むしろそれが全く無くなってしまったとすればそれはオーディオが単なる家電の一部になっているか、使っている人が枯れてしまっているのだと思う。
自分は日記の中で頻繁にシステムの構成を変えてしまうのは駄目なんじゃないかというようなことを書いていますが、半分は経済的な理由でそれが出来ない自分と他人を比較してのねたみの部分があります。
若いうちはあまり考えていなかったのですが人生って自分が考えているよりもずっと短くて、その終焉の仕方なんて予想できないタイミングで不意にやって来たりするものなんだと最近強く感じています。
こういう気分になったのは元気だった母が突然「生きる屍」状態になってしまったことが大きな原因になっています。
もうオーディオなんてやっている場合じゃないんじゃないかなんて自問したりすることもあるのですが、人生の目標は自分がいかに人生を楽しむことができるかということなんじゃないかなんて考えて、だったら本当に楽しめる趣味ならばオーディオを極めてみたいというモチベーションは捨てるべきではないという結論に導かれます。
だから情報として価値のあるオーディオ関係の情報収集はこれからも積極的にやりますし、コンポーネントを使い切ってそろそろ交換の時期だと判断すればいつでもベストな選択が出来るように準備をしておきたいとも思っています。
私が望むオーディオショップとのつきあいはその時々で自分が欲しているもののベストな品物を自信を持って紹介してくれるショップです。
「何がベストですか?」と尋ねて「店においてるものは何でもベストですよ」と答えてくれるようなお店には用はありません。
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