2017年12月30日土曜日

RL940(センター)の到着

納期は2~3ヶ月と聞いていたのですが1ヶ月ちょっとでセンタースピーカー用のムジーク  RL940が到着しました。
年内に届くとは思ってなかったのでとてもうれしいです。冬休みに存分に遊べますね。
準備は終わっているので早速開梱しセットしました。



すでにフロントLRで同じスピーカーを使用しているので特に新鮮味はないですがこれでやっと5.2ch。5.1chのソフトを再生するのに最低限のシステムが完成したと言えるでしょう。

AVプリのHP5509をセンターch仕様に設定変更して新しいRL940の背面のボリュームを調整します。おろしたてのスピーカーなのでやや高域ががさつくようなところがありますが左右よりはボリュームを絞り気味でバランスがとれました。

2chの音楽をPLⅡMUSICで再生してみましたが同じスピーカーの追加なので違和感がほぼ出なくて呼吸がうまく合う感じ。今までだと何もない左右スピーカーの間に音像ができるのを楽しむという感じでしたが目の前にあるスピーカーの前をメインに音像ができあがるので視覚的に少し慣れがいるかなという感じです。

音の違いはよりダイナミックな表現が出来るようになったのと奥行き方向の表現に余裕を感じます。
左右chのラインケーブルはDolphin Analogを継ぎ足したことでややクールな方向でしたがセンターの新しいケーブルはニュートラルな感触のように感じます。クオリティ的には全く違和感のない素晴らしいケーブルですね。
ジョデリカのプラグやコンセントに関しては座間ドルフィンのN岡さんからダメ出しが出ていたのですが私の環境では特に問題を感じません。使い勝手も含めていい感じです。将来的には他のものと比較してみたいとは思っています。

夜になってスクリーンを降ろしての映像タイムではスピーカーが視覚的に完全に隠れてしまうので全く違和感のない「シアターサウンド」です。
セリフの微妙なニュアンスや位置情報などがより正確に表現されますがウーファーユニットが一つ増えたことによる低域の表現力の拡大なども素晴らしいです。
映像と音声が渾然一体となって時間が経つのを忘れる至福の時ですね。


話は全然変わりますがfidataのNASが最近自動アップデートがあったみたいで数日前からインジケーターがオレンジ色になっていました。
そのまま使用しても特に何も問題はなかったのですが気になるのでリセットをかけたのですがその後直結しているBDドライブでCDを認識できなくなりました。

しかしよく見てみると今までは音楽ファイルが格納されているフォルダの中にCDが認識されていたのがフォルダの外にCDの項目が出来るように変更になっているみたいです。
安心してCDを再生してみると音圧がやけに高くて音も全然よくありません。試しにリッピングしてみても同じ音。こりゃダメじゃんということでもう一度リセットをかけてみたらCDの音に関してはもとに戻りました。

もう一点リセット後に変わったのが今までHP5509での再生では表示されなかったアルバムアートが表示されるようになったことです。


やや不安定なのですがちょっぴりうれしいです。CDの再生でもネットからアートを拾ってくるみたいですね。後はCDのタグ情報の取り込みがもっと安定してくれたらいいのですが。ときどきCDのタイトルが取れなかったり前のディスクの情報と混ざっていたりとかなりいい加減な動作をしてくれます。


2017年12月26日火曜日

今期のTVアニメ1712

今期おもしろかった作品を記しておきます。

・十二大戦 BS11
・少女終末旅行 BS11
・キノの旅 BS11
・宝石の国 BS11
・魔法使いの嫁 BS11
・ピンポン 日本映画専門チャンネル

・十二大戦

バトルものは基本好きです。あまり現実離れしすぎるとダメなのでそのさじ加減が微妙なのですが。十二支になぞらえた戦士12人を集めて12年に一度殺し合いをさせて生き残った最後の一人に何でも願いを叶えてあげるという。国家間の紛争も彼らにレイズすることで解決させるらしい。最初の1話が一番おもしろくてだんだん盛り下がったように思います。

・少女終末旅行

週末旅行ならなんだか楽しそうですがこの作品は「終末」旅行。世界の終わりを旅する二人を描く作品。今まで出会ったことがないタイプの詩的で情緒的な作品だと思う。一話目ユーリがチトに銃口を向けるシーンからいきなり引き込まれてしまった。最終話で世界がどうであろうと二人が一緒にいることが大事なんだというようなセリフにぐっときました。Fate/Zeroで切嗣が抱えていたパラドックスと真逆の境地と言える。
サントラCDも聴いてみました。作曲は末廣健一郎さん。シンプルだけどなかなか味わい深い楽曲です。惜しむらくはボーカル曲ですね。TVサイズ版や声優さんの歌う曲まで省かれるようになりましたね。

・キノの旅

バイクで各国を旅するお話。少年に見えるが主人公は女の子。気ままな一人旅。。。というわけではなくてかなりきな臭いお話が多いですね。バイク乗りなら少なからずバイクと心の中で会話してみたくなったことがあると思いますがバイクが実際に喋ってくれます。

・宝石の国

原作者の市川春子さんは「25時のバカンス」から好きでこの作品もアフタヌーン誌上でずっと読んでいます。ただやや飽きてきた感があってアニメ化にも特に期待していたわけではなかったのですがいい意味で裏切られました。アニメ特有の面白さ美しさが素晴らしいですね。特に宝石達の髪に光が透過して肩に色を映し出す様などはアニメ特有の表現でなるほどなと感心しました。アクションシーンもスクリーンに映えます。

・魔法使いの嫁

11話まで観ました。まだ放送中です。
日本の少女が不幸な境遇に絶望し自身を闇市場に売りに出す。。。というなんともショッキングな展開から始まります。500万ポンド(約7億5千万円)で落札した異形の魔法使いに弟子兼花嫁として迎え入れられる。OPアニメがシンプルなので低予算作品かと思ったのですが本編の美術はスクリーン映えするなかなか豪華なものです。
糸奇はなさんが歌うED曲が好きなのでCDを取り寄せました。カップリング曲の「EYE」もなんとなくエリアルの事を歌っているような感じでイメージが合います。

・ピンポン

松本大洋さんの原作は読んだことがないですが実写の映画は傑作で好きですね。アニメ版も良く出来ていて映画では描かれない細かいエピソード、例えば風間の祖父とバタフライジョーとの関係や、孔の意外な側面などが描かれていて面白いです。星野たちは小さな頃からタムラという道場があり回りに優秀な指導者がいてとなんだか環境だけ見ればすごく恵まれた卓球環境ですね。

2017年12月24日日曜日

センターCHの準備3

準備の締めはスピーカースタンドの準備です。
これは以前作って使わなくなっていた材料を組み合わせることで形になるのでコストはかかりません。A7075のプレートとコーンです。


新たに手配したのはM6×L25のボルトを8本。
以前のスタンドでは加工やさん経由でミスミのA2017製ボルトを用意してましたが今回はモノタロウ経由でA7050製ボルトを用意しました。黒アルマイトを選べないのは残念ですがこっちの方が強度は上ですね。

組み立てて所定の場所にセットしてみました。


トッププレートはボトムプレートと同じものなので以前は厚み10mmだったのですが20mmあるのでややごつくて寸法もスピーカー底面積より大きいです。
さて後はスピーカーの到着を待つのみです。

2017年12月21日木曜日

MotoGPを振り返って2017

今年も備忘録として記しておきます。
・Moto3
チャンピオンはスペイン人のJ.ミル。年間10勝を上げたことからも内容的には圧勝で今後トップライダーへとステップアップしていくでしょう。
・Moto2
チャンピオンはイタリア人のF.モルビデリ。個人的には2位に終わったT.ルティのライディングが好きですが2戦を残して怪我で欠場することになりチャンピオン争いはやや盛り下がりました。来期はM.オリベイラとB.ビンダーを擁するKTMが台風の目になりそうな予感です。それから日本からモリワキ以来となるNTSというフレームビルダーが来期参戦予定とのことです。初年度チャンピオンのモリワキがあっという間に辞めてしまったのは寂しかったので期待したいですね。モリワキつながりでT.エリアスがSUZUKIからWSBに来期参戦するそうです。
・MotoGP
チャンピオンはM.マルケス。HONDAは近年どのジャンルもそうですが決してマシンが万全とは言えないのにそれを補ってあまりあるマルケスのライディングが素晴らしいですね。
特に最終戦でヒジとヒザ両方を付いて完全に「死に体」状態でこけなかったライディングには驚きを通り越して笑ってしまいました。(笑)
M.ドゥーハンが現役だったころにマシンを倒しすぎてヒザから煙を出しながらこらえてこらえきれずに転倒したシーンを見て鬼だと思いましたがマルケスのこれはそれを完全に凌駕しています。最終戦にちゃっかりと勝って存在感を示すD.ペドロサもいい味出してましたね。
今期やはり意外だったのはドカティのA.ドビチオーゾでしょう。個人的には絶対に勝てない万年セカンドクラスというイメージしかなかったドビチオーゾがマルケスとチャンピオン争いをするとは全く予想できなかったですね。
特に日本GPでもそうですがマルケスと最終ラップまで競ったレースを競り勝つなんて誰が想像出来たかなという感じです。
シーズン前のテストから絶好調だったM.ビニャーレスを含めてYAMAHAワークスを尻目にサテライトのしかもルーキーであるJ.ザルコが目立って速かったのも面白かったです。
個人的に応援したいSUZUKI勢はルーキーのA.リンスに期待していたのですが前半怪我で欠場したこともありもう一つでしたが後半徐々に調子を上げていたので来期は期待できそうです。






2017年12月16日土曜日

センターCHの準備2

新しく迎えるセンタースピーカーに接続するインターコネクトケーブルはフロント2CHで使用しているのと同じCROSS POINT製でいきます。


XLRで5mのケーブルです。
今回ケーブルを製作するのに私の方から予算の提示をしました。クオリティ的にはフロント2CHよりも落としてもよいかなと思っていたからですがプラグを旧製品を使うなどして工夫して結果的にはフロント2CHよりもクオリティの高いケーブルに仕上げてくれたようです。(予算の金額はバージョンアップ前の金額よりは高価です。)

実はフロント2CHのケーブルは左CHが長さがギリギリなこともあり以前ΩSACD2のアナログ出力で使っていたけど現在デッドストックになっていたDolphin Analog 1mを継ぎ足して使っています。


継ぎ足しで使うのは気分的にはよろしくないのですがこれが予想に反して情報量の拡大が素晴らしいのです。改めてN岡さんが手がけるケーブルの奥深さを感じる機会となっています。

マルチチャンネルを進めるのにクオリティを揃えるのは費用や手間を考えると大変なのですがここは割り切ってむしろセンターチャンネルだけに注力してクオリティを詰めるようなアプローチも有りかなと思っています。

いずれにしてもセンタースピーカーにこの新しいケーブルを接続する日が待ち遠しいですね。

2017年12月15日金曜日

UFC217

UFC217は4年ぶりにオクタゴンに戻ってきたジョルジュ・サンピエールがいきなりタイトルマッチを組んでいて注目の1戦でした。


サンピエールはウエルターで絶対王者として君臨し負けてUFCを離れていたわけではないのですが4年も経てばかつてライバルだった例えばジョニ・ヘンドリックスなど当時のトップ選手達は見る影もないわけで彼もさすがに往事の輝きはないだろうと思っていました。

階級は1階級上げてミドルの現チャンピオン マイケル・ビスピンとの1戦ですが予想を覆してほぼ圧倒する内容で勝ちましたね。
4年前とは戦型が少し変わって蹴り技を多用したりしてましたが相変わらずタックルは強烈でテイクダウン率は100%でした。見事なカムバックです。

個人的にはもう1戦女子の試合でストロー級のタイトルマッチ、ヨアンナ・イェンジェイチェク VS ローズ・ナマユナス戦が良かったです。


無敗のチャンピオン イェンジェイチェクの消化試合のようにTVの実況では紹介されていましたがナマユナスの圧勝でした。
女子の選手でパンチで倒せる選手はそういないです。他にはバンタムのヌネスくらいしか知らないですね。
ナマユナスは一見華奢に見えますが風貌から男子よりも気合いを感じますし打撃の技術と威力とも素晴らしいですね。

2017年12月11日月曜日

今年観た映画作品2017

少し早いですが今年1年で自分ちで最後まで鑑賞できた映画作品を記しておきます。基本面白いと思った作品しか最後まで観ないのでチラ見程度の作品は多いのですがちゃんと最後まで観た作品は比較的多くはないです。近年は映画作品が不作なのか自分の趣向が変わったのかTVアニメの方が観るのを楽しみにしているくらいです。こりゃ絶品だと思った作品は五つ星作品として個別に記すことにしています。


・Fate/Grand Order -First Order- 2017(日本) BS11

監督:難波日登志
出演:島﨑信長 高橋李依

地球の未来を研究しているカルデア。
そこの新人として配属されてきた少年は初日に施設で起こったトラブルにより過去の冬木市に少女マシュと所長の3人で飛ばされる。


正直話が支離滅裂で付いていけないところがあります。
最初の劇場版作品「stay night」もそんな感じだったので短い時間でfateを作ることに無理があるのでしょう。
映像演出と戦闘シーン、マシュのキャラクターが新鮮であること以外はあまり観るべきところがないです。


・闇金ウシジマくん 2012(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:山口雅俊
出演:山田孝之  大島優子

セレブの私的パーティ会場に闇金の取り立てがやってくる。
せっかくスポンサーをつかみかけていたのに彼らに持っていかれたイベント屋のジュンは面白くない。
次に企画しているイベントは今までよりも大きなもので資金繰りに行き詰っている。


闇金は存在自体が犯罪なわけでまっとうなドラマとしては成り立たないのですがその辺は警察に逮捕されるエピソードなども織り交ぜてそつなく仕上げてある。
ジュンがどう転がっていくのかが個人的には見どころの一つだと思って観ていましたがウシジマたちと出会う前から彼は詰んでいるような気がします。考え方がチャラすぎる。
お金を稼ぐということはその人の人生にとって大きなテーマではあるのですがやり方を間違えると破滅するのもお金にかかわる怖さですね。


・闇金ウシジマクン part2 2014(日本) 日本映画専門チャンネル

監督:山口雅俊
出演:山田孝之 菅田将暉

暴走族リーダーのスクーターを乗り回しておシャカにしたことでヤキを入れられ200万の弁済金を求められるマサル。
ウシジマのところに連れてこられた彼はウシジマに拾われ同じ職場で働くようになる。
ホストの男とゲーセンで出会い彼に惹かれたことからホストに貢ぐようになるアヤカ。


前回に続いて「チャライ」キャラクター達がお金に関して窮地に陥り落ちていく話。
ウシジマに拾われたマサルは正直どうでもイイキャラクターで今回印象的なのはホストの世界を描いているところ。
ホストにはまり彼らにお金を突っ込む女性達の生態が面白かった。
ああいうお金の使い方は私には一生縁がないとは思う。


・必殺仕掛け人 春雪仕掛針 1974(日本) WOWOW


監督:貞永方久
出演:緒形拳 岩下志麻

江戸で一家皆殺しにして金子を奪っていく荒っぽい強盗事件が連続して起こっている。
その盗人一味を仕掛ける依頼が梅安のところに来る。
その盗人の女首領はかつて梅安とねんごろの仲だった。


仕掛人は後の仕事人などと比べると作品としての格調が高いですね。
WOWOWの放送はクオリティが高くて素晴らしいです。
以前観た2作と比べると殺しのシーンがどぎついようにも感じます。



・イット・フォローズ 2014(アメリカ) WOWOW


監督:デヴィット・ロバート・ミッチェル
出演:マイカ・モンロー キーア・ギルクリスト

大学生のジェイは恋人と初めて結ばれたその晩に薬で眠らされ拉致された先で衝撃の事実を聞かされる。
彼から何かを移された彼女は常に人の姿をした何かが追ってくる。
そしてそれにつかまるとむごたらしい死が訪れる。


他人に移した後も解放されるわけではなくて移した人が死ねばまたターゲットが自分に戻って来るという。
なんとも絶望的なお話。
ちょっと考えればすぐにゲームオーバーになってしまう話ですが彼、彼女らの立場になって考えるとかなり怖い話ですね。


・沈黙 SILENCE 1971(日本) 日本映画専門チャンネル


監督:篠田正浩
出演:ディヴィッド・ランプソン マコ岩松

失踪した宣教師の師パードレ フェレイラを探してマカオから長崎に密航してきたパードレ ロドリゴ。
長崎では奉行によって厳しいキリシタン弾圧が行われている。
地元の百姓達にかくまわれていたロドリゴと連れのパードレ達だが奉行の知るところとなりバラバラに逃走する。



10年以上前に一度観ている作品なので本当は五つ星作品なのですがここで記します。
昨年マーティン・スコセッシ監督でハリウッド作品としてリメイクされています。
篠田正浩監督作品は格調が非常に高いのが印象的。
この作品は宗教の無力さを追求する内容ですが狡猾な権力者(武士)達の責めのいやらしさが際立っています。
人間の弱点をとことん追求し精神的にその人間を死に追いやる手法。
いつの時代でも権力者の振る舞いというのは自分の立場を盤石な物にするために腐心するということでは一致しているのでしょう。
フェレイラ役が丹波哲郎さんだというところが意外でした。



・残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋- 2016(日本) WOWOW


監督:中村義洋
出演:竹内結子 橋本愛

建築学を学ぶ女子学生が住むマンションで奇妙な音がする。
同じマンションに住む他の住人に聞いてもそんな現象はないそうだ。
怪奇現象の実録小説を書いている作家先生とともにその現象について調べることになった。


自分がなにか罪を犯したわけでもないのに地雷のような「穢れ」に触れてたたられるのは怖いもんですね。
「リング」もそうですがただ観客を怖がらせるだけではなくて謎解きを進めていく過程がすごくおもしろい。
穢れのルーツをたどって北九州までやってくる展開もおもしろかったです。



・シン・ゴジラ 2016(日本) WOWOW



監督:庵野秀明
出演:長谷川博己  石原さとみ

東京湾に活火山のような異変が起こり謎の巨大生物が姿を現す。
上陸してきたその生物は東京の街を破壊しながら前進するがある程度進むと自ら歩みをとめ再び海に戻っていく。



ゴジラシリーズに特に思い入れはないのですが話題作なのである程度は期待してのエアチャック視聴です。
やはり評判通り怪獣映画としてよりもむしろ政治家目線での人間の活躍を描いたシーンが面白い作品です。
こういう演出は庵野監督も得意な部分でしょう。嘘くさいSFX頼みの映像作品にしなかったのは正解だと思います。個人的には「巨神兵」ばりのインパクトのあるゴジラを期待していましたがどちらかと言えば最初に上陸してきた進化前の形態がなんだか面白かったです。


・インランド・エンパイヤ 2006(アメリカ/ポーランド/フランス) WOWOW



監督:デヴィッド・リンチ
出演:ローラ・ダーン ジェレミー・アイアンズ

女優が住む豪邸に近所に引っ越してきたというおばさんが挨拶にやってくる。
おばさんは女優に次に演じる作品についてぶしつけなことを言い始める。


デヴィッド・リンチ作品は評価が真っ二つに分かれる作品だと思います。
私は何か未知のものに触れるような期待感があって氏の作品は好きですが有名な「ツイン・ピークス」は話が脇にそれすぎてなかなか前にすすまないのがかなりもどかしい作品でした。
この作品も相変わらず悪夢のようなリンチ節満載の3時間作品。
疲れていると途中眠くなりますが何とか最後まで観れました。


・ももへの手紙 2012(日本) 日本映画専門チャンネル



監督:沖浦啓之
出演:美山加恋  優香

小学6年生のももは母親と二人で瀬戸内の小さな島に移り住むことになった。
新しい住まいの古い日本家屋でももにしか見えない3体の妖怪が出てくる。



ももの描き方は無邪気な少女としてと少しロリータ的な魅力を合わせて描いている。
良質な日本映画でキャラクターの魅力はあるし感情の描き方など丁寧なのですがやや定番的な内容かなとも思う。
でもこの定番なところに日本映画の良さとアニメーションの良さが凝縮されているとも思う。
日専で放送されるアニメーションは邦画としてのクオリティを併せ持っている作品をチョイスしているところがナイスですね。



・君の名は。 2016(日本) WOWOW


監督:新海誠
出演:神木隆之介 上白石萌音

巨大な彗星が地球に接近するころにある田舎の女子高生と東京の男子高校生の体が寝ている間に入れ替わる現象が起こる。



「ほしのこえ」後の新海監督作品は個人的にはあまり好きになれません。どこか浅田次郎を思い出すようなわざとらしさが鼻につくようであまり良い後味が得られないから。なので2016年にこの作品が記録的大ヒットしたのは結構意外でした。新海作品のどこが評価されるのかはなんとなく分かっているつもりですが万人受けするとは思っていなかったからです。今回WOWOWの放送で初めてこの作品を観たわけですがヒットした理由はよく理解できました。交わりそうですれ違うという深海節は相変わらずですが美しい映像、アクションの見所もあるし総合的にエンターテインメントとしてうまくまとまってますね。

2017年12月9日土曜日

LibreOffice

PCを自作する人にとってインストールするソフトをどうやって手に入れるかは一つの課題だと思う。
OSは購入するけどその他も必要に応じて購入していると結構金額がかさんで自作のメリットを潰しかねない。

職場で使っているMicrsoftOfficeのような統合型ソフトは高価なので自宅では今までjustsystemのjustsuite2009を使っています。
主に使うのは表計算ソフトの三四郎とプレゼンソフトのagreeですが最近windows10のアップデートを境に三四郎の動作が怪しくなってきました。

具体的には日本語入力で最初の1文字を2回キータッチしないと入らないとかアプリケーション自体がエラーが出て立ち上がらないとか。
三四郎はwin10での動作は保証されていないのでまあ仕方が無いかもしれません。

でもこのままではソフトを使い続けることができないので代わりを探すことにしました。
で見つけたのがフリーソフトの「LibreOffice」まさか統合型ソフトのフリーソフトがあるとは思っていなかったので少し驚きました。
早速インストールして表計算ソフトのLibreCalcだけ使ってみましたがなかなかシンプルで見やすく使いやすいソフトです。

今まで三四郎で作ったファイルは一旦Excel形式で保存してCalcで読み込みます。手間ですが家で使っているファイルの数なんてたかがしれているので作業量自体は大したことないですね。

LibreOfficeはオープンソースということでユーザーの手によって発展していくソフトのようです。その点からも長く使えそうな予感がします。図面ファイルのdxfファイルが開けるのは意外でした。(LibreDrawで開けます。)

2017年12月3日日曜日

センターCHの準備

センタースピーカーはAV趣味を始めた大学生のころにフロントのSX-311(ビクター)に合わせてSX-100というフルレンジモデルを使っていたことがあります。
しかしフロントスピーカーや設置環境の変化と共にすぐに使用を止めました。
ブラウン管テレビと合わせて使うメリットを感じなかったのと一番はスマートな設置が出来ないことが大きな理由ですね。

そして時代を今現在に戻してみるとサウンドスクリーンの導入と共にセンタースピーカーをスマートに設置出来る条件がやっと整ったので設置を進めることにします。
まあセンタースピーカーの設置までは部屋作りのプランの中であらかじめ想定していたのでそこまでやってシステムが完成するというところです。

手配するスピーカーはフロント2CHと同じムジークのRL940です。発注後納品まで2ヶ月以上かかるということでその間にスピーカーを迎える準備を進めます。
具体的には

・壁コンセントの追加
・電源ケーブルの追加
・インターコネクトケーブルの追加
・スピーカースタンドの追加

というところ。点数もそれなりにあるし費用もそれなりにかかります。後でやり替えるのは無駄なのでできるだけクオリティはフロント2CHと揃えたいところ。

とりあえず壁コンセントと電源ケーブルの材料を取り寄せました。


壁コンセントとカバー、AC・インレットプラグはジョデリカで揃えて、電源線はナノテックシステムズの5.5sqのもの。昨日到着したので早速組み立てました。


コンセントボックスはホームセンターで売ってる樹脂製で手持ちの流用です。インレットプラグが微妙な角度なのはスピーカースタンドとの兼ね合いです。ジョデリカのコンセントカバーは以前隙間が出来るということを記述したことがありましたがジョデリカのコンセントを使えば問題なくきれいに取り付きます。


それからジョデリカのコンセントはアース端子に丸端子など使わなくても線がそのまま接続できるのが大変よろしいです。5.5sqでも問題なし。ただプラグの方は加工しないと5.5sqのアース線はそのままでは入らないです。