2007年9月14日金曜日

アルバイトの思い出2

大学生の頃のアルバイトの話をもうひとつ。
プールのバイトに行く前の夏のバイトで、某デパートでお中元の伝票整理のバイトをやっていました。

この職場は男が私と社員の男性の二人だけで、残りは15人くらいバイトの若い女性ばかりという、人によってはかなり恵まれた環境でした。(私は結構苦痛でしたが(汗))

仕事はうろ覚えですが、機械で印刷されて出てくる伝票を仕分けするだけだったと思います。
伝票はお中元の差出人別に出てくるのですが、中には大口のお客さんもいて一名義でかなりの数の相手に送られる人もいました。

中でもずば抜けて数が多かったのが、政治家の安倍晋太郎さんのものでした。
確か安倍さんの伝票は朝から夕方までずっと扱い続けるくらいの数だったと思います。

山口県が支持母体だった安倍さんがどういう縁で隣の県の北九州のデパートを使っていたのかは分かりません。
大物政治家の人脈のすさまじさを実感できる体験でした。

その大物政治家の晋太郎さんは総理大臣になることなく世を去りました。
その次男の晋三さんは父の悲願であった総理大臣になりましたが、その大志を満足に発揮させることなく総理の地位を追われました。

私のような凡夫とは違って総理大臣ともなるとかかわってくる人間の数、頭を悩ませる事案の数など想像を絶するものでしょう。
個人的に晋三さんは「品がある」「誠実である」という2点では、他になかなかお目にかかれないタイプの政治家だったと思います。


考えてみるに最悪の政治家とはどういうものかというと、

1.国民を奴隷のように扱い、自分とその眷属のみの利益の為に動くタイプ。
→これは専制君主体制で陥りやすいパターンですね。

2.メディアを意のままにコントロールし国民を欺き、実質的に1.と同じような動機で動くタイプ。
→現アメリカ大統領はこれを多少実現してます。


今回、トップから引き摺り下ろされた安倍さんは本人には何も落ち度がなかったと思う。
なぜメディアでここまでバッシングされることになったのか、私には多分永遠に理解できないと思う。
良くも悪くも日本は平和な国ということなのでしょう。

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