2007年5月27日日曜日

録画タイトルの価値

先週の金曜日の夜に地上波デジタルで「紅の豚」のハイビジョン放送をやっていた。
市販のDVDソフトの画質はちっともよろしくないので、ハイビジョンでどのくらい良くなっているのか気になって放送とリアルタイムに比較してみました。

放送と同じシーンをDVDで再生しながら、プロジェクターの映像入力を切り替えて見比べて見たわけです。
放送の「紅の豚」はハイビジョン放送としてのレベルはそれ程高いものではないのですが、DVDと比べるとノイズがほとんど載ってこないきれいな絵です。

きれいな絵なのですが、どこか色がつるんとしていて奥行きを感じないのが気になる所。

HDレコーダーは放送を鑑賞したり、記録したりする性能にはまったく不満がないのですが、それは扱っているコンテンツの規格上の優位さであってレコーダーの「モノ」としてのレベルが高いわけではないと感じています。

これは例えBDレコーダーでHD画質でディスクに保存できても、その規格のポテンシャルを余す所なく発揮できるプレーヤーが存在しないといつまでも付きまとう「もやもやした気持ち」を持ち続けることになりそう。

レコーダーで記録したDVDをレコーダーで再生するような環境は遣い勝手も悪いし、クオリティ的にも納得することが出来ないしということで悩ましい所です。
世間ではパソコンをディスクプレーヤーとして使用する例が増えてきていますが、自由度という観点からすればそれは大いに「有り」です。
しかし肝心のクオリティや使い勝手がパソコンでは全然駄目なんだよな~。

気持ちがすっきりしませんが、放送は保存するものではなく「見るだけのもの」と割り切れば問題ないかな。

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