2009年12月28日月曜日

リコーダー※リコーダー CD

店頭で視聴して気に入ったのでCD 「リコーダー※リコーダー」 を購入しました。

日本人ならば誰でも一度は吹いたことがありそうなリコーダーですがそれをプロが吹いたらこんなにもダイナミックに鳴らせることが出来るということで単純に感動できます。(笑)

内容はリコーダーのソロや合奏、チェンバロとのアンサンブルなどなかなか凝った内容で飽きさせないですね。
寒いこの時期に聴いているとふつふつと寂寥感がこみ上げてきます。

自分のシステムで聴いていると頭蓋内にピーンと響く感じが気持ちが良いです。


2009年12月26日土曜日

天井板の固定

昨日で今年の仕事納めとなり今日から冬休みです。
仕事ではハイブリッドカーやEVカーに関するものに携わっていて正直心休まることがなく、感情を抑えて機械的に仕事をこなして来たという所です。

休みとなったからには自分のやりたいことに存分に時間を使えるわけで忘年会の翌日で気分が沈みがちですが趣味の時間を楽しんでいます。
今日は自分の部屋の天井裏に潜り込んで梁が通っている箇所にマーキングし、天井の板に木ネジをねじ込んで梁に縫い付けるように固定しました。

天井一面に音響の拡散板を取り付ける予定なのですが天井板はそのままだと取付がプアすぎて強度が足りないので補強を加えたという所です。

天井裏も床下も何度も覗いていると家の構造がよく分かってきて作業の効率もアップしてくるようです。


2009年12月20日日曜日

電源ケーブルのリニューアル2

パワーアンプの電源ケーブルは付属のものを使い続けてきたのは確かなのですが、一度長さもグレードも違うドルフィンのAmatiグレードのケーブルをつないでみたことがあります。

その時の音は付属のものとは全然違って表現力はアップしたのですが、音の芯のようなものが感じられなくて再び付属のケーブルに戻してしまった記憶があります。

今回導入した電源ケーブルはその時のばらばらAmatiの時とは違ってあっけないほど付属のケーブルと音色が変わりません。
音色は変わらないのですが表現力は大きく向上しています。

まずモノラルアンプの特徴なのかもしれませんが聴感上のチャンネルセパレーションがはっきりと向上しています。
その結果音場が自分を取り囲むように拡大するのですが、一音一音がにじまずにかちっと定位する感じでボーカルの口もやや小さくなったように感じます。

例えばスピーカーケーブルの Dolphin SP XP が弱音成分を引き出して音楽のファンダメンタルを優雅に表現するのとは対照的に、今回の電源ケーブルはパワーでグリップするような質実剛健なところがパワーアンプの電源ケーブルとして相当優秀だと感じます。

パワー感を強く感じますがCNT複合銀メッキに通じるような表現力の余裕も備えていて、音を暴れさせずに安定したトルクでぐいぐいグリップさせるような弾力感が心地よいです。

自分が電源ケーブルに求める要素としてはほぼパーフェクトといえる製品です。


2009年12月15日火曜日

電源ケーブルのリニューアル

分電盤の配線で使った銀メッキ圧着端子+ドルフィンスペシャル半田はかかった費用からすれば20倍くらいする電源ケーブルと比べても遜色ないくらいのパフォーマンスが得られています。

壁コンのCCコンポジットネジでやや浮ついたバランスから重心が下がりびしっと引き締まった感が実に良い感じです。
ネジで得られていた3次元的な表現はそのままです。

使われる用途が限定されるので一般的に売れる品物ではないかもしれませんが、的確な場所に使えばコストパフォーマンスは最大級かもしれません。


ということで今の自分のオーディオシステムのパフォーマンスには何の不満もないのですが、パワーアンプ用の電源ケーブル(1.5m×2本)を発注していて品物が今日届きました。

モノラルアンプなのでケーブルも2本になります。
ボルダーのMODEL 850は導入して4年になりますが今まで付属のケーブルを使い続けてきました。
替えたい気持ちはあっても2本同じものをそろえるのに単純に予算的な都合から今まで躊躇してきました。

今回のケーブルも自作でなるべく費用をかけずに遊び半分で用意してみようかという軽い気持ちだったのですが、ドルフィンの店主さんに相談している内に最終的にはスペシャルな一品になっています。(笑)

線はJPSのPOWER ACですがケーブルを覆う銀メッシュカバーが10000円/m、プラグが4万円/ケ等々。。。で店主さんが4日間かけて仕上げています。
一部パーツに中古品を使うとはいうものの最初の予定よりはずっと上等なものに仕上がっています。

ドルフィンの店主さんはノッてくるとやばい人で音に関しては手抜きなしで最上のものを用意しようとするところが怖いところです。(もちろん予算のしばりはありますけど)

もともと今までの取引でも払った代価に対して自分の方が「借り」があると思っているので、ついもう一つという感じで注文するのですがますます借りを増やすことになりそうです。
お客としてはうれしいのですがお店としてはどうなのかなと複雑な心境です。


2009年12月13日日曜日

親戚の法事

今日は10月に亡くなった叔父の49日の催しに行ってきました。
親戚が一堂に集まる機会って今では法事くらいしか無いわけで日頃の生活では何の関わりもないわけですが集まってみるとそれなりに楽しめて興味深いものです。

いい年をして独身の自分はお決まりですが親戚の目上の方からまだ全然遅くないから早く(今すぐにでも)身を固めて周りの人間を安心させなさいという感じで説教されます。(笑)

日頃全然関わりが無い人たちなので余計なお世話だと言いたいところですがこういうことを熱心に主張してくれる人って親戚しかいないなあと考えるとありがたい気持ちになるところでもあります。

しかし親戚の目上の方々が少しずつ減ってきて、無邪気な若年層の姪(なぜか甥はいない)の姿を見ていると自分も年をとったなあという気分になります。

2009年12月12日土曜日

銀メッキ端子の活用

銀メッキの圧着端子を追加で取り寄せて計4つを使って分電盤のオーディオ用100V配線をやり変えました。
やり変えたのは漏電遮断機と子ブレーカー間の配線になります。

前段機器用にはJPSのユニバーサルAC、パワーアンプ用にはオルトフォンの7N銅線を使っているのですがその先っぽの端子のみを既存の汎用品を銀メッキ端子+ドルフィンスペシャル半田仕様に変更です。

銀メッキ端子はユニバーサルACの線が2本でも入るくらい線の挿入部の径には余裕がありますが、ネジを入れるわっかの部分はM4用なのでM5を入れるために穴をキリで広げています。

ついでに子ブレーカー側の棒端子も圧着部分に半田を加えています。


2009年12月7日月曜日

戦う司書

BS11で放送中の「戦う司書」を毎週観ています。

人は亡くなると胸から石板が取り出されその石板にはその人の一生の記憶が刻まれていて、他人が閲覧することが出来る。
石板を本として扱い古今東西の本を一堂に集めて管理する図書館がある。
その図書館の書庫には貴重な本が貯蔵されていて、地下の書庫には階層ごとに幻獣がうろうろしていたり本を狙ってやって来る者から本を守る必要があるため図書館に勤める司書たちには人並み外れた戦闘力が要求される。

司書達にはにそれぞれに特異な能力が身につけられていて無敵の館長代行を筆頭に、本を狙ってやって来るやっかいな敵と戦う姿を描く。
「HUNTER×HUNTER」のような異能戦士(小林よしのりじゃないですよ)バトル系の作品が好きな私としてはなかなかツボにはまる作品です。


2009年12月4日金曜日

CCネジの効用

オーディオシステムの音はだんだん落ち着いてやや音像が痩せた感じになってきましたが、やはり表現力は以前より良くなっています。
「スピーカーが消える」という状態がもっと進行する感じでスピーカーからの音離れが良く、部屋が音楽で満たされる感じです。

BS hiでの音楽放送を聴いていてもBW970のパフォーマンスもあって以前より臨場感が随分と増しました。
何もない空間に音楽が浮かび上がり自分の顔の周囲にもきれいに分離された音波が流れてくる感じで、一言で言えば音の分解能が上がったということになるのですが録音の三次元情報がこれだけ見通しよく表現されるようになったのは初めてですね。

映画を見ていても内容ではなくて作品の音作りに以前より関心が行くようになっています。
この音の立体的な表現力アップはコンセントプレート用CCネジのパフォーマンスかもしれません。


2009年12月1日火曜日

YOKOHAMA S.drive

スイフトのフロントタイヤ2本を新品と交換しました。
走行は1年で距離は1万km程です。
以前乗っていたドマーニよりもライフが短く一本あたりの費用も8000円程度から20000円程度へとアップしました。

スイフトの純正タイヤは DUNLOP の SPORT MAXX なのですがこのタイヤは単体ではなぜか純正サイズの 195/50R16 がラインナップされていなくてディーラーで注文しないと手に入らないようです。

私はもともとDUNLOPのタイヤには2輪と4輪それぞれで過去に痛い目にあっているのでメジャーなところでは最も避けたいブランドです。(スイフトの純正タイヤには特に問題はありませんけど。)

2輪ではミシュランのタイヤを愛用しているのでスイフトにもミシュランのパイロットプレセダを履かせてみようかと思っていたのですが、在庫がなく福岡からの取り寄せに二日かかるので断念しました。
ということで選んだタイヤは YOKOHAMA の S.drive です。

スイフトの乗り味はコンパクトカーとは思えないようなどっしりとした安定感と、カートのようなステアリングの重さが大きな特徴だと思いますが、これは純正タイヤの SPORT MAXX の影響も大きいようです。

S.drive は SPORT MAXX に比べると乗り心地がよくて転がり抵抗も少なく、ステアリングも軽くなります。
一般的なコンパクトカーの軽快なイメージに近くなるような感じです。

走っていて面白いのは SPORT MAXX の方ですがグリップ力などには自分は大差を感じないこともあって扱いやすいのは S.drive の方ですね。

ただ、コンパウンドが柔らかそうなのでこのタイヤも寿命は早そうな予感がします。


2009年11月28日土曜日

CCコンポジットネジ

今回手に入れたコンセントプレート取付用のネジはCFRPではなくてCCコンポジットになります。
CFRPが炭素繊維を積層させて樹脂で固めるのに対して、CCコンポジットは炭素のみを成分として焼き固めるものと単純に理解しています。(違っていたらごめんなさい。)

コンセントプレートはコンセントにかぶせているカバーな訳で、そのカバーやましてやその取付ネジにこだわってオーディオのパフォーマンスにどのくらい影響があるのかなんて多分理論的に説明するのは無理があると思います。
単純に経験を積んで何か結果が得られれば理屈は後から考えればいいものでしょう。

自分の経験から過去にステンレスの止めネジを鉄製のネジに交換したら再生音に伸びやかさが出てきて良いあんばいに変化したことがあります。
しかも締め付けるトルクを微妙に変えてみると再生音にも影響があったりして、自分のオーディオシステムの音がマンネリ化していてつまらないと感じているなら安価で大して手間もかからないので試してみる価値はあると思います。

さてCCコンポジットのネジですが前段機器用のコンセントであるER-PSZを新しいものに交換する必要が生じたので、純粋にはパワーアンプ用のコンセントER-PSEXでの比較しかできていません。

そのパワーアンプでの比較ではパフォーマンス的にはやや広がりが出てきたという感じでしたが、今現在のER-PSZの交換+CCコンポジットネジへの交換を前段機器に施した後の音は感触が変わりすぎてコンセントの音を聴いているのかネジの音を聴いているのか分からない状態です。

ただ一つ分かっているのは以前より表現の奥行きが増しているという所です。
もう少し落ち着いてきたら今のややメタボっぽい肥大した音像の見通しが良くなってくるかもしれません。(笑)


2009年11月23日月曜日

ライディングスクール200911

今日は朝9:30から16:00くらいまでライディングスクールに参加してきました。
集まったバイクは30台くらいでしょうか。

2つのチームに分かれてみっちりとジムカーナのトレーニングを行うという趣向です。
今日は最後にタイムアタックを行ったこともあって結構気合いが入っている人が多くて転倒者も2人出ました。

バイクを転かさないのもテクニックかもしれませんがタイムを気にするとどうしてもスロットルを開ける必要があるので、今日みたいにアスファルトが部分的に濡れていたりするとバイクを転かしてしまうケースが出てきます。
4輪と違ってバイクは転かしちゃうと必ずマシンなり体なりにダメージをもらっちゃうのが悲しいところ。。。

飛び抜けて早い人はいなかったのですが最速は1分25秒だったのに対して私は1分39秒が2度の計測で良い方のタイムでした。
順位的には真ん中辺でしょうか。

もっと練習をやり込まないとなかなかレベルアップに繋がらないようです。


2009年11月21日土曜日

アースの端末処理

今年のゴールデンウィークに自室の床の改装を行った際に、AV機器用のコンセントに接続するためにアースラインを引っ張ってきてます。
2mm径くらいのより線2本を地中に2本アース棒を打ち込んで接続し、2本をまとめて一つのコンセントのアース端子につないでいます。

このアース線をつないだ時は音質に関しては特に違いを認識することが出来ませんでした。
映像の方は良くなったかどうかはともかくプロジェクターの画質調整を行いたくなったので何かしら変化があったのかなというレベルです。
(電源ケーブルのDolphin PS MEGANE を接続した時も画質調整をする必要がありました。)

一週間前にサラウンドプロセッサの天板をCFRP化したのと併せてアース端子の変更と半田の追加を行ったわけですが、今回音質はかなり変わっています。
天板をCFRP化すれば情報量が増すのは予想できるのですが、それにもまして刃物的な切れの良さが加わっています。

映像ソースの違いで音質の違いが嫌になるほどきっちりと違っていて、良く作り込まれている映画作品の場合は映像世界に引き込まれてしまいそうなくらい音声情報にロスを感じないダイレクト感があります。
ピュアオーディオ的なCDのクオリティに肉薄するような感じです。

正直自分のシステムでは映画を観ている時の低域の量感は大したことはないのですが、今はそれ程ボリュームを上げてるわけでもないのに部屋の華奢な部分をびりびりと振動させるくらい破壊力のある低域が出ています。

アース線をつなぐよりもその先っぽの端子を改善しただけの方がパフォーンマンスアップに繋がるというのは理屈の上ではおかしな話なのですが、アースは取れば良いというわけではなくてその取り方に重要なノウハウがあるのかもしれません。

2009年11月15日日曜日

AVの取り組みあれこれ

今日はAVシステムに手を入れた箇所が多いためコンセントプレート用ネジは後日の楽しみ取っておくことにしました。
いっぺんに変更してしまうとどこがどのように影響したのかデータが取りにくいというのもあります。

とりあえず今回手を入れたポイントをまとめておきます。

・サラウンドプロセッサのガラス天板をCFRPの物に交換
・AVシステムのコンセントに配線しているアースの端子をスペシャル品に交換
・その端子の結線にスペシャル半田を使用

で、内容的にはそれ程パフォーンマンスに影響しないかなと思っていたのですが意外と変化はありました。
映像に関してはよく分からないのですが、音の方は空気が澄んで濃くなるという申し分のない方向の変化で自分が求めている方向とドンぴしゃな感じです。

単純にCFRPの音とも違うのでやはりアース端子関係の効果が出ているのだと思います。
線を変えた分けでもないのに面白いものです。
ただ経験上アース関係は安定するまでに時間がかかるのでこれから印象が変わっていく可能性はあります。

ホームセンターで手に入る材料でもオーディオの追い込みは出来るわけですが、その材質でないと出せないクオリティというものが存在するのも確かなことでその辺のバランスをとってオーディオをやるのが王道かなと感じます。
今回手に入れた感触はもちろん後者のもので得難い貴重なクオリティです。

コンセントプレート止めねじ

以前ドルフィンが提供するメールマガジン:メルマの殿様 に応募していたコンセントプレート用止めネジが送られてきました。

今現在、オーディオ用のコンセントは前段機器用の方にコンセントそのものを止めるのにカーボンネジを使っていますが、コンセントプレート用の止めネジは今回初めての導入になります。
前段機器用とパワーアンプ用のコンセントに使用します。

ちっちゃくて軽くてすごく頼りないネジですが立派な木箱に入って送られてきました。


銀メッキ圧着端子2

圧着端子を使うのはAV機器用のコンセントに接続するアース線です。
すでに圧着端子で接続されているのですが、それを外して銀メッキ端子を半田付けします。
元々使用していた圧着端子はホームセンターで手に入る汎用品です。

私は手先が震えることもあり半田付けは苦手なのですが、ドルフィンの店主さんから簡単に半田がうまくできる方法のアドバイスがあり特に問題のない半田付けが出来たと思います。

AV機器は夜しか使わないので今から夜が楽しみです。(ムフフ)


銀メッキ圧着端子

オークションに出ていた銀メッキの圧着端子を手に入れました。
ついでに半田も付けてもらいました。

圧着端子なので半田付けする必要はないのですが、いい半田を使えば圧着よりも良いパフォーンマンスが得られそうだと期待してのことです。
というのもこの半田は半田に並々ならぬ情熱を注いでいるドルフィンの店主さんが密かに開発を進めてきたオリジナル品でコストパフォーマンスが高そうなのです。


2009年11月14日土曜日

メリディアンのCFRP天板

メリディアン500番用のCFRP天板(厚さ4mm)が掘り出し物でありましたので取り寄せました。
取り付けるのはサラウンドプロセッサの568.2です。

メリディアンの純正の天板はガラス製で、板金の筐体の上に接着されています。
ガラス天板は引きはがしてやって代わりにCFRP天板を貼り付けるという形になります。
筐体の強度メンバーというよりは外装パーツもしくはインシュレータに近いかもしれません。

ドルフィンが用意するCFRPの質感はセラミックやガラスに近い感触があるのですが、実際にガラス製の天板と比べてみるとガラスは重くもろい感触で、しなやかさと堅さそれから軽さを同居させたCFRP素材の機械的特性の優位性ははっきりと分かります。


2009年11月12日木曜日

マスク着用

少しずつインフルエンザにかかる人が増えてきているようで、今週から職場にいる間はずっとマスクを着用することが義務づけられるようになりました。

建物内の出入り口周辺には必ず除菌用の手洗い液が設置されています。
手を除菌してからドアノブを触りなさいということです。

他の会社がどうなのか知らないのですが、社員が全員マスクをしているのは異様な光景です。(笑)

自分はマスクなんて日頃付けたことがないのでうっとうしくて仕方がないですね。
少なくとも今年いっぱいはこんな状態が続きそう。。。

2009年11月8日日曜日

MotoGPを振り返って2009_2

MotoGP 250ccクラスの青山選手の年間チャンピオンは決まりました。
レース序盤でコースアウトしたときはひやっとしましたが、深いグラベルを突っ切っても転倒することなくコースに復帰できたのが幸いでした。

シーズンを通して最も安定していたのがチャンピオン獲得の大きな要素ですが、第16戦のマレーシアでシモンチェリを抑えて優勝したことと今回第17戦でのハプニングでマシンを転倒させなかったことがチャンピオンを決定づけたのではないかと思います。

青山選手は来期はMotoGPクラスへのステップアップが決まっています。
今期のMotoGPクラスでは開幕当初には日本人選手はただ一人高橋裕紀選手がいたのですがシーズン半ばでチームを解雇されてしまい、日本人選手は一人もいない状態になっていました。
最高峰クラスに日本人選手がいないのは自分がレースを視聴し出して初めてのことでした。

250ccクラスからはランキング上位4人がステップアップを決めていて来期はMotoGPクラスが振るやかになりそうです。
最終的に17台しかエントリーしていなかったので最低でも20台は欲しいところです。
(最終戦はB.スピーズ選手のスポット参戦で18台でした)
2台リタイヤしただけでポイント圏内というのは寂しすぎますし。

今年のシーズンを振り返ってみて印象に残ったことに

・125ccクラスのシモン選手が周回を1周間違えてガッツポーズを決めている脇を後続のマシンがビュンビュン抜いていったシーン。

・250ccクラスのバウティスタ選手がレース後のパフォーマンスでウィリー走行をしていて失敗しマシンを大破させたシーン。

どちらも自分が世界選手権を視聴し出して16年間で初めて見るお茶目なシーンでした。(笑)
シモン選手はそれでも圧倒的な強さで年間チャンピオンになりましたし、バウティスタ選手は来期はSUZUKIのマシンでMotoGPクラスに参戦します。

SUZUKIファンの自分としてはいろいろな意味で来期のバウティスタ選手の走りには期待しています。


2009年11月7日土曜日

MotoGPを振り返って2009_1

今年のMotoGPのチャンピオンは10/25に行われた第16戦マレーシアGPでロッシに決まりました。
そうそうひっくり返すことが出来ないくらいポイント差はありましたが往年のように決して楽に勝てたシーズンではありませんでした。

かつてロッシとガチで走って勝てるライダーはいなかったのに対し、今はチームメイトのロレンソを筆頭にペドロサやストーナーなど経験では遠く及ばなくても早さでロッシに対抗しうるライバルたちが出現してきたからです。

ロッシはチャンピオンを決めるレースではかなり高い確率で優勝してチャンピオンを決めてきましたが、今回は表彰台には上りましたが3位でフィニッシュしています。

強いストーナーが終盤になって戻ってきたことですし来期はストーナーとロレンソの二人がシーズンを引っ張るような展開が期待できるかもしれません。

今年のレースも11/8の第17戦バレンシアGPで幕を閉じます。
チャンピオンが決定していない250ccクラスでは明日が決戦になります。

ランキングトップの青山博一選手はこの何戦か精彩を欠いていて2位のシモンチェリの方がライダースポテンシャルが高いように見えていたのですが、マレーシアでは凄まじい競り合いの末最後にはシモンチェリをちぎる形で優勝しています。
明日の青山選手の走りに俄然期待したいところです。


2009年11月2日月曜日

KMMビルのフェア2009_2

日曜日に続いて「Audio & Visual Fair」の三日目最終日に行ってきました。
今日はオーディオシステムの試聴が目的です。

KMMビルは自転車で15分くらいで行ける距離なので一日中でも過ごせる気軽なフェア会場です。
しかし昨今の不景気のせいかハイエンド系を扱っている商社さんの参加数も製品の数も減ってきているようで、いまいちぱっとしないフェアになっています。

このフェアのいいところはメジャーなフェアと違って商社やメーカーごとのブースに別れたりしていないので、会場に置かれている機器を自由に組み合わせて音を出すことができることです。
しかし実際にお客さんからのリクエストは雑誌などでアピールされている「JBL」や「アバンギャルド」などに人気が偏っていて、ただでさえ少ないニューカマーの機材が鳴らされることはほとんどありません。

結果的にフェアで鳴らされる機材はいつも同じようなものばかりでますます新鮮味が薄くなっていくような気がします。
そんな中でもキラリと光る機材はあるわけでそういう出会いを求めて時間を使うのも一興です。

試聴したシステムの感想をまとめておきます。



・SZ-1S(ESOTERIC) → C-03 → A-03 → Duo omega G2(アバンギャルド)
アバンギャルドの音は鍋を煮詰めて底に残ったもののような感じ?の独特の枯れた感じが特徴です。
以前のようなプラスチッキーな感じは薄らいでいますがどこかユニットがばらばらで鳴っているような感じがして音楽に没頭するという感じには個人的にはなれないスピーカーです。
後で X-01D2(ESOTERIC) → C-03 → A-03 → Duo omega G2(アバンギャルド) という組み合わせでも聴きました。



・SA-7S1(MARANTZ) → C-2110(Accuphase) → A-65 → 800D(B&W)
B&Wはオーディオにそれ程造詣の深くない人でも思い描くことが出来るわかりやすい「ステレオ」の音だと思う。
濃厚で肉厚な音像、入力の質にリニアに応える表現力などわかりやすいスピーカーです。
アンプの質のせいかやや音像がダンゴになっていて800Dの懐の深さが発揮されていないようです。
マランツが持ってきているプレーヤー類には木製のスパイクコーンで3点支持のセッティングがなされていました。

・SA-7S1(MARANTZ) → C-2110(Accuphase) → P-4100 → 800D(B&W)
パワーアンプをアキュフェーズのモノラルアンプに変更しました。
一気に広がりがでて音がほぐれました。(笑)
壁が鳴っているようなおおらかさで聴きやすい表現です。

・SA-7S1(MARANTZ) → C-2110(Accuphase) → CA-M400(CLASSE) → 800D(B&W)
パワーアンプをクラッセのモノラルアンプに変更しました。
やや音像がやせた感じに引き締まり力強い感じです。
リアリティはこちらの方が上だと思いますが人によって評価が分かれるかもしれません。
クラッセのラムダシリーズのパワーアンプはエネルギー感は抜群なのですがやや音が強いというか陰影のある表現などは苦手な気がします。

・SA-7S1(MARANTZ) → C-03(ESOTERIC) → CA-M400(CLASSE) → 800D(B&W)
プリアンプをエソテリックのものに変更しました。
やや固いと感じていた音像が一気にふやけた感じで柔らかくなりました。
柔らかいのとやや薄い感じでどうにもうまく焦点が合わない感じです。



・KLIMAX DS(LINN) → KLIMAX CONTROL SE → KLIMAX CHAKRA500T → AKURATE 242SE
リンシステムです。
小型のトールボーイシステムらしく瞬発力があり歯切れのよさ、音像がスピーカーにまとわりつかないなどの点が美点でしょうか。
KLIMAX DSのポテンシャルからなのか粘るような音場感表現が独特です。
ただ、個人的にリンの音は周波数レンジが狭く聞こえて悪い意味でアナログ的な音でつまらないと感じてしまいます。



・745(SOULUTION) → 720 → 710 → B30(Burmester)
B30は来年発売予定のブルメスターのスピーカーです。
今回試聴したシステムの中ではダントツで優れた表現力でした。
基本的に嫌な音を出さないタイプの美音系だと思いますが、このシステムなら部屋の条件などを超越していつでも最高の表現力を発揮してくれそうな気がします。
音楽のおいしいエッセンスが溢れるような奥の深い表現です。
B30は作りも美しくていいスピーカーだと思います。



・Puccini(dcs) → Criterion(jeff) → 501? → TIME(AVALON)
パワーアンプの詳細は確認するのを忘れてました。
TIMEは今までのAVALONのスピーカーに比べて音の立ち上がりが俊敏なように感じます。
AVALONの美点であるオーケストラ演奏を雰囲気良くまとめ上げるような所は相変わらずです。
個人的にはそのまとめ方が演奏をデフォルメするような癖に感じられてもうひとつ好きになれないところです。
好きな人にはたまらない特徴かもしれません。


日曜日にプロジェクターのデモ待ちの合間に聴いたシステム。
(あまり集中しては聴いていません。)

・CDP-202(CLASSE) → C-2110(Accuphase) → CA-M400(CLASSE) → 800D(B&W)
マランツのプレーヤーでの試聴とそれ程大きな差は感じられませんでした。
プリアンプの違いの方が大きいです。

・SA-7S1(MARANTZ) → C-2110(Accuphase) → M600(TAD) → CR1
CR1はTADが出した2ウエイの小型モデルです。
パワーアンプのポテンシャルが高いせいかサイズとは裏腹にスケールの大きな表現が出来ています。
個人的にTADはR1の音色にリアリティを感じなくて駄目だったのですがCR1+M600のきまじめな表現力のレベルは高いと思います。

2009年11月1日日曜日

KMMビルのフェア2009_1

今日は午後から小倉のKMMビルでMAXオーディオさん主催で行われている「AUDIO & VISUAL FAIR」に行ってきました。
1階で建物内部の工事をやっていてかなり大きな騒音が4階の会場まで響き渡って、オーディオフェアには最悪な環境のようです。(汗)
いつもは開け放しのドアを閉め切って大きなボリュームで鳴らせばあまり関係ないみたいですけど。

今日の目的は出展してあるフロントプロジェクターのポテンシャルを確認することがメインです。
HDソースを入力する環境が整ったので出口のプロジェクターが気になるのは自然な流れでしょう。
今日試聴した機器の感想をまとめておきます。

スピーカーはパイオニアのS-3EX他5.1chシステムで統一。

・BDP-LX91&LX52(Pioneer) → SC-LX82 → DLA-HD950(JVC)
たぶんプロジェクターの設定がかなり明るめにしてあるみたいでまぶしい感じです。
プロジェクターなのかPioneerのソース機器の性能なのかはっきりしませんが、色はにじんでいるしノイズっぽくて個人的には全く評価出来ない画質でした。
LX91は調子が悪いみたいでリヤから音が出ないため途中からLX52に切り替えてました。
画質はさらにノイジーな感じ。
音質は「ダークナイト」を迫力いっぱいに聴くには十分ですが音楽ソースには厳しいですね。

・DMR-BW970(Panasonic) → TA-DA5500ES(SONY) → LVP-HC3800(三菱)
DLP機を三菱が出すのは4年ぶりだそうで価格を低く抑えるのに努力しているそうです。
画質はPioneerのデモに比べるとなめらかで発色が美しく、「レコーダー」のBW970を採用している三菱の思惑が良く分かる感じです。(笑)
三菱のプロジェクターの色はやや堅いというか無機質な感じがしますが価格を考えると基本性能はきちんと確保されていて好感が持てました。
デモにチョイスしたBDディスクは「リバーランズ・スルー・イット」や「ラスベガス万歳」などでしぶいセンスが光っていました。

・BDR-EX200(SONY) → TA-DA5500ES → VPL-VW85
SONYシステムの画質は濃厚でやや茶色っぽく感じますが、VW85は動きの追従性を高めているようで「ウォーリー」のCGの動きの精細感には目を見張るものがありました。
フィルムライクという観点からすれば今回の視聴ではSONYが一番だと思います。
音質もBD「CHRISS BOTTI」を聴く限りはPioneerの表現よりもこちらの方が臨場感があります。
余談ですが「CHRISS BOTTI」は私も所有していますが録音自体の臨場感には疑問があります。

2009年10月29日木曜日

ビデオキャプチャカードの変更

ビデオキャプチャカードを新調しました。
品物はIOデータのGV-D4VR。
アナログキャプチャカードですが1920×1080サイズの静止画がキャプチャできるので導入することにしました。

画像の入力はD端子で行います。
今まで使っていたBUFFALOのPC-MV5Lに比べると動作は安定しているし画質・音質も雲泥の差です。

PC-MV5Lの場合720×480画面だったのでHDDレコーダーの設定をわざわざ4:3の設定に変更して絵を出力させる必要があったり、HDDレコーダーの電源を入れてからPCを立ち上げないと認識してくれなかったりと使い勝手はかなり悪かったです。

フルHDに対応したこういうカードをきちんとしたパーツメーカーが安価に出してくれるようになったのは助かります。


2009年10月25日日曜日

DMR-BW970の導入5

BW970の性能で最初に感動したのはチューナーの性能です。
デジタル放送のチューナーなんてそんなに差のでない部分だろうとタカをくくっていたのですが差は大きいです。

自分は映像に対する評価は主に色がにじんでないかとか、純度が高く感じられるか、人の肌色が実際の人間に近いか、輪郭の強調がきつくないかとかで白や黒ののび沈みなんかには結構鈍感です。

最近の特に直視型ディスプレイは人間がCGの作り物に見えてしまってどんなに絵がくっきりしていても自分は評価しません。
BW970のチューナー映像はその辺がかなり自分の好みです。
色が自然で立体感があり目が疲れない優しい表現が素晴らしいです。

それから映像よりももっと感動したのが音質です。
放送の中では最高品質のWOWOWでも旧来はオーディオ的には評価できるレベルではないと感じていたのですが、それは単にチューナーの性能が追いついていなかっただけかもしれません。

メリディアンのサラウンドプロセッサにTOSリンクでつないだ音よりも同軸でつないだ音の方が線が細く感じられますが、情報量が多く、音色がリアルでオーディオでいうところの空気感のようなものがよく出ます。
絵も音も放送のクオリティが素晴らしいので正直BDとの差があまり感じられないくらいです。

しかしBW970には「シアターモード」と称するHDDの回転を止めてBDの再生クオリティーを最優先させるモードがあります。
このモードを使うとBDの再生クオリティがさらに緻密になります。
この時点でBDのパッケージメディアとしての優位性が遺憾なく発揮されるようです。
720pのプロジェクターでもその違いがはっきり分かるくらいです。

試しにCDをBW970+メリディアン568.2で再生してみました。
ΩSACD2改と比べると情報量の多さでは意外と健闘しています。
ただ音作りの点で荒く、ΩSACD2改のような表現の余裕がなく2次元的で音色もうっとりするような美しさはでません。

情報量の一点に絞ればレコーダーというのを加味すれば驚くほど基本性能は高いと言えます。
同じ価格体のCDプレーヤーをおびやかせると思います。
シアターモードではディスク再生中は録画ができなかったりするのでCDプレイヤーとして使うのには無理がありますけど。。。

2009年10月24日土曜日

ソフトボール大会2009

今日は職場のソフトボール大会。
私は2番ピッチャーで出場。
初戦で3回時間切れ(50分)1-10で負けました。(笑)
私の成績は2打数1安打。4与四球。
惨敗の原因で私のピッチングのヘタッピプリの影響は大きいです。(汗)

DMR-BW970の導入4

BW970とXW31ではリモコンの仕様も変わっていますが良くなっているかどうかは微妙です。
(写真左がBW970用)

良くなっている点
・十字キーと決定ボタンの押したときの感触が向上
・放送と入力の切り替えボタンがそれぞれ1ボタンから複数の専用ボタンへと独立している
・リモコンの反応がよくなっている

悪くなっている点
・ジョグホィールが廃止されている
・シンプルなのが松下の特徴だったがボタンの数が増えてやや複雑化している


操作感で気付いたのは
・BDのローディング速度はディスク間で違いがあるがおおむねXW31のDVDと大差ない
・インジケータと電源ON時のブルーのランプがスクリーンに写り込むほど明るすぎる
(ブルーランプはOFFに、インジケータの照度は落とせます)
・動作音が静かでほとんど気にならない
・お好みチャンネルだけの番組表が出せないが、1チャンネルで1週間分の番組表が出せるのは便利


2009年10月22日木曜日

DMR-BW970の導入3

BW970の標準のインシュレータです。

セラミックの一体ものにゴムが貼り付けられています。
インシュレータは短めのねじで底板の板金に取り付けられています。

Panasonic製のレコーダを導入するのはこれで3代目ですが、小さな筐体のせいもありますがシャーシの作りの頑丈さといいインシュレータのこだわりようといいさすがにフラッグシップモデルのやる気を感じられる部分です。
(標準のインシュレータは設置前に外しちゃいましたけど)


DMR-BW970の導入2

BW970はXW31と比べてインシュレータの高さ分ちょっぴり背は高いのですが、奥行きは小さくてXW31で背面に飛び出していたクーリングファンも飛び出していません。

私はAV機器に大きさや重さや求めたりしないので純粋にこれは技術的な進化として受け止めます。
たった数年しかたっていないのに見事なものです。

ちなみに写真左側がBW970です。


2009年10月21日水曜日

DMR-BW970の導入

注文していたBDレコーダーのPanasonic DMR-BW970が予定通り届きました。
今日は仕事を定時で切り上げて寄り道をせずにまっすぐ帰宅しました。(笑)

とりあえず今日の作業は

・BW970を箱から出す。
・XW31の録画予約内容をメモする。
・XW31の配線を取り外し、底面に貼り付けてあったカーボンインシュレータを取り外す。
・カーボンインシュレータに付着した両面テープののりを洗浄する。
・BW970の純正のインシュレータを取り外し、カーボンインシュレータを貼り付ける。
・BW970の結線を行う。
・同じくセットアップを行う。(音声ガイドに従ってリモコンのボタンを押すだけ)
・同じくXW31でセットしていた録画予約をセットする。

という流れでとりあえずセッティングが終了しました。

セッティングで手間取ったのが、メリディアンのサラウンドプロセッサに今までTOSケーブルで接続していたデジタル音声を同軸ケーブルで接続した際に音が出なくて悩みました。
サラウンドプロセッサのDVD端子ではなくてCD端子を使うようにしたら音は出ました。
入力端子に優先順位があるようです。

接続したデジタルケーブルはAmati DEGITAL ver.2 1m (ドルフィン)です。


2009年10月19日月曜日

オーディオ趣味

オーディオ趣味の中で、お金を使って何か新しいものを手に入れたいと思うのは至極まっとうなことだと思う。
むしろそれが全く無くなってしまったとすればそれはオーディオが単なる家電の一部になっているか、使っている人が枯れてしまっているのだと思う。

自分は日記の中で頻繁にシステムの構成を変えてしまうのは駄目なんじゃないかというようなことを書いていますが、半分は経済的な理由でそれが出来ない自分と他人を比較してのねたみの部分があります。

若いうちはあまり考えていなかったのですが人生って自分が考えているよりもずっと短くて、その終焉の仕方なんて予想できないタイミングで不意にやって来たりするものなんだと最近強く感じています。
こういう気分になったのは元気だった母が突然「生きる屍」状態になってしまったことが大きな原因になっています。

もうオーディオなんてやっている場合じゃないんじゃないかなんて自問したりすることもあるのですが、人生の目標は自分がいかに人生を楽しむことができるかということなんじゃないかなんて考えて、だったら本当に楽しめる趣味ならばオーディオを極めてみたいというモチベーションは捨てるべきではないという結論に導かれます。

だから情報として価値のあるオーディオ関係の情報収集はこれからも積極的にやりますし、コンポーネントを使い切ってそろそろ交換の時期だと判断すればいつでもベストな選択が出来るように準備をしておきたいとも思っています。

私が望むオーディオショップとのつきあいはその時々で自分が欲しているもののベストな品物を自信を持って紹介してくれるショップです。
「何がベストですか?」と尋ねて「店においてるものは何でもベストですよ」と答えてくれるようなお店には用はありません。

2009年10月15日木曜日

HDレコーダーの新調

普段、HDDレコーダーには1週間分のTV放送から見たいものをチョイスしてを録りためて暇なときに観るようにしています。
リアルタイムでTV放送を見るのは本当にニュースぐらいしかありません。
それも週に2,3回程度でしょうか。

録画を見終わって映画鑑賞日記などを書いてしまったら、基本ハードディスクから消去するのですが将来どうしてもBDで残しておきたいと思えるものは消さずに残してきてます。
それ程頻繁に残しておきたいコンテンツが発生することはないのですが、現在のレコーダーも使い出して2年半程度が過ぎて500GBのHDDの容量がおぼつかなくなってきました。
(1週間分DRモードで録りためると残量が5時間程度しか残らない)

そういう訳でそろそろ覚悟を決めてBDレコーダーを新規に導入しようと考えています。

2009年10月11日日曜日

カイバ OP CD

アニメ作品「カイバ」のサウンドトラックが欲しいのですが、このタイトルはDVDの1巻との抱き合わせ販売になっていてDVDなんぞちっとも欲しくない自分としてはいつまでも手に入れることができない状態になっています。

サウンドトラックが単体で発売されることは現在までないのですが、加賀美セイラさんが歌うOPとED曲を収録したCDが発売されていたのでこちら「ide Animation」を取り寄せてみました。これも付録でDVDが付いてます。(笑)

WOWOWで放送された「カイバ」はフルHDの画質が素晴らしいのは当たり前ですが、音声もなかなか素晴らしいモノでした。
(内容的には第3話をピークに尻すぼみ感があって残念でしたけど)
CDで聴くOP、ED曲に前述のマクロスFほど放送との大きな差はありませんが、やはりCDならではの優位性は大きいです。

それにしてもCDに納められているカイバ関係の2曲以外は楽曲も演奏も凡庸で自分にとってはやはり「おまけ」以外のなにものでもないですね。


2009年10月10日土曜日

マクロスF サントラ CD

もう終了しましたがBS11で放送された「マクロスF」を視聴していました。
作品の内容自体は「ウ~~ン。。。」て感じなんですが、予算もかけてあって見応えはある作品でした。

菅野よう子さんが手がけているサウンドトラックCD(1枚目)を取り寄せて聴いてみました。
TV放送では盛り上がるシーンで流れるシェリルやランカの歌声はうすっぺらでもう一つ盛り上がりに欠けていたのですが、CDの方は当たり前かもしれませんがそれとは全然違ってふくよかでのびやかで大変素晴らしい録音です。

個人的にポップス界は国内外問わず枯れてしまっている感があるのですが、映像作品の分野に菅野よう子さんのようにオリジナリティの高いポップスの楽曲を作り出せる才能が存在することを確認できてうれしいですね。

歌モノでない楽曲の方もスケールが大きくて洋画の大作映画のサントラを凌駕する出来だと思います。


2009年10月4日日曜日

ツーリング200910

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
目的地は宮崎県高千穂町。行きは大分県九重方面を経由し、帰りは阿蘇を通って北上しました。

今回は山道で杉の木が倒れて道を塞いでいるのに遭遇しました。
メンバー5人+一人(TRX850氏)で知恵をしぼったり、体力を使ったりして何とかしようと努力したのですがあきらめて引き返そうとしていると、向こう側(高千穂側)から車が次々と5台ほどやって来るではないですか。
見知らぬ者同士気持ちを一つにして力を振り絞ってファイト一発!木をどかしました。(笑)

作業が終わった後は拍手が起こるなど素晴らしい盛り上がりでした。
見知らぬ者同士でも力を合わせて一つの目標を達成したときのこの勝利感が何とも気持ちの良いものでした。

この後さらなるトラブルが待ち受けているとも知らず疲れた体をむち打ちながら意気揚々と出発しました。
(走行距離:461.8km)

今日の走行メンバーは

GSF750 今日はトラブル続きでお疲れ様でした。スズキの営業は日曜日には電話に出ないことがよく分かりました。

GOOSE350 確か7,8年前にも一緒にツーリングに行きましたが途中で4輪との事故に遭遇しそのまま帰ってしまったことがありました。今回も転倒によるトラブルに見舞われたのですが何とか完走することができました。GOOSEは自分も同じカラーの250に乗っていたことがあるので思い出深いマシンです。

GSX1300R隼 ツーリングに一緒に行くのは初めてです。誰かに似ているなあと悩んでいたのですが、メジャーリーガーの田口選手に似ています。

CBR600RR ここ何回かは連続で寝坊してツーリングに参加できませんでした。今日も実は寝坊したのですが15分くらいスタートを遅らせて彼を待ちました。

SV650(私) 今日は朝晩の冷え込みと日中の暑さが同居する気候で着る物の選択が非常に難しかったです。メッシュグローブで出てきたことを朝は後悔していたのに、昼はTシャツ一枚でないと食事ができないくらい暑かったです。


2009年10月3日土曜日

シグルイ サントラ CD

アニメ版「シグルイ」のサウンドトラックCD。
曲は雅楽風ですがディジュリデュゥなども用いられた現代音楽で吉田潔さんの作曲です。

アニメ作品の完成度の高さにこのサウンドトラックが一役買っているのは間違いないところです。
音質も鮮烈で空間表現に優れた素晴らしい録音です。

ルームアコースティックを詰めていく課程でもっとも良く再生できるようになったソフトの一つがこれになります。

ルームアコースティックの改善にトライしてみて分かったのは、それ以前までの再生ではオーディオシステムの実力が頭打ち状態になっていたことです。

フラッターエコーによってスピーカーから放射された後の音情報がマスキングされてしまって聴感的には情報量が目減りし、音場も狭く浅くなってしまうということです。
以前よりボリュームを上げることができることからダイナミックレンジも拡大し、音像自体も強靱なものになります。


2009年10月2日金曜日

シグルイ

以前、WOWOWで放送されたアニメを観てから「シグルイ」の漫画作品の方も読んでいます。
原作は南條範夫氏の小説作品になります。

封建制度による主従関係、または地位の差から生まれる過酷さ残虐さをサディスティックに描いていて現代社会のサラリーマンの悲哀などこの作品を読んでいると可愛いものだと感じてしまうほどです。(笑)

藤木源之助の自身のまたは主(あるじ)の誇りを傷つけられたときの相手に、きっちりと「おとしまえ」をつけるあたりは爽快な気分にさせられますがこれはいわば「極道」の世界に通じるものですね。

伊良子清玄とは対照的に処世術など全く持ち合わせない不器用な藤木の生き方に強く共感を覚えます。


2009年9月20日日曜日

使用しているケーブル200909

世間は「シルバーウィーク」と称して連休中のようですがこの期間、私には連休などなく日曜日だけしか休みがありません。(泣)
貧乏暇なしというやつですね。
さて最近記憶が怪しくなってきているのでAV機器で使用しているケーブル関係のデータをまとめておきます。

・SACDプレーヤ用
 電源ケーブル:PS.2 プラグをEauRouge(ACは20A用+IECはカーボンカバー付)に交換 1.8m(ドルフィン)
 インターコネクトケーブル:Dolphin Analog ver.7 XLR 1.0m(ドルフィン)

・HDDレコーダ用
 電源ケーブル:Dolphin PS MEGANE 1.2m(ドルフィン)
 TOSリンクケーブル:OPT-1000 1m(オルトフォン)

・サラウンドプロセッサ用
 電源ケーブル:Dolphin PS.2XP 1.8m(ドルフィン)
 インターコネクトケーブル:自作品(線ストレートワイヤ コネクタWBT) RCA 4m
 
・プリアンプ用
 電源ケーブル:Dolphin PPS.1 カーボンプラグカバー付 1m(ドルフィン)
 インターコネクトケーブル:Reference 8NX XLR 5m(オルトフォン)

・パワーアンプ用
 電源ケーブル:付属品 2m

・スピーカー用
 スピーカーケーブル:Dolphin SP XP MkⅡ 1.0m(ドルフィン)
 ジャンパーケーブル:型式不明(ドルフィン)
 
・ビデオプロジェクター用
 電源ケーブル:付属品 1.5m
 ビデオケーブル:型式不明 HDMI 3m(JVC)

・ビデオキャプチャー用
 ビデオケーブル:型式不明 Sケーブル 1.5m(XLO)
 インターコネクトケーブル:型式不明 PHONE1-RCA2 2m(モンスターケーブル)


要所はすべてドルフィン製のケーブルで占めたいところですがなかなかコンプリートできずにいます。
ドルフィン製以外のケーブルをそれ程多く使ったことがあるわけではないので、一般に売られているケーブルと比べてどのくらい違うものなのかは正確には分かりません。

ただ、それまで使っていたケーブルと比べてその性能差は圧倒的だったので使い始めて今に至っているという所です。
高価なものが多いのでおいそれと交換できるものではないので特別な理由がない限りは将来もずっとドルフィン製を使い続けることになるでしょう。

かなり前ですがネット上でドルフィンの店長さんが書いていた「テレビの音と同じバランスでただ単に情報量だけをアップさせる」という表現が個人的にはすごく気に入っています。

同じドルフィン製でも型式がAmatiとDolphinとの間には結構大きな差があります。
性能差もあるのですがDolphinには音楽を表現するエモーショナルな部分が色濃く反映されています。
オーディオコンポーネントの中級機とハイエンド製品の差と同じかもしれません。

同じDolphinでも電源ケーブルのPPS.1とPS.2の差は前者に比べるとPS.2には音楽に独特な気持ちよさのような主観を加味するようなところがあり、PPS.1は色づけのようなものを一切廃して客観的に表現するような印象があります。
どちらも高い表現のレベルですがPPS.1の方が現在のドルフィンが目指している音に近いものでしょう。

2009年9月13日日曜日

音響拡散板の自作

音響拡散板を自作して少しずつ部屋の中に増やしていってます。
拡散板の構造は、600×400mmの格子状の板材を使って裏にプリントベニヤ板を接着+ねじ止めし、表には□18×20mmのブロックを接着して凸凹状にしたものです。

いずれもホームセンターで手に入る材料で1セットの材料代は2500円ほどです。
ただ、ブロックは角材を手作業で切り出して1ケずつやすりがけをするという手間のかかる方法で用意しています。

自分の経験からですが拡散板で使う木の材料は密度が軽くてあまり堅くないものが好ましいようです。
先日丸棒で組んだ共鳴体で使った丸棒は比較的重くて堅い材料だったのですが、この丸棒を角材の代わりに使って拡散板を作ってみると共鳴体で感じた通りの木自体の濁った響きが乗ってよくありませんでした。

写真の拡散板はオーディオの再生音に音色を乗せるようなことはせず、すっきりした穏やかな響きを演出してくれるようです。
拡散板ではありますが効果は吸音に近いのかもしれません。


2009年9月6日日曜日

ツーリング200909

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
行き先は長崎県の鷹島まで行って帰りに佐賀県唐津市でイカの活き作りを食べて帰ろうというコースです。

お客さんが多いせいかイカは「活き作り」ではないようなイカでした。
しかし魚の刺身は新鮮で久しぶりにぜいたくな刺身を口にすることができました。

写真は行きがけに寄った小城市の老舗羊羹(ようかん)屋の村岡総本舗でのひとときです。
ここに来るのはもう4回目くらいですが羊羹は苦手な方の私でもおいしくいただける羊羹を口にできます。
今日は海沿いの道のせいもあってむし暑い一日だったせいか早めの帰還となりました。
(走行距離:386.1km)

今日の走行メンバーは

・GSF750 お互いに相手がカメラを構えている姿を撮りっこしてしまいました。間抜けな写真になってます。(笑)

・ZR7S 教習所での練習会で磨いた腕を存分に発揮していましたが、教官からさらに厳しい突っ込みが。。。

・XJR1200 最初の休憩の時にリヤタイヤに釘が刺さっているのを発見。きれいに刺さっているのでツーリングでの走行には影響なさそうです。

・XJR1300 ジムカーナの練習に余念がないようで大きめのスペースがあるとすかさずバイクでくるくる回ってます。

・ZZ-R1100 大病を患っていたそうで復帰のツーリングです。メンバーの中では住んでいるところが私の所から一番近いみたいです。

・GSX1300R隼 アグレッシブでいい意味で年齢を感じさせない彼も寄る年波を感じているようです。来年は私もサーキット走行に参加してみたいですね。

・SV650(私) 乗り込むにつれて前後とも変更したサスペンションは柔らかくしなやかになってきてます。以前に比べてライン取りのコントロールがやりやすいのと、低速で車体を安定させやすくなってます。


2009年9月1日火曜日

ポテンシャルを引き出すのが大事

オーディオを長くやっている人は気付いている人が多いのかもしれませんが、この趣味はオーディオ機器やアクセサリーなどに振り回されているうちは初心者とほとんど変わらないのではないかと最近思っています。

音が大きく変わってしまう機器やアクセサリーを導入すれば得られるものは大きいですが、それまでのバランスが大きく変わってしまうわけでしょっちゅう機器やアクセサリーの入れ替えをやっていてはシステムのバランスなんて定まらないですし、どこにバランスさせて良いのかさえ分からないと思う。

団体スポーツで言えば監督、オーケストラで言えば指揮者のような能力がオーディオシステムを育てていくのにも必要なんだと思います。

個々のプレイヤーのポテンシャルが素晴らしく高いものでも、ポジションがでたらめだったりチームのバランスがおかしかったりしたらうまく機能しないものでしょう。

ポテンシャルの高いプレイヤーがいなければチームとして高いパフォーマンスが得られないのも事実ですが、プレイヤーのポテンシャルをきちんと引き出せてあげられることが趣味の世界では最も重要なんではないかと思う今日この頃です。

マンガを楽しむこと

麻生内閣が誕生したときに危惧していたとおりにこの内閣も短命に終わってしまいました。
しかも自民・公明の連立与党の終焉というおまけ付きで。

日記では素っ気ないことを書いていましたが私は実は麻生首相には人間性の部分で期待していました。
首相にもなる人がマンガを愛読していることを公言するのは実は勇気がいることだと思います。
案の定そこをついて随分とマスコミから中傷されることになりましたから。

世界的にマンガがたっている地位は低いものですが、個人的にはマンガはその他の文化と比べて劣っているとは全然思っていません。

例えば日本映画はすべてが優れているわけではなくて、むしろ傑作と呼んでいい作品は一握りの数しかない。
逆にマンガはすべての作品がくだらないわけではなくて一握りの作品には確実に傑作が存在している。
特に日本国内には「マンガ」で生み出される傑作の数が世界的に見て傑出していると思っていますし事実でしょう。

マンガの表現が活字だけの表現と比べて劣っているところってどこなんでしょうか?
絵のセンスが問われる分求められる才能と労力のシビアさではむしろ上だと思っています。
(情景や心情描写などの詳細表現は小説の方がより細かくできますが。)

マンガ界ではゴーストライターは絶対に通用しないでしょう。

最近は活字はおろかマンガも読まない人が増えているようで、出版界はお寒い状況のようです。
せっかく自国が生み出したオリジナリティの高いな文化なんですからそんなに見下さないで楽しんでほしいものです。

自分にとって活字だけしか読まない人とはたぶん友達にはなれないけれど、マンガしか読まない人だったら友達になれる可能性はあります。

2009年8月30日日曜日

臨死!!江古田ちゃん

月刊「アフタヌーン」で笑える漫画と言ったら個人的には瀧波ユカリさんの「臨死!!江古田ちゃん」ですね。
それからもう一つ木村紺さんの「からん」も笑えますね。

どちらも「女の世界」を描いた作品で、私のような中年男性が読んで楽しんでいると告白すると少し引かれるかもしれませんね。
江古田ちゃんは読んでいると作者自信の体験記なのではないかと錯覚してしまうほどリアリティがあります。
一般のコミック誌では珍しくなった女性のチクビやインモーの描写を毎回やっているところもGOODです。(笑)

「からん」は学生時代に武道系の部活動を体験したことがある人にとっては共感できる部分が多いと思います。
「柔道部物語」と違って女子高生の人間関係を繊細に描いている部分もいい感じですね。


2009年8月25日火曜日

ヒューズ交換の副産物

CNT複合銀メッキヒューズに交換してから音のパフォーマンス以外でも改善された点があります。

それはパワーアンプ MODEL850 の電源投入動作が安定するようになってきたことです。
ノーマルの状態では850は最初期モデルのせいか電源投入に50%くらいの確率で失敗していました。
失敗とは具体的に、電源ボタンを押しても動作しなかったり、フリーズしてしまって背面のメイン電源を落とさないと復旧できなくなってしまうことです。

ヒューズを交換してから徐々にこの動作が安定してきて今では失敗率は10%くらいまで下がりました。
たぶん電源投入時の電流が以前よりも安定してきているのではないかと想像します。

スイッチの動作の問題なので音質に影響がでる部分ではないと判断して今まで無視して使ってきましたが安定するに越したことはないので素直に喜ばしいですね。

ただ、使っている途中でいきなり電源が落ちてしまったことが一度ありました。
ヒューズの寸法がソケットと合っていないので接触不良を起こしたのが原因でした。

(ボルダーの場合CNTヒューズのサイズが大きすぎて無理矢理セットしたソケットをノーマルと同じように本体に確実にロックさせることができません。)

これはソケットの寸法を再調整して何とか使えるようにしています。


2013.8.15
850の電源投入動作については依然と同じ不安定な状態に戻っています。

ルームアコースティックの取り組み

この1年間くらいルームアコースティックの改善についてすこしづつ取り組んできました。
去年の夏に「崖の上のポニョ」を観に行って映画館の音作りのうまさから自分の部屋ももう少し何とかしようと考えたのでした。

映画館はかなりライブな音響なのですが大音量で映画を再生してもピークを感じさせず、長時間聴いていても聴き疲れをしない響きになってます。
家庭でも最初から設計してそういう部屋を作ればできるでしょうけど、これを現状の狭い部屋にほんの少しの変更でそういう特性を発揮できるようにしたいというところです。

私が働いている会社には150人程度を収容できる「階段教室」があります。
この教室は気密度が高く、部屋の壁は平行面を持たないなど音響の専門的な設計がなされています。
しかし響きが良いか?と問われると否ということになります。

壇上の人の声が一番後ろまで明瞭に届くというような特性では優れているのですが、クラシックのコンサートホールのような「美しい響き」とはかけ離れた貧相な響きしか得られません。

これは階段教室の壁の材質がコンサートホールとは違って一般的な建材用のベニヤでできているからだと思います。
最近、自分の部屋の天井にトタン屋根のプラスチック版材料を取り付けてみてもオーディオ的には結構おもしろい特性を得ることはできるのですが、響きの質感の部分でNGとなってしまったのと同じことですね。

再生音を適当に拡散させてやりたければ、壁の表面積を単純に増やしてやれば良いと思います。
私の部屋の場合はもともと土壁なので壁土が傷んで落ちてくるのを防止するため薄い化粧板で順次覆っていくようにしているのですが、ついでに自作の拡散パネルを取り付けて施工しています。

自作の拡散パネルは単体ではそれ程音響には影響がないのですが、部屋に複数配置することでかなり効果を上げることが最近分かってきました。

材質で豪華なものをおごることができないので、形状で材質の違いが出にくいようなアプローチを考えるのも面白いですね。
狭い部屋なので邪魔な音響グッズなどを持ち込みたくない自分としてはこつこつと長く楽しめる取り組みとして楽しんでいます。

2009年8月22日土曜日

大YAMATO零号

WOWOWで放送された「大YAMATO零号」を観ました。
第一回目の放送の時に1話目しか録画できなかったので2話から完結の第5話までを1ヶ月くらい遅れて観ることになりました。

一話分の時間が約40分と中途半端な長さになっています。
作画的には非常に良くできていて松本零士のキャラクターの雰囲気が色濃く出ています。
特に氏が描く美人キャラは少年時代に脳に刷り込まれた記憶が刺激されるのか強く魅力を感じます。
個人的にはホンゴウ・ユキ役の皆口裕子さんの声は聞いているだけで幸せな気持ちになれます。

音質はそれほど悪くはないのですが画質が低解像度なこともありチープな感じがするのが残念なところ。
(2004年製のOVAなので仕方ないですが)

メカデザインや銀河を舞台にしたストーリーなどもかつて松本零士作品に魅了された世代にはたまらない一品だと思います。


2009年8月16日日曜日

拡散板のテスト

スピーカーの上あたりの天井に何かつけてみたくなってホームセンターで適当な材料を物色していて目にとまったのは、トタン屋根のプラスチック版材料です。

天井の強度がないので重量が軽くて適当に再生音を散らしてくれるものが理想の条件です。
これだけだと盛大に鳴きそうなので緩衝材を間に入れています。

再生音は結構変わります。
立体感が増すのはいいところですが、帯域バランスは中低域よりになって音色が若干濁りますね。
見た目は最悪ですし感触はつかめたのでそのうち別の形の拡散材に変えてみます。


某アクセサリーもどき

某オーディオアクセサリーを参考にして音響の拡散アイテムを作ってみました。
本家のような高級品ではなくてホームセンターで手に入る数百円程度の材料を寄せ集めて組んだだけですけど。(笑)
まあ気軽にテストしてみて良ければそのまま使ってみようかという感じです。

使い方は床に置くのではなくて天井に取り付けます。
だから丸棒は片持ち仕様です。
棒の数が少ないような気もしますがあまり重くできないのが悩ましいところ。



2009.8.17
とりあえず床置きで最も再生音に影響が出そうな両スピーカーのセンターライン上に置いて音だししてみました。
結果としては木の響きが乗るだけで特にオーディオ的に改善されるということはないみたいです。

木の響きを乗せたいのであればボードなどに注力した方がホール感などが得られて健康的なような気がします。(笑)
今回付加される響きはどちらかというとただの「ノイズ」ですね。
余計なものを部屋に入れるのは目障りなこともあって自分にはやはり何かを付加するタイプのオーディオはあわないような気がします。

本家の方は「森林の響き」が得られるのかもしれないですがこれは作って早々NG決定です。



2009年8月12日水曜日

シャイニング

ムービープラスHDで放送された「シャイニング」を観てみました。
完全版ということでDVDには収録されていなかったシーンも収録されているようです。
増加分の細かなシーンにはそれほど大きな意味はないのですが映像と音声のクオリティはDVDよりも随分優秀です。
画面の解像度が上がっていますし音声は明瞭です。

キューブリック作品の中で私はこの作品が最も好きで何度観ても飽きない魅力があります。
今回改めて観てみてダニーのかわいらしさ、賢さに随分魅了されたような気がします。

職場の同僚がBDプレーヤーを導入したそうでBDのクオリティに感激して私に「BDは絶対に買いですよ!いつ買うんですか?」としきりに勧めてきます。(笑)
同僚は別にマニアでもオタクでもなくてどっちかと言えばアウトドア系の趣味の人なんですけどね。

私の方は、「まずフルHDのプロジェクターが先だろうね」とか「パナソニックが1000番の型式でBDレコーダーを出したら考えるよ」とか適当な返事をしてます。(笑)

「シャイニング」のBDディスクは手元にありますがこのソフトは放送をさらに超える素晴らしいクオリティなんだろうな~とパッケージを眺めながら期待しています。


2009年8月9日日曜日

ライディングスクール200908

今日は自動車教習所で夕方日没までの2時間くらいの間バイクの練習会に参加してきました。
2回目の今日はテーマを絞ったスペシャルメニューをこなしつつ、スラロームで仕上げという感じでした。

暑くてヘルメットの中は蒸れまくっていました。
皆さん熱いライダーばかりなのですが攻めすぎてパイロンを倒す人は多くいてもバイクを倒しちゃう人はいなくてさすがだなという感じでした。

スペシャルメニューの内訳は、
・教習車のバックシートにアルミの棒を横向きに取り付けて、クランクのパイロンの上においた空き缶を落とさないようにバイクを操る。
バイクを寝かさないでまっすぐの姿勢でクランクを通らないとアルミ棒が空き缶に当たります。

・パイロンを4つ四角を作るように並べて8の字を描くようにバイクをスピーディに操る。
ストレート部で加速し曲がる手前で一気に減速するわけですが、アクセルを戻すのが急すぎると1速なので後輪がロックしてしまいます。

今日は教習車を選んで練習することもできたのですが、私はもちろん自分のバイクを使ってます。
でもスラロームはCB400SFの方が随分楽そうです。(笑)


JUST Suite導入

パソコンソフトはOSも含めて最も売れているのは誰でも知っているとおりMS(マイクロソフト)社のものです。
しかしMS社のものが売れるのは決して製品が飛び抜けて素晴らしいわけではなく、単に市場を支配しているだけだと個人的には思っています。

製品単体が優れていれば文句はないのですが、市場を支配している割には使いにくい、価格が高い、バグが多いと「悪い面」ばかりが気になって落ち着いて使うことができないのです。
ということで私はMS社が大嫌いです。できることなら自分が使うパソコンからOSも含めてMS社のソフトを全部追い出してやりたいくらいです。(笑)

ということでジャストシステム社の「ジャスト スイート」を導入することにしました。
これはMS社でいえば「Office」に代わるアプリケーションになります。
ワープロソフトの「一太郎」などは有名ですよね。

私がPCを初めて使い出した頃は「一太郎」や「LOTUS 1-2-3」を使っていたので原点に戻るような気持ちです。
MS社のアプリほど見た目のゴージャスさはないのですが、完全に互換性があり使い勝手も老舗の日本製品だけあって軽くて安定しており、めちゃくちゃ使いやすいです。
IMEの馬鹿さ加減にうんざりしている人にはATOKだけでも結構おすすめです。

価格もOfficeに比べるとずいぶん値頃感があり個人でも導入できるレベルだと思います。



2009年8月2日日曜日

ベランダの朝顔

ベランダで育てていた朝顔の花が咲き始めた。
育つ時は一気につるを伸ばしたりする姿を見ていると植物の生命力の強さを感じます。

種はそれなりにたくさん埋めていたのですが芽が出たのは少数で鉢によって生育状態にもばらつきがあります。
つるは北側にのばす習性があるのか南側にあるベランダの柵にはまったくからまろうとしません。
その気になれば屋根の上まで伸びていきそうな勢いです。


2009年7月29日水曜日

自動機の設計2

何年も自動機を設計していれば装置の実機を見れば大体の機構は読めるようになってきます。
だから装置の展示会や工場の見学などの場所では設計技術者に対しては装置にカバーをしたりしてなかなか実機を拝ませてもらえなかったりします。

苦労して作り上げたアイデアの結晶も「そういうものがある」ということが分かれば、ほんの少しのヒントで分かる人間にはキモの部分が分かってしまったりするのです。

自分が今一番覗いてみたいメカはATMの中味ですね。
よこしまな意味ではなくて純粋にメカ屋の興味からです。

装置を設計するのに100%ミスらないメカを設計するのってかなり難しいのです。
例えばコピー機に裏紙をセットして使う場合それなりの頻度で給紙に失敗するはずです。

ATMは多分10万回利用してもお札を数え間違ったりはしないはずです。
間違えると大変なことになっちゃいますし。(笑)
セットする段階である程度選別されたお札を使用しているとはいえ100%ミスらないお札の計数装置は自分には設計できないですね。

多分設計はもちろんのこと保守・メンテナンスの面でも完璧な運用がなされているのだと思います。
ゴムの微妙な摩擦一つで紙の扱いなんて簡単に変わっちゃいますからね。

2009年7月27日月曜日

自動機の設計

単純な動作の一例として、品物をAの場所からBの場所へ移動させるとします。
品物は人が持てるくらいの大きさでAB間は1mくらい。

人手を介さずに装置を使って移動させる方法を考えてみると

1.品物をAで持ち上げてBまで直接運ぶ。
2.品物の足元をAからBまで移動させる。
3.品物をAで移動台座に乗せてBに運び降ろす。
4.品物を押したり掴んだりしてAからBまでずらす(ころがす)。
5.品物の足元を傾斜させてAからBまでずらす(ころがす)。
6.品物の足元を振動させてAからBまで持っていく。
7.品物をAからBに放り投げる。

と大まかにはこんな方法が考えられて
さらに1.の方向で具体的な方法を考えてみると
1-1 市販のロボットユニットを使う。
1-2 品物を掴むチャック部と市販のロボットアームを組み合わせる。
1-3 チャック部と直動機構を組み合わせる。
1-4 チャック部と反転ユニットを組み合わせる。
なんかが考えられます。

つまり、こんな単純な仕事をさせるメカを考えるだけでもたくさんの方法があってさらに条件が
・品物の大きさが不ぞろい。
・品物の形状が安定していない。(ゲル状等)
・品物の位置が安定しにくい。(鉛筆を立てた状態等)
・品物の形状が移動に向いていない。(壊れやすい等)
・品物を移動させる位置の精度が必要。(1/1000mm等)
・品物を移動させる時間が短い。(1/100秒等)
こんな感じで厳しくなってきたりするとメカ設計の難易度はどんどん上がってきます。

そして一般的に会社勤めで設計業務に携わっている人はその仕事を決められたスケジュールに沿って完成させる必要があります。
「頑張ったけどできませんでした」といって終結させることができればいいのですが。。。担当となった仕事は他人の力を借りてでも具体的な形になるまでは終わりません。

難易度の高い設計では会社にいるときはもちろん、家にいるときもずっとこのパズルを解くような思考をずっと続けることになります。
案外入浴中などにアイデアがまとまったりします。
寝ている間も夢の中で悩んでいたりします。(笑)

そうして考えているとピタリとピースがはまり込むように気持ちよくアイデアがまとまることもあれば、適当な落としどころで妥協してしまうこともあります。
そして完成した装置を客先がよろこんで受け取ってくれるかと言えばそうとは限らず、装置の仕様決めの段階では一度も顔を見せたことのない人間が完成した装置を前にしてそれまで聞いたこともない仕様を出来上がった装置に対して当然のように要求してきたりします。

まあ他人の仕事の苦労なんて多くの人には興味がないことなんでしょうけど、少なくともお互いが円滑に楽しく仕事ができるように協力し合えたらいいなと思います。

自分のやった仕事に対して一切文句を言わせないで「べらんめえ」で済ましてしまえる職人気質な仕事がやりたいな~というのが最近のささやかな夢だったりします。
守備範囲がものすごく狭いくせに態度だけ職人気質な人が仕事関係の人にいたりするとものすごくめげてしまうのです。(笑)

少々愚痴モードでした。

2009年7月21日火曜日

オーディオの取り組み

オーディオ機器、特にハイエンドといわれる機器に対して5年前に比べると憧れや幻想のようなものは抱かなくなっています。

スピーカーに関してもできるだけ展示会などで新しいモデルに接するようにしてますが、同じような価格帯でInCognitoをしのぐ魅力をもつモデルには出会えないですね。
ただ一つ、もし購入の対象に選ぶことができる魅力を持っているモデルをあげるとしたらティールのCS3.7です。

低域が「ドフォ~ン」という感じの独特の癖を感じますが、音色がニュートラルでぞくっとするほどリアルな再現ができるスピーカーだと思います。
使いやすい形、重量も合格ですね。

私は機器を頻繁に入れ替えができるような身分ではないので、やはり現有の機器のパフォーマンスをいかにあげてやるか?ということに腐心するのがイコール・オーディオ趣味ということになると思います。

まだまだやり残していることはたくさんありますが先を急がず末永くトライしていくつもりです。
特に今年一杯はオーディオに関してあまり積極的なアプローチは自粛しておこうと思っています。


2009年7月20日月曜日

卓上バイスを購入

卓上バイスを購入しました。
こんなものを購入してにやけているのって自分でも何となく変態チックだなと思います。(笑)
これが新品で1500円もしないのだからいい世の中だよな~という感じ。

本当は卓上フライス盤も欲しかったりするのですがさすがに設置する場所がなくて断念しています。


InCognitoについて思うこと

スピーカーのInCognitoは使い出してからそろそろ5年経ちます。
今まで使ってきてこのスピーカーに思うことは、とにかく鳴らしにくいということと潜在能力がものすごく高いということです。

あるオーディオショップの店長さんがアメリカのCES(コンシューマ・エレクトリック・ショー)を訪問した時に書いたブログの記事でピーク・コンサルトというブランドをものすごく高く評価していたことがこのブランドに興味を持った第一歩でしたが、実際にデモ会場でInCognitoの音を聴いて魅入られることがなければ導入を決意することはなかったと思います。

スピーカーのつくりは堅牢でサイズからは信じられないくらい分厚い木材でエンクロージャーを構成しています。
スタンドの部分とスピーカーの部分は一体となっていて、スタンドの内部にネットワークが組まれています。
このサイズなのに1本41kgもあり、見た目の割には持ち運ぶのは結構大変です。

このスピーカーの音の特徴を説明するのは今でも難しいですね。
こってりと色彩を濃く乗せるタイプではなくてどちらかと言えばそっけない方だと思います。
PMCのように「モニタースピーカー」を標榜するスピーカーよりも、このInCognitoの方がよほどモニタースピーカーとしての能力は高いといえるくらいディスクに入っている音情報を微細に表現できます。

多分何の前知識もなしにこのスピーカーを鳴らそうとしても絶対に鳴らせない自信があります。(笑)
ステレオサウンド誌で評論家の柳沢氏がこのスピーカーが発表された時に記事を書いていますが、普通に鳴らせばその記事で書いてある通りに価格の割にはいまいちな鳴り方しかしないでしょう。

5年間使ってきてそれなりにその能力を引き出せるようになってきましたが、まだこのスピーカーの持っている能力の「底」は見えてこないですね。
以前使っていたPMCのスピーカーは弦楽器のソロ演奏の音色などが致命的に駄目だったりと弱点がはっきりとしていましたが、InCognitoの音色に関しては特に苦手な対象を見つけることができないですね。

セッティングを少し変えただけでそっぽを向いてしまって戻すのに随分時間がかかってしまうのが当たり前になっていますが、よく鳴らすことができた時のデジタルを感じさせない深遠な表現はなかなか他では得られない世界だと思います。
ピークコンサルトのラインナップではこのスタイルのスピーカーはもう残っていません。
本物の逸品であることは間違いなく手に入れていて本当によかったと今更ながら感じています。

2009年7月15日水曜日

遊佐未森 ハルモニオデオン

久しぶりに手にしてみた遊佐未森さんのCD 「ハルモニオデオン」。

何かのテーマソングになっていたのかどうかは分からないのですが、アニメ好きな人に好まれそうな雰囲気の歌が特徴です。
自分の内面的な波長とこのアルバムの歌のイメージが合うみたいで音楽的に気に入っています。
どこかファンタジックな異世界で前向きに頑張るようなイメージと勝手に解釈しています。(笑)

演奏の音数は少なくはないのですが、オーディオ的には深さや広がりを期待できるようなソースではなくやや団子状の音像です。
今もこういう歌を歌っているのかな?


2009年7月11日土曜日

入院中の母

入院中の母の容態はほとんど良くはならなくて、目を開けたりやや対象を目で追うような仕草をすることもあるのですが手足はおろか首一つ自分の意思で動かすことができず、周囲の人間が言ってることを理解することも発声することもできません。
このような状態で正気に戻ったとしてもかえって本人にとっては不幸なことではないかと最近は思うようになってきました。

入院して4ヶ月が過ぎたところでそれまで入院していた病院を追い出されて別の病院に昨日移りました。
移った先の病院も長期滞在できるタイプの病院ではないので入った早々に次の移動先のことを考えるように病院からは促されます。

一旦入ってしまえば死ぬまで面倒を見てくれる施設としては公営でやっている特別養護老人ホームが現実的な選択となります。
とりあえず今日は特養がどんなところなのか家から一番近い施設を見学に行ってきました。

応対してくれた職員の方は大変親切な方でしたが、自分が知った現実は厳しいものでした。
特養に入所待ちの人がたくさんぶら下がっているのは知っていましたが、母のように「胃ろう」でしか食事が取れない場合はその専用の設備が必要になるようでその施設ではこの5年間は新規の人間にその設備が空いたことはないそうです。

本当に介護が必要な人間にとって門戸が狭いのでは意味が無いような気がするのですが現実はこういうものみたいです。
昔で言うところの姥捨て山の山を探しているような気分になってくるのですが、とりあえず永住できる場所を見つけるまではこの落ち着かない状態は続きそうです。

AZUMI

小山ゆうさんの漫画作品「あずみ」は48巻で完結しました。

長くファンだった私としては永遠に続いて欲しい作品でしたが、どういう形で完結させるのかについても興味深いところでした。
自分の生みの親がどういう人でどういう場所で生まれたのか?という自分のルーツをたどっていく形で物語りは収束し、そして苛烈な人生がまだ続くことを暗示させる寂しさと不安を持続させる終わり方でした。

終了してすぐに「AZUMI」の連載が始まりました。
「あずみ」は関が原の戦い直後からの話でしたが、「AZUMI」は幕末の時代で顔は似ていても全く関係のない別人のあずみが主人公となっています。

「あずみ」では自分のルーツは分からなくてもあずみが何のために刺客として働いているのかは明確でしたが、「AZUMI」1巻ではあずみのルーツは分かっていてもどういう組織で働いているのかがまだ明らかにされていません。
今後の展開が楽しみです。



2009年7月7日火曜日

スタートレック サントラ

新作映画「スタートレック」のサウンドトラックCD(輸入版)を購入しました。

最新のSF大作映画らしく音質はクリヤーで切れがあります。
音楽的には終盤まで勇ましい曲がずっと続いてやや単調かなと思います。
映画の内容もあわただしい内容なのかもしれません。

写真でCDの後ろに写っているのは私が小学生のころに購入した「スタートレック」のアナログディスクです。
私は大学2年生の頃まで購入する音楽ソースはアナログディスクでした。
現在、アナログプレーヤーは所有していないのでアナログディスクは数はそれ程多くないですがもう15年くらいはデッドストック状態になっています。

記憶の中のスタートレックのサウンドトラックは立派なメインテーマがちゃんとあってもっと雄大な音楽だったように思います。


2009年7月5日日曜日

ツーリング0907

今日は午後から山口方面にバイクでショートツーリングに行って来ました。
主な目的は2006年にオープンした下関にあるカートコース「轟の森レーシングウェイ」にカート遊びをしに行くことで、帰りには瓦そばとうな飯をいただき銭湯で一風呂あびてさっぱりしようというところです。

カートの走行は14周だったのですが腕と右足が上がらないくらい体に来てました。
いい汗をかけました。

山口県の道はきれいで適度にうねりのあるルートのためSV650の変更したばかりの足回りをテストするにはもってこいの条件でした。
(走行距離:205km)

今日の走行メンバーは、

・GSF750 
・VTR1000F
・CBR600RR
・GSX1300R 隼


2009年7月4日土曜日

エクリプス 試聴

今日はMAXオーディオさんのところでエクリプス(富士通テン)の試聴会があったので参加してきました。

用意されていた機材は
プレーヤ:
・DCD-SX(DENON)
・AKURATE DS(LINN)
・LP-12(LINN)

フォノイコライザアンプ:
・PHONO3(AMPHION)

アンプ:
・PMA-SX(DENON)

スピーカ:
・TD712zMK2(ECLIPSE)
・TD725SW(ECLIPSE)

で、ナビゲーターは評論家の山本浩司氏で行われました。

エクリプスは何年か前にONKYOのAVシステムでサラウンドシステムを体験する試聴会があったのですが、特に得るものがなく途中で退席しました。

今回は2チャンネル+サブウーハーという構成です。
結果から言えば2チャンネルの再生はいまいちですが、2.5チャンネル?の再生はなかなか侮れない再生でした。
サブウーハー(40Hz以下)を加えることで低域の量感はもちろんですが立体感もかなり変わります。
普通のフロア型スピーカーを再生しているのと変わらない量感があります。

今回は3種類の音源を用意していたわけですが、これも結果を言えばCDとDSの再生はいまいちでアナログディスクの再生はなかなか侮れない(笑)再生でした。

CDとDSの再生は再生音がどうしても生とは違って作り物の再生にしか聴こえないのですが、アナログの場合のみ生々しさが付加される感じです。

ナビゲーターの山本氏が用意したアナログディスクは半世紀くらい昔の録音のブルース音楽のものばかりだったのですが、これがすこぶる臨場感のある良録音だったのとフルレンジユニットのエクリプスは元々再生帯域が決して広くはないことから、中域を中心に鮮烈な表現ができているアナログディスクとの相性が抜群だったということだと思います。


2009年6月29日月曜日

ΩSACD2のリヤパネル交換4

この近年、私のオーディオシステムはセッティングを何か変更してもその結果を把握するのに時間がかかるようになって来てます。

3週間くらい前に交換したΩSACD2のリヤパネルもその通りで、先週まで可能性は感じるものの両方のスピーカーの音がばらばらに聞こえて定位が変だったり、音色も伸びきらずこれだったら以前の方が良いところも多くあるなあという感じで鳴っていました。

しかし昨日の夕方くらいからやっと再生にまとまりが出てきたようで満足のいくパフォーマンスを発揮してくれてます。
音の出方がすごく軽く、両方のスピーカーが一つの有機体になったようにまとまりのある音像が描けています。
まとまりがあり奥行きがすごく深くなめらかな表現。

低域の表現力がすごくよくなってます。
ぼんぼん鳴るわけではなくて低い周波数の音が風が吹くように湧き出てくるという感じです。

過去の経験では機器の天板をCFRP化するよりも効果はずっと大きいです。
CNT複合銀メッキヒューズよりも得られるものは大きいくらいなのですが、これは今まで積み重ねて来たトライがリヤパネルの改善で一気に開花したのかもしれません。

とにかく今は何を聴いても楽しい状態ですね。