2016年9月17日土曜日

セッティングの近況

以前に比べて最近はあまりオーディオに関してがつがつすることがなくなったと思う。
マテリアルとしては完成しているシステムで不自由はないしクオリティを詰めるとしたら一番大きな課題は部屋だと思っています。

ムジークのスピーカーは高能率スピーカーのような鳴りの良さが魅力なこともありあまり細かいところを気にする必要を感じない。
それでも2台目のサブウーファーを導入後詰めてきたセッティングの近況を記しておきます。

・スピーカー位置のセッティング 
元々ある程度基本を押さえたセッティングが出来ていれば細かい位置などそれ程気にする必要はないというスタンスでした。

しかしムジークは以前使っていたpeak consultよりも位置セッティングに関しては敏感です。
木工で複雑な形をしていたpeak consultは厳密にはできあがりの寸法精度は左右でばらつきがあり傾きやねじれの差が大きかったのですが、単純な直方体のムジークをオリジナルスタンドに載せた状態ではスタンドの精度が高いこともあり寸法精度はほぼ左右揃っています。
そういうこともあるのか以前よりも位置をきれいに出してやるとパフォーマンスはリニアに上がります。

・サブウーファーのケーブルに関して
ラインケーブルは2台のサブウーファーで違う物を使っていますがケーブルによる音の違いは分からないレベルです。
ただ電源ケーブルに関しては敏感でベストはDolphin PS.2です。ゆったりとした深みのある低域が出ます。前段で使うので別のものを使ってますが。

・サブウーファーの位相やクロスオーバーに関して
位相はAVプリのSP距離設定とウーファー本体の距離設定で調整します。本体の距離設定は聴感で調整します。ウーファー1台と2台だと調整値も変わりました。
クロスオーバー(ハイカット)は余り細かいセッティングが出来ないですがAVプリは最低の80Hz、ウーファーは真ん中の70Hz(60~80幅)にしています。MERIDHIANの568.2だと確か40Hzまで落とせたと思います。

・壁コンセントの配線に関して
某ショップオリジナルの配線材を使っていますが端子が独特な形状をしており壁コンのバックプレートと微妙に接触します。向きを反対にして接続すれば良いということですが引き回しの関係でできないので奥まで差し込まずにして接触させないように使っています。
しかしそれでもリヤチャンネル用のアンプに電源投入の瞬間に漏電遮断機が落ちることがありました。導通はしていないので微妙に放電しているのかもしれません。
しかたがないので熱収縮チューブで工夫して何とかむき出しのコネクタ部を被覆しています。
微妙に音質も良い方向に変わりました。

・分電盤の端子台
これは今検討しています。
現状の市販端子台はプレートが真鍮にニッケルメッキ?、ネジは鉄ネジなのでオーディオ&ビジュアルのクオリティ追求には課題があります。
金属でもっとも電気抵抗が低いのは銀ですが価格と安定性から2番目の銅をチョイスしてオリジナル品を作ろうと思っています。
ただ悩ましいのは表面処理です。無しだと安定性に欠けるけどメッキだとわざわざ電気抵抗をあげることになる。
なかなか答えを出せずにいます。





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