2007年11月18日日曜日

趣味への取り組み

私はオートバイが好きですが、バイクにオーディオほどお金をかけようという気は全くない。
昨日、バイクやさんで話していた常連さんはオーディオもやっている人ですが彼は自分のマシンである隼(ハヤブサ)にはかなりお金を使っているし、峠に持っていってアタックし真剣にライディングテクニックについても議論したりしています。

彼はオーディオに関しては私よりも多くのお店を知っていますが、バイクや車ほどお金を使う気は全くない。
同じような趣味・嗜好をもっていても価値観が違うのは当たり前なのでこんなことは別に不思議なことではないのでしょう。

私の場合は中型以上のバイクで最初に購入したのはGOOSE250でした。
オーディオでも初心者がよく陥る傾向にあると思うのですが、雑誌などの影響でいろいろなアクセサリーを試してみたくなります。
GOOSEには改造パーツがそれなりに世に出ていたので、私も外装系以外のパーツはマフラーからキャブレター、サスペンションまで付けれるものはいろいろ試したものでした。

しかし改造して得られたものはちっぽけなものでした。
もともと非力な250シングルの吸排気系をいじっただけでは最高速が伸びるわけでもなく、加速がほんの少しシャープになるだけです。

基本的にパーツメーカーが行っている仕事なんて、バイク本体を作っているバイクメーカーの仕事に比べたらちっぽけなものでマシンの性能を決定付けるのはやはりバイクメーカーなんだと確信しています。(笑)
レギュレーションの枠の中でしのぎを削るレースの世界でなければそれ程マシンをいじる必要はなく、自分のフィールや使い勝手にベストマッチするような小変更を加えて、後はセーフティマージンをとりながらスマートなライディングを磨くというのがバイクに対する私のスタンスです。


これに対してオーディオは「One or Nothing」という感じで、妥協を許せないところがあります。
納得できない再生ならば不合格(笑)なのです。
いつもそんなことを考えてオーディオをやっているわけではないのですが、「こうしたらどんな音になるだろう?」という興味が沸いたらそれを実行せずに我慢することが出来ないという感じでしょうか。

まあ一つのビョーキですが、気長に続けたい趣味ですね。

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