2016年12月30日金曜日

今期のTVアニメーション1612

今期は豊作でしたね。途中まで半分くらい観ていた作品もありなかなか観る時間を確保できなかったくらいです。
最後まで鑑賞したのは

・ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
・魔法少女育成計画
・聖闘士星矢 黄金魂
・響け!ユーフォニアム2

この4作品です。いずれもBS11の放送。

・ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない


露伴のヘブンズドアは先手さえとれれば無敵だと思うのですが作中ではそれが通用しない敵が連続しますね。仗助以下束になってかかってもなかなか勝てないキラークイーンでしたがスタンドを持たない早人の活躍で勝利につながるあたりがとってもおもしろい。


・魔法少女育成計画


魔法少女という言葉から連想されるきらきらした陽性さとは違ってまどかマギカから続くダークな作品です。ただしまどかのようなエントロピーとか円環の理といったような意味深なテーマではなくて第三者の娯楽のために魔法少女のサバイバルゲームをやっている感が強い。ただのバトルロイヤルなら観なかったのですがこの作品の先が読めない展開は素晴らしいと思います。
下は漢字の書き取りをやってるような子供から上はアル中の主婦までキャラクターの幅が広く、人畜無害と思われた娘が実は極めて殺傷能力が高いスキルを持っていたというような。
ナノさんのEDテーマ曲を聴いていると散っていた魔法少女の姿が偲ばれます。



・聖闘士星矢 黄金魂


80年代から続く、小宇宙(コスモ)を燃やしながらメンバーの力を合わせて邪悪な敵と戦う男の子向け作品です(笑)。80年代に故荒木伸吾さんが手がけた星矢がすばらしい傑作で現在の星矢がどんななのか気になって観てみた次第。ゴールド聖闘士達が活躍する内容はやっぱ単純にかっこいいですね。CMを見ているとゴッドクロスのフィギュアが欲しくなってきます(笑)。


・響け!ユーフォニアム2


今期の本命作品です。初回が1時間枠だったりと気合が入ってます。
例えば花形スポーツの野球部だと試合のプレイヤーは9人ですが吹奏楽部のコンクールだと何十人という人間でチームを構成します。それでもあぶれてしまうメンバーがいるわけですがその人達にもスポットを当てるようなシーンがありいいなと思います。部活でも家庭でもおこる人間関係のトラブルに直面しそれを一つずつ乗り越えていく黄前ちゃんのボケと真剣さがこの娘の光るところ。脚フェチ的なカットを随所に入れているのもいいかも?(笑)。

2016年12月27日火曜日

マジカルミライ2016 BD

例年3月発売だったミクさんの本命ライブディスクですが昨年は1月、今年は年内の12月発売と前倒しになってきてます。


正直近年の流れから内容に関しては期待していなくて惰性で購入してちょっと観てみようかという感じで観てみるといい意味で期待を裏切られました。

最近中島みゆきさんのライブBDのクオリティの高さに感心していたのですがミクさんのこのパッケージも大幅に画質・音質がUPしてますね。
毎年製作会社を変更していたのが今年は2年続けてビクターが手がけていますがそれが功を奏したのかな。

ステージパフォーマンスもリセットさせたと言ってもいいくらい内容が変わっていて新鮮味がありました。
個人的にDECO*27さんの最新アルバムはもう一つだったのですがライブパフォーマンスで観ると最高でした。(笑)
全体的にもトランス系のノリの良い曲が特に良かったですね。
新しいバンドメンバーもいい仕事してます。特に昨年までの安っぽいキーボードがずっと良くなったのは良かったです。

ステージの造りもスクリーンの存在がほとんど分からないレベルになってますし、ディスプレイの画質も良いです。

難を言えば「39」など定番の曲にも何かしら新しい要素を加えて欲しかったところくらいでしょうか。
一度は落としていた「どうぶつ占い」が復活しているのはサプライズでした。
選曲には個人的にまだ再考の余地がある(萌え要素を増やして欲しい)と思っているのですが点数は90点を付けます。

2016年12月25日日曜日

女子柔道部物語01

原作:恵本裕子さん、脚色・構成・作画:小林まことさんで女子柔道部物語の1巻が出てますね。


約25年くらい前の柔道部物語では男子高校生が初心者から高校チャンピオンになるまでを描いた壮大?な物語で熱くなったものでした。
後半に登場したライバル、西野の変態的な強さには何となくあこがれるものがありました。
どのスポーツでもそうですが武道でも努力だけではダメで独特なセンスがないと強くはなれないと思う。
例えば最初に痛い目にあったときにショックで泣きそうになるか反対に闘争心が燃え上がるかなど。
三五の強さの秘密は筋肉の質と集中力にあったのかなと思いますね。

女子のスポーツは男子とは違った意味で厳しい世界だと思います。
例えば柔道では中学生が世界チャンピオンになったりしましたが男子の世界ではありえないですよね。
レベルが違うと一言で片付けてしまうこともできるけれど女子の肉体的な特性にもよるところがあるのかなとも思います。(男子よりも早く成長がすすむというような)

いきなり世界戦のシーンから始まっておやっと思いましたがちゃんと初心者からじっくりと描いていくようでこれからの展開がすごく楽しみな作品です。


2016年12月17日土曜日

ギャラリーフェイク33

一度は完結した細野不二彦氏の漫画作品「ギャラリーフェイク」ですが11年ぶりに復活してますね。続きの33巻が出てたので店頭で購入しました。


32巻までの単行本はもうすでに手元にはないですが久しぶりに見る同作品は依然とイメージもクオリティも全く変わってなくて面白いです。(「ヒーローズカムバック」で一作品描いてましたが。)

ギャラリーフェイクで面白いのは美術に関してお勉強になるのと評判の悪い画商藤田が本当のところは。。。という裏の側面でしょうか。
手塚治虫さんのブラックジャックにも通じる逆説的な面白さですね。

久しぶりに読んで印象に残ったのは本物を見分ける知識や技術は大事なのですが最も大事なのは本物に魅せられる審美眼というところでしょうか。

2016年12月14日水曜日

今年を振り返って2016

少し早いですがオーディオ&ビジュアル趣味で今年を振り返ってみます。
今年の大きなトピックは ・ファイル再生を始めたこと ・サブウーファーを2台体勢にしたこと
の二つですね。

今時ファイル再生は特に珍しいことではないですがある程度クオリティを追求してやろうとするとまだ選択肢はそう多くはないですね。
私のようにAVプリアンプとオーディオ用NASを組み合わせたスタイルは少数派だと思います。
だけどこのスタイルだとそれ程大きな投資をせずとも簡単になかなか使えるパフォーマンスを手に入れることができてお得でした。
HP5509にfidataを追加して得られたものは同じ金額でCDプレーヤーを導入したとしても得られないパフォーマンスでデッドストック状態だった音源を簡単に再生出来るようになったという利便性もはかりしれないです。
他のAVセンターを試してはいないのですがHP5509の性能の高さもパフォーマンスに大きく影響しているのではないかと思います。

将来ネットワークオーディオをどうしたいというのは大体方向は決まっています。
私の場合はマルチチャンネル再生にこだわりたいのでAVプリがシステムの中核になるスタイルは普遍です。
なのでファイル再生をグレードアップさせようとするにはネットワークトランスポートを導入してAVプリとデジタル接続してマルチチャンネル再生で行くことになります。
今現在選べるトランスポートは限られていますしCDトランスポートのMERIDIAN800が健在であれば特に変更の必要もないですね。

サブウーファー2台体勢は一組の大型スピーカーに頼らずともスケールの大きな再生が出来るという点で大変優れていると思います。移動は分割してしまえば簡単ですしね。
これも中核となっているHP5509があるからオーディオ再生でもスムーズにサブウーファーを使いこなせるという面があります。
メインのスピーカーとSWをムジークで統一したことで音のバランスもきれいに合わせることが出来ました。

ただ古い方のSWは約半年ぶりですがまた不快なノイズが復活しました。いろいろ条件を振って様子を見ていますがこれという決め手はまだないですね。来年には結論を出してダメなら買い換えを検討する予定です。

他にはBDレコーダーのDMR-BW970はHDディスクの寿命などもそろそろ気になるので更新したいところなのですがこの機体は本体価格以上の金額を投じて改造してあることもありパフォーマンスが色あせない魅力があります。
最新のレコーダーのUBZ1に更新してどうパフォーマンスが変わるのか読めないところが悩ましい。特に録画の性能が。
BW970だとBDの再生でローディングに時間がかかって使い勝手が悪いところなども気になるところですね。まあもうしばらく悩むことにしましょうか。(笑)


2016年12月10日土曜日

AIMビルのフェア2016

今日は恒例の地元のオーディオ&ビジュアルフェアに行ってきました。
昨年に比べると今年は集まった商社・メーカーの数は減ったように感じますが内容的には結構濃かったかなとも思います。
視聴したシステムの感想を記しておきます。


SA-10(MARANTZ) → C-3850(ACCUPHASE) → A-70 → 800D3(B&W)

絶対的な性能は高い。特に中高域の解像度がすごくて一瞬ぞくっとしてしまいました。某評論家がマランツの試聴室で白のキャンバスではなくてガラスのキャンバスに絵を描いたようだと形容したそうですが色彩的な意味合いもありますが個人的にはガラスのように硬質な表現だとも思います。
802D3より寸法はわずかに大きい程度で重量も1.5kg増しということですが音は善し悪しは別にして結構違います。まずフラッグシップを先に出してから下位機を出すのが流儀としては正しいと思うのですがどうでしょう。これは別のオーディオ製品にも言えることですけどね。



HERITAGE SACD HE/P(ORPHEUS) → Illusion(KRELL) → Solo575 → Hailey(YG)

先のB&Wとは対照的に中域を中心に凝縮されたような音。パワーアンプのSolo575は自宅で視聴させてもらったことがあるのでこの濃密で空気感満載の音はなるほどなという感じです。
私はどちらかといえば解像度志向なのでこの傾向は私の望む方向でないことが再確認できました。とろんととろけるような濃密さは独特な魅力だとは思いますが。



PC → NADAC(MERGING) → XS PRE(PASS) → XI MK2 → M3(MAGICO)

マジコはQシリーズがMシリーズとして刷新されるそうです。随分アグレッシブに製品を開発するブランドですが音は他メーカーより頭一つ抜け出ているかなと思います。ものすごく反応が俊敏でサウンドステージが広い。ステレオなのにマルチチャンネルっぽい鳴り方をします。PCのファイル再生には懐疑的な私の耳でもこの音には参りました。
MCD550(McIntosh)を使ってCD再生も行っていました。打ち上げ花火の音を収録したデモディスクは面白かったです。



Firebird(DR.FEICKERT ANALOGUE) → 100(Burmester) → M9(DANIEL HERTZ) → M3

ダニエルヘルツ(マーク・レビンソン)が普及を目指して開発したコンパクトスピーカー。見かけと違い音は厚みがあって迫力があります。上で記したシステムで鳴らすのがパフォーマンスは一番良かったのですがプリメインアンプのM9はDACが搭載されていたりbluetoothで接続できたりするということで、iPADでファイル再生したり061(Bulmester)をCDトランスポートとしてCD再生したりもしてました。


映像のブースでは、ヤマハ、パイオニア、JVCのデモを体験しました。
一番の目的はJVCのプロジェクター DLA-Z1の映像が観たかったのですが午後のJVCの番が来るまでずっとSONYのVPL-VW535を使っていて待たされました。Z1の映像は素晴らしいですが4Kパネル搭載機の価格が高騰気味なのは少ししらけますね。高級機の割にVW535もZ1も調子が悪いみたいでスムーズなデモが出来ていませんでしたし。
ドルビーアトモスのデモをやっていますがスピーカーの頭上配置は今年はやってませんでした。この配置って一般家庭に導入する人いるのかな?とかなり疑問です。
ヤマハがデモで使っていた中島みゆきさんのライブBDが良さそうなので購入しようと思います。

2016年12月3日土曜日

SV650試乗

GSR750のFフェンダーを付け替えにバイク屋さんに行ってきました。
Fフェンダー側面に付いているホース固定用のブラケットが干渉してホイールを外さないとFフェンダーが外せなくて工賃が3200円かかりました。
うーんどこか抜けてる感じがSUZUKIらしいといえばらしい。

ついでなので展示車として置いてある新型のSV650を試乗させてもらいました。
GSR750の前にSV650(03)その前にSV400(98)に乗っていたので現行モデルには興味津々です。
それにしても過去ネイキッドタイプのSVは国内で全く売れなかったのによくネイキッド専用でSVを出したなというのがちょっと驚きでありSUZUKIらしいといえばらしい。

現行モデルはSVの後継というよりはGLADIUSの後継という方が正しいと思う。
スチールフレームや13Lという小さなタンクがその理由ですがコストを随分切り詰めてまとめたなという感じ。慣らし後のツーリングでは燃費29km/L行ったそうなのでタンク容量はそれほど問題ないかもです。

またがる前から一目瞭然ですが車体は小さいです。250ccにしか見えません。
またがってみると足つき性はGSR750の純正と同じくらい。カタログ値の785mmよりは高く感じるけど車体が軽く小さいので全く不安はない。
ハンドルはお店で変更されていますが元々高めですね。GSF750みたいな感じ。個人的な好みではSV650(03)の低く近いハンドルはベストポジションでした。

セルはクラッチを握らなくても回り一発でエンジン始動する。
エンジンはテイスティな鼓動が気持ちがいい。流しててもいいし加速も結構鋭い。暴力的な加速は無いけど回した分だけリニアに加速する感じ。
GSR750もそうだけどアイドル時ギヤを1速にいれるとエンジン回転が少し上昇する。
渋滞時の操作やUターンなどが楽ですね。

多分シート高を低くするためだと思うけどシートが板みたいでかちかちに硬い。GSR750のシートはネット上では評判が良くないみたいだけど個人的には全く問題ない。だけどSV650のこのシートは何か対策しないとツーリングはかなりきついと思う。店主はシートの皮の下に緩衝材を入れる予定だそうだ。

総合的にエンジン以外は上質感を期待できるマシンじゃないけれど乗りやすいし足りない部分をカスタムしていくのを前提にしたベース車としては良いマシンだと思う。


2016年11月26日土曜日

GSRのFフェンダー

GSR750は往復70km弱の通勤でも使ってますが今週で今年のツーキングはおしまいかなというところですね。
今週は月曜日だけ使ったのですが天気予報が見事に外れて夜雨の中を都市高速を使って帰ってきました。
クシタニのゴアテックス・ジャケットとレザージーンズの装備は快適でしとしと程度の雨なら全く問題ないですね。
ただ夜の雨は目が見えにくくて危ないかな。

GSRのフロントフェンダーは以前早朝ツーリングの朝にディスクロックを外し忘れて傷つけてしまいましたが最近2回目をやってしまいました。
もともと工事中のスーパーの駐輪場で狭いところを切り返していてこすった部分もあります。




気にしなければどうと言うことはないのですがショップにFフェンダーの金額を聞いてみたら安かったので交換することにしました。パーツ代は7650円です。国産車のいいところですね。


2016年11月19日土曜日

ノア+アーク・ジョイア視聴

先週に続き今週もMAXオーディさんのところで視聴会。

今日視聴したシステムは

Firebird(DR.FEICKERT ANALOGUE) → 100(Burmester)  → Passive Pre-amplifier(BESPOKE AUDIO)  → 911MK3(Burmester)  → IL CREMONESE(Sonus faber)



前半はアナログディスクの再生で後半は DP-720(Accuphase)  も使ってCDやSACD再生も行いました。

進行役は評論家の和田博巳氏。
7月のイベントには私は参加しなかったので和田氏の講演は初めての経験です。
雑誌を通じて氏について感じるのはオーディオに対してより音楽に対しての造詣の方が深いように感じていたのですが実際にお話を聞いてみるとやはりその通りの方だと思います。

氏のオーディオの話で興味深かったのは機器のセッティングについて、
スピーカーは空間に単独でぽつんと置くこと。

1.前段機器をフロントスピーカーの間に置く
2.前段機器をリスナーとフロントスピーカーの間に置く
のはダメで
3.前段機器はスピーカーから離してサイドの壁際に置くのが正しい。
というところ。これは私の考えとも全く同じです。理想は完全に隠してしまうことでしょう。

今回のシステムで使っているプリアンプは名前の通りパッシブプリアンプなのですがパッシブアッテネータではなくてトランスアッテネータになるそうです。原理的なことは私もよく分かっていません。
パッシブなのに電源があるのはボリュームのモーターを駆動するためだそうです。
今回のシステムの音はこのパッシブプリアンプの影響が少なからず大きいような気がします。
どこか肉厚感よりも贅肉を感じさせず音像を濃く深く描きスピードも速い。

そういうところは私のシステムの音像の描き方と似ているのですがホームオーディオらしい華やかさはこちらの方が断然上ですね。
楽器や人の声が本物っぽくてリアル志向の音です。ソナスファベールのスピーカーとしては過去聴いた中で最も完成度が高い音だと思います。



2016年11月13日日曜日

EXAKTシステム視聴

LINNのEXAKTシステムの音が聴けるということでMAXオーディオさんのところに一寸お邪魔してきました。



視聴したシステムは

DP-950(ACCUPHASE) → KLIMAX EXAKT DSM(LINN) → KLIMAX EXAKTBOX → KLIMAX TWIN×3 → S9900(JBL)

システムの構成についてはLINNの担当の方が丁寧に説明してくれてよく分かっていない私でも理解できました。

EXAKT DSM はデジタルやアナログの信号を受け付けるターミナル+プレーヤーのような機材で独自のデジタル伝送方式で EXAKTBOX に信号を送ります。
DSMの前段にはNASやインターネット、CDプレイヤーなどを接続します。アナログ信号はデジタルに変換されます。ファイル再生でNASの音源を再生してましたが持参したCDをすでに用意されていたCDプレイヤーで再生してもらいました。

EXAKTBOX でアップサンプリングやデジタルボリュームを経てDA変換されアナログ出力されます。
アナログ出力はパワーアンプに入力されS9900に出力されます。
ただしS9900はネットワークが取り外されておりEXAKTBOXのチャンネルデバイダ機能を使ってS9900の各ユニットを個別に駆動するマルチアンプ構成になっています。なのでステレオパワーアンプが3台用意されています。

デジタル処理を核にしたマルチアンプシステムというのはAVプリとムジークを組み合わせた私のシステムの趣味と合致するのでこのLINNが提唱するシステムのパフォーマンスには大変興味があります。

ただこの方式ではGOLDMUNDやMERIDIANのシステムもそうですがパフォーマンスが理屈倒れになってしまっているような実感があります。
スピーカーの最終段までデジタルで伝送するのにデジタルの伝送経路を長くとるのとアナログで伝送経路を長くとるのとどちらがいいのか疑問があります。例えばHDMIで映像信号を長く引き回すのにクオリティが問題になるように。

今回のシステムはパワーアンプからスピーカーまでがアナログ伝送で長い経路をとっているので伝送ロスの観点からは少し中途半端な気がします。
アクティブスピーカーならスピーカーケーブルを最短に出来てそのパフォーマンスも伝送ロスの観点からは優れてるんじゃないかと経験的に感じているので。

パフォーマンスの感想に関しては元々LINNシステムの音は合わないと思っていることもありここには記さないことにします。
しかしマルチアンプシステムの音を他所で体験するのは貴重なので良い体験が出来たと思います。自分のシステムが独特なパフォーマンスであることが確認できました。

2016年11月12日土曜日

リン+フューレン試聴

今日はMAXオーディオさんのところで行われた視聴会に行ってきました。
例年11月に行われているAIMビルのフェアが来月予定ということで今月は毎週のように店舗でのイベントが計画されているようです。

今回視聴したシステムは

型式不明NAS(QNAP) → KLIMAX DS/3(LINN) → Jubilee Pre(OCTAVE) → MRE220 → Master Line Source2(PIEGA)



進行役は評論家の山本浩司氏。

パワーアンプは最初の30分程はステレオアンプの RE320 を使っていました。
アンプの電源には強化電源の SUPER BLACK BOX(OCTAVE) を組み合わせていました。
NASに関しては隠すように設置してあり実物を確認することが出来ませんでした。

PIEGAのスピーカーは4機の同軸型リボンユニットが搭載され裏側は音響レンズになっている。
2機の220mmウーファーも背面に同径のパッシブラジエータが搭載され逆相の音を放出しているそうです。構造的には新鮮で掛け値無しのハイエンド機ですね。

DSはDS/2も用意されていてDS/3との違いはレクチャーと合わせて音の違いも体験できました。
DSの構造的な違いはDACの違いですが音の差は意外と大きいですね。
比べるとDS/3はふっくらとしたニュアンス豊かな音です。60万円でバージョンアップ出来るそうです。

それからDSの機能である「スペース・オプティマイザ」つまり部屋の周波数特性を測定して補正する機能ですがこれも有り無しの違いを体験できました。
それほど大きな違いには感じませんでしたが使うと雑味が減りまとまりの良い音になります。
視聴はこの機能をずっとONにした状態で行われました。

ステレオアンプのRE320とモノラルアンプのMRE220との音質差は結構大きいです。RE320でもそれだけ聴くと問題ないですが比べると枠のようなものを感じます。MRE220だとより伸びやかにニュアンス豊かに鳴ります。

総合的に音のパフォーマンスは素晴らしいものでした。
PIEGAの音はどちらかといえばお風呂場的なエコーがかったサウンドですがこのシステムではふやけたような音にはならずに音像の骨格はしっかりしています。
OCTAVEは山本氏を中心にHIVI誌で高く評価されていますが映像作品で艶のあるセリフがいいという評価はなんとなく理解できます。

その場限りの急造システムでそれを感じさせない完成度の鳴りだったので高いレベルの再生が出来ていると言えるのですが自分の評価ではこの音はリアル方向というよりはテイスト方向の音ですね。長く聴いているとやや大味に感じます。
特に山本氏の思い入れが強いレッド・ツェペリンなどは何の思い入れもない私の耳にはひどい再生だな~という感想しか浮かびませんでした。
いずれにしても2時間の視聴イベントでしたが濃い内容のイベントでした。

2016年11月11日金曜日

アメリカの民主主義

もし今の時代に宇宙人が地球を訪れて人類の代表と会いたいと申し出たら会うのはたぶんアメリカ大統領になるのかなと思います。
そういうことで人類の代表を決める選挙としては一地球人として今回の選挙結果には関心がありましたね。
投票前のメディアの報道ではトランプ氏は一度も優位に立つことは無かったけど蓋を開けてみれば意外とあっさりと勝利しました。
メディアの報道は所詮声の大きい人=発信力のある人の声を主に紹介しているにすぎず現実は声の小さい人の方が多数派であったということなのでしょう。
日本ではよりメディアの情報に流される傾向が強いと思うのですが、アメリカではトランプ氏の本質をどう捕らえたかは別として下馬評を覆す結果となったのは民主主義が正常に機能している証拠だと思う。
なので終わった後で抗議行動を行っているような人たちは民主主義の観点からはすごく見苦しい行動だと思う。
個人的には魅力を感じる人物ではないけれど既得権益の上にあぐらをかいているようなエリート達と対決しどんな局面でも自分の我を通し続ける人物像は良い方なのか悪い方になるのか分からないけれどトランプ氏が歴史に大きな足跡を残す大統領になるような気がします。

2016年11月5日土曜日

ギター+バイオリンコンサート

MAXオーディオさんの音楽館で行われたクラシックコンサートに行ってきました。


山中恵理子さんは以前もピアノとのデュオでコンサートを行っていて今回私は2回目になります。
音楽館が今の場所に移動してからは初のコンサート参加です。
全席配置を考えられた指定席になっていて私のように一人で参加する人間もあまり居心地が悪い思いをすることがなくて良かったです。

九州出身の山中さんはモスクワの大学院で学ばれた縁から今回のロシア人のギタリストとのデュオが実現したということです。来日して山中さんの実家にホームステイしているそうです。
今回のコンサートが来日最後のイベントになるということで気合いが入っているようです。

自分の仕事で図面を書くのに日がなトラックボールやキーボードを操作していますが最近は年のせいか以前ほど指がうまく動かなくなってきたのを自覚します。
しかし今回のギタリストのように年配のごつい指の男がああも自在にクラシックギターを操ると尊敬の念を抱かざるを得ないですね。

山中さんのバイオリンも最初こそ少しよそよそしいのですが環境に合わせてチューニングしながら演奏しているのが功を奏したのかどんどん艶っぽい音色を奏でだして素晴らしい演奏でした。

ムジークのスピーカーを使い出して初めてプロの生演奏を聴く機会を得ましたが自分が進めてきたオーディオのアプローチが順調なことが確認できたと思います。

代車のADDRESS V125S

GSR750を車検に出してきたので代車としてADDRESS V125Sを借りてきました。


バイクで3年が初年度の車検は初めての経験です。以前は4輪とは違って2輪は2年で最初の車検を受けなくてはならなかったので。

GSRはリヤタイヤにPilotPower3を入れた今の乗り味はかなりソリッドで速いです。
サスペンションもハンドルも遊びがない感じでブレーキもよく効くし個人的には相当乗りやすいですね。やや足つきが悪いですがこれは短足ライダーの宿命ということで慣れ次第です。

さて代車のADDRESSですが走行2万キロを越えている車体ですが50ccの原付と変わらない車体のコンパクトさもあってかなり元気な特性です。
スタートダッシュだけならGSR250よりも速いと思う。簡単にウイリーしそう。

ただボードに座って車道を走っているようななんとも頼りないスクーター独特の乗り味はなんだか怖い。脚は固めのセッティングで乗り心地があまり良くないこともあってどっか飛んでいきそうな気がするのでコーナーなどは無茶できないなという感じ。

シート下にメットが入る収納スペースがあるので購入した弁当などを持って帰るにはこの上なく便利です。シートの開け方が分からなくて5分くらい悩みましたけど。(汗)
しかし私が使っているフルフェイスヘルメットのZ6は入れると蓋が閉まりませんでした。

メータが近すぎてフルフェイスヘルメットをかぶって走っていると視線の移動だけではメータを視認することができません。




2016年10月29日土曜日

GSRのタイヤ交換1610

GSR750のリヤだけタイヤを交換してきました。
今まで履いていたのは ミシュラン PilotRoad4 で走行15000kmというところです。


右側だけスリップサインが出ています。
フロントは1万kmで交換したのでリヤは比べると随分長持ちです。
前回はいていた ブリヂストン S20EVO が6000kmで交換だったので比較にならないくらいもちます。
フロントに比べるとリヤは減ってきてもそれ程違和感なく走れてました。

このくらいライフが長ければ十分なのでリヤは今回 PilotPower3 を入れました。
ミシュランはMACADAMの頃から使っていますがツーリングタイヤ以外のタイヤは初めてです。
PR4は性能的にはそれほど不満には思わないですが本気で負荷をかけるような走りをするとヌルッとくるような頼りなさを感じることもあります。


バイク屋さんでチェーンのコマも一つずつ丁寧に掃除と注油もしてもらっています。
バイク屋さんから自宅まで乗っただけですが感じがかなり違います。
フロントのPR4とミスマッチ感があるというのもありますがクラッチやアクセルの操作に対してダイレクト感が強いです。いきなりエンストしそうになりました。
PR4と比べるとがちっとした剛性感がありバイクをより振り回しやすそうな感じです。
GSR750との相性はこっちの方が良いかもしれません。

2016年10月28日金曜日

デジカメレンズの追加

常用しているデジカメ NIKON1 J2 には18.5mmの単焦点レンズを付けて使っています。
コンパクトで持ち運びに便利ですし自分比きれいな写真が撮れて満足しているのですが視野が狭いのが難点です。

例えばバイクでツーリングに行ってご当地のランチをカメラに納めようとすると必ず席を立ち思いっきり距離をとらないと料理がフレームにおさまらない。
周囲の冷めた視線がやや気になってしまいます。

そういうことで画角が広い広角レンズに興味がわいて手を出してしまいました。


CXフォーマット専用レンズなので大きさはそれ程大きくないですし使いやすそうです。

本当はカメラを購入したときに付いてきていたズームレンズを使えばほぼオールマイティに使えて問題はないのですがレンズの違いによる写真の違いを知ってしまうとなかなか付属のレンズには戻れないのが実感です。

まあ道具の性能をほとんど持て余している自分のスキルの無さは自覚しています。

2016年10月23日日曜日

TAD視聴1610

MAXオーディオさんにTADのシステムを聴きに来てよと呼ばれたので聴きに行ってきました。
昨日、今日と試聴室に営業の方が常駐されてデモをやっているようです。


試聴したシステムは

D1000MK2(TAD) → C600 → M2500MK2 → ME1

ME1はできたてほやほやのスピーカーでろくにまだ発表されてないようです。
 
TADは自分は「ティー・エー・ディー」と読むのですが業界標準は「タッド」と読むそうです。
他にもDACは「ディー・エー・シー」と読みたいのですが「ダック」と読むみたいですね。

自分が持参したCDをまず再生してもらいました。


他所のシステムの音を把握するには自分が持っているディスクを再生してもらうのが一番ですね。
日頃ジャズはほとんど再生しませんがヨーロピアンジャズトリオは好きでたまに再生してます。
正直に言えばジャズは音楽ジャンルの中では再生が最も簡単で聴いていても最も退屈なジャンルだと思っています。生演奏に対してもそう感じます。

出てきた音は自分ちで聴くのとはやはり全然違って新鮮です。
自分が求める方向が音の情報量や立体感といったところだとするとこの音はその真逆と言ってもいいかもしれません。

ある意味まっとうな音楽愛好家が安心して聴ける音だと言えますが私にとっては刺激がなさすぎてあまりに退屈な音です。
YAMAHAのNS5000などもそうですがこういうソフトフォーカスなゆったり目の表現は今の高級システムのトレンドなのでしょうか。

ホールトーンのような分厚い空気感などを求めるには良いですが私には全く合わない方向です。

2016年10月19日水曜日

不要コンポの整理

居間でほったらかしにしているマッキントッシュのプリメインアンプとATCのスピーカーを処分することにしました。
ちょうど職場のU君がもらってくれると言うことなので無償で譲ります。


アンプ(MA6200)は中古で手に入れて20年くらい経ってますが製造後30年は経っていると思います。
もともとはメインアンプとして使っていたのですがすぐに新しいアンプに乗り換えて居間のサブシステムとしてずっと鎮座していました。
母が家にいた頃は時々使っていたのですがここ5年以上電源も入れていなくて動作するかどうかも怪しい状態です。
見た目もぼろぼろでもらってくれるU君にはかえって気の毒なような気がしてきました。

スピーカー(SCM-A7)はこれも中古で手に入れてから12年ほど経っています。
それまでサブシステムで使っていたBOSE 121を友人に譲ったので新しくサブ用に手に入れたものです。
ATCはデザインが好きで1度使ってみたいと思っていたので中古の出物に飛びついた形です。
去年メインスピーカーがダウンしたときに一時使っていたので問題なく動作します。

経験上当たり前のように壊れる海外製アンプですがMA6200は丈夫なのか経年劣化はありますがちゃんと動作してました。(最後に音を聴いたのが何年前のことか忘れましたけど(汗))




2016年10月10日月曜日

アクセル・ワールド INFINITE∞BURST BD

「アクセル・ワールド」は2012年に放送されたTVアニメは24話と長尺な方ですがそれでも話が途中で終わったままで気になっていた作品です。
その続編?となる劇場用作品がBDで出ていますので観てみました。


アクセル・ワールドはその世界観が面白いのと作りがなかなかゴージャスなところが気に入っています。ハルユキ君が妙に説教くさいところが難点ですが。
TV版は6人の原色の王の内黒、赤、黄まで3人しか登場しておらず原作を知らない身としては残りの王がかなり気になっていました。

今回の作品は80分程度と小品な上前半はTV版の回想シーンということで正直「これで終わりなの?」っていうがっかり感は否めませんが王が全員登場するということで良しとしましょうか。
もっとじっくり観てみたい作品なんですけどね。

2016年10月8日土曜日

端子台を新調

オーディオ&ビジュアルへの給電には日東の盤用端子台を使っています。
配線の確実性ということでは素晴らしい製品ですがオーディオグレード的には物足りないと思い互換性のある端子台を作ることにしました。

製作をお願いしていた部品が揃ったので組み立ててみました。


導電プレートは6N無酸素銅でメッキ無し、絶縁ケースはテフロンの削りだし、ネジは真鍮の汎用品と1本だけM6でNBKのリン青銅製のもの、導電が必要ないところでNBKのRENNY製のものというところ。
中性線分岐用の延長プレートとカバーも用意しました。
真鍮ネジはM8とM6が長すぎて締め込めないので1mmほど自分で削りました。

今まで加工をお願いしていた東京の加工やさんに見積もりをとると明らかにボッタ値を出してきたので地元のいつも仕事でお世話になっている加工やさんにお願いしました。
最初からそうすればよかったのですが仕事関係の相手にプライベートで依頼するのは結構気恥ずかしいんですよね。
半分もしない金額で作ってくれました。

音は手前みそですがいつまでも聴き続けたくなるような素晴らしい音だと思います。
原価4万強ですが電材としては高価でもオーディオ用アクセサリーとしては破格のパフォーマンスですね。




2016年10月2日日曜日

8耐を観て2016

今年もBS12の録画を少しずつ観て見終わったので備忘録として記しておきます。

まず今年の8耐はレギュレーションが変わってライトが常時ONになってます。
暗くなってから出される恒例のライトオンボードは生きていてボードが出るとマシンのゼッケンナンバーを光らせる仕様になってます。

昨年は6回も出走したペースカーは今年は一度も出ませんでした。しかし路面温度が想定以上に高いのかのべ30台以上が転倒していました。天気もよくて非常にスムーズにレースは進んで周回数も過去最高の218周を記録しました。ちなみに優勝したのはYAMAHA FACTORYで2位のTEAM GREEN(KAWASAKI)も同一周回でした。


YAMAHA FACTORYのライダーは中須賀とエスパロガロは昨年と同じですがYOSHIMURAのエースだったA.ローズがスミスと替わって走ってました。エスパロガロは予選ポールタイムをマークしました。今年はピット作業もスムーズで最短15秒とかでしたね。まあこのチームの優勝は大方の予想通りというところですね。

意外だったのは2位のTEAM GREENですね。最初のライダー交代時は5位だったのに安定した追い上げでの結果です。特にL.ハスラム選手の走りが素晴らしくてYOSHIMURAの芳賀選手とのバトルは見応えがありました。

それからSUZUKI勢ではTEAM KAGAYAMAの失速がすごく残念でした。


最初のピットインでもたついたのと転倒でリヤホイールを割ってしまったりとあのロスがなければ。。。トップのYAMAHA FACTORYを脅かす唯一のチームになれたと思います。
スタートでホールショットを奪い2位でライダー交代し一時30位くらいまで落ちて最後6位ですからね。もったいないです。

それから今年のHONDA勢は最も上位だったのがHONDA TEAM ASIAの8位でした。
HONDAのお膝元の鈴鹿で、ライダー2人体勢のチームが8位で最上位というのはファンにとっては屈辱でしょう。注目されたHALCPROは元GPチャンピオンのN.ヘイデン選手を招聘していましたが彼のファーストライディング中にマシントラブルでリタイヤとなりました。

後はMOTO MAP(SUZUKI)とEVA RT(KAWASAKI)のバトルなんかも面白かったです。
EVAは出遅れていたのですが随分追い上げましたね。

来年は8耐40周年ということで世界耐久選手権にも組み込まれたレースとなるそうです。
世界の強豪が参戦してくるのなら楽しみですね。

2016年9月25日日曜日

ツーリング1609

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
ルートは小石原から阿蘇経由で熊本市内を抜けて熊本港からフェリーで島原半島に渡り嬉野から50kmほど高速を使って残りは200号線で帰ってくるというルート。

今日は5時出発で朝は20℃を切っている区間もあり涼しすぎて途中ジャケットの下に一枚着込んだくらいでしたが、阿蘇を下ったらべたつくような暑さで着るものがホントに悩ましいツーリングでした。
早朝のファームロードやミルクロードはさすがに走っているバイクも車も少ないですが地元の?メガスポーツやドカティの集団などかなりとばしている人もいて10台くらいが抜いていきました。
あの霧の中よくとばしてるなという感じです。

不在の間北九州では雨が降ったようですがツーリングの行程では阿蘇でぱらっと降られたくらいで他は大丈夫でした。

今日の走行距離は502km。

朝6時前に小石原に到着。すこし空が明るくなってきてます。

ミルクロードが霧で本当にミルク色のロードになってました。雨も少し落ちてきました。
フェリーは高速船のせいかバイクはしっかりと固定されます。

雲仙 普賢岳をバックに撮影。

朝食は熊本市内のモスバーガーで、昼食は佐賀の海望でかに丼を頂きました。

金立PAで3台以外のバイクが給油。一服してから帰途につきました。

今日の走行メンバーは
・隼 久しぶりの前傾姿勢のバイクで相当お疲れのようです。初期型のマシンなのでアクセルワークにも気を使いそうです。

・XJR400 近年一緒に走るようになったメンバーでは一番若くて速いですね。

・DR-Z400SM 寝坊する確率が高い彼ですが今日は集合場所に行く途中で彼と合流しました。

・CB1300SF あの狭い山道であのペースで走っちゃだめだろうということです。まあその通りですね。

・GSX-R1000 MAVERICK(ビニャーレス)カラーのヘルメットはしぶいです。来期はYAMAHAに行ってしまうのでマシンをR1に乗り換える?かもしれません。(笑)

・GSR750(私) 夜明け前の暗い中出発準備をしていてディスクロックを外すのを忘れてバイクを引いたためフェンダーを割ってしまいました。まあ目立たないのでそのまま行きますけど。フェンダーがないとフォークのインナーチューブが傷物になるところでした。

2016年9月24日土曜日

今期のTVアニメーション1609

この10年くらいのTVアニメの充実ぶりは素晴らしいと思う。
洋画がつまんない作品ばかりなこともあって映画は邦画を中心に鑑賞することが多いですがそれとは別に季節ごとのTVアニメーションをチェックするのも大きな楽しみの一つになっています。

数多く放送されている中で自分が楽しめる作品は少数ですがそれでも映画の洋画作品などに比べると視聴している時間はずっと多いと言えるでしょう。

で今期観ていた作品を記しておくと

・ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない BS11(まだ放送続いてます。)
・ベルセルク  WOWOW
・NEW GAME BS11

となります。上二つは原作のコミックで既知の作品ですが「NEW GAME」についてはあらゆる意味で新鮮な作品でした。


「この素晴らしい世界に祝福を」などもそうですがどこかに存在していてもおかしくないような特に特徴を挙げることができないような作品で惹き付けられてしまうというのがなんとも新鮮な感覚です。

NEW GAME は高卒の社会人1年生の女の子がゲーム制作会社に入社し奮闘する話ですが、まず主人公の女の子がどう見てもちびっ子にしか見えない。(笑)
しかしほとんどの時間が会社内の仕事場風景なのですが業界の人が制作したのかなと思うくらいリアルだったりするのがなんとも面白い。

ほんのりと軽いお色気サービスカットもあるし男性にも女性にも受けが良さそうな作品です。

ジョジョの奇妙な冒険は低予算ぽい作りですが次々に出てくるスタンド使い達の描写がやっぱ圧倒的な面白さですね。


シゲチーのハーベストなんか意外と役に立ちそうなスタンドで使う用途を色々と想像すると楽しめます。(笑)

2016年9月19日月曜日

デジタルOUTの変更

現在BDレコーダーの音声出力はRCAデジタルケーブルで行っています。
一昨日BDソフト 「劇場版 響けユーフォニアム」を鑑賞したのですがこのソフトはリニアPCM5.1chがデフォルトになっています。
RCAデジタル出力では残念ながらリニアPCM5.1chは出力できない。
細田守監督作品などもそうですが最近リニアPCM5.1chを採用している志の高いソフトが増えてきました。
こういう志の高いソフトを最高のフォーマットで鑑賞できないのはそろそろ我慢の限界。

ということでそろそろデジタルOUTをHDMIに変更することにしました。
今までそうしなかったのはBDレコーダのBW970のRCAデジタル端子はCNT複合銀メッキ付のものに換装されているのと、使っているデジタルケーブルがCROSS POINTの下位クラスとはいえ一般的には高級なケーブルだからです。

選んだHDMIケーブルはPanasonicの RP-CHKX50-K 5m。決して高級なものではなくて1万数千円の品物です。


HDMIケーブルの選択は難しいです。規格がすぐに変わるし今はHDMI2.0への過渡期で実際HIVIのベストバイなどを見ても1品も推薦されているものがありませんね
まあそんなことを気にしていたら観たいソフトもまともに鑑賞できないので映像出力で使っているPanasonicのグレードの高いものを選択しました。

BW970はHDMI出力は1系統しかないので音声と映像どちらも一本のケーブルで出力します。
映像はさらにAVプリのHP5509を経由してプロジェクターのX3へと出力されます。

そういうことで映像に関しては決して褒められたものではなくてやや地味な画質になります。
しかし音声に関しては結構いい感じです。
RCAの方が濃さはあり彫りも深いのですがHDMIの方がやや見通しのよい音です。
そして初めて再生するリニアPCM5.1chの音はRCAで出す2chの疑似5.1chに比べると格段に素晴らしい再生です。

下位フォーマットでクオリティを追求するよりも上位フォーマットに乗り換えた方がクオリティアップには近道であることがよく理解できました。当然なのかもしれませんが。


劇場版ユーフォは100分程度に納めてあることもありTV版のダイジェスト感は拭えませんが、演奏シーンはTV版とは比べものにならないですね。
CDのサウンドトラックとも違って臨場感があります。

2016年9月18日日曜日

両さんの最終回

秋本治さんの漫画作品「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が連載を終了したことは結構大きなニュースとして扱われてますね。
確かに私たちの世代にとってはマンガを読み始めたころに連載をスタートさせた作品なわけで人生はこの作品とともにあったと言っても過言ではないかもしれません。


週刊少年ジャンプは一番売れていたときは600万部以上売れていたそうで私も購読していた時期がありました。
今では散髪屋さんや歯医者さんなどを訪れたときに読むくらいですがはっきり言って読める作品がない。
こち亀はこのマニアックな作品群の中では完全に浮いてしまっていると言えるでしょう。
久しぶりに購入して読んでみましたが最終話はお祭り回ということもあって内容的にはどうでも良い内容かなと思います。

両さんのおもしろいところはどんな話でも描ける自由なところでしょうか。
オーディオの回があったかどうかは分からないけれどホビージャンルのディープなところを描いている作品が面白かったですね。
それにしても40年間で一度も休載がないというのはとんでもない偉業だと思います。

200巻にはまだ届かないけれどゴルゴ13はその記録を超えて永遠に続いていって欲しい作品です。


2016年9月17日土曜日

セッティングの近況

以前に比べて最近はあまりオーディオに関してがつがつすることがなくなったと思う。
マテリアルとしては完成しているシステムで不自由はないしクオリティを詰めるとしたら一番大きな課題は部屋だと思っています。

ムジークのスピーカーは高能率スピーカーのような鳴りの良さが魅力なこともありあまり細かいところを気にする必要を感じない。
それでも2台目のサブウーファーを導入後詰めてきたセッティングの近況を記しておきます。

・スピーカー位置のセッティング 
元々ある程度基本を押さえたセッティングが出来ていれば細かい位置などそれ程気にする必要はないというスタンスでした。

しかしムジークは以前使っていたpeak consultよりも位置セッティングに関しては敏感です。
木工で複雑な形をしていたpeak consultは厳密にはできあがりの寸法精度は左右でばらつきがあり傾きやねじれの差が大きかったのですが、単純な直方体のムジークをオリジナルスタンドに載せた状態ではスタンドの精度が高いこともあり寸法精度はほぼ左右揃っています。
そういうこともあるのか以前よりも位置をきれいに出してやるとパフォーマンスはリニアに上がります。

・サブウーファーのケーブルに関して
ラインケーブルは2台のサブウーファーで違う物を使っていますがケーブルによる音の違いは分からないレベルです。
ただ電源ケーブルに関しては敏感でベストはDolphin PS.2です。ゆったりとした深みのある低域が出ます。前段で使うので別のものを使ってますが。

・サブウーファーの位相やクロスオーバーに関して
位相はAVプリのSP距離設定とウーファー本体の距離設定で調整します。本体の距離設定は聴感で調整します。ウーファー1台と2台だと調整値も変わりました。
クロスオーバー(ハイカット)は余り細かいセッティングが出来ないですがAVプリは最低の80Hz、ウーファーは真ん中の70Hz(60~80幅)にしています。MERIDHIANの568.2だと確か40Hzまで落とせたと思います。

・壁コンセントの配線に関して
某ショップオリジナルの配線材を使っていますが端子が独特な形状をしており壁コンのバックプレートと微妙に接触します。向きを反対にして接続すれば良いということですが引き回しの関係でできないので奥まで差し込まずにして接触させないように使っています。
しかしそれでもリヤチャンネル用のアンプに電源投入の瞬間に漏電遮断機が落ちることがありました。導通はしていないので微妙に放電しているのかもしれません。
しかたがないので熱収縮チューブで工夫して何とかむき出しのコネクタ部を被覆しています。
微妙に音質も良い方向に変わりました。

・分電盤の端子台
これは今検討しています。
現状の市販端子台はプレートが真鍮にニッケルメッキ?、ネジは鉄ネジなのでオーディオ&ビジュアルのクオリティ追求には課題があります。
金属でもっとも電気抵抗が低いのは銀ですが価格と安定性から2番目の銅をチョイスしてオリジナル品を作ろうと思っています。
ただ悩ましいのは表面処理です。無しだと安定性に欠けるけどメッキだとわざわざ電気抵抗をあげることになる。
なかなか答えを出せずにいます。





2016年9月9日金曜日

ミス・モノクローム MUSIC CLIPS BD

かわいさとおかしさを兼ね備えた不思議なバーチャルアイドル、モノクロームさん。
なにげにいやとっても欲しかったモノクロームさんのMUSIC CLIPS BDが出たので取り寄せて早速観てみました。


CDではアルバムが1枚と他シングルがたくさん出ていますがシングルを買い集めるようなことはしたくないのでこういう形でまとまった映像ソフトが出てくれるとホントにうれしいです。

欲しかった楽曲「White Xmas」も入ってます。


アニメ作品のアイドルマスターなんかもCDを細かく出したり声優のライブ作品だけでなく各キャラクター達の質の高いMIUSIC CLIP BDを作ってくれるとうれしかったりするんだけどどうなんでしょう。

2016年9月3日土曜日

SPEC視聴

今日はMAXオーディオさんのところでSPECの視聴会があったので行ってきました。
視聴したシステムは

アナログ再生: C-Sharp turntable(EAT) → REQ-77S(SPEC) → RPA-P5 → RPA-W5ST → PL300(MONITOR AUDIO)

ファイル再生: HA-N1ZS10(DELA) → RMP-X1(SPEC) → RPA-P5 → RPA-W5ST → PL300(MONITOR AUDIO)

SPECは営業熱心で過去に何度も視聴会をやっていますね。
私自身視聴するのは今回で3回目だったと思います。過去はKISOやスフォルツアートなどとタイアップしてやってましたが単独の視聴会に参加するのは今回が初めてです。

海外のオーディオショーでは普通らしいのですがデジタルディスクプレーヤーが用意されていない視聴会というのは新鮮かもしれませんね。







モニターオーディオのスピーカーはサランネットを1本だけ外したまま鳴らしてました。
仕様なのか何か意味があるのかよく分かりません。
過去聴いた経験からモニターオーディオの印象は最低クラスなのですが今回の視聴では特に弱点を感じる部分はなくて悪くなかったです。
ハイレゾ再生での微妙な表現の違いなどはよく表現できていました。

EATはチェコのブランドでSPECがターンテーブルの輸入を始めたそうです。
DENONのカートリッジを組み合わせてました。

SPECの社長さんの説明はあいかわらずで熱意はあるのですがわかりにくい。
例えば今度「新製品のアンプが出ます」と言って実物を持ち上げながら「しっかり作っていていい製品です」とやっているのですがそれがプリメインなのかプリなのかパワーアンプなのかさっぱり分からない。

もらったカタログを見ても製品名が「リアルサウンドアンプ」などと書かれてあってなんの製品なのか分かりにくい。とても元大手メーカー出身の人間がやっているとは思えないくらいおおらかな印象。

パワーアンプは途中からステレオアンプを2台使ってバイアンプ駆動をやってました。
片チャンを使ったものとBTL接続でモノーラルアンプとした音も比較してましたがモノーラルはパワーは出るのですが若干薄味に感じます。他のお客さんからのリクエストもあり片チャンのバイアンプに戻してました。ステレオ仕様だともう帰ろうかなという感じの音でしたがバイアンプはなかなか行けます。

途中スピーカーの逆起電流をキャンセルするというアクセサリーを外したり付けたりして比較視聴してましたが私の耳では外した方が音数が多くてよい音に聞こえます。
これ売れていて2万個も出荷しているそうです。

音ですがアナログの後ファイル再生を聴くと圧倒的に後者の方がSN比が高くていい音です。
RMP-X1は中身はスフォルツアートのOEMだそうで今回も同じ曲で周波数特性の違うソースの聞き比べをやってました。

比較したのは44.1kHz16bit、192kHz24bit、192kHz32bit と 44.1kHz16bit、DSD5.6MHz、DSD11.2MHz。

今回は単純にスペックが上がるにつれてよい音と感じられる結果でした。
再生した曲が静かなサックスの響きの余韻が印象的で再生システムとの相性もあると思います。

それからプリアンプのボリュームをゼロから上げた時に必ず盛大なポップノイズが出ていました。
過去にスピーカーを壊した経験からするとこれはアンプの大きな欠陥だと思うので改良する必要があると思います。