視聴したシステムは
アナログ再生: C-Sharp turntable(EAT) → REQ-77S(SPEC) → RPA-P5 → RPA-W5ST → PL300(MONITOR AUDIO)
ファイル再生: HA-N1ZS10(DELA) → RMP-X1(SPEC) → RPA-P5 → RPA-W5ST → PL300(MONITOR AUDIO)
SPECは営業熱心で過去に何度も視聴会をやっていますね。
私自身視聴するのは今回で3回目だったと思います。過去はKISOやスフォルツアートなどとタイアップしてやってましたが単独の視聴会に参加するのは今回が初めてです。
海外のオーディオショーでは普通らしいのですがデジタルディスクプレーヤーが用意されていない視聴会というのは新鮮かもしれませんね。
モニターオーディオのスピーカーはサランネットを1本だけ外したまま鳴らしてました。
仕様なのか何か意味があるのかよく分かりません。
過去聴いた経験からモニターオーディオの印象は最低クラスなのですが今回の視聴では特に弱点を感じる部分はなくて悪くなかったです。
ハイレゾ再生での微妙な表現の違いなどはよく表現できていました。
EATはチェコのブランドでSPECがターンテーブルの輸入を始めたそうです。
DENONのカートリッジを組み合わせてました。
SPECの社長さんの説明はあいかわらずで熱意はあるのですがわかりにくい。
例えば今度「新製品のアンプが出ます」と言って実物を持ち上げながら「しっかり作っていていい製品です」とやっているのですがそれがプリメインなのかプリなのかパワーアンプなのかさっぱり分からない。
もらったカタログを見ても製品名が「リアルサウンドアンプ」などと書かれてあってなんの製品なのか分かりにくい。とても元大手メーカー出身の人間がやっているとは思えないくらいおおらかな印象。
パワーアンプは途中からステレオアンプを2台使ってバイアンプ駆動をやってました。
片チャンを使ったものとBTL接続でモノーラルアンプとした音も比較してましたがモノーラルはパワーは出るのですが若干薄味に感じます。他のお客さんからのリクエストもあり片チャンのバイアンプに戻してました。ステレオ仕様だともう帰ろうかなという感じの音でしたがバイアンプはなかなか行けます。
途中スピーカーの逆起電流をキャンセルするというアクセサリーを外したり付けたりして比較視聴してましたが私の耳では外した方が音数が多くてよい音に聞こえます。
これ売れていて2万個も出荷しているそうです。
音ですがアナログの後ファイル再生を聴くと圧倒的に後者の方がSN比が高くていい音です。
RMP-X1は中身はスフォルツアートのOEMだそうで今回も同じ曲で周波数特性の違うソースの聞き比べをやってました。
比較したのは44.1kHz16bit、192kHz24bit、192kHz32bit と 44.1kHz16bit、DSD5.6MHz、DSD11.2MHz。
今回は単純にスペックが上がるにつれてよい音と感じられる結果でした。
再生した曲が静かなサックスの響きの余韻が印象的で再生システムとの相性もあると思います。
それからプリアンプのボリュームをゼロから上げた時に必ず盛大なポップノイズが出ていました。
過去にスピーカーを壊した経験からするとこれはアンプの大きな欠陥だと思うので改良する必要があると思います。
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