昨日、 地元中学の吹奏楽部が演奏する催しがあったので参加してきました。
入っても100人くらいが最大の多目的ホールでわずか20分程度の演奏でした。
お客さんは半分くらいの入り具合で私はステージからは6mくらい離れた3列目の席の真ん中に陣取って聴かせてもらいました。感染症対策で席はゆとりのある配置で気分良く鑑賞できました。
近い距離で聴く楽器の生演奏の音は鮮烈でオーディオで聴く音とはやはり一線を画してるなとあらためて思いました。
オーディオではどうしてもある程度距離を置いた聴き方でいわゆる「音場感」を伴った聴き方になってしまう。
今回のような楽器の演奏で音場感など感じることはまずありません。ダイレクトに楽器が放つ空気振動を耳や体で味わうだけです。
今回の演奏会場は床は体育館と同じような合板、壁や天井は音響用の拡散部材を使ってますが天井は低い。しかし出入り口は開け放しだし音はいくらでも抜けていく。ドラムの音でびびり音は出てますがこもりは感じない。
オーディオの再生で部屋の重要性は十分実感しているのですが昨日聴いた演奏で部屋がどのくらいパフォーマンスに影響するのか?と考えてみると分からなくなります。
ただプログラムのコンテンツが乏しく、限られた楽器しか使えない生演奏では中学生が演奏しているということもあるかもしれませんが30分も聴いていたら飽きてくるのも確かです。
オーディオだとコンテンツは自由自在なのでそこは楽しみ方が全く違うジャンルと捉えればいいのかもしれない。
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