2010年6月27日日曜日

ぼくのオーディオジコマン開陳

田中伊佐資 著 「ボクのオーディオジコマン開陳」を読みました。
月刊ステレオ誌に連載されたお宅訪問記を中心にした読み物です。

私がステレオ誌を読んだのは7年くらい前にラック特集を組まれていた時の号が最後なのでこの連載のことはもちろん知りませんでした。
内容は日本のオーディオマニアを代表するような大型システムを使ってオーディオをやっているお宅を訪問して音を聴いたりお話をしたりする様子を綴っています。

オーディオ雑誌で最も目を引くのはやはり新製品情報とマニアな方のお宅訪問記でしょうか。
この単行本も内容が充実していて面白かったです。
特に関西の「アホな音」を出すシステムは一度聴いてみたいものですね。(笑)


2010年6月26日土曜日

アンテナ端子の交換2

アンテナ端子を替えたのはいいのですが同じ映像ソースでないと比較が出来なくて一週間分の録画がたまるのを待っていました。
端子を替える前に録っていたものと同じソースは日本映画専門チャンネルで放送された映画「無能の人」がありますのでこのソースで比較してみました。

使用したBDレコーダーは Panasonic DMR-BW970  キャプチャカードは IOデータ GV-D4VR です。

映像は暗部がつぶれにくくなり情報量が増えたように感じます。
音声も同様に情報量がアップしたように聞こえます。

静止画で比較しましたのでサンプルページを参照ください。
日本映画専門チャンネルの放送画質はWOWOWなどと比較するとノイジーでPCの静止画で見ると分かりにくいのですが、暗部がつぶれ気味になるとプロジェクターで見た時かなりメリハリ調が強くなってきます。
人物の髪の毛の艶や衣服の稜線などよく見ると大きな違いがあります。
輝度は変わっていないのに画面全体が明るくなっているように錯覚してしまいます。

最近液晶プロジェクターの絵に少々飽きてきたところもあったのですがこの階調表現力のアップでまだまだいけそうな感じです。

もともと使っていた通常のアンテナ端子(写真参照)は被覆を剥がした同軸ケーブルの芯線をダイレクトにレコーダーの端子に差し込む構造になっていて、今回交換したアンテナ端子は芯線にキャップをかぶせてレコーダーの端子に差し込む形になります。

単純な理屈の上では余計なものを間に入れずに芯線を直接レコーダーにつないだ方がクオリティ的に有利なような気がしますが、結果はこの通りです。
CNT複合銀メッキには強力なノイズ除去機能があると言えるかもしれません。



ロッシの欠場

もう3週間近く前になりますがMotoGP第4戦 イタリアGPでバレンティーノ・ロッシが予選前のフリー走行で転倒し右足を骨折しました。

ロッシは開幕戦をとりましたが第2戦、第3戦はチームメイトのロレンソが勝っていました。
1996年の世界選手権デビュー以来転倒自体が非常に少ないロッシですが、怪我でレースを欠場するのは230戦の彼のキャリアの中で初めての出来事です。

第4戦のTV中継を見ていたロッシからファンの声援に応える為にライブで会場に電話をかけてきたのには驚きましたが、サービス精神旺盛なロッシならではのパフォーマンスだと思います。
真のスーパースターですね。




2010年6月19日土曜日

アンテナ端子の交換

ドルフィンからアンテナ端子が届きました。
見た目金属部分にCNT複合銀メッキが施されているようです。
アンテナ線は映像と音声どちらも送信するケーブルなのでエアチェック派には重要なアイテムですね。

BS/CS用のアンテナケーブルの端子を交換してみようと思っています。


2010年6月13日日曜日

OLE BULL Violin Concertos

「OLE BULL Violin Concertos」。
内容を良く確認せずにジャケ買いして取り寄せたBDソフトです。
ライブ映像作品を期待して購入したのですがBDに映像は入っておらず音声のみで、同じ曲目のSACDが同梱されています。

最高品質メディアによる聞き比べを推奨しているパッケージなのでしょうか(笑)。
私のシステムでは断然SACDの方が良いです。
演奏も私が持っている数少ないSACDソフトの中では楽しめる作品です。

CDとSACDのメディアの音質差は自分が期待するほど大きなものとは思っていませんが良質な音楽+良質な録音であればCDでは表現できない微妙な表現を楽しめるのは間違いの無いところです。


2010年6月11日金曜日

最近の政治

政治に関して特にどうこう言うつもりはないのですが自分が最近の政治の流れで気になっているのは政治の王道からそれた議論ばかりされていてほんとにどうでもいいやって感じになってしまう。

民主党が掲げていた子供手当や高速道路無料化なんて耳障りのいいただの選挙対策政策なんかで右往左往している暇があったらなぜ爆発的にふくらみ続ける財政赤字の対策について誰も追求しないのか気になるし、戦後お金を払うことでしか築けない対外関係もいい加減見直したらどうなんだろうということ。

その中でも事業仕分けはいい試みだと思う。
税収に対して歳出が完全に上回っている状態で足りなければ増税すればいいという考えは、赤字の企業が業績を上げるには商品の単価を上げればいいと言うのと同じくらい無能な発想で将来の生活設計が見えてこない庶民には全く受け入れられないこと。
税収が足りなければ無駄な支出を抑えようというのが真っ当な発想でしょう。
ばんばんやるべきですね。
税金をたっぷり納めることが出来たとしてもそれを上回って無駄な支出を繰り返すのが今までの日本の財政のあり方なのですから。

沖縄は軍事拠点としてはもう無くすことが出来ない重要な拠点です。
アメリカ軍を余所に追い出すならそれに変わる自前の軍隊を配備すべきです。
自分の家の戸締まりを一切しなければどうなるか、警察から拳銃を取り上げたら犯罪者を取り締まれるかなんて想像したらすぐ分かることですが軍事力のバランスを単純に減らすだけでうまくいくなんて考えるのは信じられないくらい危機管理能力が欠如していると思う。

この辺は隣国の韓国などの方がよほど進んでいますね。
高速道路なんて戦闘機の離着陸が出来るように広々とした設計になってますよ。
周りを海に囲まれた日本だけが先進国の中では際だって軍事に関して無頓着だと思う。

選挙に勝てないからしぶしぶトップをすげ替えましたなんてやってる子供だましな政権なんて自分は全く支持する気になんかなれないですね。

2010年6月6日日曜日

ペリーヌ物語 サントラ CD

2年ほど前に世に出ていたのは知っていましたが「ペリーヌ物語」のサウンドトラックCDを取り寄せました。
豪華2枚組で1枚あたりの収録時間は79分ほどありこのアルバムのために書かれた詳細なガイドブックも付いています。

名劇ファンなら必ず傑作の一つにあげるであろうペリーヌ物語ですが地味な作品の為一般的な認知度は低いように感じます。
アニメ作品は母親と貧しいながらも旅を続ける前編と富豪の祖父の身近で身分を隠して働くペリーヌの姿を描く後編とで構成されます。
子供によりも是非映画好きな大人に観るのを勧めたい良質な作品です。
私は音楽を聴いているだけでペリーヌの聡明さや優しさが思い出されてきて泣けてしまいました。

個人的にはペリーヌ役の鶴ひろみさんの美しい声にはぞくぞくさせられます。(サントラには関係ないですが)
サウンドトラックは「赤毛のアン」と比べると音楽のバリエーションはそれ程多くないですが貴重な挿入歌が収録されていますし、聴いていると優しい気持ちになれます。


リョートの敗戦

UFC113でリョート・マチダがタイトル2度目の防衛戦に失敗し総合の戦績で初めての黒星を喫しました。
相手はプライドでも活躍したマウリシオ・ショーグンです。

1度目の防衛戦でもショーグンと対戦し辛くも判定で勝利を収めたのですが今回の一戦はなんだかリョートにとっては戦う前から敗戦を予感させるものでした。

ショーグンのスタイルはムエタイをベースにしたものですがリョートとは観ていて明らかに相性が悪いのです。
直線的な動きのリョートに対し、左右の動きが鋭いショーグン。
ショーグンのムエタイの技術は一流のものですしブラジルの格闘家らしくどの局面でも隙がなく、詰めの部分もかなり厳しいものでした。

今回リョートは会場への登場シーンで日本空手協会の「空手の歌」を使っていました。
なんだかおかしくて笑ってしまいましたが悲壮な決意のようなものも感じました。
リョートの敗戦はなんだか長く尾を引きそうで嫌な感じです。