を引っ張り出すことになった。

ついでに
・100Vとアース線が床下で仲良く絡まっていたので、引き離してあげた。
・梁に線が押し付けられる部分にフェルトを挟んだ。
というところ。

音はむあっと空気感が出るような感じでなかなか良好です。
じめじめした空気の中でいい汗をかきましたが、コストゼロですし、ついでに日頃手が届かない所の掃除などもできてなかなか充実したチャレンジでした。


2007年6月30日土曜日

バイク趣味のお寒い状況

バイク屋さんとお話していて聞いたのですが、ホンダは国内250ccクラスのラインナップを30%くらいに削減するそうです。
他のメーカーも似たような感じで、国内モデルはこの10年ほとんど新車が登場していないのに加えてモデル数も大幅減少になる。
環境対策のためにはエンジンをインジェクション化する必要があり、そのためには価格を大幅に上げなくてはならず採算がとれなくなるのがその理由です。

バイクもオーディオと同じで間口が狭い趣味となってきました。
私が乗っているSV650はヨーロッパではすごく人気がある車種なのですが、国内モデルは存在せず余計にお金を払って(約20万円)逆輸入して手に入れなければいけない。

そして逆輸入車は国内モデルほどの手厚いメーカーサポートを受けることができない。

日本は世界に誇る最大の2輪メーカーを擁するにもかかわらず、国内でのこの寒い状況は何とかならないものだろうか。


2007年6月24日日曜日

ACプラグの固定

コンセントベースのER-BX/PSは「自己完結型」の振動対策を唄っているアイテムです。
それならば壁コンセントだけでなく、ACプラグも機械的に固定できれば素晴らしい改善効果が得られるのではないかと想像します。
ちなみにACプラグは20A用のもので通常のプラグよりはブレード部分での連結力は強いです。

ということで余っているCFRP材とインシュロックを使って簡易的にACプラグを固定してみました。
音はクッキリシャッキリ系に変化し、少々荒れも気になりますがエージングで何とかなりそう。
それをおいておいても低音が飛び出して部屋の中を浮遊するような感じがなかなかグッドです。

そのうちもう少しましなものを低コストで実現させてみようと思います。


2007年6月16日土曜日

CB400SFに乗ってみた

SV650をバイク屋さんに預けてきたので、代車としてCB400SFを借りてきました。
SVのメンテはフロントタイヤとフロントフォークオイルの交換です。

CB400SFは中型では最も売れているバイクの一つですが、考えてみたら乗るのは初めてです。
SV650と比べてみて気づいたことをあげてみると、

・足つきがめちゃくちゃいい。SVは片足のつま先しか着きませんが、CBは両足べったり。サスの硬さの影響が大きいかも。

・発進がイージー。SVは気を抜くとすぐにエンストします。

・加速が静か&滑らかで、エンジンがモーターみたいな感触。回転上昇が早いので体感加速が早く感じます。

・ポジションはゆったり。ハンドル位置が高く重心が低くて車体のバランスをとりやすくジムカーナにはかなり使いやすそう。

SVと比べると良い所ばかり目に付きますが(笑)、エンジンのフィールはVツインに慣れているとかなり物足りないですね。
売れているバイクだけあって乗りやすくて完成度は高いです。


2007年6月10日日曜日

オーディオ屋さんて

ドルフィンのN谷さんとメールでやり取りをしていて、ΩSACD2のメカ天板のCFRP化をやったのかどうかを聞かれた。
メカ天板のCFRP化に関してはN岡さんとやり取りを行って実現したものなので、N谷さんは興味がなかったのかもしれないが私はドルフィンのBBSにこれに関しては使用感を書き込んだりしているので、N谷さんがこのことを今まで認識していないということがかなり意外だった。

BBSに書き込んだときにBBSに貼り付けてもらおうと思ってメカ天板の写真をドルフィン宛に送っていたのだが、再度別の写真を今回送ってやっとN谷さんは合点してくれた。

お客さんが多いでしょうからいちいち一人一人の状況を把握するのは無理があるのは分かりますが、今回の件には少々あきれてしまった。

私がドルフィンのBBSに書き込むのは、単純に良い仕事をしてもらった時の感謝の気持ちを表したくて今まで書き込んでいます。
それをお店がどんな風に受け取ろうとその気持ちとは何の関係もないですが、少なくともまた書いてみようという気持ちにはなれないのは確かなことです。

良い品物を提供してもらえるということに関しては素晴らしいお店なのですが、その他の部分では他のお店と大差ないところが残念ですね。

2007年6月9日土曜日

ER-DACを映像機器で使う

使う頻度がめっきり減ってしまったSR-DVD+ER-DAC。
もったいないのでER-DACにHDレコーダーXW31のデジタル音声出力をつないで使ってみました。
(デジタル出力設定をビットストリームからPCMに変更してやる必要があります。)

音質はかなりいけています。
力強くカチッとして奥行きが随分深くなります。
これと比べるとXW31のアナログ音声出力の音は随分とにじんでボケ気味に感じてしまいます。

映画の音声のダイナミックレンジの拡大は素晴らしいですし、NHKのクラシック放送番組の音声はXW31のアナログ出力の音では物足りなかったのですが随分聴けるものになりました。

ちっちゃくて使いやすいのに実力は大関クラスのER-DACは重宝しています。



2007年6月3日日曜日

食指が伸びないBDパッケージ

放送波をアンテナ受信するようになって、プロジェクターAE900のHDMI入力の画質調整をきっちり追い込んでやったら我ながら素晴らしい画質になった。
実売20万円を大きく切っていたフルHDでないプロジェクターでここまでハイビジョン画質を堪能できれば文句のないところ。

ちなみに私のプロジェクターのセッティングは電源ケーブルにノイズ対策を施して、オス側のプラグをワッタゲートに交換してあるくらいのものです。

ここまで素晴らしい画質の味を覚えてしまうと逆に今まで楽しめていたDVDの画質では物足りなくなってしまう。
WOWOW等のハイビジョンソースを提供してくれる放送局の仕事振りには感心するばかりです。

DVD、特に邦画作品に多いのですが最新の映画であっても画質や音質には???なものが多すぎると思う。
映画「寝ずの番」などはCS放送の方がましなのではないかと思えるくらいひどい。
それとは逆にハイビジョン放送では例え古い作品であっても驚くほど高画質&高音質で提供されている。(例外もありますが。)

まだ数はあまり出ていませんが、そろそろブルーレイディスクソフトにも食指を伸ばしてみようかと物色していて「劇場版パトレイバー」が出ているのに気づいたのですが、このパッケージはDVDと抱き合わせになっているようです。
多分メーカー側はその商品の価格を先に決めて、後は付加価値をつけて商品パッケージを売り出しているだけなのでしょう。

このタイトルに関してはDVDで発売されたときもLDのような大型のパッケージで高価格設定になっていました。
こんな売り方をされるとファンとしてはかなりしらけてしまうのですけどね。。。。

どうも「パッケージメディア」に関してはあまり良い展望が見えない今日この頃です。

2007年5月27日日曜日

録画タイトルの価値

先週の金曜日の夜に地上波デジタルで「紅の豚」のハイビジョン放送をやっていた。
市販のDVDソフトの画質はちっともよろしくないので、ハイビジョンでどのくらい良くなっているのか気になって放送とリアルタイムに比較してみました。

放送と同じシーンをDVDで再生しながら、プロジェクターの映像入力を切り替えて見比べて見たわけです。
放送の「紅の豚」はハイビジョン放送としてのレベルはそれ程高いものではないのですが、DVDと比べるとノイズがほとんど載ってこないきれいな絵です。

きれいな絵なのですが、どこか色がつるんとしていて奥行きを感じないのが気になる所。

HDレコーダーは放送を鑑賞したり、記録したりする性能にはまったく不満がないのですが、それは扱っているコンテンツの規格上の優位さであってレコーダーの「モノ」としてのレベルが高いわけではないと感じています。

これは例えBDレコーダーでHD画質でディスクに保存できても、その規格のポテンシャルを余す所なく発揮できるプレーヤーが存在しないといつまでも付きまとう「もやもやした気持ち」を持ち続けることになりそう。

レコーダーで記録したDVDをレコーダーで再生するような環境は遣い勝手も悪いし、クオリティ的にも納得することが出来ないしということで悩ましい所です。
世間ではパソコンをディスクプレーヤーとして使用する例が増えてきていますが、自由度という観点からすればそれは大いに「有り」です。
しかし肝心のクオリティや使い勝手がパソコンでは全然駄目なんだよな~。

気持ちがすっきりしませんが、放送は保存するものではなく「見るだけのもの」と割り切れば問題ないかな。

2007年5月24日木曜日

DVD再生環境の比較

WINDOWSをMEからXPに変えて、DVDドライブをCPRMに対応したものに変え、DVD再生ソフトをWinDVDの最新のものに変え、グライフィックカードのドライバを最新のものに更新してやった後にパソコンでDVDを再生したら以前と比べて随分と画質が良くなっているように感じます。

これはもしかしたらリファレンス足りえるのかもしれないと思って、SR-DVDやXW31とDVDの再生画質を厳密に比較してみることにしました。

何年か前にも同じことをプロジェクターを使ってスクリーンに投影してやってみたことはあるのですが、パソコンで再生するDVDの画質はしょぼすぎて話しになりませんでした。

で今回の結果ですが、
SR-DVD > PC ≧ XW31 というところです。

パソコンは意外と健闘しています。(解像度がなぜか厳密に合わないのですが)
ただSR-DVDとの差は大きく、PCの絵はノイズっぽくて階調表現も甘いです。

XW31はSNはまあまあですが、色がべたっとして少々あざといです。

SR-DVDが良い秘密は電源や、CFRPのカバーなどの優位性が大きいかもしれません。


・XW31はHDMIケーブルで接続。
 電源ケーブルは付属品。

・PCはD-SUB15ピンケーブルで接続。グラフィックカードはGeForce FX5200(結構古いです。)
 電源ケーブルはAmati PS2(ドルフィン)。

・SR-DVDはコンポネントケーブルで接続。(Amati Component)
 電源ケーブルはAmati PS XP。

2007年5月20日日曜日

ツーリング200705

今日は阿蘇方面へツーリングに行ってきました。
目的地は仙酔峡で今が満開のツツジを見に行くのですが、今日の4人のメンバーの性格上まっしぐらに目的地を目指すのではなく回り道ばかりして「走り」を楽しむツーリングとなりました。

肝心のツツジは2,3日前が満開だったそうで素晴らしい景色を楽しむことが出来ました。
(走行距離:458.8km)

今日のメンバーは、

・GSX-1300R(隼) 燃調がおかしいようでエンストしたりドン付きしたりで乗りにくそうです。

・GSX-R750(00) コーチ二人から「走り」のレクチャーをみっちり受けてました。

・GSX-R1000(03) 高速コーナーのスピードが尋常ではなく、彼の後ろを走るのはしんどいです。


2007年5月18日金曜日

ウミショー

何年か前に、講談社の今はなき「UPPERS」で「イヌっネコっジャンプ!」というマンガでデビューしていたはっとりみつる氏が、少年誌で連載しているのは全然知りませんでした。

「ウミショー ケンコー全裸系水泳部」という作品ですが。(かなり恥ずかしいタイトルですね。)
少年漫画なのになぜか青年誌のころよりお色気度が増してます。(笑)

個人的に水泳は好きでたまにプールに出かけるのですが、泳ぎこんで引き締まったボディの女性が競泳用の水着を着用している姿にはすごく憧れるものがあります。

視力が低いので良く見えないのですけど。。。(笑)


2007年5月6日日曜日

録画DVDが再生できない

デジタル放送アイテムを手にした後にいつもなにか問題に気づくのですが、コピワン放送のDVD-Rへの記録はVRモードでしか出来なくて、当然にSR-DVDでは再生できない。
SR-DVDはセルDVDの再生でしか使えない。。。とほほ。

居間にあるサブシステムで、PanasonicのDVDプレーヤーDVD-S50を使っているのですが、この2万円程度で購入できる廉価プレーヤでは実質全ての方式のディスクに対応している。

これからの時代、映像プレーヤに投資する価値がどんどん薄れていくように感じます。

しかし、こんなんでHDレコーダーなんて普及するのかな。


2007年5月4日金曜日

パラボラアンテナで受信セットアップ

注文していたBS/CSアンテナとHDレコーダーのセッティングがやっと完了しました。

日が暮れてから今まで使っていたCATVと画質の比較をしてみました。
ハイビジョン放送特有のくっきり、しゃっきり感はCATVの方がわずかに上でした。
プロジェクターの性能限界がしれてますので厳密な比較にはなっていないのだと思いますが、どちらが優れた画質なのか判断が難しいです。(汗)

まあ録画の画質はダンチですし、CPRM対応DVD-Rに焼けたりとメリットがすごく多いので問題はないですが。

それから、最新のHDレコーダーのDVDプレーヤーとしてのパフォーマンスには少々驚きました。
かなりSR-DVDに迫ってます。まだ負けてはいませんが。
ちなみに接続はXW31がHDMIで、SR-DVDはコンポーネントです。
ただ音質は衛星放送も含めてまだまだ全然及ばないですね。

それからひとつ重要なことが分かりました。
CATVはBS-hiだけは1125iでその他のWOWOWなどは750pでしか見れなかったのでそれが普通だと思っていたのですが、XW31のアンテナ受信だとハイビジョン放送はすべて1125iで見れるようになりました。

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アンテナレベルは、地上デジタル 80 、WOWOW 60 、BShi 57 というところ。5/5(雨)

アンテナレベル: 地上デジタル 80 、WOWOW 64 、BShi 61 、 CS 64  5/8(晴れ)


2007年5月3日木曜日

SACDドライブの天板交換

ΩSACD2のドライブの天板を交換しました。
奈良岡さんが改造してくれたときにすでに1mm厚のCFRPに交換されていました。
それを60tタイプのCFRPで作り変えたものが今日ドルフィンから到着したわけです。

ノーマルのアルミ天板をスケッチしてマンガ絵を書いてN岡さんにメールで送っていたのですが、その図面そのままで製作されているようです。
厚みは1.2mmで出来あがっています。

インプレ等はドルフィンのBBSに書こうかと思います。


2007年5月2日水曜日

マフラー交換2

レオビンチ管についてもう少し。

エキゾーストパイプはチタン製でサイレンサー円周面はアルミで出来ています。
ブランドのロゴはアルミ製のシールで簡単に剥がすことができます。
私は派手なデザインが気に入らないので剥がしてます。

一般道や峠などを100kmくらい走ってきました。
走らせているうちにバイクか耳かになじんでくるようで、音量は最初ほど大きいとは感じなくなりました。
うるさ過ぎず、静か過ぎずちょうど良い音量です。

中速域からの追い越し加速などはノーマルよりは少し落ちる感じです。
上は7000回転くらいまでしか引っ張っていませんが、高回転に入れてやるとノーマルより気持ちスムーズに伸び、サウンドもブパァァーンという感じで気持ちが良いです。

重量軽減の効果は低速コーナーの切り返しでよく分かります。
以前よりはタイヤに根が生えたような感じでラインをトレースしやすいです。

しかしもっとも魅力を感じたのはだらだらと流しているときで、サウンドの雰囲気やレスポンスがノーマルより軽いためゆったりと流すことができます。


2007年4月30日月曜日

マフラー交換

1年半くらい前の転倒でSV650のサイレンサーには大きな傷が付いていました。
03年以降のバイクはキャタライザーが装備されていない車体は車検に通らなくなったので、スリップオンでサイレンサーを交換できないSV650はマフラーを交換するには、フルエキゾーストで変えるか、ノーマルエキパイを切断するかしないといけない。

それと私のSV650はインジェクションの不調が続いたためあまり投資する気にはならなかった。
しかしインジェクションの不調は、去年の12月にTPS(スロットルポジションセンサー)を交換することで今の所改善されている。

ということでマフラーを交換することにしました。
交換したのは、レオビンチ SBK レボリューション2 のフルエキゾーストタイプ。

バイクの車体はスリムなのですがノーマルのサイレンサーは太くて迫力があり、ミスマッチな外観でしたがレオビンチは車体に寄りそうなデザインでまとまりが良いです。
エキパイは溶接の仕上げが美しく、排気抵抗が少なそうななだらかなテーパー形状になっています。

重量はノーマル比-4kgとなりました。(ノーマル9kg、レオビンチ5kg)
車体の重量バランスが良くなるのではないかと期待できます。

排気音はやや大き目です。
知り合いのGSX-R1000でスリップオンタイプのレオビンチ管を付けているマシンはノーマルよりやや大きいくらいの音量なのですが、SV650の場合は2気筒+フルエキのせいかノーマルよりはかなり音量がアップします。

音質は乾いた軽い感じの音ですが、中回転以上はドリュューという連続音が少々うるさく住宅地では4000回転以上は使えないですね。

バイク屋さんから自宅に乗って帰ってきただけで全然回していないのですが、アクセル低開度時のレスポンスはノーマルより良く、扱いやすいです。
レオビンチは廉価ですが、作りも良く、納期もSV650用は注文してから5週間ほどで入荷しました。
オススメです。