2018年2月19日月曜日

バス用混合栓の新調

最近は自宅のなにがしかに毎週のように手を加えています。
浴室用水栓は15年以上使っていますが最初からなんとなく調子が悪いです。
母が家にいたときは風呂に水をためるのに糸のように少しずつ水を出していたのですがこの水栓に替えてからは少量の出量だと勝手に途中で止まってしまってそういう使い方が出来ませんでした。(水道代って使用水量でほとんど変わらないし全く意味は無いのですが)

そして先日寒さで水道管が凍ってからはさらに調子が悪くなって特にお湯の蛇口はたくさん出すことができなくなり出量がかなり不安定になりました。さびのような粉も出てきます。
なので先週の土曜日にバス用水栓の交換にDIYチャレンジしてみました。


基本、部品と道具さえ揃っていれば簡単にできそうですが現状の水栓を見てみると水の配管の方はフランジの向こう側がシリコンで固めてあり嫌な予感がします。
水栓を取り外してみると案の定、お湯側の壁側配管が水側より20mm程短くて水栓の配管にソケットが延長で取り付けられていました。

仕方が無いのでホームセンターに同じようなソケットを探しに行ったのですが置いていませんでした。お湯の配管は壁より引っ込んだところにあるので延長するにはネジを切ったパイプを入れるくらいしかできません。パイプを入れると今度はお湯の配管が長すぎて水配管と面が合わないし悩みどころです。

仕方がないのでお湯の配管だけは古いものを流用することにしました。それほどまだやれてはいないので大丈夫です。ゴムパッキンは新品を使用します。古いパッキンは黒い汁がでてボロボロでした。

しかしこの状態では逆にお湯側の方が少し長くなり両方の配管位置を合わせるには水側はネジを3回転くらいしか入れることが出来ません。シールテープは厚めに10回巻くらいにしました。
いちおう組み付けが終わって止水栓を開けてみると水側が水漏れします。

もともと水側がシリコンで固めてあった理由がよく分かりました。(笑)
もとの配管は私の父が行ったものですが彼は現役の頃はプロパンガス屋さんで配管作業に関してはプロです。

今回の作業は彼の遺品となったモンキーレンチやパイプレンチなどが使えて工具に関しては何も問題はないですが彼の仕事ぶりはちょっと評価できないですね。
だけどもう夕方だしとりあえず夕食後に私も同じように止水栓を締めた後配管の上からシリコンで固めて一晩シリコンが固まるのを待ちました。

で翌朝様子を見るとシリコンはほとんど固まっていません。品物の説明では60分で固まるように書いてますが気温が低いせいか12時間以上経っても固まっていません。
試しに止水栓を開けてみるとじんわりとですが水漏れします。

基本に返ってもう一度水側の配管をやり直しです。シリコンをできるだけ取り去って今度はシールテープを巻いた後、シリコンも使ってシールしてみます。それから水の壁内配管をできるだけ引っ張りだしてやり1回転余計に配管をねじ込むようにしました。
まあ手間はかかりましたが以上で水漏れはなくなり配管作業は完了です。

新しい水栓は廉価なものですがきちんと使える道具はやはり気分がいいです。
次回もう一度交換するときがあれば今度は延長ソケット(15mm長)をあらかじめ用意してから作業しましょう。余裕がないとろくな作業が出来ませんしね。

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