体罰が必ずしも駄目とは思っていません。
例えば学級を崩壊させるような親のしつけが出来ていない問題児童・生徒に対しては体罰を含む厳しい指導が必要だと思う。
でないと周りの児童・生徒がはなはだ迷惑するから。
ただし今回の大阪の件はクラブの主将を務めるような有望な生徒を監督が一日に30~40発も殴って自殺に追い込んだということ。
私は高校まで帰宅部だったので高校生の運動部の監督がどんな指導をしているのか体験したことはありません。
大学の時に空手道部に入部したのですが大学の運動部は学生の自主性が強くて顧問や監督が口うるさく指導するというシーンはほとんど印象に残っていません。
ただし空手道部では先輩部員から後輩に対しての体罰はありました。
しかしビンタしたりされたりということはほとんど無かったですね。
昔の軍隊が「両足を開いて歯を食いしばれ」と相手に用意させてビンタしていたのから分かるようにビンタすれば口を切るのは当たり前です。
空手道部では練習や試合で口の中が血まみれになるのは慣れっこですがそれでも立場が上の者が相手にわざと怪我をさせるような指導をすることは考えられませんでした。
やるとしたら何の前触れもなくすっとボディに突きや蹴りが飛んできましたね。
黒帯にやられると急所を正確に突いてくるので効くのです。(笑)
無抵抗の生徒に対して加減が分からずに怪我をさせたり、まちがって耳をたたいて鼓膜を破ったりなど先生のビンタ指導はどうにも目に余るものがあります。
自分が同じように殴られた経験があるのでしょうか。
叱っているというよりは制御できなくなった怒りをぶつけているだけという感じですね。
強い大学のチームでは現役時代に世界的に活躍した人物を監督に据えているところもありました。
試合会場で見かける監督は選手を厳しく指導するというよりは組手の乱取りなどに積極的に参加してポイントゲッターの選手でも子供扱いするような見事な動きで私は見とれていました。
試合会場で他人の目がある前で選手を殴るなんて状況がどうにも想像できないのですが体罰を行っている監督さんは現役時代にどのくらいの高みまで登られた選手だったのでしょうか興味がありますね。
毎日新聞の報道を見ていると事件のあった高校の体育学科の入試を中止すると決めた橋下市長をバッシングするような内容に終始しています。
この学校は事件後の対応でも事実を矮小化し責任を逃れる方向に行動しているように見えます。
私が受験生の関係者だったらわざわざこんな学校の受験は避けますが毎日新聞は市長の立場からどう動くのが適切と思っているのか意見を聞きたいものです。
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