今日は恒例の地元のオーディオ&ビジュアルフェアに行ってきました。
昨年に比べると今年は集まった商社・メーカーの数は減ったように感じますが内容的には結構濃かったかなとも思います。
視聴したシステムの感想を記しておきます。
SA-10(MARANTZ) → C-3850(ACCUPHASE) → A-70 → 800D3(B&W)
絶対的な性能は高い。特に中高域の解像度がすごくて一瞬ぞくっとしてしまいました。某評論家がマランツの試聴室で白のキャンバスではなくてガラスのキャンバスに絵を描いたようだと形容したそうですが色彩的な意味合いもありますが個人的にはガラスのように硬質な表現だとも思います。
802D3より寸法はわずかに大きい程度で重量も1.5kg増しということですが音は善し悪しは別にして結構違います。まずフラッグシップを先に出してから下位機を出すのが流儀としては正しいと思うのですがどうでしょう。これは別のオーディオ製品にも言えることですけどね。
HERITAGE SACD HE/P(ORPHEUS) → Illusion(KRELL) → Solo575 → Hailey(YG)
先のB&Wとは対照的に中域を中心に凝縮されたような音。パワーアンプのSolo575は自宅で視聴させてもらったことがあるのでこの濃密で空気感満載の音はなるほどなという感じです。
私はどちらかといえば解像度志向なのでこの傾向は私の望む方向でないことが再確認できました。とろんととろけるような濃密さは独特な魅力だとは思いますが。
PC → NADAC(MERGING) → XS PRE(PASS) → XI MK2 → M3(MAGICO)
マジコはQシリーズがMシリーズとして刷新されるそうです。随分アグレッシブに製品を開発するブランドですが音は他メーカーより頭一つ抜け出ているかなと思います。ものすごく反応が俊敏でサウンドステージが広い。ステレオなのにマルチチャンネルっぽい鳴り方をします。PCのファイル再生には懐疑的な私の耳でもこの音には参りました。
MCD550(McIntosh)を使ってCD再生も行っていました。打ち上げ花火の音を収録したデモディスクは面白かったです。
Firebird(DR.FEICKERT ANALOGUE) → 100(Burmester) → M9(DANIEL HERTZ) → M3
ダニエルヘルツ(マーク・レビンソン)が普及を目指して開発したコンパクトスピーカー。見かけと違い音は厚みがあって迫力があります。上で記したシステムで鳴らすのがパフォーマンスは一番良かったのですがプリメインアンプのM9はDACが搭載されていたりbluetoothで接続できたりするということで、iPADでファイル再生したり061(Bulmester)をCDトランスポートとしてCD再生したりもしてました。
映像のブースでは、ヤマハ、パイオニア、JVCのデモを体験しました。
一番の目的はJVCのプロジェクター DLA-Z1の映像が観たかったのですが午後のJVCの番が来るまでずっとSONYのVPL-VW535を使っていて待たされました。Z1の映像は素晴らしいですが4Kパネル搭載機の価格が高騰気味なのは少ししらけますね。高級機の割にVW535もZ1も調子が悪いみたいでスムーズなデモが出来ていませんでしたし。
ドルビーアトモスのデモをやっていますがスピーカーの頭上配置は今年はやってませんでした。この配置って一般家庭に導入する人いるのかな?とかなり疑問です。
ヤマハがデモで使っていた中島みゆきさんのライブBDが良さそうなので購入しようと思います。
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