2011年4月9日土曜日

国際会議場のフェア2011

今日は福岡国際会議場で催されている九州ハイエンド オーディオフェアに行ってきました。
最近、自宅で映画鑑賞するのが本当に楽しいのですがサウンドの充実ぶりに対して映像のクオリティにアンバランスを感じています。
発色は良いのですが解像度やコントラストはスペック以上にはなり得ないのでその点が物足りないのです。

今使用しているプロジェクターのTH-AE900は使用してそろそろ5年になりますので進展著しいプロジェクターならもう買い換えても良い時期です。
3Dが必要ないのと筐体の大きさなどの設置の利便性からエプソンのEH-R4000が買い換えの第一候補だったのですがエプソンは発売を中止し出る気配が全くないので今回フェア会場で試聴し設置の利便性の不利を吹き飛ばすくらいの可能性を感じさせる機種があればその候補にしたいと思いプロジェクターの視聴を目的にして行ってきました。

視聴したプロジェクターは下の3機種です。

 ・DLA-X9(JVC) 再生機器パイオニア。
 ・LVP-HC9000D(三菱) 再生機器パナソニック。
 ・VPL-VW90ES(SONY) 再生機器SONY。

ビクターに関しては前モデルHD950の映像は「どこがフィルムライクなの?」ってくらい全然違う方向の映像に見えて全く好みではありませんでした。
しかし去年の11月に視聴したX3の映像は精細感はそのままに映画の色合いに魅力を感じさせるものでした。
今回視聴したX9はパイオニアの再生機器のせいか特に音楽のライブ映像などは強調感がありざらっとしたノイズ感もあってあまり好ましくはなかったのですが、「フィルムモード」で観た映画再生が素晴らしくて久々に映像に見入ってしまいました。

最近の固定画素プロジェクターはある程度完成度を高めた結果基本性能に大きな差はないのですが、ユーザー側の好みが液晶テレビよりのくっきり映像好みか映画館よりのフィルム画好みかなどで映像モードを分けて画質を追い込んでいるようです。

三菱のHC9000Dはくっきりよりも穏やかな画調で見やすい映像ですが私には色の魅力でもうひとつおとなしすぎると感じます。

SONYのVW90ESは三菱とは逆に液晶テレビ風のくっきりビデオカメラ映像という感じ。

ビクターの疑似キセノンランプモード+フィルムモードの映像は私の好みにドンぴしゃでX9は無理ですがDLA-X3の導入を決めました。
3管ほどではないにしても最近の固定画素プロジェクターは巨大になっていて設置にはそれなりに苦労しそうです。

プロジェクターの視聴に2.5時間ほど使ったのと、なぜか今回のフェアはお客さんの数が多くてなかなか椅子に座ることができずオーディオ関係の試聴はほとんどできませんでした。
試聴したオーディオシステムの感想を記しておきます。

 ・CD1シグネチャー(メトロノーム) → P30(ヘーゲル) → MODEL625(ジェフローランド) → ステラユートピアEM(フォーカル)

先日マックスオーディオさんの試聴会で聴いたステラユートピアですがつなぐ機器や会場が違うとやはり音が全然違います。
スピーカーのセッティングも適当でBGMのような感じでしか鳴らしていませんでしたがウォームで先日の痩せた感じはなかったですね。
天井の高さはやっぱ重要だなと思います。

 ・SCD-DR1(SONY) → TA-DR1a → SS-NA2ES

オーディオを始めたいと思う音楽愛好家がいたら勧めて問題がないシステムだと思います。
特にオーラのようなものを放つわけではないですがオーディオと呼べる最低限の仕事はしてくれます。
その意味ではコストパフォーマンスが高いシステムと言えるでしょう。

カタログからの情報ですが私が使用しているCLASSEから新しいプリアンプが登場しているそうです。
CP-800 価格は6000ドル未満。
USB接続ができたりバイアンプやサブウーハーの接続にも対応と多機能ぶりが魅力のようです。

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