2007年11月25日日曜日

オーディオの使い方


一言でオーディオって言っても使い方は人それぞれなんだと思う。
私の場合を自己分析してみると、

平日はほとんど使っていない(使う暇がない)。使うのは主に金曜日~日曜日。
使うソースの比率は

・映像系 40%
・ボーカル 25%
・サウンドトラック 25%
・クラシック 7%
・ジャズ 3%

というところ。
もともとソース系の機器に投資するのには抵抗があるのですが、その理由を考えてみると映像系とオーディオ系を高度に融合させることが困難なのと、映像系はコンピュータと同じで技術革新が目覚しく投資してもすぐに陳腐化してしまうということが大きいかもしれない。

現在一般人が手にできる最も進んだソースを考えてみるなら、映像系ではHDの放送波かBDもしくはHDDVDでしょう。
オーディオ系ならSACDかDVDオーディオのマルチチャンネルになるのでしょう。

HDの放送波は私も気軽に受信していますが、SACDプレーヤーを持っているのにもかかわらずSACDは数枚程度しか持っていません。
これは、SACDで欲しいと思うソフトがないことと、私の視聴環境で聴くSACDの音は普通のCDに比べて大して優位性がないからです。

それはどちらかというとSACDが大したことがないというよりは、CDの再生が十分に素晴らしいからだと思っています。

市販されているSACDのソフトは9割以上がクラシックだと思います。
私はクラシックソフトは店頭で購入することが多いのですが、私の地元ではクラシックを「まともに」店頭に並べているお店は1店しかなく、そのお店でもSACDソフトは置いていません。

クラシック音楽はCD全体の売り上げの中でどのくらいの割合を占めているのか分かりませんが、少なくともお店のクラシックコーナーを見る限りでは極少数なのではないでしょうか。

現状を見るにSACDが世界で最も売れているアーティストのタイトルで発売されるくらいでないと、一般人の興味を引くことはないでしょう。

ただ、オーディオを長年やってきて思うのはやはりクラシックの再生がまともに再生するのが一番難しいジャンルだということです。
過去の経験でオーケストラの再生が最もまともだったのは、N岡さんが再生したドルフィンでのDVDの再生です。

私の中でのクラシック音楽の優先順位から、クラシックに特化した再生システムを組むことはないですがマルチチャンネルの優位性については頭の中では理解できるつもりです。

マトリックスサラウンドの時代からサラウンドに関してチャレンジした経験(挫折してますが)がありますが、ソースの規格上の優位性+ハードウエアに妥協しないシステムを構築できれば2チャンでは到底得られない再生が得られると想像します。

映像系はよいDSPがメリディアンくらいしか知らないのでなんとも言えないですが(笑)。
過去にフルエピローグとミレニアムをメインチャンネルに使ったステラの7.1chシステムを視聴したことがありますが、拍子抜けしたのを覚えています。(笑)


2007.12.14
改めて調べてみるとSACDソフトはクラシック以外のジャンルにも多数出ていました。
9割以上はクラシックというのは訂正します。


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