2019年10月27日日曜日

アモルメットコア

最近思うところがあってルーターの壁コンセントをパナの汎用品から手持ちのフルテックのGTX-D NCF(R)に交換したら音がかなり変わって驚きました。結局その音には満足できずにさらに手持ちのアメリカン電機の改造品コンセントに交換して落ち着いています。

音のパフォーマンスは以前より良いのですがややPCオーディオ的な線の細さ、音圧の低さが気になっていました。
そこで目先を変えて食指を伸ばしたのが中村製作所のアモルメットコア。


どう使うかは結構悩みました。プラスマイナス両方の線を通さないとコモンモードノイズフィルターの原則に反するので使用箇所が限定されてしまいます。
で結局私が使ったのは効果の範囲の広さとデメリットが出にくいだろう場所ということで分電盤内の中性線で使用しています。それもオーディオ&ビジュアルの系じゃないL1側の分岐直後に入れました。

はたして効果は出るのか半信半疑でしたがいい感じで効果が出てます。
静かさと音が立つ方向が両立されていて私好みな方向です。

ファイル再生の奥行き感や丁寧な再現性はいいと思うのですがPCオーディオ的な音圧が低くなるような感じは駄目で、そこだけはCDプレーヤの方がバランスが良いと思っています。アモルメットコアはオーディオ用途としてそのバランスが良くとれたフィルターですね。

2019年10月26日土曜日

颯太の国


小山ゆうさんの新作コミック颯太の国1,2巻が発売されています。
前作「雄飛」が終わってからまだそれ程経っていないのに素晴らしい創作意欲だと思います。ファンとしてはうれしい限り。

傑作だった「あずみ」が徳川幕府側の刺客だったのとは対照的に、颯太の国は幕府に抗(あらが)う改易された側の視点から描かれる物語。
今の時代からすれば理不尽極まりない封建社会の悲哀がきっちりと描かれています。

久しぶりに続きが楽しみな作品の登場です。

2019年10月25日金曜日

今月のHIVI1910


オーディオ&ビジュアル関係の雑誌で最も付き合いが長いのはHIVIですが今年になって表紙の雰囲気をガラッと変えてきましたね。
誌面で紹介するほど魅力ある新製品の情報がないので仕方がないかもしれませんが雑誌の価格がアップしたのに内容が充実しなければ部数は厳しいでしょうね。

ただ先々月から続いている部屋の特に今月のインテリアの特集は新鮮で良かったです。
某ホームシアターファイル誌のように毎回同じようなショッププロデュースの部屋を紹介するのとは違ってインテリアのプロによる施工事例は、自分の部屋が実用一辺倒でしゃれっ気が全くないのでたいへん参考になりました。

個人的にはシステムのパフォーマンスを追求するような部屋の紹介が最も楽しめますが、この趣味の間口を広げるにはインテリアの観点からもバランスを求めるのはいいアプローチだと思います。

2019年10月21日月曜日

電源環境1910

オーディオ&ビジュアルの電源環境の系統図を書いてみました。
こうして書いてみないと詳細を憶えていないので私の為の備忘録です。


ルーターまで入れているのはここのセッティングも音質に大きく影響するからです。
ただし使っているのはバッファローのおもちゃみたいな有線ルーターです。
「オーディオ用」ルーターが欲しい気もしますが高いだけでWIFI付のものだと要らないなというところです。

壁コンセントを比較的多く使っていますが例えばどこか1カ所グレードアップしたいと思ってもどこを何と交換すればもっとも効果があるかと考えると悩ましいですし、1カ所換えただけではそれ程効果が期待できないかなという予想も出来ます。

けれどいい素材は例えダイレクトにつながっていなくてもシステムに必ずいい影響を及ぼすものです。逆にいえば駄目な素材が一個でも交じっていたら必ず悪い影響を及ぼします。

2019年10月20日日曜日

ツーリング1910

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
目的はオートポリスで開催されているSUZUKIライドオンフェスタに参加してバイクの試乗を楽しもうというところです。
ただそれだけではなくて九重方面まで足を伸ばして走りも満喫してきました。
今日は7時集合で19時帰着。行きは京築アグリロードから大分県庄内地方を通り、帰りは小石原を通って帰ってきました。

例年なら朝一番にオートポリスに乗り込むのですが今日は11時くらいに昼食を取り、午後からオートポリス入りしました。
私はGSX-R1000Rに乗ろうと決めていたのですが順番待ちの列が一番長くてここで随分時間を使ったため3回試乗できるはずなのに時間切れでもう一台はジクサーの試乗で終わりでした。

新型カタナは8台用意してありR1000は4台。カタナの方があまり待たずに乗れていました。主催側の思惑と違って九州ではR1000の人気があるのかな?
他ではGSX250Rが多少人気がありましたがほぼどこもガラガラな感じでした。

久しぶりに乗るセパハンモデルR1000は思っていた以上に車体がコンパクトですごく扱いやすいモデルでした。エンジン特性もGSR750と近いですがパワーもレスポンスもレベルが違う感じでもっとタイヤに負荷がかかるようなスピード域でないとこのモデルの性能はほとんど使えないですね。前を走っていたカタナと距離をとってからホームストレートで1速全開を試しましたがパワーバンドに入るかどうかで簡単に追いついてしまう始末。。。

逆にジクサーはあらゆる意味で使い切れてしまう性能が痛快です。例えばトップギヤに入れて前開にしてもほとんど加速しない、ほぼ惰性です。足回りがプアなので簡単に接地してしまう。けれどどっちのモデルが欲しいかと問われるとジクサーの方です。セカンドバイクで真剣に欲しいなと思います。

今日の走行距離:380km。
今日の走行メンバーは
・SV650
・バーグマン
・GSR250F(黒)
・NC750X
・GSR250F(青)
・V-STROM650
・MT09 Tracer
・GSR750(私)

85kmほど走って最初の休憩ポイント「まほろばうさ物産館」。今日は天気予報は降水確率ゼロパーセントですがずっと曇っていて走っていると少し寒いです。最低16℃くらいですが。

11時と早めの昼食は九重町の「種と根」で頂きました。

私のオーダーは野菜の素揚げカレー。こういうおしゃれなカレー、評判はいいそうですが個人的な好みでは昔ながらの家庭的なカレーライスの方が好きです。

さてオートポリスに到着。駐車場に隙間が出来てますがまだまだたくさんバイクが駐まってますね。

ジクサーのレーサー(125cc?)が展示してありました。

新型カタナの展示も。個人的にはS1000で十分だと思う。だけどS1000とS750って試乗もそうだけど全然人気が無いですね。SVよりも並んでいる人が少なかったです。

最期の休憩ポイント道の駅「歓遊舎ひこさん」で。このあととっぷりと日が暮れます。

2019年10月13日日曜日

サブシステムのこと

6畳間のサブシステムは数ヶ月に1度くらいの頻度で電源を入れています。


余った機材をほぼポン置きしただけのシステムですがたまに聴くと良く鳴っているなあと感心します。
もちろんシアター部屋で鳴らす音とは表現力がまるで違いますがこの6畳間で2chで鳴らすにはこれで必要十分だなとしみじみ思います。
聴いていると自分が小学生の頃初めてステレオの音に感動した頃の記憶がよみがえってきます。あの時の音質より今のこのシステムの方が音は良いのですが自分の原点を振り返って気持ちをリセットするような気分になれます。

ほぼポン置きのシステムですが機材やアクセサリーはなかなか面白い組合せです。
CDトランスポートのMERIDIAN800はそれから後ろの機材が束になってもかなわない高級機ですし、スピーカーケーブルやデジタルケーブルは座間ドルフィンの高級品を使っています。スピーカーが何台も買えてしまう価格のものです。

電源ケーブルはパワーアンプで座間ドルフィン(の前身)の既製品を使っていますが他はPCの付属のようなしょぼいケーブルです。使用しているベルデンの電源タップは2ピン仕様なこともありアースは完全に浮いた状態でループもありません。これも下手にアースにつなぐよりむしろ良い条件なのではないかと思います。

スピーカーの下に置いているインシュレーターは私がオーディオ初心者のころに購入した山本音響工芸の桜ブロックですがリプラスの石英インシュよりこっちの方が好ましいです。石英インシュは一度ピーキーなイメージが付くとやはりひずみっぽく感じてそうそう使えないですね。というかADKのラックとCM1の組合せだとそういう相性になるのかもしれません。穏やかにのびのびと鳴って気持ちがいいです。

2019年10月5日土曜日

床下換気

シアター部屋は放っておくと湿度が70%くらいに上がることが多い。
部屋を使用する時には換気したり、エアコンや除湿機を使ったりして湿度を60%くらいになるように努めることにしています。

湿度が上がる原因は床下から水分が上がってきているからだと思います。
私の家は築48年になりますがこの頃の家の和室の一般的な作りは床下は土で床板が10mm厚の100mm幅くらいのものを並べてその上に畳を載せる構造です。つまり床下からの湿気を積極的に部屋の中に導き入れるような設計です。部屋は隙間だらけで入り口も開けっぱなしが普通で部屋間の空気の通りはいいけど湿気は壁の向こう側の空間も通って2階にも上がっていきます。

シアター部屋は防音やルームアコースティックの観点からクローズした空間にしているので湿気は以前の和室部屋より格段に溜まりやすい。床下を防水コンクリートにして床は隙間なく合板を敷いてその上に羽目板で仕上げてありますが床や壁を防水処理しているわけでもなければ上がってくる湿気を止めることは無理ですね。

シアター部屋は音響特性が良ければ音はいいかもしれませんが人が快適に過ごせる空間でないと気持ちよくソフトを鑑賞できないでしょうし健康の面でも問題です。外は気持ちの良い気候なのにいちいち除湿したり空気清浄機を使ったりしないと快適に過ごせない部屋は根本的に家や部屋の設計が間違っています。環境を悪くする要因は元から絶つべきです。

ということで床下の湿気が滞留している箇所を換気できるようにしてやることにしました。
といっても業者に頼むと結構な金額を取られそうなので自作で安上がりに行きます。


揃えた材料はφ150mmのパイプファンとダクトホースを2セットとSUSワイヤーなど。金額は1万6千円ほど。ホースクランプはサイズを間違えたので今回使いませんでした。


仮組みして風量を確認してみます。約2mくらいの長さで風を送ってみましたが弱すぎず強すぎずちょうど良い流量です。三菱製のファンですが消費電力も低くていい感じです。


床下に設置。家の真ん中付近から一番風通しの悪そうな換気口まで2セットを直列で設置します。つなぎの部分でも空気を吸って欲しいのでわざと少し離して設置します。


後でシロアリのメンテナンスなどで邪魔になると困るのでホースは出口だけ固定して置いてあるだけです。配線を行い100Vのプラグを床上に出してやると工事終了。3時間くらいかかりました。


手持ちのタイマーを間に入れました。これで毎日設定した時間だけ自動運転することが出来ます。


2021/4/30追記
部屋の湿度はめったに60%を超えることがなくなり越えてもまた60%あたりに戻ります。ということで床下換気扇はほぼ使う機会がなくなったので撤去しました。使わないのに設置していると逆に床下の風通しを邪魔することになるだけでいいことはありません。設置したら24時間稼働するつもりじゃないと意味がないかもしれません。