2017年12月26日火曜日

今期のTVアニメ1712

今期おもしろかった作品を記しておきます。

・十二大戦 BS11
・少女終末旅行 BS11
・キノの旅 BS11
・宝石の国 BS11
・魔法使いの嫁 BS11
・ピンポン 日本映画専門チャンネル

・十二大戦

バトルものは基本好きです。あまり現実離れしすぎるとダメなのでそのさじ加減が微妙なのですが。十二支になぞらえた戦士12人を集めて12年に一度殺し合いをさせて生き残った最後の一人に何でも願いを叶えてあげるという。国家間の紛争も彼らにレイズすることで解決させるらしい。最初の1話が一番おもしろくてだんだん盛り下がったように思います。

・少女終末旅行

週末旅行ならなんだか楽しそうですがこの作品は「終末」旅行。世界の終わりを旅する二人を描く作品。今まで出会ったことがないタイプの詩的で情緒的な作品だと思う。一話目ユーリがチトに銃口を向けるシーンからいきなり引き込まれてしまった。最終話で世界がどうであろうと二人が一緒にいることが大事なんだというようなセリフにぐっときました。Fate/Zeroで切嗣が抱えていたパラドックスと真逆の境地と言える。
サントラCDも聴いてみました。作曲は末廣健一郎さん。シンプルだけどなかなか味わい深い楽曲です。惜しむらくはボーカル曲ですね。TVサイズ版や声優さんの歌う曲まで省かれるようになりましたね。

・キノの旅

バイクで各国を旅するお話。少年に見えるが主人公は女の子。気ままな一人旅。。。というわけではなくてかなりきな臭いお話が多いですね。バイク乗りなら少なからずバイクと心の中で会話してみたくなったことがあると思いますがバイクが実際に喋ってくれます。

・宝石の国

原作者の市川春子さんは「25時のバカンス」から好きでこの作品もアフタヌーン誌上でずっと読んでいます。ただやや飽きてきた感があってアニメ化にも特に期待していたわけではなかったのですがいい意味で裏切られました。アニメ特有の面白さ美しさが素晴らしいですね。特に宝石達の髪に光が透過して肩に色を映し出す様などはアニメ特有の表現でなるほどなと感心しました。アクションシーンもスクリーンに映えます。

・魔法使いの嫁

11話まで観ました。まだ放送中です。
日本の少女が不幸な境遇に絶望し自身を闇市場に売りに出す。。。というなんともショッキングな展開から始まります。500万ポンド(約7億5千万円)で落札した異形の魔法使いに弟子兼花嫁として迎え入れられる。OPアニメがシンプルなので低予算作品かと思ったのですが本編の美術はスクリーン映えするなかなか豪華なものです。
糸奇はなさんが歌うED曲が好きなのでCDを取り寄せました。カップリング曲の「EYE」もなんとなくエリアルの事を歌っているような感じでイメージが合います。

・ピンポン

松本大洋さんの原作は読んだことがないですが実写の映画は傑作で好きですね。アニメ版も良く出来ていて映画では描かれない細かいエピソード、例えば風間の祖父とバタフライジョーとの関係や、孔の意外な側面などが描かれていて面白いです。星野たちは小さな頃からタムラという道場があり回りに優秀な指導者がいてとなんだか環境だけ見ればすごく恵まれた卓球環境ですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿