2009年2月8日日曜日

システムコンディションの近況

最近の私のオーディオシステムは良く言えば安定期、悪く言えばレスポンスが鈍いと思う。
何か新しいアイテムを取り入れたとしても入れてすぐはほとんど何も変化しないことが多いです。
もしかしたら私の耳の能力の方がかなり劣化しているのかもしれません。(笑)

先日余計なアースラインを取り除いたことでシャクティの効果やPS MEGANEの良さがじわじわと理解できるようになって来ました。
シャクティの良さは地味ですがサウンドステージがかなり静かに深く掘り下げられるようになります。
電源ラインのノイズキャンセルにかなり有効なんだろうと想像します。

HDDレコーダーに使っているPS MEGANEは再生画の色がとにかく濃厚で純度が高いです。
音のほうもふわっと包み込まれるような要素が良く出ます。
この音なら放送の音をピュアオーディオ的に語ってもいいレベルだと思います。ソースの質にもよりますけど。


今回導入したヒューズですが入れてすぐはやはりほとんど変化はありませんでした。
ER-PSZは導入してすぐに圧倒されたのと比べると穏やかですが一夜明けた今日の午前中にはなんとなく期待通りの効果が現れてきました。

音楽を空気の濃淡で描くような感じで音の粒子感や縁取りのようなものがいっそうなくなっていきます。
楽器の再生音の分解度がすばらしく、例えば太鼓の「ドーン」という再生が「ドッフォォ~ォンン」てな感じで振動体の材質や部屋の響きの具合まで表現するような感じです。

映画「ドラムライン」のサウンドトラック中15、16曲目はマーチングバンドの演奏を至近で録音したもので通常だとうるさくなりがちで再生が難しいソースですが結構余裕で聴けるようになりました。

しかし特にすばらしいのはクラシックのオーケストラ演奏で多数の周波数の音が乱舞するようなソースは、各パートをリアルに描ききりながらも風がもあもあ~と漂うような柔らかさも鋭く内臓に響くような低域など硬軟ともに余裕のある再生です。

クラシックソース以外の音楽ではむしろ音数が少なく音楽が単調でつまんなく感じてしまうくらいで自分の音楽的な趣向を改変させられてしまいそうな危機感を感じます。(笑)

エージングによる伸び幅をまだ当然残していると思いますがCP-65以降の方も順次ヒューズを替えていこうと思います。



2009.02.09
あわてて書いたもので日本語がおかしいので加筆します。
クラシックソース以外の音楽でも音数はすっごく増えますが、ディスクに入っている音情報が多ければ多いほどそのパフォーマンスの向上具合が劇的に違うということです。

よってオーケストラ演奏などのディスクの情報量が多いソフトを聴きたくてしょうがなくなるというようなところです。


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