2011年4月30日土曜日

電源工事のその後

先週AV機器関係の電源配線とアース小変更工事を行ったわけですが不思議なことにAV関係に限らずオーディオの音も変わっています。
オーディオの音といっても具体的にはΩSACD2で再生するCDの音ですが。

プロジェクトHブレーカーも分電盤の工事もそうですが音が激変してその後落ち着いてくるまで私の環境ではかなり時間がかかります。
分電盤工事から3ヶ月近く経ってもまだ音は落ち着いていなかったのですがまたリセットされてしまった感じですね。

今回の変化はどちらかといえばアースを初めてとった時の感じに似ています。
荒削りだけど音が全域で力強くチャンネルセパレーションが向上したように感じる。
アースの取り方に失敗しているとノイズに埋もれて弱音が死んでしまったりしますがそれは全くない。

この荒削りな感じが抜けて各スピーカーがばらばらに鳴っている感じが収まり高度にバランスされてくるようになるのに少々時間がかかりそうですが日々その変化の過程を楽しむのもオーディオの楽しみの一つと言えるでしょう。

2011年4月29日金曜日

SV650の困ったところ

自分が稼ぐようになってからバイクはずっと相棒としてそばにいます。
しかし今乗っているSV650ほど苦悩するバイクは初めてです。

乗り始めてもう6年と4ヶ月が過ぎました。
純正のタイヤは滑りまくりで2度フロントをロックさせて転倒しています。
2度目は修理代が20万台コースでした。

サスペンションが固すぎてすっごく乗りにくいので社外品に交換したのはいいとしてもスイングアームにクラックが入っていたのでこれも交換。

新車の頃からインジェクションに不具合がありアイドリングが定期的に不調になります。
メンテナンスしても1年と持ちません。
SUZUKIに文句を言っても「逆車だから対応できない」の一点張り。
知ってる人は知ってると思いますが輸出しているバイクを逆輸入しているのはバイクメーカーではありません。
メーカーはバイクを作ってはいるが逆車をサポートする部門が国内にないため逆車のサービスは基本的には知らん顔です。

アイドリングに関しては現在でも進行形の問題です。
今までのアイドリング不調はエンジンが温まった状態でアイドリング回転数が徐々に下がってきて終いにはエンストしてしまうという症状。
これはスロットルポジションセンサーの角度調整で対処できるのですが恒久対策ではありません。
何ヶ月かするとまたアイドリング回転数は下がってきます。

今回はこれとは違う症状でアイドリング回転数が低くなったわけではなくて、不安定になって困っています。
1500回転くらいに回転数を合わせていますがこれがエンジンが温まった状態で1000~1500の間を行ったり来たりする。
例えば右折待ちで対向車の間隔が開いたので発進しようとしてアクセルを空けてもエンジンの反応が鈍いため下手をすると回転が低いままクラッチをつないでエンストさせてしまう。

低速が使い物にならないので町中ではすっごく乗りにくい。
4輪のように診断機をつないで対策できるならいいのですがSVのこの症状では別にインジェクションのアラームが出ているわけではないので多分何も診断できないでしょう。
あれこれいじってデータをとりながら対策するしかないようでバイク屋さんも困っています。

連休に入ったというのにバイクに乗る気になれないというのはかなり悔しいですね。
今回の症状が対策できないならしばらくバイクから降りるかもしれません。

2011年4月23日土曜日

ビジュアル系の電源強化

新調したプロジェクターX3の映像はフィルムモードでもプリセットのままでは使い物にならないほど破綻した映像です。
例えば白のピークが目に刺さりそうなくらい強かったり、肌に黄色が乗ってきたりとさんざんです。
ビクターの映像の美点は色域の広さとかっちりとした立体感にあると思いますが、かっちりしすぎると黒がつぶれて階調感に乏しくなってしまいます。

その辺のバランスを取りながらいろいろなソースで気長に調整していくとだんだんおいしい色が取り出せるようになってきました。
ただX9のフィルムモードのような色純度の高さと立体感の両立は難しいですね。

それから映像系のソースを再生する時に以前AE900を使っていた時よりも音声がノイジーになったように感じます。
考えてみると映像系の機器には

 ・BDレコーダー ・サラウンドプロセッサー ・ビデオプロジェクター 

と強力なデジタル機器が並んでいるのに加え、X3は消費電力が350Wあります。

映像用の機器は部屋の汎用コンセントから分岐して電源を取っています。
部屋の汎用コンセントの配線は照明などをとったあとの本当に枝葉末節なところでとられています。
去年の夏に導入したAUDIAのプリメインアンプは電話やPCなどに給電するタップに3P→2Pプラグをかませてプラグを差していたりしてなんともかわいそうな電源事情です。

そんなAV関係の電源事情を改善するためブレーカーを1個増設して、AV機器をプロジェクターとそれ以外でブレーカーを分けるようにしました。
と言葉で書くのは簡単ですが今日は一日その作業に追われました。
コンセント関係のパーツは手持ちのものを適当に組み合わせてます。
アースはJPSのパワーACのアース線を使ったりなどして取り方をちょっと工夫してます。

将来的にはコンセント回りのショボいパーツやブレーカーももっとグレードの高いものに替えるつもりですが現状の音と映像の余裕度アップはなかなかのものです。


2011年4月17日日曜日

DLA-X3の設置

なかなか考えた通りに事は進まないのですがなんとかプロジェクターの取付が終わりました。
これだけ大きなものを頭上に取り付けるわけですから結構悩みました。

工夫した点として
・一人で簡単に取付取り外しができるように本体をスライドして引っかけるような形で取り付けています。
・θ方向の位置調整ができるようにしています。

和室の場合天井を補強しないと純正の取付ステー等も利用できないのでプロジェクターを自力で取り付けるのはなかなか難しいですね。
今回材料費は3500円程度でした。落ちてはこないですけど手で押せば横方向には動きます。(汗)

スクリーンに投射した映像の第一印象は明るくてまぶしいというところです。
部屋を暗くしなくても使えるくらい明るいです。
イコライジングでせっせとおとなしめの画質に調整してやる必要があります。

まだDLA-X3を使いこなせていないですがTH-AE900は完成度が高いプロジェクターだったなと思います。
発色は綺麗だったしそれ程調整しなくても最初から破綻した映像にはならなかったですからね。


2011年4月16日土曜日

サマーウォーズ サントラ CD

映画「サマーウォーズ」サウンドトラックCD。

電子楽器から編成もの、コーラスとバリエーションに富む楽曲は素晴らしいです。
久石譲さんや川井憲次さんなどの手がける近年のサウンドトラックがややメイン・テーマの繰り返しが目立つようになってきて単調であるのと比較して力作だと思います。

録音も聴感上のダイナミックレンジが広くさわやかで破綻することがなく奥行きも深く秀逸です。
山下達郎さんのEDテーマ曲が入っていないのは残念ですが映画のファンならばそばに置いていたいマストアイテムですね。
作曲を担当されているのは松本晃彦さんです。


DLA-X3の到着

プロジェクターのDLA-X3が夕方届きました。
X7とX9にはないのですがX3には白色モデルがあるので私は白を選びました。
現状使用していたTH-AE900と大きさを比べるとやはり圧倒的です。

3Dメガネとエミッターはオプションなのですがおまけで付いてきました。
いらないから安くしてというのは駄目でした。(笑)
ビクターのメガネは電源が自動でON・OFFするので電源ボタンが付いていません。

さて明日は取付をがんばろう。


2011年4月14日木曜日

震災から1ヶ月

東北を中心とした震災から1ヶ月が過ぎました。
北九州のスーパーでは水や乾電池などがやや品薄な感じですが私の生活には全く影響はありません。

影響を強く感じるのは仕事においてですね。
全ての取引メーカーというわけではないのですが部品の調達に苦労しています。
生産の拠点が西側にあったとしてもアッセンブルする部品の何か一つが東側で供給されているとそれが手に入らなくて品物が完成しなくなるわけですからやはり影響力がかなり大きいです。

こういう事態になってみて初めて気付くのですがなぜ地震の多い東北地方に重要な部品を供給するメーカーが多く立地しているのか不思議です。
もし九州が同じような事態でダウンしたとしても東北ほどの影響力はないと思います。
新日鉄は地震が少ない北九州を選んで作ったのだと思いますけどね。

国内のお客さんなら情に訴えて納期を待ってもらえるかもしれませんが海外のお客さんだと待ってくれないでしょう。
計画停電なんてやってる場合じゃないぞ東電って感じですね。

2011年4月9日土曜日

国際会議場のフェア2011

今日は福岡国際会議場で催されている九州ハイエンド オーディオフェアに行ってきました。
最近、自宅で映画鑑賞するのが本当に楽しいのですがサウンドの充実ぶりに対して映像のクオリティにアンバランスを感じています。
発色は良いのですが解像度やコントラストはスペック以上にはなり得ないのでその点が物足りないのです。

今使用しているプロジェクターのTH-AE900は使用してそろそろ5年になりますので進展著しいプロジェクターならもう買い換えても良い時期です。
3Dが必要ないのと筐体の大きさなどの設置の利便性からエプソンのEH-R4000が買い換えの第一候補だったのですがエプソンは発売を中止し出る気配が全くないので今回フェア会場で試聴し設置の利便性の不利を吹き飛ばすくらいの可能性を感じさせる機種があればその候補にしたいと思いプロジェクターの視聴を目的にして行ってきました。

視聴したプロジェクターは下の3機種です。

 ・DLA-X9(JVC) 再生機器パイオニア。
 ・LVP-HC9000D(三菱) 再生機器パナソニック。
 ・VPL-VW90ES(SONY) 再生機器SONY。

ビクターに関しては前モデルHD950の映像は「どこがフィルムライクなの?」ってくらい全然違う方向の映像に見えて全く好みではありませんでした。
しかし去年の11月に視聴したX3の映像は精細感はそのままに映画の色合いに魅力を感じさせるものでした。
今回視聴したX9はパイオニアの再生機器のせいか特に音楽のライブ映像などは強調感がありざらっとしたノイズ感もあってあまり好ましくはなかったのですが、「フィルムモード」で観た映画再生が素晴らしくて久々に映像に見入ってしまいました。

最近の固定画素プロジェクターはある程度完成度を高めた結果基本性能に大きな差はないのですが、ユーザー側の好みが液晶テレビよりのくっきり映像好みか映画館よりのフィルム画好みかなどで映像モードを分けて画質を追い込んでいるようです。

三菱のHC9000Dはくっきりよりも穏やかな画調で見やすい映像ですが私には色の魅力でもうひとつおとなしすぎると感じます。

SONYのVW90ESは三菱とは逆に液晶テレビ風のくっきりビデオカメラ映像という感じ。

ビクターの疑似キセノンランプモード+フィルムモードの映像は私の好みにドンぴしゃでX9は無理ですがDLA-X3の導入を決めました。
3管ほどではないにしても最近の固定画素プロジェクターは巨大になっていて設置にはそれなりに苦労しそうです。

プロジェクターの視聴に2.5時間ほど使ったのと、なぜか今回のフェアはお客さんの数が多くてなかなか椅子に座ることができずオーディオ関係の試聴はほとんどできませんでした。
試聴したオーディオシステムの感想を記しておきます。

 ・CD1シグネチャー(メトロノーム) → P30(ヘーゲル) → MODEL625(ジェフローランド) → ステラユートピアEM(フォーカル)

先日マックスオーディオさんの試聴会で聴いたステラユートピアですがつなぐ機器や会場が違うとやはり音が全然違います。
スピーカーのセッティングも適当でBGMのような感じでしか鳴らしていませんでしたがウォームで先日の痩せた感じはなかったですね。
天井の高さはやっぱ重要だなと思います。

 ・SCD-DR1(SONY) → TA-DR1a → SS-NA2ES

オーディオを始めたいと思う音楽愛好家がいたら勧めて問題がないシステムだと思います。
特にオーラのようなものを放つわけではないですがオーディオと呼べる最低限の仕事はしてくれます。
その意味ではコストパフォーマンスが高いシステムと言えるでしょう。

カタログからの情報ですが私が使用しているCLASSEから新しいプリアンプが登場しているそうです。
CP-800 価格は6000ドル未満。
USB接続ができたりバイアンプやサブウーハーの接続にも対応と多機能ぶりが魅力のようです。

2011年4月3日日曜日

九国大付の春

福岡県勢としては57年ぶりに決勝に進出した春の選抜高校野球大会でしたが九国大付は神奈川の東海大相模に敗れました。
九国大が八幡大だった頃に私はこの附属高校を受験して合格しています。入学はしてませんが。
勝負強いエースを柱に強力な打線を備えた九国大付のチームは福岡県のチームとしては多分10年に1度くらいの強力なチームだと思います。
4年連続の九州・沖縄勢優勝はなりませんでしたが夏にまた期待したいですね。
その時はぜひ吹奏楽部の派手な応援を復活してもらいたいものです。